イラストお題企画
特別賞結果発表

読者が選ぶ作品賞

ロボ娘
たくさんの作品を読んだ読者から作品に対して贈られる賞だロボ!
気に入った、波長が合った、シンクロしたなどなど、読者が個人的に選考した作品へ。
読者が選ぶ作品賞 | 作者が選ぶ感想人賞
みんなが選ぶキャラクター賞
粘膜王女三世賞
オモロくなりたい!(作:ディスイズ春菊)
***コメントはありません***
つとむュー賞
現実はどこだ(作:粘膜王女三世)
ジェノサイド金玉とティラぬサウルスのインパクトが強烈な作品でした。「友達がいるから」という主人公のセリフは今でも心に残っています
燕小太郎賞
漆黒のアンリウォーディド・ガーディアン(作:庵(いおり))
あらゆる要素が非常に高いレベルでした。現状でも面白かったですが、長編にも十分耐えられる世界観だったと思います。
死に急ぐ僕を横暴な魔族娘が許してくれない(作:いさお)
王道作品であり読後感が良く、極めて外さないエンターテイメント作品だったと思います。ライトノベルらしいライトノベルでした。
kanegon賞
モンスターズ(作:赤城)
展開はありがちなんだけど、そこを安定感と思わせるところが良かったです。公募で賞を取るようなタイプではないけど、プロになった後はこういう作品を安定して書けることが求められるような感じだろうか。
結末部分で賛否が分かれているようですが、それは逆に言えば作中で提示された葛藤がどちらにも転びうるものだということで、いい塩梅だったということなんだと思います。
私は気づいていなかったのですが、作者が誰であるか作風で気づいていた人もいた模様で、それってつまり、フランケンシュタインという古典作品を下敷きにしつつ、作者さまの作風という味付けをした上で再現できているということ。なので、今回の企画でこの作品を書いたことは、作者さまにとっては大きなステップになったと思います。
馬とワイセツと私(作:黒川+宮葉)
これは『モンスターズ』とは逆で、全く予想もつかない展開で翻弄されました。馬が髪の毛食っているシーンだけでもインパクト十分。
下ネタのオンパレードも勢いがすごかったです。こんなの書こうと思ってもたぶん書けないわ。
たぶん自分はこの作品を十全に理解しているとは言えないと思う。ただ、読み終わった時に、これといった欠点が思い浮かばないのは、なんのかんのいってバランスが取れているということなのだろうし、読了した後はバドエンらしい後味の悪さを堪能させてくれるというのは、いつもの企画以上にハイレベルな作品が集まった中でも十分に存在感を示してくれた作品だと言えます。
ディスイズ春菊賞
現実はどこだ(作:粘膜王女三世)
 奇妙な概念や風景の数々が登場し、それらは現実のいろいろな部分を切り取ってつぎはぎしたキメラのようになっています。起きている状態で夢っぽいものが作れる想像力はたくましく、見事でした。また、想像力に文章の巧みさがしっかり追いついており、先を読み進めたいと思わせる力があるように思います。登場人物たちも面白いし、隙がありません。
 そして、以上の特徴をあまり気にしない読者に対して、とても親切なのが良かったと思います。まず面白い出来事を描いて、とにかくブラウザバックさせないようにします。ある程度読み進めた読者が「これどうやって楽しめばいいんだ……?」と思ったところに、「その時々であたしのいる場所が、その時々のあたしにとっての、かけがえのない現実なんだ」というキラーワードが投下されます。読者は自分で着地点を探さずとも、用意された着地点に誘導されて満足感を得ることができます。
 まとめると、総合的なレベルの高さに加え、あらゆる読者を想定する親切心も備えていました。確かな技術と、インターネット上で多くの人の目に触れる前提。両方に沿うため、「現実はどこだ」が特別賞にふさわしいという決定になりました。
ソムニア・オムニア ——人魚の殺人——(作:瀬海(せうみ))
 特別賞2枠目はかなり迷いました。
「ソムニア・オムニア ──人魚の殺人──」は、歯痒い部分もありつつ、メディアミックスとの親和性が最も高そうで好感が持てました。事件が解決に導かれる過程はやや平凡でしたが、日常に見え隠れするグロテスクさに目を向けた描写や、由芽と真倉のゆるいやりとりには光るものがあります。ぜひ、これからも小説を書き続けて頂きたいです。
ハイ賞
悪魔と六つの謎解き(作:粘膜王女三世)
順当にコレ。
私自身、小説+ハウツー本タイプ(あるいは漫画)等の作品はもっとよく出来るはずだし書いてみたいなと思ってるので、この手の作品がそもそも大好き。
でもほとんど全てと言っていいぐらい、それらの作品は小説としての結末や出来が中途半端になりがちで、その点を上手くこなせて無い場合が多く、今作も同様となっていた点は非常に残念。
でも好きだから選ぶ!
【跡地化】永遠に近い速度で透過する(作:宮葉)
愚者ピとどっちにするかスンゲー迷ったんですけど、愚者ピ同作者の謎解きをすでに選んでることを考慮し、もう一個はこっちを選ばせてもらいました。

結果は私的には意外で。
さほど振るわなかったようですけど、好みで言うとトップクラスでした。
SF×百合(なのか?)良いですね。
特に中盤で二人が苦しむ所は好物です!(モシカシテ→ドS

どうでもいいツッコミかもですが、宮葉さん……あなた百合好き過ぎじゃないですかね私も好きだ!
桝多部とある賞
【跡地化】クロライナの飛雁(作:kanegon)
ぜひともこれで長編で挑んでもらいたい!

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