【跡地化】バニーガールは似合わない

Rev.02　枚数： 2 枚（ 420 文字）
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◆◇◆◇◆◇◆　この作品は跡地化されました。　◇◆◇◆◇◆◇
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kz

2023年04月28日 02時22分17秒 公開
■この作品の著作権は kz さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
◆キャッチコピー：その日、僕は野生のバニーガールに遭遇した。
◆作者コメント：ピーターラビットのお父さんはパイにされたらしいですよ。

2023年05月13日 23時45分11秒
 +20点
  • 　執筆お疲れ様でした。
    　バニーガールは似合わない、読ませていただきました。

    　野生のバニーガールに出くわした、の一文が何ともインパクトがありました。初めは浪人生とバニーガールのラブコメかと思いきや、二転三転して陰謀的なやり合いになっていったのは驚き。
    　ちょっと気になったのは、通りすがりの男性にバニーガールを着せただけではガチ女装男子とクオリティがずいぶん違うんじゃないかというところ。状況的にクオリティ上げる小細工する道具も時間もなさそうですし。

    　ありがとうございました。

    E-Mail pass
Re: 2023年05月14日 01時33分59秒
  • はじめましてでしょうか？　ご感想ありがとうございます。

    ＞野生のバニーガールに出くわした、の一文が何ともインパクトがありました。
    あ、ごめんなさい、実はこれパクリです（ぁ

    ＞状況的にクオリティ上げる小細工する道具も時間もなさそうですし。
    斜面から落ちて岩場に叩きつけられた遺体で、なおかつ夜で暗いので、気づかなかったということにしといてください（ぉい

    ところで、ただのネコさんも作品参加お疲れ様でした。奥行のありそうなファンタジー小説でしたね。個人的に異世界ファンタジーは長編くらいボリュームがある方が好みです。

    ご感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2023年05月13日 02時41分37秒
 +20点
  • 　読了しました。

    　これはなかなかどうして、上等な部類に入る作品と言えそうです。

    　ギミック満載、真実が二転三転する構成になっています。掌編ならではのとんとん拍子に進むスピード感の中で、次々と新しい事実が明らかになり、またその一つ一つにきちんと伏線が張られており納得感がある、という点に完成度の高さを感じました。構成力・ストーリー力という点では、全作品中でもトップクラスと考えて良いと思います。

    　単にストーリーが上手いだけでなく、設定に外連味が備わっているのも評価できると思います。バニーガールを猟銃で追い回す集まりであるというのはインパクトがあったし、山の中で今もなお命の取り合いが続いているというのも緊張感があり、その中で主人公の命もがヒロインに利用され失われ、最後は『男の娘』でシメる。随所で『面白さ』を感じさせられ飽きが来ません。

    　ヒロインのキャラクターも魅力的です。窮地に陥っても、与えられた条件の中で自身の利益の為にクレバーに努力し、主人公を手玉に取って生還する様子にはピカレスクの味わいがあります。
    　このヒロインが本懐を遂げるところで終わっている、つまり悪が悪のまま勝者となっておわる構成となっていますが、そこにわくわくできる読者は一定以上いると思いますし、それは問題ないでしょう。ここから主人公が（死んだけど）大逆転するところまで描ければもう一段レヴェルが上がる可能性自体はありますが、ここまでで上手くできてるモノに手を入れるリスクと天秤にかければ、これで十分という感じもしました。

    　指摘する点はあまりないですかね。
    　基本的にプロの作品でもアマチュアの作品でも、粗がないか指摘できる点がないか、みたいな部分で勝負するより、強いところ尖ったところ同士をぶつけ合って勝者を決めるのが健康だし、また直観的に感じる面白さと実際の順位との間の乖離も少なくなると感じています。もちろんどちらも重要ですが、より重視すべきはという意味での話です。
    　その意味でこの作品は粗が少なく、二転三転するギミックや設定の奇抜さという点で長所のある作品です。攻守のバランスが良く、完成度は今回で一番でしょう。高順位は間違いないと思います。
    　しかし設定の奇抜さの点を除けば技巧的な意味での長所であって、より根源的な、物語そのものの持つ読者の感情に訴えかける能力という意味では、これを上回る作品も存在したのも事実。そうした中でどの作品が勝ち残りそれぞれどういう順位に収まるのか、今から楽しみにしています。

    　創作お疲れ様です。これからも頑張ってください。

    E-Mail pass
Re: 2023年05月14日 01時33分13秒
  • いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞構成力・ストーリー力という点では、全作品中でもトップクラスと考えて良いと思います。
    ありがとうございます。ただ皆さんの感想を眺めてますと「もっと枚数を使って丁寧に書いたら？」派の方が多いみたいです。いや、確かにその方が絶対に面白くなりますけど、私としては上限一万字だからこそ成立する話を書いたつもりなので、やや受け入れがたい意見なのですが……。やはり掌編は難しいです。

    ＞バニーガールを猟銃で追い回す集まりであるというのはインパクトがあったし、
    これは三十路乃生子さんの某長編ファンタジーの冒頭のパクリで、
    ＞その中で主人公の命もがヒロインに利用され失われ、
    これも推理小説では使い古された手法で、
    ＞最後は『男の娘』でシメる。
    これもショートショートではよくあるオチです。こうやって分解するとパクリばかりですね（ぁ

    ＞ここから主人公が（死んだけど）大逆転するところまで描ければもう一段レヴェルが上がる可能性自体はありますが、
    それをやろうと思ったら私の技量だと掌編ではなく長編になります←

    ＞より根源的な、物語そのものの持つ読者の感情に訴えかける能力という意味では、これを上回る作品も存在したのも事実。
    粘膜さんの作品が好例ですけど、普通は上限一万字で満足な人間ドラマって書けないんですよ。だから私のような凡人はせいぜい奇を衒って読者を驚かせることくらいしかできないです。

    ところで、粘膜王女三世さんも作品参加おつかれさまでした。今企画のマイベストは貴作です。ただ相手（走れ）が悪かったですね（ぁ

    ご感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2023年05月12日 22時21分10秒
 +20点
  • 浪人生が春になって放浪の旅に出て、山でバニーガールに出会う物語でした。
    こんなにもお題に忠実な作品がどんな風になるのかと思いきや、だんだんとスリリングな展開になって手に汗を握りました。
    そしてラストの意外な真相。面白かったです。

    本作は本格ミステリーというわけではなく、ラストの真相の意外性を楽しむものと自分は解釈しました。
    ということで、トリックの厳密性には特にこだわりはないんじゃないかと勝手に思っていますが、一応気になった部分を記しておきます。

    ＞おそらく十七時はまわっているだろう。日没まであと一時間ちょっと。

    いろいろと事が進んだ時はもう十八時くらいで、山の中は真っ暗だと思います。
    ということで、ライトがなければ何も見えない状況で、おそらく本作のような感じにはならないのかも？
    上は「十六時」「日没まであと二時間」でもいいんじゃないかと思いました。


    ＞彼らが誤認するのも無理はない。なぜなら河田梓沙の遺体は、わたしが着ていたバニースーツを着ているからだ。

    上記のように、この時間帯の山中はほぼ真っ暗だと思っていたので、バニースーツさえ着ていれば、他の人は梓沙とさくらと思うのではないかと思って読んでおりました。
    ということで、ラストのオチは全くの予想外でした。


    ＞「舞洲さくら。それがわたしの名前。あなたは？」
    ＞「……河田梓沙です」

    二人の名前は、桜島麻衣と梓川咲太のアナグラムと推察します。
    （ということは、バニーガールは『青ブタ』からの着想？）
    企画の執筆、お疲れ様でした。

    E-Mail pass
Re: 2023年05月14日 01時30分13秒
  • いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞お題
    ミチルさんとは仲良くさせていただいていると思っているのでぶっちゃけますが、上限一万字の企画で三つもお題を使えとか運営の皆さんバカなの？　って思いました。今でも思ってます（ぁ　鬼畜とかおっしゃっていましたが、こういうのは無茶苦茶って言うんですよ。書きやすいお題にしてくれなんて微塵も思っておりませんが、書店で見かけて思わず手に取りたくなるようなアンソロジー小説ってあるじゃないですか。作者や作品を縛るのではなく、読者が読みたくなるようなお題（テーマ）の企画を次回はぜひとも考えてほしいですね。

    ＞本作は本格ミステリーというわけではなく、ラストの真相の意外性を楽しむものと自分は解釈しました。
    これがガチミステリなら、いわゆる伏線不足のアンフェア（少なくともフェアではない）作品ですが、驚かしてなんぼの一発ネタ小説なので、切れ味重視で強引にまとめました。

    ＞いろいろと事が進んだ時はもう十八時くらいで、山の中は真っ暗だと思います。
    ですね（ぁ　夏だったことにしますか（ﾏﾃ

    ＞上記のように、この時間帯の山中はほぼ真っ暗だと思っていたので、バニースーツさえ着ていれば、他の人は梓沙とさくらと思うのではないかと思って読んでおりました。
    「斜面を下りて顔を確認されたら終わりじゃん」って読者の皆さんが考えると思ったので、顔を潰して、ついでに男女誤認トリックを使って、煙に巻くことにしました←

    ＞二人の名前は、桜島麻衣と梓川咲太のアナグラムと推察します。
    キャッチコピーまでパクったのにつとむューさんしか触れてくれなくてショックです。もし未読なら皆さんぜひ読んで（ぁ

    ところで、つとむューさんも作品参加おつかれさまでした。そして読んでいなくてごめんなさい。でもあの作品はずるくありません？　だって私、すずめの戸締りも天気の子も観てないんですよー、これじゃあ手を出せないですってｗ

    ご感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2023年05月11日 23時38分24秒
  • 　企画参加お疲れ様です！
    　読了いたしましたので、感想を残します。

    　遭難した河田の前に現れた野生のバニーガール。ちょっとしたラブコメに発展するかと思えば、思わぬどんでん返しが待っていました。鳥肌ものです。
    　舞洲の頭の良さが光る物語でしたね。オチに至るまで、終始驚かされてばかりでした。
    　冷や汗をかきながら、ついつい読み進めました。バイトをする機会があれば、変な嗜好がないか確認した方が良いのですね。震えが止まりません。

    　インパクトの強い作品でした。
    　これからも執筆を頑張ってください！

    E-Mail pass
Re: 2023年05月14日 01時25分58秒
  • いつも世話になります。ご感想ありがとうございます。
    といいますか、運営おつかれさまでした。もう頭が上がりません。あっちこっちで不平不満は述べていますが（何、その百倍以上は運営の皆さまに感謝しております。毎回楽しい機会を提供していただいてありがとうございます。

    ＞舞洲の頭の良さが光る物語でしたね。オチに至るまで、終始驚かされてばかりでした。
    ありがとうございます。でも本当に頭がよいなら、こんなアルバイトするわけないんですけどね←

    ＞バイトをする機会があれば、変な嗜好がないか確認した方が良いのですね。
    真ッ昼間に銀座の高級店に強盗に入るバイトとかいかがでしょうか。成功率〇％ですが（ぁ

    ご感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2023年05月11日 18時51分05秒
 +20点

  • 　バニーガールは似合わない、読ませていただきました。
    　以下ネタバレです。真相に触れます。


    【一通り読んでみての印象】

    　面白い仕掛けだなぁ、と思いました。


    【タイトル】

    　内容を把握したうえで読むと、なかなか示唆的で、センスを感じます。


    【良かったところ】

    　なぜバニーガールの恰好をしていたのか、という謎が明かされた時の、「え、これってそういう話だったの！？」という驚きはなかなかのものでした。
    　バニーガールが出てきた時点で、「割とえっちぃやつ？　アオハル的なやつ？」と油断していたので、意表をつかれた感じです。タイトルからは想像もつかない、ハードなお話でした。

    　国内の某女流ミステリ作家の某長編っぽいネタだな、と思いながら読んでいたのですが、そこからもう一捻り、二捻りあるという構成。この枚数、この設定でできるサプライズのすべてを乗っけている感じがして楽しめました。

    　個人的に良いと思ったのは、犠牲者が偶然出てしまった、というところですね。
    　最初、さくらの説明が荒唐無稽過ぎて、語り手と同じように「いや、そんなバカな。サバゲーで本当に人を殺すだなんて……」という思考に向かうのですが、その後、「おそらく彼らも殺すつもりはなかったでしょうね」「あれは事故よ。ガスガンに驚いて逃げた朋代さんが足を滑らして、岩場に頭をぶつけて死んでしまったの」という話を訊き、それならありえるかもしれない、と納得させる流れが、非常に上手いと思いました。最初にショッキングなことを告げているからこそ、その後の話が受け入れやすくなっています。まぁそれ自体も、あとからひっくり返されるわけですが。


    【気になったところ】

    　強いて言えば、これって弱者が理不尽に狩られ、強者は特に何のお咎めも受けない話だよね、というやるせなさが残る点でしょうか。
    　世相の反映、現実のメタファーとして、残酷なものを見せ、現実の問題に目を向けてほしい、という想いから書かれたものではないような気がしました（そういう意図で書かれたものたのだったとしたらすみません！）。後味の悪さはどうしても残るかな、と思います。
    　ストーリーのリアリティのラインは、割と低いように感じました。だったら、このゲームに参加した連中が全員、舞洲さくらに最終的には狩られる存在となる、くらいの反転があってもよかったかもしれません。極端な話、最初の語り手を、レ〇プ魔みたいな奴にしたら、今のストーリーの流れを保ちながら、「死んでいると思って油断している彼らを一人ずつ……」みたいな展開もあったかもしれません。まぁこれは、そういう話だったらアガルなー、という僕の願望みたいなものですが。
    　
    【本作の強み（セールスポイント）】

    　二転三転する構成の妙、でしょう。


    【総評】

    　少ない枚数の中でさまざまな趣向を凝らしているのが素晴らしいと思いました。ちょっと真似したい部分もありました笑。

    　執筆おつかれさまでした！お互いこれからも創作がんばりましょう！

    E-Mail pass
Re: 2023年05月14日 01時22分10秒
  • いつもお世話におります。ご感想ありがとうございます。夜月＠kzorz1111というアカウントでTwitterやってますので、もしよかったらフォローしてやってください（ぁ

    ＞国内の某女流ミステリ作家の某長編
    ドラマにもなりましたよね。ただ私の好きな「詩〇〇〇」や「た〇〇、〇〇〇〇〇〇」が映像化されなかったので、ふざけるなと思いました。私もそういう切れ味鋭い短編を書いてみたいものです。

    ＞そこから一捻り、二捻り
    まったく同じ話だと後人が改めて書く意味がないので、全く別の話になるくらいアレコレ捻りました。

    ＞と納得させる流れが、非常に上手いと思いました。
    こういう細かいところは、毎回書きながら細部を詰めて矛盾がないようにしています。つまり、毎回アドリブです（ぁ

    ＞やるせなさが残る点でしょうか。
    人間ドラマが云々とかキャラクターが云々な話ではないので、その辺は個人的にはぶっちゃけどうでもいいです（ぁ
    そういう方面も追及しようと思ったら、それこそ足が悪い三十歳の女探偵とか登場させたらよいかもしれませんね←←←

    ところで、円藤飛鳥さんも作品参加おつかれさまでした。遺書は登場人物がクズなのとスリリングな展開が最高でした。そして蟻地獄は……あの枚数で正統派ミステリの構成はさすがにきつくないですか？（ぁ

    ご感想ありがとうございました。

    ※余談ですが、似鳥鶏の例の作品読みました。以前の企画で前例があるとおっしゃっていたあの小説です。
    それを読むまでは「ただの一短編に直してミステリーズにでも送りつけてやろうかしらん」とか考えておりましたが、かなり類似していて笑いました。トリックが同じだけならまだしも、不可能興味の演出の仕方まで同じとか、もう笑うほかありません。さすがに動機までは被っていませんでしたけど、人によってはパクリを疑うレベルです。危うく創元社に送るところでしたｗ

    E-Mail pass
2023年05月06日 21時27分10秒
 +10点
  • 　こんにちは。『バニーガールは似合わない』、読みましたので、簡単ですが感想をば。


    　山で「野生のバニーガール」に出会うという冒頭にもインパクトのありましたが、その後も銃声が聞こえたり、死体が登場したり、「ウサギ狩り」の話が出たりと、意外な展開の連続でしたね。ラストの展開は特に意外でした。男を身代わりにしてもバレるのでは…と思っていたら、そういうことだったとは。
    　この二転三転するストーリー展開は本作の武器だと思います。
    　
    　ただ、この文字数でこの内容は、ちょっと展開が目まぐるしすぎたように感じます。
    　短いスパンで意外な展開が連発されるため、それらに驚いている暇もなく次の展開が来てしまうというか。
    　そのあたり、もっと長い枚数を使うほうがポテンシャルを発揮できる作品なのかなと思います。
    　
    　また、「僕」を殺して身代わりにするラストの展開上、舞洲さくらに対して好感が抱けないのが残念でした。
    　まあ、キャラに好感を抱かせるような物語ではないのかもしれませんが、好感を抱けそうなキャラだっただけに、もったいないなと思う部分はあります。


    　では、失礼します。執筆お疲れさまでした。

    E-Mail pass
Re: 2023年05月14日 01時17分43秒
  • いつもお世話になります。お久しぶりですね。ご感想ありがとうございます。

    ＞二転三転するストーリー展開は本作の武器だと思います。
    ありがとうございます。ドラマを盛り上げようとすると一万字では足りないので、アイディアといいますか、今回は構成で勝負することにしました。

    ＞展開が目まぐるしすぎたように感じます。
    この枚数上限でも正直もうちょっと丁寧に書く余地はあったと思いますが、多少アンフェアでもよいから切れ味重視の内容にしようと思い、このような塩梅になりました。

    ＞舞洲さくらに対して好感が抱けないのが残念でした。
    感情移入が必要な話はどうしても枚数が嵩んでしまうので、今回その辺はばっさりカットしました。人間ドラマを楽しむ話でもありませんし。

    ところで、いりえミトさんも作品参加おつかれさまでした。上限一万字で起承転結ちゃんとしていて過不足なく書けている手腕はさすがですね。でも個人的にコメディは最低でも倍の枚数は無いと物足りないタイプです（ぁ　なので次回の企画も必ず参加してください。

    ご感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2023年05月06日 11時57分58秒
 +10点
  • こんにちは。『バニーガールは似合わない』読みましたので、感想です。

    野生のバニーガール出オチ。
    一言で表現すると、こうなるでしょうか。
    野生のバニーガールというのはインパクトありました。ですが、ここが作品のピークで、後は消化試合でした。

    いや、後半すごいんですよ。
    怒濤の展開に、いくつあったのか分からないくらいのどんでん返し。これだけの物語を構築できるのは、正直にすごいと思うんですよ。
    ただ惜しいのは、その後半の展開のすごさが、面白さにつながらなかったこと。
    理由は端的に、掌編企画による字数制限ですよね。
    だから掌編企画はやらなくていいって言っているのに。
    後半の展開を、もっとじっくりと字数を費やして描いていれば、面白さは違っていたと思います。結局、１００００字という上限に対して、後半の怒濤の展開は、展開の数が多すぎて、一つ一つの展開が文字数が少なくなって薄まってしまった。
    一番象徴的なのが、野生のバニーガールたるさくらが、狩られる側ではなく狩る側だったという展開です。
    バニーガールを狩っている、という情報が出てきたあと、割とすぐに、さくらは実は狩る側、という情報が出てきました。
    ここ、本来は読者としては大きなどんでん返しで驚くところなのですが、どうとも思えませんでした。
    というのも、主人公は、狩られるバニーガールの死体には遭遇していますが、さくら以外の生きたバニーガールとは遭遇していないですよね。
    さくら以外のバニーガールの何人かと会って、色々会話をして、一緒に苦労して逃げて、主人公も読者も狩られるバニーガールに充分感情移入したところでさくらがバニーガールを殺して実は狩る側でした、という展開だったら落差があって面白かったと思うのです。


    全部字数制限が悪いよ。


    ただまあ、実質的に字数制限が無かったとしても、実際には掌編作品を書く人が多くなるってことは前回の中二病企画の時に明らかになりましたけど。
    それにしたって、今回の企画では、字数制限のせいで窮屈になっている作品が目についてしまいます。
    本作品も、そういう意味で本当に惜しかったです。

    簡単ですが、感想は以上です。企画参加おつかれさまでした。


    E-Mail pass
Re: 2023年05月14日 01時11分24秒
  • いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞だから掌編企画はやらなくていいって言ってるのに。
    わかるぅ～（ぁ
    いやあ、ホント、昨春の私は絶望しましたよ。何で上限一万字やねんと。一万字で面白い作品を書くことの大変さを運営の皆さんはわかっているのかと。確かに感想数を伸ばすのは掌編企画の方が簡単でしょうけど、枚数はあればあるほど遊びの余地があって面白くできるので、せめて上限枚数2万字はほしいです。
    とはいえ我々は与えられた条件で競うしかなく、それに始まってしまえばそれはそれで毎回楽しいので、まあ掌編企画も有りではないでしょうか（長編企画で掌編作品が優勝したのは企画として失敗だとは思っていますが←）。

    ＞野生のバニーガールたるさくらが、狩られる側ではなく狩る側だったという展開です。
    これについては執筆しながら「さらっと流して書いたけど、ふつーの短編・中編小説でこの仕掛けをやったら読者はみんな驚くだろうなあ」とは思っておりました。
    ええ、普通の小説だったらこの仕掛けがメインになるんですよ。そうでなければ男女誤認なんてしょぼい仕掛けはやりません。あれはショートショートだからこそ使える（耐えうる）仕掛けです。やっぱりショートショートは難しいですよ、ホント。

    ＞本作品も、そういう意味では本当に惜しかったです。
    とはいえ枚数上限が2万字とか4万字だと全く別物になると思うので、1万字でまとめようと思ったらこれくらいのさじ加減んがベストじゃね？　と自画自賛しております（ぉい

    ところで、次回はおそらく短編企画だと思いますので、kanegonさんも参加しましょう。私も作品参加すればたぶん読みます（ぁ

    ご感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2023年05月06日 11時48分51秒
  • バニーガール姿で山に入ると、おトイレの時、どうするのでしょう？
    やっぱり全裸でしょうか？
    全裸でドキドキしながら用を足すのでしょうか？
    そんなどうでもいいことを考えてしまいました。

    それはともかく感想です。


    え〜、あ〜、う〜ん……

    山に入ったら野生のバニーガールと遭遇してトラブルに巻き込まれる物語。
    ラストに意外な展開もありましたし、ストーリーラインは良かったと思います。

    ただなんというか……場面がサラサラ流れているせいか、没入感がないというか、感情に訴えるものがなかったかなと。
    そのあたりの読者を取り込むテクニックを覚えれば、化ける作品ではないかなと思います。

    企画参加お疲れ様でした。
    盛り上げていきましょう。

    E-Mail pass
Re: 2023年05月14日 01時07分03秒
  • いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞没入感がないというか、感情に訴えるものがなかったかなと。
    狙い通りです（ぇ
    まあ本音を言いますと、上限1万字の企画でドラマ性を追求するのは難しいので、だからドラマ性はバッサリとカットして、仕掛けに全振りしました。
    これが上限2万字とかなら、ドラマ性も仕掛けも両立できると思いますけど、ルールなので仕方ないです。

    ところで、Hiroさんも作品参加おつかれさまでした。私はもっと落ち込むくらいバッドな話が好みです←

    ご感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2023年05月06日 11時26分43秒
 0点
  • 初めまして、たてばんと申します。

    今年に入ってから会社で3回野うさぎを見ているのですが、いまだに野生のバニーガールに出会うことは叶っていません。
    僕の住んでいる町は熊が出没するほどの田舎なので、ちょっと山へ探索しに行ってきます。

    さて、今作はミステリー要素が多く叙述トリック物になるのかなーと思ったのですが、叙述トリックとしてはイマイチという印象でした。

    その理由としては、さくらが男性という情報が全くないオチだからです。
    この状態なら、河田梓沙が一人称に『僕』を用いる僕っ子女子で、死んでからおじ様が死体を確認して女性と判明するオチでも通用します。
    つまり、この場合は、『女性のさくらが男らしい場面』を書かなくてはいけなかったと思うわけです。

    男らしいというのは、どっかのバニーガールみたいに、『バニーガール姿だと股間が限界』とかそういうものではありません。
    河田梓沙の手を引きリードする、怖がる河田梓沙を抱き寄せ安心させる、河田梓沙に襲い掛かる蛇を撃退するなどです（月並みですが）

    上手いか下手かは別にして、そのぐらいの情報は出さないと『いきなり性転換したオチ』にしか見えません。
    男らしい一面を見せておけば、『やっぱり男だったのか』、『なんか怪しいと思ってたんだよな』という感想に変わります。
    たしかに『女性と思っていた人が実は男性だった』というのはインパクトがありますが、今作に至ってはインパクトしかなく、それは唐突なものでした。
    読者はインパクトのあるオチを求めていると同時に、物語に謎を追い求めているものです。
    今作は『謎の計算式を抜いて答えだけを出してしまった』、そんな風に感じました。

    謎解きで思い出したのですが、なんでさくらはバニーガールでゲームに混ざっているのですか？
    山なら枯れ枝で肌に傷が付きますし、虫刺されだって嫌なハズです。
    それを顧みないメリットがないと、バニーガールにならないと思うんですよね。
    それを仕事着とするなら、それを選んだ理由。
    それを好みだけで着るなら、デメリットに勝るメリット。
    このあたりを描写しないと、お題消化とすり替わりのためだけにバニーガール姿になった印象を受けます。
    俗に言う『ご都合展開』ですね。

    あと中盤なのですが、さくらはなんの為に自分の詳しい過去話をしているのでしょうか？
    同情を引いても次の瞬間には、河田梓沙を崖から突き飛ばすわけですし、さくらの思惑がイマイチ感じ取れませんでした。
    そこはさらっと『お金欲しさにゲームに混ざったらこんな目に合った』の一言に抑えて、おじ様に追われるハラハラドキドキ展開に回した方が、読んでいる側は楽しめたのかなと思いました。
    なんならおじ様を1人仕留めても良いかもしれません。
    その過程で朋代の死体を見つけた方が、謎が深まるかと思います。

    次は文章についてです。

    山くらいしかないド田舎に行きついてしまったからだろう。
    ↓
    『山くらい』は『これくらい』みたいに、物の大きさを例える言い方だと思うのです。
    『山しかない』は『これしかない』みたいな、物の量を例える言い方だと思います。
    これを踏まえて、『山しかないド田舎に行きついてしまったからだろう。』、の方が良いと思いました。

    僕からは以上です。
    GW企画の参加お疲れ様でした。
    引き続き楽しんでいきましょう！

    E-Mail pass
Re: 2023年05月14日 01時04分37秒
  • いつもお世話になります。お久しぶりですかね。ご感想ありがとうございます。

    ＞いまだに野生のバニーガールに出会うことは叶っていません。
    春になってあたたかくなってきましたから、もしかしたら電マを持ったうさ耳の変態か野生のバニーガールおじさんに会えるかもしれませんね。

    ＞さくらが男性という情報が全くないオチだからです。
    身も蓋もないことを言いますが、その伏線って本当に必要ですか？（ぁ
    もちろんこれが短編なり長編小説なら伏線は絶対に必要です。だって長い枚数を読まされた挙句に今更こんなことを言われても納得できるはずがありません。当然ふざけるなとなります。
    でも今回は上限一万字の企画。丁寧に伏線を張って、「なるほど、実はあれは伏線だったのか……」とか「ああ、これ伏線だな。ということは、この後の展開はこうなるだろうなあ（wktk」みたいな効果を狙うより、少々アンフェアでも強引に仕掛けた方がインパクトが大きいと思い、こういう感じにまとめました。
    ちなみに作者としては、フェアではないもののアンフェアでもないという立場です。
    一人称小説なので地の文はあくまで河田梓沙の感想。女性と見間違えて地の文で美女と述べてもアンフェアにはなりません。いくら女性にしては背が高くて胸が全く無くても、女性らしい顔つきで化粧もバッチリ、そしてバニーガールなんて衣装を着ていたので、女性だと勘違いをする余地は大いにあります。股間を直視したらわかるかもしれませんが、彼はウブなのか紳士だからなのか、あまりそこには注目しなかったみたいですね。スカートとか前掛けをしている描写を加えて股間を隠してもよいですけど、こんなくだらない伏線で男女誤認の叙述トリックを予知されるリスクと天秤にかけたら、伏線なんて張らない方がマシです。
    そういえば、河田梓沙は自身をもやしっ子と評して自虐していましたね。一般的に細身の女性のことをもやしっ子とは呼ばないでしょう。だから舞洲さくらが女で、実は河田梓沙も女だったなんて展開（オチ）は、さすがに苦しいのではないでしょうか？
    ちなみに舞洲さくらが実は狩人だったことについては、ちまちま伏線張っていたりします。追われているはずなのに目立つウサ耳をしたままだったり、逆に本物のウサギである朋代さんはウサ耳を外していたり。作者的にはこっちは欠かすことのできない伏線で、男女誤認の方は伏線が無い方が効果的で切れ味が増すと判断しました。

    ＞さくらがバニーガールの理由
    最初はウサギの振りをしてゲームに参加して、ゲームの途中で「うっそぴょーん、実は俺も狩人だったンだわ」とウサギたちを驚かせて、ゲームを楽しんでいたからです。

    ＞さくらの過去
    まあこの過去話は全部デマカセなんですけどね（ぁ　傍から見たらさくらは山でバニーガールの格好をしている怪しい奴なので、それっぽい話をでっちあげて、語り部の彼を味方につけて、その隙をついてぶっ殺したわけです。

    ――とまあ、色々と言い訳を述べましたが、ウケなかった自身のコントのネタを解説しているようで、かなり恥ずかしです。もっと精進したいですね。

    ところで、たてばんさんも作品参加お疲れ様でした。あんな危ないネタを書くのは粘膜さんくらいだと思っておりましたので、結果発表を見て非常に驚きました。次回は普通のネタでお願いします（ぁ

    ご感想ありがとうございました。

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2023年05月05日 08時54分14秒
 +20点
  • こんにちは作者様、読ませていただいたので感想をば。


    良質なミステリー、サスペンスでした。傷心の中、山に迷い込む主人公、怪しい美女との出会いに、唐突に始まる事件と、まさかの真相…ミステリーのお手本のような構成、王道的とすら言える完成されたストーリーだったように思いました。王道的な作品を作ることは、結構難しいと常々感じています。それをさらっと書かれた（と私は感じました）あたり、作者様の実力が出てる気がします。
    王道的でいながら、サイコなさくらに、作品全体が帯びた退廃的な雰囲気のおかげか、どこかで読んだことがあるとか、オリジナリティがないとかいう印象はありませんでした。総じて、非常に質が高い作品であったかと思います。

    ただ、さくらが実は女装男子だったというオチは唐突で、少々無理があるように感じました。高二ではまず声変わりしてるでしょうから、声を交わした時点で梓が気付いていると思います。そうでなくてもさすがに違和感くらいは覚える気がしますし…
    あと、どうにもさくらがサイコパス過ぎて感情移入ができませんでした…まあ掌編企画でピカレスクモノをやろうとすると、内面まで深めるのは難しいとは思いますが…


    雑多な感想で恐縮ですが、以上となります。またお目見えできると幸いです。

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Re: 2023年05月14日 00時52分40秒
  • いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞ミステリーのお手本のような構成、王道的とすら言える完成されたストーリーだったように思いました。
    ありがとうございます。照れるからそんな褒めないで（ぁ

    ＞ただ、さくらが実は女装男子だったというオチは唐突で、少々無理があるように感じました。
    強引な仕掛けをした自覚はもちろんありますが、妻が男だと気づかずに結婚した海外の話とか、美女にしか見えないけど実は女装した男性だったなんて話は現実にもある話なので、「いや、こんなんありえないだろｗｗｗでもまあ、絶対にありえない話でも無い、か？」と読者の方は受け入れてくれるんじゃないかと思って書きました。
    ちなみに舞洲さくらさんは偽名で、本当は高二でもないらしいです。本当の年齢は作者である私も知りません、考えていないので（ぉい

    ＞あと、どうにもさくらがサイコパス過ぎて感情移入ができませんでした
    この枚数上限で感情移入がメインの話は書くのは至難なので、今回それは追求しないことにしました。

    ところで、赤木さんも作品参加おつかれさまでした。そして優勝おめでとうございます。次回は頭の弱い私でもお気楽に楽しめるようなエンタメを書いてください（ぁ

    ご感想ありがとうございました。

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2023年05月03日 21時44分52秒
 +20点
  • 　作者さま、こんばんは。
    　御作を拝読しましたので感想を述べさせて頂きます。


    ※この感想にはネタバレがあります。
    　未読の方は感想を先に見ないことをお勧めします。
















    　叙述トリックが光る、技ありの作品でした。
    　最初はシュールな作品かなと思って読んでいましたが、後半にいくにつれて面白く感じるようになりました。
    　正直、考えもなく旅に出ちゃう梓沙くんの浅はかさにイライラしましたが、さくらさんの独白からワクワクしてきました。
    　それでも死体取替トリックの不自然さに疑問を抱き、これを感想で指摘しようかと考えていたところへ、最後のネタバラシ。
    　実に質のよいどんでん返しでした。
    　読み終えた後で、梓沙くんの名前が女の子っぽいのも伏線だと気付きました。さり気ない伏線は私好みです。
    　あとタイトル。これも最後のネタバラシをほのめかす伏線になっていたりと。
    　読者が抱く印象をしっかりと想像した上で、それをひっくり返す手腕はなかなか身につかないものだと思います。もしかしたら作者さまはミステリをよく読む方なのかも。
    　ミステリ好きな者として、ひっくり返され方が心地よいショートショート作品でした。


    　感想は以上です。
    　それでは引き続き、ＧＷ企画を楽しみましょう。

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Re: 2023年05月14日 00時48分20秒
  • いつもお世話になっております。ご感想ありがとうございます。

    ＞考えもなく旅に出ちゃう梓沙くんの浅はかさにイライラしましたが
    そういう浅はかな奴だから勉強しても成績あがらないんですよ（ぇ

    ＞それでも死体取替トリックの不自然さに疑問を抱き、これを感想で指摘しようかと考えていたところへ、最後のネタバラシ。
    これが五〇枚とか一〇〇枚とかの普通の短編小説なら、「舞洲さくらは実はウサギではなく狩人だった」のネタでドンデン返しを図った方がたぶん衝撃度は大きかったんでしょうけど、一万字しか使えないので、シンプルに作者に騙されたとわかる男女誤認モノとしてまとめました。また何かで機会があれば、こっちの方の仕掛けで読者を騙したいですね。

    ＞あとタイトル。
    当初はさる元ネタからあやかって「■■■うさぎ」というタイトルにする予定でしたが、あまりにもあからさまだったので止めにしました。元ネタを知っている方ほどおそらく騙されると思いますが、踏み台のように使うのもどうかと思いましたので、今回のタイトルにしました。

    ＞読者が抱く印象をしっかりと想像した上で、それをひっくり返す手腕はなかなか身につかないものだと思います。
    これは想定通りというか狙い通りと言いますか、「交換トリックとかいくら何でも無理があるだろｗｗｗこの作者、読者のこと舐めてるだろｗｗｗ」と読者に思わせることで、使い古されている男女誤認の叙述トリックを通用させる意図がありました。

    ところで、庵（いおり）さんも作品参加おつかれさまでした。感想期間中なのでTwitterでは触れませんでしたが、いさおさんと同じネタで対決されていることに気づいた時は笑いが止まりませんでした。

    ご感想ありがとうございました。

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2023年05月02日 20時07分04秒
 +30点
  • バニーガールは似合わない、読ませていただきました。

    文体やテンポがとても自分好みで、心地よい時間を味わえた一作です。個人的には非常に高い安定感を誇る作品だと思います。

    構成としても先が気になる展開が描かれており、ワクワクできる部分が多かったです。

    後半はかなりぶっ飛んだ展開で、現実的にあり得ないと思う一方で、そんなのを指摘するのは野暮だし余計な事は考えず純粋に読もう、と思えるほどには楽しめました。（というかそれを指摘すると確実に『お前が言うな』となるので自分にダメージが来てしまいます笑）

    後味は少し悪いですが、しっかりとそれを打ち消す衝撃的な結末であり、自分が求める満足感は十分に満たせた作品です。

    確かな実力と執筆経験を感じさせられた一作で、読んでいて楽しかった作品でした。ありがとうございます。

    それでは失礼します。執筆お疲れさまでした。

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Re: 2023年05月14日 00時35分08秒
  • いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞文体やテンポがとても自分好みで、心地よい時間を味わえた一作です。
    ありがとうございます。センスが無いので気の利いた文章は全く書けませんが、だからこそ読みやすさには気を付けています。

    ＞後半はかなりぶっ飛んだ展開で、現実的にあり得ないと思う一方で、
    現実味のない展開ばかりですが、人間の女の子でうさぎ狩りをするような連中が登場する話なので、作中の彼らの行動が理に適っていればムチャクチャやっても許されるだろうと思い、開き直って書きました。

    ＞後味は少し悪いですが、しっかりとそれを打ち消す衝撃的な結末であり
    ぶっちゃけストーリーを楽しんでもらう話ではないので、それっぽく叙述トリックを使って、読者を煙に巻くことにしました←

    ところで、でんでんむしさんも作品参加おつかれさまでした。ことアイディア（題材の組合せの妙）に関しては、今企画随一だったと思います。柔軟な発想力が羨ましいです。

    ご感想ありがとうございました。

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合計 12人 170点

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