【跡地化】塩味なのに甘いスープ

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◆◇◆◇◆◇◆　この作品は跡地化されました。　◇◆◇◆◇◆◇
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七草かなえ

2021年08月06日 07時52分17秒 公開
■この作品の著作権は 七草かなえ さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
◆テーマ：【夏】×【水】

◆キャッチコピー：初デートに海のようなラーメン、いかがですか？
◆作者コメント：企画運営様、読んでくださった方、ありがとうございます。

2021年08月21日 23時50分53秒
 +30点
  • 作者の方へ

    作品読みました。

    ひと夏の爽やかな青春ものでした。

    いろいろな意味でごちそうさまな作品だったし、若いっていいなぁとしみじみと思った物語でした。
    かけあいが自然だったし、地の文もさらさらとして気持ちよく読むことができました。
    あと、ラーメンがおいしそう。

    ラストが甘々な作品だったのですが、個人的な好みとしては、もう少しどこかにいちゃいちゃな要素があってもよかったかもしれないなと思いました。
    シーンを増やすか、ライバルキャラや何かのアクシデントを出すか……。何かあって、それを乗り越える(あるいは乗り越えようとする)ところを見ると、もっと主人公たちへの共感や応援したくなる気持ちが高まっていくのではないかなと考えています。

    素敵な物語が読めてほっこりしたし、幸せな気分になりました。ありがとうございます。
    それでは執筆お疲れ様でした。

    E-Mail pass
2021年08月21日 23時44分27秒
 +10点
  • 　桝多部とあると申します。拝読させていただきました

    　その……、あれですね。彼氏と彼女がラーメン食ってるだけですよね。もう爆ぜろ以外感想がないんですがｗ
    　ラーメンの描写ですが、今自分が趣味でラーメン店食べ歩いているので思ったのがこの話時系列を文化祭前にして、模擬店で出すラーメンってことでどんなラーメンがいいかなという話をラーメン屋さんではなくて教室でだべりながら話すって形の方がよかったのではないかと。このお話、ちょっと話の核がラーメンなのか過ぎていった文化祭なのか、ぶれてるんですよね。せっかく真昼ちゃんがちゃんと普通の女の子してるのに、そこらへん惜しかったかと。

    私からの感想は以上です。それでは、ご縁があればまたお会いしましょう。

    E-Mail pass
2021年08月21日 23時30分42秒
 +10点
  • 　キャラクターの関係性からは瑞々しさを感じ、また作品全体からなんとなく優しい雰囲気を感じ取り、それらが好みでした。
    　ヒロインが海への思いを語ってからが、全体で見ると流れを一旦区切っているように感じました。
    　ヒロインの海への思いがあり、主人公がそれへのアンサーをすることが、作品全体の中で一部の下りとしてあるのではなく、作品全体に流れるテーマのようである方が、個人的には好みかもしれないと思いました。

    　拙い感想を失礼致しました。すみませんが取捨選択をお願い致します。

    E-Mail pass
2021年08月21日 21時05分11秒
 +10点
  • 夏ｘ火風水土企画の執筆、お疲れ様でした。
    御作を拝読しましたので感想を記したいと思います。

    ＞『好きです。付き合ってください』
    ＞「このラーメン、海の匂いがする！」

    ラブラブな恋人同士が、しょっぱいラーメンを食べに行く物語でした。
    タイトル通り、めっちゃ甘くて塩味が効いておりました。


    ＞夏らしい淡いグリーンのサマードレスに身を包み、長い黒髪をポニーテールに束ねている。いつもの制服姿とは違う魅力だ。

    今回はテーマが夏なのに、ヒロインの夏らしい服装を描写した作品って意外と少なかったですね。
    使用したテーマは【夏】×【水】とのことですが、夏はとても良かったと思います。
    水は海の水やラーメンのスープで、これも良かったと思います。


    ＞「海の水が、飲みたいかな」
    ＞「なんか、海ってたーくさん生き物が住んでるじゃんか。だからあんなにいい味なのかとは、俺も思った」

    主人公もヒロインも海に対して幸せな記憶しかなくて、うらやましくなりました。
    自分は海沿いの地域で幼少期を過ごし、子供の頃から海の中に放り込まれていたので、海の水というと鼻の中がつーんとなるような苦くて苦しい思い出しかありません。


    ＞しっかりとコクがあって甘みも感じるスープだ。これは「塩」ではなく「潮」ラーメンとして売り出して正解だろう。

    上にも関係しますが、海の水ってマグネシウムが沢山入っているので、結構苦い味がします。
    一方、塩分の高い温泉水から取れる塩は、マグネシウムが少なく代わりにカルシウムが多いので、海の水よりもかなり甘味を感じます。
    磐梯山とかに行くと『山塩』という名前で売られていて、周辺の観光地では山塩を使ったラーメンも食べられるので、「ぜひ試してみて！」とこの二人にお伝えいただけると幸いです（ブラタモリでも登場してました）。
    ただ、会津のラーメンは喜多方ラーメンに代表されるよう太麺が一般的なので、本作で登場するような細麺のラーメンは食べられないかもしれませんが……。

    いろいろと書いてしましたが、塩、いや潮ラーメンが食べたくなる作品でした。
    今後のご活躍をお祈りしています。

    E-Mail pass
2021年08月21日 20時21分30秒
 +20点
  • 『塩味なのに甘いスープ』拝見させていただきました。

    こいつぁてぇてぇや！

    いやー、二人の関係の進展をずっと眺めたいですねぇ。

    ●気になった所

    ・海の水

    甘かったかなぁ……？　と思ってしまいました。ただひたすらしょっぱかったような。
    あ。
    もしかすると私が日本海側だからかも？
    あと、味覚って個人差が結構大きくて感じ方も違うようなのでそれかも。

    ・麺は細麺。具にわかめとチャーシュー、玉子に刻みネギが乗せられている。海の家ででも出てきそうな雰囲気のラーメンだ。

    細麺……細麺？　細麺かぁ…………（複雑な面持ち

    ●気に入った所

    ・雰囲気が！

    あまりに初々しいカッポウ（カップル）の波動にあてられて尊死する所でした。いやむしろ尊死こそ本望！

    ・ラーメン食べたい！

    ラーメン食べたいです。
    特に今作を読むと、まだほとんど未開拓の塩ラーメンを食べ歩きたいところです。

    ●まとめ

    作品としてみるとまだまだ書けそうなことはあるし、満足度で言うと物足りない部分はあるのですが、逆に書かれていないがために補完できる、想像の余地があるってことでもあるので、二人のその後を想像すると言うのもまた趣があると思うのですよね。
    ましてまだ付き合いは始まったばかり……つまり、ちょっとしたすれ違いから二人の気持ちは離れ離れになって、一時的に距離をとるのですけどふとした瞬間にお互いがどれだけ大切な存在だったのかを思い出して仲直りをしてこれで大団円と思いきや恋のライバルが出現しちゃったりとか両親が一癖あったりとかで中々デートが出来なくなったりとかの紆余曲折が目白押しのてんこ盛りで漫画にすると最低でも十五巻ぐらいにはなりそうなラブストーリーに！　で、ラストシーンは子どもたちを連れてこのラーメンを食べに来るんですよ……うん、良い人生でした（あらぬ方向を見つめながら

    こほん。
    そんな感じに、妄想を刺激してくれそうなぐらいにいい雰囲気のある作品でした。
    ありがとうございました。
    でもホントまだまだ書いてくださっても良かったんですよ？ｗ

    それでは執筆お疲れさまでした。
    またの機会をお待ちしています！

    E-Mail pass
2021年08月21日 17時29分08秒
 +10点
  • 　赤城と申します。読ませて頂いたので感想をば。

    　すごーく甘いバカップルのお話だったかと思います。そんなにバカップル要素ないじゃん、という突っ込みが聞こえてきますが、初デートでラーメン屋行く時点でバカップルです、店主にラブラブっぷり見せつけてる時点でバカップルです（血涙）。

    　冗談はさておきまして、高校生同士の初々しい恋心、その細やかな描写に好感が持てる作品だったと思います。
    　特にデートシーンは、とても甘ーいです（スピードワゴン井戸田風に）。こうした作品のそれはくどいくらいに甘くなりがちなのですが、御作のそれはほどよい、絶妙な甘さ加減だったかと思います……付き合い初めて一年以上経っての初デートという不自然さに目をつむれば、とても良く書けていたと思いました。

    　ただ、他の方も指摘されていますが、描写としてはとても良かったものの、物語として見れば、正直物足りない、と感じました。
    　両思いの二人が特に支障もないまま順調に関係を深めて行く様、読み始めはそれが御作を読ませる原動力となっていたのですが、中盤になるにつれ、これだけ？　という感じが徐々に強くなりました。コンパクトにまとめたこともあり、読むのが途切れるということはありませんでしたが、読み終わった時の感慨は、良かった、よりも、やっぱり物足りない、という感触が強かったと思います。
    　御作は、甘い恋心の描写という点で抜きん出たクオリティを持っていましたが、読者としては甘さだけではなく、塩味（なのに甘い、ではなくガチガチの塩味です）や酸味、言葉を変えれば血とか汗とか涙もまた見たいもの。色々な味が混ざった中であれば、御作の青春シーンも、さらに際立ったものになったような気がします。
    　作者様は高い描写力をお持ちの方とお見受けしましたので、次は物語性を重視して書いていただくと、より良いものになるかと思います。

    　偉そうなことをつらつら書きましたが、まあ私も人のこと言えるような力量はないので、話半分にお取りいただければ幸いです。
    　まとまりのない感想で恐縮ですが、この辺で。またお目見えできれば幸いです。

    E-Mail pass
2021年08月20日 20時41分14秒
 +10点
  • 　執筆おつかれさまです、燕小太郎と申します。
    『塩味なのに甘いスープ』読みましたので、感想を残したいと思います。

    ＜一通り読んでの第一印象＞
    　綺麗なお話でしたが、長編の一節、というのが率直な感想でした。

    ＜良かった点＞
    　とてもシンプルなお話であり、それが一つの良さとなっていました。
    　クラス一の美少女との付き合うきっかけ、そして二人のエピソードが二つ。いたってシンプルな構成であり、その分だけストレートに感情移入できる。
    　特別な変化球のない、ストレートな青春の短編の良さが出ていたと思います。

    　もう一つ、『海の水を飲みたい』は非常に印象的なフレーズであり、これをもっと押し出していくべきだと思うくらいに良かったです。むしろ冒頭にこれを持ってきて、『海水を呑みたいとはどういうことか？』を問題提起して読者を物語に引き込むべきだったのではないかとまで思いました。

    ＜気になった点＞
    　最初に書きましたが、独立した掌編というよりも長編の中の一節という印象が強く、完成した一掌編としての評価はし難いです。それはストーリーそのものもそうですが、構成にも一因があると思います。
    　例えば冒頭で高校進学後、友人や先輩等々との人間関係の広がりを示唆しています。しかしそれらには一切触れず、真昼とのやり取りしか描かれない。
    　また高校進学後とあるからには中学時代もあったわけで、しかしやはり一切触れることがない。また、真昼が惹かれたきっかけであろう文化祭も、終了後が少し出ただけでほとんど描かれていない。
    　つまり広い世界観や時間軸が示唆されている割に、極めて小さな範囲しか描かれていないのではないかと思います。そこが長編の中の一節という物足りなさに繋がったのではないかと考えます。
    　
    ＜より良くするための提案＞
    　掌編を否定するつもりはありません。むしろ、より上手く掌編を書くコツを見つけることで、ぐっと良くなるのではないかと思います。
    　掌編は書ける量が少ないので、『広く』よりも『深く』を意識して描くと良いと思います。今作のテーマは美奈川真昼という少女とそのやり取りなのですから、ここに生きる描写を集めることで、短くも深い物語ができると考えます。
    　自分であれば、冒頭の付き合う時期やきっかけの説明はカットして、朝の教室のシーンをまず描きます。文化祭翌日の誰もいない教室で美少女と二人きり、という印象強いシーンを持ってくれば読者も興味を持ちますし、このシーンを見れば告白されたのがどっちといった説明も不要になります。
    　結末によりハッピーエンド感を強めるなら、夏休み前のランチシーンで少し不安な感じの演出をしておくとなおよいと思います。真昼の予定が完全に埋まっていて本当に付き合っているのか不安になる→潮ラーメンを食べるシーンことで不安が解消され、より明るい未来を予感させる、などとしておくと、読後感も増していくので行くのではないかと思います。

    ＜最後に＞
    　自分は王道好きなので、割と楽しく読むことができました。
    　ただ、王道に一つ強いオリジナリティが加わると、ぐっと良くなると思います。海水を飲みたいや潮ラーメンなど、掘り下げればオリジナリティにできる素材はあったと思うので、これからも頑張ってください。

    　拙い感想ですが、少しでも参考になる部分があれば幸いです。



    E-Mail pass
2021年08月12日 14時31分20秒
 +10点
  • 青春のエア香るストーリーはライク。
    されど、味付けがスリムすぎてenoughにならない。

    E-Mail pass
2021年08月11日 03時10分41秒
 +20点
  • 　『塩味なのに甘いスープ』拝読しました。

    　上手さを感じる作品でした。
    　日常の描写がメインながら、西条と真昼の甘酸っぱい恋愛描写や、海の匂いがするという「潮ラーメン」の描写など、興味を惹かれれる要素が上手く絡められており、引き込まれました。
    　ストーリーの展開よりも全体的な雰囲気で勝負する作品だと思いますが、その雰囲気が抜群に良いんですよね。
    　この枚数で、メイン二人のキャラクターもしっかり立てられていると思います。また潮ラーメンは是非とも食べてみたいと思わせるものがありました。そのあたりも良かったですね。
    　優しい文体でテンポ良く読み進められる点といい、「読ませる」力のある作品だなと感じます。

    　半面、ストーリーには、さすがに山や谷がなさすぎるようにも感じたので、そのあたりが伴っていると、なお良かったんじゃないかなと思います。

    　執筆お疲れさまでした。

    E-Mail pass
2021年08月10日 13時42分46秒
 +10点
  • どうもこんにちは。
    御作『塩味なのに甘いスープ』を読了いたしましたので、感想・批評を送らせていただきます。
    なお、僕の感想は基本的に激辛です。
    悪意はございませんので、必要と思われる部分を取捨なさってください。



    ・リア充爆発しろ
    っていうのが感想で、全てですかね。
    要約すると「大好きな彼女とラーメン屋にデートしに来ました」で終わってしまう作品です。
    波乱らしい波乱もなく、トラブルを乗り越えた先にある二人の関係の進展がある訳でもなく。
    はたしてそれを物語と言ってよいものか？

    いや、もちろん昨今の日常系って呼ばれる、大きな進展やトラブルの無い作品だって存在します。あるいは恋愛ものだって切った貼ったがある訳じゃない。

    けど、うーん。
    この作品、作中で特に何も起きていないんですよね。

    このラーメン屋に行くために特に何か苦労したわけじゃないし。
    これが例えば、

    直前で喧嘩して　→　海の味のするラーメンを食べて　→　仲直りする

    みたいなやり取りでもあればまた違ったのでしょうけど。

    日常系と呼ばれる作品を、そんな沢山読み込んだわけじゃないんですけど、あれはあれでそのテーマに沿ったキーワードを元に、緩やかながらも山や谷があったりするんですよね。

    『ゆるキャン△』とかはそのわかりやすい例で、キャンプというテーマをもとに、女子校生たちがアレコレして困ったり困らなかったりするお話です。

    あるいは恋愛ものだったら二人の喧嘩だったり横恋慕する第三者だったりが物語のキーキャラクターになったり。

    この作品を分類するなら
    『グルメ系の日常系恋愛もの』
    といったところですかね。
    でもグルメ系というほど食事シーンがあるわけではない(分量割合ではなく食事回数の話)、恋愛モノというほど喧嘩やすれ違いがあるわけでなし。

    あえていうなら二人で会える時間が殆ど無いってところですけど、それだって今回は一発で予定をすり合わせてるから、言うほど障害として見えないというか。

    タイトル通り、甘い作品ではあります。
    しかしラブラブ甘々な作品というほどでもない。

    ラストシーンがラーメン屋でのデートでもいいんですけど、そこに至るまでに色々とあって欲しかった。色々と無いなら無いで、もっと描き方の工夫はあったと思います。
    そもそも短いし。

    短い作品は短いなりに、内容を吟味しその分量で読者を納得させるボリューム感が無いと、やっぱり評価として高いものにはできません。
    それこそ塩ラーメンのように、あっさりながらも複雑な滋味を感じさせる要素が無いと、すかすかな感じになってしまいます。

    短い作品は書くのは簡単ですが、それが面白いかどうかは全く別要素なんですよね。
    かと言って長ければそれだけで評価されるわけじゃない。
    例えるならばラーメンとコース料理のように――うん、ややこしくなるからこれくらいにしておきましょう。

    うん、創作って難しい。

    点数評価はこの通り。
    ただ、破綻がなかったからこっちにしとこうかな、ってくらいで、一つ下にしても別にいいかなとも思わなくもない。

    以上、参考になれば幸いです。


    E-Mail pass
2021年08月10日 13時08分14秒
  • 　黒川いさおと申します。拝読致しましたので、感想など書かせて頂きます。


    　タイトルの通り、まるで砂糖で作った塩ラーメンの如き甘いお話でした。
    　神原さんも仰っていましたが、良い雰囲気が出ていたと思います。
    　しかし、読み進めて行く内に少しずつ違和感が出てまいりました。

    　え？　この子達、一年も付き合っていてデートした事無いの？

    　と。
    　さすがにここはちょっと盛り過ぎじゃなかろうかと。普通に「なかなかデートできていない」くらいでも良いかと愚考致します。

    　そして、良い雰囲気ではあるのですが、やはりもう少し展開が欲しいと感じます。　
    　現状だと、要約しちゃうと「忙しい彼女とラーメン食べて終了」なんですよね。このラーメンデートを切っ掛けに、例えばふたりの関係がちょっとだけ変化するとか、何らかの展開が欲しかった様に思います。

    　そしてラーメンですが。
    　神原さんが仰っていた「海水味のラーメンて美味しそうに思えない」という意見は確かに有るのかも知れません。
    　しかし、そこを如何に美味しそうに描写するのがこの作品のキモになるのではないでしょうか？
    　思うに、御作はそこの部分が弱い様に感じます。確かに作中で

    ＞黄金色に澄んだスープからは、カツオや昆布といった魚介の出汁の匂いが湯気と一緒にほわほわ漂っている。

    　と描かれてはおりますが、僕はこの辺りをもっと強化して欲しかったと感じます。
    　例えば、このラーメンは魚介系の出汁だけを使っているから潮の香りがする、とか。
    　ちなみに僕は以前中華屋で働いた事があるのでそこそこラーメンも齧っておりますが、鶏や豚等動物系の出汁を使わずにラーメンのスープを作るのは至難の業です。
    　そういったグルメ漫画的情報を強めに出す事で、潮ラーメンに「美味しそう」というリアリティを付加する事ができるのではないでしょうか。


    　それと、ここからは完全に僕の性癖なので恐縮ですが……
    　ただ甘い話で終わらせるのでは無く、どこかビターな風味も付け加えて欲しかったかな、と。
    　作中から想像するに、美奈川真昼という子は才女であり、きっと良い所のお嬢様でありましょう。それに対する主人公はおそらく一般人。ここいらを使ってもっとこう、ロミジュリ感を出しても良いのでは、と。
    　もっと言うと、この二人はやがて別々の大学に行く等、いつかは別れる運命。それをふたりとも内心では理解しているからこそ、今を楽しむ。みたいな部分が垣間見えれば最高でした。あたかも、塩を振る事でスイカの甘味が強調されるかの如く。


    　乱文ご容赦を。
    　お互い企画を楽しみましょう。

    E-Mail pass
2021年08月09日 02時28分51秒
 +10点
  • 　二人の雰囲気は良かったと思います。しかし、二人がいる情景が浮かんできませんでした。もう少し情景描写を入れられた方が見栄えがすると思います。

    　物語が平坦になり過ぎる傾向があるかもしれません。山や谷など何かこう盛り上がる部分がほしい気がします。

    　ちょっと思ったのが海の水に似た味のラーメンって美味しそうには思えないって事でした。海の水自体、美味しいとは思えないです。過去の経験から。

    　ただ上でも言っていますが、読んでいてほんわか出来る内容だったと思います。

    E-Mail pass
合計 12人 150点

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