天に星 地に花 人に愛 企画

☆テーマについて☆

テーマについて

 今回のテーマは『天に星』『地に花』『人に愛』です!
・3つのうち1つ以上のテーマを使用してください。
・使用するテーマは1つでも2つでも3つでも可能です。
・文字列として本文中に使用でも可能です。

 ご存知の方もいるかもしれませんが、これはミチル企画オリジナルの言葉ではありません。
 宗教や文学など幅広く使われているようです。
 原典は、ゲーテが言った、武者小路実篤の絵に添えられていたなど、諸説あります。
 しかしながら、東京ゲーテ記念館のHPでは”当館所蔵の数種類のドイツ語版ゲーテ全集で調べましたが、この内容に合致するドイツ語文は(いまのところ)発見できていません。”と明記されています。
 同HPには以下の事も書かれています。
 ”太陽』(明治29〔1896〕年8月号)に初出の「『今戸心中』と情死」(『樗牛全集』第二巻、博文館)という文章のなかで、高山樗牛が、 天にありては星、地にありては花、人にありては愛。(全文に傍点の総ルビ)と書いていますので、武者小路は当然読んでいたはずで、彼が「天に星・・・」と書いたときは、この文章を自分流に若干アレンジしただけだったのかもしれません。”
 つまり、高山樗牛の文章が原典とする説が有力だというのです。
 とはいえ今だに、ゲーテが書いて、高山樗牛と武者小路実篤がたまたま同じような訳文を残したとする説も残っているようです。
 また、調布市武者小路実篤博物館のHPでは以下のように明記されています
 ”実篤が野菜や花などを描いた絵に書き添えた「讃」とよばれる短い言葉です。「讃」にはかなりの種類があり、このほか「君は君 我は我也 されど仲良き」「天に星 地に花 人に愛」「勉強勉強 勉強のみ よく奇蹟を生む」などがあります。”
 やはり武者小路実篤の言葉とする説も生きているようです。
 『天に星』『地に花』『人に愛』。
 美しく、不思議な言葉ですね。

参照ソース一覧
東京ゲーテ記念館:ゲーテについてのよくある質問
https://goethe.jp/Q_and_A/q_tennihoshi.html

東京ゲーテ記念館のHP
https://goethe.jp/

調布市武者小路実篤博物館:よくある質問
http://www.mushakoji.org/about/faq.html

調布市武者小路実篤博物館のHP
http://www.mushakoji.org/index.html

テーマ使用例

例1)
テーマ:天に星
天上に輝く一番星に、将来プロ野球選手になることを誓う親子のスポ根物の話

例2)
テーマ:地に花
七色の花を探して世界中を旅する魔法少女の話

例3)
テーマ:人に愛
男子として育てられた貴族の令嬢が、フランス革命の動乱の中、小さいころから共に育った平民の幼なじみ(男)の愛に目覚める話

例4)
テーマ:天に星 人に愛
天に輝く星の美しさを至高とする神々と、愛こそ全てを信条とする人々の討論バトル