ブラコン姉の年末大掃除

Rev.01　枚数： 10 枚（ 3,956 文字）
<<一覧に戻る | 作者コメント | 感想・批評 | ページ最下部
　僕の姉はブラコンである。そして、両親は買い物に出掛けてしまった。その両親から下された指令は『お姉ちゃんと二人仲良く掃除をしていなさい』だ。
　そんなことを言ったもんだから、姉は鼻息を荒くしながら僕のズボンに手をかけて「この中も掃除しなくちゃいけないわよね？」などとほざきだした。
　ズボンを奪われはしたが、僕は命からがらトイレに逃げ込むことに成功した。
「ねえ、鍵を開けなさい。そんなとこに閉じこもってたら掃除が終わらないでしょ」
　姉はドアを叩いたりノブをガチャガチャ回したりと、ホラー映画さながらの演出をみせている。
「嫌だよ。ここを出たら今度はパンツを脱がせるんだろ」
「……当たり前じゃない。私は『二人の中をよく掃除していなさい』と言われたのよ」
　　どの世界にそんなこと言う親がいるんだよ！　しかも、そんなとこ掃除しようとしたら逆に汚れるわ！
　くそ、なにか反撃の手段はないか。
「姉ちゃんが僕のズボンとったことお母さんに言いつけちゃうよ」
「あら、それなら大丈夫よ。股間のあたりを濡らして洗濯機に入れておいたから、なにか訊かれたら『なにか出した』って一言だけ伝えておくわ」
　鬼かコイツ！　この前ベッドの下のお宝が見つかってただでさえ気まずいのに、さらに問題ぶっこむんじゃねーよ！
　僕は中学一年、姉は中学三年。いろいろ気になる年頃だろうが、僕以外の人間に興味を抱いてほしい。
「姉ちゃん、ブラコンはよくないんじゃないかな」
「嬉しいわ！　私のことを心配してくれるのね」
　ダメかあ！　察してくれない。それどころか扉の向こうで鼻唄が聞こえ始めた。どんだけ嬉しいんだよ。
　両親が帰ってくる前にこの状況を打開したい。扉の向こうには姉がいて、もちろん鍵を開けることができない。そしてここはトイレ。あるのはトイレットペーパーと便器ぐらい。
　そうだ！
　僕はトイレットペーパーを適当に取ると、おもむろに便器に投げ流した。
「ああスッキリした！」
　姉に聞こえるように、わざと大きな声を出した。
「なに、大きいのでも出たの？」
「ああ、そうだよ」
　なにが悲しくて実の姉に大をした報告をしなくてはならないのか。実際はパンツすら脱いではいないのだが、臭いものを出したと思わせればここから離れるだろう。その隙に部屋に戻ってズボンを履き、洗濯機のズボンを回収すれば良い。完璧なプランだ。
「そんなところにいると臭うかもしれないよ」
「……私、あなたのものならば全て受け入れられるわ」
　コイツやべー奴や。『世界中が敵になろうとも、私だけはあなたの味方よ』みたいな、くさい台詞よく言えるな。いや、くさいのは有りもしない僕のクソか。
「ところで、そろそろ二人とも帰ってくるんじゃないかな。ちゃんと掃除しとかないと怒られちゃうよ」
　実際問題はそれなのだ。年末の大掃除をしてないとなれば大目玉は免れないだろう。両親からは『二人がふざけていて掃除をしなかった』としか見えないのだから。しかし、意外な返事が聞こえてきた。
「もうすぐ終わるから待っていなさい」
「え？　なにが」
「なにって、掃除よ」
　声を聞く限り姉は扉の向こうにいる。しかし、掃除をしているという。どういうことだろう。
「クスクス。扉を開けて床を見てみなさい」
　罠か。いや、あの姉に限ってこんな見え透いた嘘はつかないだろう。
　僕は鍵を開け、おそるおそる向こうの廊下を覗き込んだ。
　そこには姉の名前が表示されているスマートフォンが置いてあった。それは紛れもない僕のスマホだった。素早くそれを取るとトイレに戻って鍵を掛けた。
　僕は額に手を当てて「やられた」と小さく呟いた。
　僕と姉はスマートフォンを持たされている。中学生でも持っている人は持っているし、もちろん持っていない人もいる。持っているからといって珍しいことでもない。
　姉は僕の携帯をズボンから抜き取ると、通話状態にしてトイレの前に置いていったのだ。
「――いつからだ」
「洗濯機の話からよ。そのまま洗濯してポケットにティッシュとか入ってたら大変じゃない。そのときに鼻を近づけてクンクンしてたら涎が付いちゃったけど許してね」
　ティッシュを洗濯して大変なことになることを見越すとは、なにげに有能なのかと思ったけど前言撤回。さりげなくヤベーのカミングアウトしてんじゃねーよ！　しかも、股間が濡れてるのは水じゃなくてお前の涎じゃねーか！　『なにか出した』なんて言われたら絶対信じちゃうよ。
「くそったれ！」
　通話を切ると、思わずそんな言葉が出てきた。
　なにか打つ手はないか。今出れば部屋に行けるかもしれない。しかし、通話を切ってしまった今、姉がどこにいるのかがわからなくなってしまった。
　スマホを見ると、両親が買い物に出て三時間ほど経っていた。いくらなんでもそろそろ帰ってくるだろう。万事休すか。
　その時、慌ただしい足音が響いてきた。
「ねえ、本当はお姉ちゃんずっとトイレ我慢してたの。お願いだからそこから出てきて」
　――僕はこの時を待っていた！
　心理学にミラーリング効果と呼ばれるものがある。これは、好意を持つ相手の仕草や動作を無意識に真似てしまうものだ。例えば、友達が水を飲んだ時に意識をしていないのに自分も水を飲んでいた、または、自分が笑顔で話しかけると相手も笑顔で返してくる、これがミラーリング効果だ。
　僕が仕掛けた罠は『トイレットペーパーを便器に流す』、これだけ。姉はこの音を聞いて僕の仕草を妄……じゃなくて想像したはず。無意識にトイレを刷り込まれて催してしまったのだ。
「ごめんなさい。私が悪かったわ」
　こうなれば形勢逆転だ。
「どうしようかな。ズボン取られたからこのままじゃ出られないな」
「ズボンね。わかったわ」
「洗濯機に入れたやつじゃダメだよ。ちゃんと部屋から持ってきてね」
　姉が駆けた。そして、十秒足らずで戻ってきた。僕の私物の配置を暗記してるのかコイツ……。
「もう我慢できないから」
　姉のすすり泣く声が聞こえてきた。
　さすがにやり過ぎたか？　僕は仕方なく鍵を開いた。
　雪崩れ込むように姉が入ってきて、すれ違いに僕はトイレから抜け出した。
「――覚えてなさい」
　扉が閉まる瞬間、暗くて重い言葉が姉から放たれた。
　怖くてちょっとちびったけど問題はないハズだ。トイレから出た今、僕に死角はない。
　姉がトイレから出る前にパンツを洗濯機に入れて、姉の涎が付いたズボンと共に洗濯した。部屋に戻った僕は服装を整えて漫画を読むことにした。
　異変に気がついたのは、洗濯機が知らせる洗濯終了のアラームを聞いてからだ。姉がトイレから出てきていない。
　トイレで良からぬことでもしてるんじゃないだろうな。あの姉なら便座すら舐めそうだ。僕は勇気を出してトイレの扉を叩いた。
「なにやってるの？」
「なにもしてないわよ」
「じゃあ出てきたら？」
「私はまだいいわ。それよりも、あなたはトイレ大丈夫？」
　トイレ？　そういえば、さっきはトイレットペーパーを流しただけだから、僕は出していない――。
　気になりだしたら洪水のように溢れ出してくるのが本能というものらしく、僕は一気に尿意を催してしまった。
「僕もトイレしたいからここから出てよ」
「どうしようかしら」
　クソ。僕がしたことを逆手に取られてしまった。しかし、意外なことに鍵の開く音が響いた。
「私はそこまで意地悪じゃないわ」
　姉がそう言うと、静かに扉が開いた。でも、僕の姉はブラコンだ。なにもないわけがない！
　姉は便器に腰を下ろしていて、艶のある太股を晒し、脱ぎかけのズボンが膝下にかかっていた。ズボンの中央には薄いピンク色をした下着があり、僕は息を飲んでいた。
「どうしたの？　出したいんでしょ？」
「こんな状態でできるわけないだろ！」
「じゃあ、これならできるかしら」
　姉は上目遣いで僕を見ながら、両足を開いたのだ。大事な部分は上着に隠れていて見えない。僕のお宝のように、見えそうで見えないというのは、なんとも興奮を煽るものだ。
「ちょっ！　早く履いてトイレから出てよ」
「私はかまわないって言ってるじゃない」
　姉は僕のお腹を押してきた。
「男は立ちながらでも出せるでしょ。私は足を広げてるから、この隙間に出しなさい」
「立ちながらは出ないけど」
「え？」
「え？」
　まあ、出せなくはないけど、女の姉にはわかるまい。
　姉は首を傾げ、怪訝な顔つきだ。
「……よくわからないけど、私はこのまま動かないわよ」
　クソ、ここまでか。グッバイ僕の貞操。グッバイ僕の清らかな日々。
　僕は姉の鼻息を手に受けながら、ズボンのチャックに触れた。
「――あなた達なにしてるの」
　突然の十三年間毎日聞いている声に、僕は錆び付いたブリキのように首をゆっくり回した。母が口元を抑えて立ち尽くしていた。床には買ってきた卵が潰れて落ちていた。
「いや、これは……」
　僕は姉に視線を向けた。姉だって自分がブラコンだなんてバレたくないハズだし、なにか良い手が浮かんでいるだろう。しかし、発せられた言葉は衝撃的なものだった。
「この子我慢できないって無理矢理入ってきたの。私はやめてって言ったんだけど、どうしても我慢できないって。鍵を掛け忘れた私も悪いけど、男の子だから仕方ないのかな」
　……マジかよコイツ。さっきまでと全然違うじゃねーか。しかも、『男の子だから仕方ない』とか、僕が姉にいかがわしいことをしようとしていたみたいになってるし。逆なんですけど！
「どうしたんだお前たち」
　車を停めた父が、玄関から首だけを覗かせている。
「ちょっとお父さん聞いてください！　この子ったらトイレで――」
　あー！　僕の人生終わった。
　涙ぐむ僕の服を姉が引っ張った。姉は悪戯がバレた子供のように舌を出しながら上着の裾をたくし上げていた。
たてばん jQYhbezob6

2018年12月30日 22時49分09秒 公開
■この作品の著作権は たてばん jQYhbezob6 さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
◆テーマ：冬の年末大掃除
◆キャッチコピー：扉の向こうには死が待っている
◆作者コメント：年末といえば大掃除ですね。
僕は大掃除なんてしないで、この作品を書いていていました。久しぶりに執筆だし、三時間程度でのできあがりで、個人的には満足のできあがりです。
　主催、運営、参加者の皆様、この場に立たせていただきありがとうございます。
　今年も残り少ないですが、楽しんでいきましょう！
　……ちなみに、僕はミラーリングが嫌いで、友達と飲むタイミングをずらしたりします。

2019年01月16日 18時59分38秒
 作者レス
  • 稚作を読んでくださった皆様ありがとうございました。
    今作を執筆したたてばんです。

    もともと今回の企画に参加する気はありませんでした。
    というのも、去年の夏から執筆ができなくなってしまい、ずっと企画の参加を見送ってきたのです。
    『書きたい物語』と『書ける物語』のギャップにモチベーションが保てず、毎回少し離れたところから見ていました。
    今回もそうしようかと思っていました。しかし、『試しに書ける物語で挑戦するか』と思い立ち、即興で書いてみたわけです。
    その思いが功を奏したようで、途中で筆を投げ出さず書き切ることに成功しました。

    物語は会社の大掃除中に考えて、登場人物達は最近ネットで見ている『オネショタ物』をベースにしました。
    ああ、別にやましい物ではありませんよ。仕事中に見ているだけの画像なので……。

    では、あとは個別に返信をしたいと思います。

    E-Mail pass
2019年01月13日 23時37分29秒
 +10点
  • 作者の方へ

    茉莉花です。
    作品、読みました。

    ミラーリング効果を引き合いに出した姉と弟の僕の日常のストーリーでしたね。
    文体が軽くて、さくさく読むことができました。

    ただここから読者に何を与えたいのか、どこを一番売りとしているのか、そういう部分が少し伝わりにくくなっているのではないかなとも思っています。
    文章がとても整っていただけに「うん、仲のいい二人だなー、姉の性癖がやばいなー」と思っただけに終わってしまった印象です。

    読者にいちばん近い「僕」の存在がまともだったからかなぁ……。
    読者の立ち位置を「姉」の方に寄せていくとよりコミカルな部分が際立つかもしれないな、と思いました。

    短時間でさくさく読めてほっこりできる、そんな作品でした。
    私、一人っ子なので、こういう仲の良さっていいなと思いながら読みました。

    それでは執筆お疲れ様でした。

    E-Mail pass
Re: 2019年02月06日 22時46分00秒
  • ＞作者の方へ
    ＞
    ＞茉莉花です。
    ＞作品、読みました。

    ・こんばんは！
    　読んでくださりありがとうございます！

    ＞ミラーリング効果を引き合いに出した姉と弟の僕の日常のストーリーでしたね。
    ＞文体が軽くて、さくさく読むことができました。
    ＞
    ＞ただここから読者に何を与えたいのか、どこを一番売りとしているのか、そういう部分が少し伝わりにくくなっているのではないかなとも思っています。
    ＞文章がとても整っていただけに「うん、仲のいい二人だなー、姉の性癖がやばいなー」と思っただけに終わってしまった印象です。

    ・今回はリハビリを兼ねての参加だったので、『楽しく書く』だけを目標にして書いた作品になります。
    　売りも伝えたいことも考えず、ただただ書きました。
    　去年の夏頃、書きたい物語を考えて、どう書いたら面白くなるのか悩んだら何も書けなくなってしまったので……。

    ＞それでは執筆お疲れ様でした。

    ・感想ありがとうございました！

    E-Mail pass
2019年01月13日 23時30分40秒
 +20点
  • 『ブラコン姉の年末大掃除』、拝読しました。感想を書かせていただきます。


    ●いいと思ったところ

    ・姉のキャラクターが強烈でした。ブラコンっていうか、変態じゃねーかｗ
    　変態的に弟に迫る姉と、姉から逃れようとする弟という構図がよかったです。
    　弟が何を言っても「ああ言えばこう言う」的に返す姉が面白く、二人の掛け合いは笑えました

    ・ミラーリング効果を利用して姉を追い詰めたと思いきや、今度は逆に姉にトイレにこもられて弟が追いつめられるという展開も凝っていまししたね。
    　親に見られるというオチも定番的ではありますが、まとまっていたと思います。

    ・文章も読みやすく、コメディらしくテンポよく読めました。


    ●感じたこと

    ・本作は「シリーズものの中の一話」という雰囲気でした。
    　実際に「ブラコン姉」シリーズが連載されていたとして、その中のワンエピソードして本作を読んだ場合は文句なしだと思うのですが、あくまで本作単体としてみると、この短さでは物足りなさを感じました。
    　この姉弟の魅力をもっと伝えるためには、連作短編のように、もっと長い枚数でいくつもエピソードを連ねる構成にしたほうがよかったかなと思います。もちろん、本作は三時間で書かれたとのことなので、今回は無理だったのでしょうが…。


    ●全体として

    　強烈なキャラクターが魅力的な作品でした。
    　良くも悪くも、この姉弟のほかのエピソードも読んでみたいと思いました。


    　感想は以上です。
    　なお、私は読者目線で本音の感想を書くことを心がけており、指摘点が私自身の作品にブーメランになっている可能性がありますが、どうかご容赦いただければと思います。
    　それでは失礼します。執筆おつかれさまでした。

    E-Mail pass
Re: 2019年02月06日 22時39分53秒
  • ＞『ブラコン姉の年末大掃除』、拝読しました。感想を書かせていただきます。

    ・こんばんは！
    　読んでくださりありがとうございます！

    ＞●感じたこと
    ＞
    ＞・本作は「シリーズものの中の一話」という雰囲気でした。
    ＞　実際に「ブラコン姉」シリーズが連載されていたとして、その中のワンエピソードして本作を読んだ場合は文句なしだと思うのですが、あくまで本作単体としてみると、この短さでは物足りなさを感じました。
    ＞　この姉弟の魅力をもっと伝えるためには、連作短編のように、もっと長い枚数でいくつもエピソードを連ねる構成にしたほうがよかったかなと思います。もちろん、本作は三時間で書かれたとのことなので、今回は無理だったのでしょうが…。

    ・本当は夏企画とかも参加したかったのですが、どう書いて良いのかわからなくなってしまい、今回はほぼ一年ぶりの執筆になりました。
    　リハビリを兼ねた企画参加だったので、書けるジャンルで書ける範囲で楽しむことに専念しました。
    　最終日になってから参加を決めたので、短い作品になってしまいました。

    ＞　感想は以上です。
    ＞　なお、私は読者目線で本音の感想を書くことを心がけており、指摘点が私自身の作品にブーメランになっている可能性がありますが、どうかご容赦いただければと思います。
    ＞　それでは失礼します。執筆おつかれさまでした。

    ・感想ありがとうございました！

    E-Mail pass
2019年01月13日 22時36分18秒
 +20点
  • 　わるくない、わるくないんだ…！
    　変態おねえちゃんかわいいしえろいし、ツボはおさえているとおもうんだ…！
    　けど、ただひとついわせてもらうなら…出せよ！
    　便器に座るおねえちゃんの股のあいだに、おしっこ出してやれよ！
    　そして異常なシチュに震える弟くんがだな、おしっこの狙いをそらしてしまって
    　おねえちゃんのぱんつにおしっこびしゃびしゃさせて…！
    　そこで、お母さんの登場やろ！
    　ブレーキをふむんじゃない！　そこはアクセルや！
    　そして運営さんに注意されて削除までがワンセット（）

    　あ、おもろかったです^^

    E-Mail pass
Re: 2019年02月06日 22時34分08秒
  • ＞　わるくない、わるくないんだ…！
    ＞　変態おねえちゃんかわいいしえろいし、ツボはおさえているとおもうんだ…！
    ＞　けど、ただひとついわせてもらうなら…出せよ！
    ＞　便器に座るおねえちゃんの股のあいだに、おしっこ出してやれよ！
    ＞　そして異常なシチュに震える弟くんがだな、おしっこの狙いをそらしてしまって
    ＞　おねえちゃんのぱんつにおしっこびしゃびしゃさせて…！
    ＞　そこで、お母さんの登場やろ！
    ＞　ブレーキをふむんじゃない！　そこはアクセルや！
    ＞　そして運営さんに注意されて削除までがワンセット（）

    ＞　あ、おもろかったです^^

    ・こんばんは！
    　読んでくださりありがとうございます！

    　僕優等生なので、まだ運営さんに注意されたことないです（笑）

    　一見ギャグのように見えますが、僕的には恋愛物に近い感覚で書きました。
    　アクセル踏んで削除されても良かったのですが、この姉弟の今後を考えると、一線を越えてはならないような気がして、ニュートラルにして様子を見ました。
    　
    　僕の根底には『くっついて欲しい』っていうのがあるんですよね。
    　一線を越えたらくっつけなくなってしまうので。

    　感想ありがとうございました！

    E-Mail pass
2019年01月13日 20時25分05秒
 +10点
  • 　ども、駆け足で感想数増やしてるＨｉｒｏです。
    　読了成功したので、拙いながらも感想らしきものを残させていただきます。

    　ノリの良い掛け合いが光る話でした。
    　キャラが立ってて面白かったものの、物語性がないせいかちょっとだけ物足りなくも思えました。あと季節は冬だけど、冬のための物語って感じではありませんでしたね。

    　ではﾉｼ

    E-Mail pass
Re: 2019年02月06日 22時27分19秒
  • ＞　ども、駆け足で感想数増やしてるＨｉｒｏです。
    ＞　読了成功したので、拙いながらも感想らしきものを残させていただきます。

    ・こんばんは！
    　読んでくださりありがとうございます！

    ＞　ノリの良い掛け合いが光る話でした。
    ＞　キャラが立ってて面白かったものの、物語性がないせいかちょっとだけ物足りなくも思えました。あと季節は冬だけど、冬のための物語って感じではありませんでしたね。

    ・いつもお題ガン無視して書いちゃうんですよね。
    　新しい企画も発表されましたし、次回はお題に真摯に向き合いたいと思います。

    ・感想ありがとうございました！

    E-Mail pass
2019年01月13日 20時02分36秒
 +10点
  • 　執筆おつかれさまでした、燕小太郎と申します。
    『ブラコン姉の年末大掃除』読ませていただきましたので、感想を残したいと思います。

    　一読して感じたこと
    　多少の下ネタも混ざりつつ、さくっと読める短編らしい短編だったと思います。
    　
    　キャラクターについて
    　良きキャラクターとは何か。自分は今回、これを『リアリティ』と『オリジナリティ』ではないかと考えることにしました。自分が考えるリアリティとはそのキャラクター『らしさ』が出ているかどうか。ストーリーに流されるのではなく、キャラクター自身の意志や理由によって言動をとっているかどうかだと考えています。オリジナリティとは文字通り個性があるかどうか。この二点から、感想を述べて行きます（ここまでテンプレート）
    　とはいえ、今作のような掌編コメディでそこまで理屈で考えて行くのも違うのかなと思います。多少（かなり？）常軌を逸したブラコン姉と、そのブラコン姉に抗うもなんやかんや掌で踊らされる弟。そのらしさがきちんと描かれていて面白かったです。ブラコン姉と僕という代名詞で描いているのも、名前を覚えさせてキャラクターと一致させる労力を省いてくれて作者様の工夫を感じました。
    　強いて不満を挙げるなら、一男性読者から見て今作のブラコン姉があまり好きになれないことですかね。彼女のトイレ籠城作戦は『目には目を』というやられたからやり返すような動機が透けて見え、ブラコン姉としてふさわしくないように感じました。『あなたのためなら漏らすことも躊躇わない』くらいの深い愛（？）が欲しかったです。

    　ストーリーについて
    　良きストーリーとは何か。自分は今回、これを『引きの強さ』と『カタルシス』の二つを軸として考えることにしました。次に何か起こるのか。この事件がどのように収めるのか。気になって読まざるを得なくなる、力づくで読ませる『引き込む力』こそストーリーの目的になるのではないか。そうして引き込んだストーリーを、どのようにまとめ、読者を満足させるのか。この二点をストーリーの骨子と考え、この観点からストーリーの感想を述べたいと思います（ここまでテンプレート）。
    　キャラクターと同様、あまり理屈で考えず述べて行きたいと思います。
    　とてもシンプルで、テンポ良く状況が進んでいく、コメディ掌編らしいストーリーだったと思います。オチまできちんとできているのも良かったです。
    　反面、わかり難さもあったかもしれません。ドアノブをガチャガチャしていた姉がいつの間にいなくなったのかもわからないし、スマホで通話しながら手際よく掃除を終わらせてくれた姉に焦る必要がなければ、『万事休す』の理由もよくわからない。ズボン履いてないから？　最後の尿意もコンビニ行くなり両親が帰ってくるのを待つなりすればいい。冷静な判断ができないほど尿意がこみ上げるにはいささか急激過ぎるように感じました。
    　執筆時間も短かったようですし、コメディなので細かくツッコむのは野暮なのでまるっと飲み込んで楽しんだものの、この辺りはもう少し微調整できたのかなと思いました。
    　
    　次に向けての提案
    　特にはないですね。きっちりオチまでできている点や、『僕とブラコン姉』というあえて名前を出さなかった点を考えると、面白くする技術や短時間で書くための方法をきちんと理解した、書ける作者様なのだと推測します。ブラコン姉のような、ラノベに必須な非常識人も描ける人ですし、今度はもっと長い作品で読みたいなと思います。

    　拙い感想ですが、少しでも参考になる部分があれば幸いです。

    E-Mail pass
Re: 2019年01月27日 22時17分46秒
  • ＞　執筆おつかれさまでした、燕小太郎と申します。
    ＞『ブラコン姉の年末大掃除』読ませていただきましたので、感想を残したいと思います。

    ・こんばんは！読んでくださりありがとうございます！

    ＞　キャラクターについて
    ＞　良きキャラクターとは何か。自分は今回、これを『リアリティ』と『オリジナリティ』ではないかと考えることにしました。自分が考えるリアリティとはそのキャラクター『らしさ』が出ているかどうか。ストーリーに流されるのではなく、キャラクター自身の意志や理由によって言動をとっているかどうかだと考えています。オリジナリティとは文字通り個性があるかどうか。この二点から、感想を述べて行きます（ここまでテンプレート）
    ＞　とはいえ、今作のような掌編コメディでそこまで理屈で考えて行くのも違うのかなと思います。多少（かなり？）常軌を逸したブラコン姉と、そのブラコン姉に抗うもなんやかんや掌で踊らされる弟。そのらしさがきちんと描かれていて面白かったです。ブラコン姉と僕という代名詞で描いているのも、名前を覚えさせてキャラクターと一致させる労力を省いてくれて作者様の工夫を感じました。
    ＞　強いて不満を挙げるなら、一男性読者から見て今作のブラコン姉があまり好きになれないことですかね。彼女のトイレ籠城作戦は『目には目を』というやられたからやり返すような動機が透けて見え、ブラコン姉としてふさわしくないように感じました。『あなたのためなら漏らすことも躊躇わない』くらいの深い愛（？）が欲しかったです。

    ・僕自身が名前を覚えるのが苦手なんですよね。
    　高校時代、ガソリンスタンドでバイトしていたのですが、半年経ってもパートの人の名前が覚えられず、副店長にキレられた思い出があります。

    　『あなたのためなら漏らすことも躊躇わない』というのも愛ですね。
    　しかし、今回のブラコン姉の性格は『相手より優位な位置に立つ』というものです。
    　愛にも様々な種類がありますが、戦略にも様々な種類があります。
    　姉のプライド的には漏らしたら負けでしょう。

    ＞　ストーリーについて
    ＞　良きストーリーとは何か。自分は今回、これを『引きの強さ』と『カタルシス』の二つを軸として考えることにしました。次に何か起こるのか。この事件がどのように収めるのか。気になって読まざるを得なくなる、力づくで読ませる『引き込む力』こそストーリーの目的になるのではないか。そうして引き込んだストーリーを、どのようにまとめ、読者を満足させるのか。この二点をストーリーの骨子と考え、この観点からストーリーの感想を述べたいと思います（ここまでテンプレート）。
    ＞　キャラクターと同様、あまり理屈で考えず述べて行きたいと思います。
    ＞　とてもシンプルで、テンポ良く状況が進んでいく、コメディ掌編らしいストーリーだったと思います。オチまできちんとできているのも良かったです。
    ＞　反面、わかり難さもあったかもしれません。ドアノブをガチャガチャしていた姉がいつの間にいなくなったのかもわからないし、スマホで通話しながら手際よく掃除を終わらせてくれた姉に焦る必要がなければ、『万事休す』の理由もよくわからない。ズボン履いてないから？　最後の尿意もコンビニ行くなり両親が帰ってくるのを待つなりすればいい。冷静な判断ができないほど尿意がこみ上げるにはいささか急激過ぎるように感じました。
    ＞　執筆時間も短かったようですし、コメディなので細かくツッコむのは野暮なのでまるっと飲み込んで楽しんだものの、この辺りはもう少し微調整できたのかなと思いました。

    ・猛獣がいる街の安全地帯は家の中です。つまり、猛獣（姉）がいる街（家）の安全地帯は家（トイレ）の中です。
    　トイレから出たらパンツの中を掃除されます。

    　僕的には、姉がいついなくなったのはわからなくて良いと思っています。
    　だって一人称小説ですもん。
    　強いて言えば、ドアノブをガチャガチャしなくなってから消えました。

    　尿意に関しては、微調整の効く範囲ですが、オチに向けてアホになってもらいました。
    　いや、アホなのは尿意を催しながら執筆していた僕自身ですね。

    ＞　次に向けての提案
    ＞　特にはないですね。きっちりオチまでできている点や、『僕とブラコン姉』というあえて名前を出さなかった点を考えると、面白くする技術や短時間で書くための方法をきちんと理解した、書ける作者様なのだと推測します。ブラコン姉のような、ラノベに必須な非常識人も描ける人ですし、今度はもっと長い作品で読みたいなと思います。

    ・次回はもっと枚数が書けるように精進します。

    ＞　拙い感想ですが、少しでも参考になる部分があれば幸いです。

    ・感想ありがとうございました！

    E-Mail pass
2019年01月13日 17時18分51秒
 +10点
  • ｋｚと申します。拝読しましたので、コメントします。

    こういう頭の悪い話は大好きですが、いかんせんショートショートとしては弱いような気がしました。
    小ネタはどれも面白いですし、掛け合いも抱腹絶倒モノですが、枚数が少ないのでどうしても読み応えに欠けます。かといってショートショート特有の独創的な設定からの切れ味鋭いオチも御作からは感じられず、ショートショートとしては正直物足りなかったです。
    ノリは楽しいですし、キャラクターも生き生きとしておりましたので、もし次がありましたらもっと枚数の多い話を読みたいと思いました。

    感想は以上です。少しでも参考になれば幸いです。

    E-Mail pass
Re: 2019年01月27日 20時40分36秒
  • ＞ｋｚと申します。拝読しましたので、コメントします。

    ・こんばんは！読んでくださりありがとうございます！

    ＞こういう頭の悪い話は大好きですが、いかんせんショートショートとしては弱いような気がしました。
    ＞小ネタはどれも面白いですし、掛け合いも抱腹絶倒モノですが、枚数が少ないのでどうしても読み応えに欠けます。かといってショートショート特有の独創的な設定からの切れ味鋭いオチも御作からは感じられず、ショートショートとしては正直物足りなかったです。
    ＞ノリは楽しいですし、キャラクターも生き生きとしておりましたので、もし次がありましたらもっと枚数の多い話を読みたいと思いました。

    ・久しぶりの執筆で、リハビリだと思って書いていたので、今回はこんな感じになりました。
    　次回はもっと枚数を増やして書きたいと思います。
    　ただ、枚数が増えると固い文章になっちゃうんですよね……。

    ＞感想は以上です。少しでも参考になれば幸いです。

    ・感想ありがとうございました！

    E-Mail pass
2019年01月12日 23時03分20秒
 +10点
  • いきなりクライマックスでしたねw
    姉と弟の白熱した、それでいてコミカルな攻防は読んでいて楽しかったです。
    その楽しさは、二人の掛け合いの上手さがあってこそ。
    テンポの良いボケとツッコミが心地よかったです。


    内容は弟に異常なまでの執着心を持つお姉さんのお話。
    ラノベでは姉弟(兄妹)間の恋愛を描いたものをちょくちょく見かけますが、本作もその路線を行くものでしたね。
    その路線を行く場合、大抵は姉弟のどちらか、あるいはその両方に強力な個性が付加されることが多いように思います。
    本作ではお姉さんの個性が際立っていましたね。
    惜しむらくは、内容のほとんどが姉と弟の攻防に費やされている点かなと。
    長編の一場面を切り取ったような印象を受けました。
    登場人物がバタバタしているところは、楽しくはあるものの、それが大半を占めるとなると、ストーリーとしては進行しないので、作品全体としての面白さが減退してしまいます。
    静と動、緩と急。これらの使い分けが、より楽しめる作品をつくるコツだと思います。


    とはいえ、本作の勢いで突っ走るスタイルも、これはこれでアリ。
    文章と笑いのセンスが確かな作者様ですから、これからも様々なやり方を模索なさって下さい。
    それでは、執筆お疲れ様でした。

    E-Mail pass
Re: 2019年01月27日 20時38分04秒
  • ・こんばんは！読んでくださりありがとうございます！

    ＞いきなりクライマックスでしたねw
    ＞姉と弟の白熱した、それでいてコミカルな攻防は読んでいて楽しかったです。
    ＞その楽しさは、二人の掛け合いの上手さがあってこそ。
    ＞テンポの良いボケとツッコミが心地よかったです。
    ＞内容は弟に異常なまでの執着心を持つお姉さんのお話。
    ＞ラノベでは姉弟(兄妹)間の恋愛を描いたものをちょくちょく見かけますが、本作もその路線を行くものでしたね。
    ＞その路線を行く場合、大抵は姉弟のどちらか、あるいはその両方に強力な個性が付加されることが多いように思います。
    ＞本作ではお姉さんの個性が際立っていましたね。
    ＞惜しむらくは、内容のほとんどが姉と弟の攻防に費やされている点かなと。
    ＞長編の一場面を切り取ったような印象を受けました。
    ＞登場人物がバタバタしているところは、楽しくはあるものの、それが大半を占めるとなると、ストーリーとしては進行しないので、作品全体としての面白さが減退してしまいます。
    ＞静と動、緩と急。これらの使い分けが、より楽しめる作品をつくるコツだと思います。

    ・今回は参加することに意義があると考えて、ストーリー自体は考えていませんでした。
    　姉の攻撃やオチは書きながら考えていました。
    　今思えば、もう少しストーリーも書いても良かったですが、やっぱりあの時はこれが限界でした。
    　できれば姉と弟を結ばせたかったです。

    ＞とはいえ、本作の勢いで突っ走るスタイルも、これはこれでアリ。
    ＞文章と笑いのセンスが確かな作者様ですから、これからも様々なやり方を模索なさって下さい。
    ＞それでは、執筆お疲れ様でした。

    ・感想ありがとうございました！

    E-Mail pass
2019年01月12日 19時43分21秒
 +20点
  • 保健体育の家庭教師は姉でした。izawaです。

    ちょいエロなトムとジェリーと言うべきか、こういうの好きです。
    中盤からの心理戦の流れがとても器用だなと思わされました。

    ＞「男は立ちながらでも出せるでしょ。私は足を広げてるから、この隙間に出しなさい」
    ＞「立ちながらは出ないけど」
    ＞「え？」
    ＞「え？」
    ＞まあ、出せなくはないけど、女の姉にはわかるまい。

    ここの流れが好きすぎです。草。

    ちなみに私、最近残尿に悩まされてます。

    E-Mail pass
Re: 2019年01月16日 19時50分07秒
  • ＞保健体育の家庭教師は姉でした。izawaです。

    ・読んでくださりありがとうございます！
    　最高の保健体育の先生ですね！
    　羨ましいです。

    ＞＞「男は立ちながらでも出せるでしょ。私は足を広げてるから、この隙間に出しなさい」
    ＞＞「立ちながらは出ないけど」
    ＞＞「え？」
    ＞＞「え？」
    ＞＞まあ、出せなくはないけど、女の姉にはわかるまい。
    ＞
    ＞ここの流れが好きすぎです。草。

    ・ここは自信を持って書きました。
    　友達にもこういう返しはよくするので。

    ＞ちなみに私、最近残尿に悩まされてます。

    ・残尿ですか……。
    　僕はたまに尿道炎だか膀胱炎で残尿感がすさまじい時がありますね。
    　菌ならしっかり寝て免疫力上げれば治りますが、神経系だと難しいですね。

    E-Mail pass
2019年01月11日 08時48分03秒
 +10点
  • 　こんにちは、瀬海と申します。
    　拝読いたしましたので、思ったことをちらほらと。

    　感想を書くのが難しい……。
    　いえ、御作以上に難しい作品をいくらか拝読してしまったので、そのあたりと比べると難易度は下がるのですけれど。
    　とりあえずテンプレで書きますね。


    ■所感

    　承前です。


    ■冬

    「年末の大掃除」ということで、冬。
    　正直大掃除持ち出さなくても成立する作品だとは思いますが、そんな指摘をするのは野暮な気もします。コメディですし。……そう言えば今回の大掃除は平成最後の大掃除だったんですね。だから何と言うわけではなく、別に今から大掃除を始めても良いんですけれど。


    ■構成

    　短時間で執筆されたにしては上手かったと思います。
    　息詰まる心理戦。
    　姉弟の攻防。
    　そして両親の帰宅。
    　個人的な好みを言わせていただくと、どうせならもっと『かぐや様は告らせたい』ばりに丁々発止の遣り取りを繰り広げて欲しかったところですが、長さとか諸々の事情を考慮すると仕方ないのかな、と。
    　すでに他の方も指摘されていますが、オチは結構あっさりでした。もう一捻りくらい加えても良かったかも知れません。


    ■総評

    　楽しく読ませていただきました。
    　物足りなさは否めませんが、そこはご愛嬌ということで。

    　ではでは、引き続き楽しんでいきましょう！

    E-Mail pass
Re: 2019年01月16日 19時42分11秒
  • ＞　こんにちは、瀬海と申します。
    ＞　拝読いたしましたので、思ったことをちらほらと。

    ・こんにちは！　読んでくださりありがとうございます！

    ＞■冬
    ＞
    ＞「年末の大掃除」ということで、冬。
    ＞　正直大掃除持ち出さなくても成立する作品だとは思いますが、そんな指摘をするのは野暮な気もします。コメディですし。……そう言えば今回の大掃除は平成最後の大掃除だったんですね。だから何と言うわけではなく、別に今から大掃除を始めても良いんですけれど。

    ・会社の大掃除中に物語を考えたので、今作も自然と大掃除になりましたけど、別に冬じゃなくても良いですし、大掃除じゃなくても良いんですよね。
    　これは僕の詰めの甘さです。僕が悪いです。

    ＞■構成
    ＞
    ＞　短時間で執筆されたにしては上手かったと思います。
    ＞　息詰まる心理戦。
    ＞　姉弟の攻防。
    ＞　そして両親の帰宅。
    ＞　個人的な好みを言わせていただくと、どうせならもっと『かぐや様は告らせたい』ばりに丁々発止の遣り取りを繰り広げて欲しかったところですが、長さとか諸々の事情を考慮すると仕方ないのかな、と。
    ＞　すでに他の方も指摘されていますが、オチは結構あっさりでした。もう一捻りくらい加えても良かったかも知れません。

    ・アニメですが『かぐや様は告らせたい』を観てみました。
    　結構面白いですね。
    　僕三人称あまり得意じゃないんですよね。じゃあ一人称が得意なのかというと、そういうわけでもないんですけど。

    　僕の中で、あらぬ誤解を生んでこれから両親にレッテルを貼られる弟が不憫だったんですよね。
    　あっさりしていても少しでも救いがあるようにしたくて、あのオチになりました。
    　姉の下腹部を見た弟は悶々とした日々を過ごし、姉は出過ぎた行動を思い返して悶々とします。
    　二人にはくっついてもらいたいですね。

    E-Mail pass
2019年01月06日 17時10分18秒
 +20点
  • あけましておめでとうございます。
    『ブラコン姉の年末大掃除』拝見しました。

    んー面白いですし好きですが、オチがちょっとだけイマイチかなと。
    あれ？　ここで終わっちゃうの？　と言う半端な区切り感がありました。

    確かに漫画とかならこのオチは活きますが、漫画の場合その時の絶望感とか、食い違いの妙が一枚の絵で完結出来るんですよね。
    斜線入れた親の顔、ボトリと落ちる荷物、思わず疑いたくなるもなる姉弟の絡み。漫画はこれらの情報を一瞬で流せるからこそ、パンチがある。
    それに対して、小説じゃそうはいかない。
    そう意味意味では、今回の場合発覚からがやや長くてキレが悪いように思えたんですね。
    そこをキレよく落としきれたら、印象は変わったのではないかというのが私見です。

    また割とよく見るオチという性質上、どうしても漫画を含めた他作品とクオリティを比べてしまいがちなので、そのあたりもう少し気を使ってほしかったところです。
    親バレにしても色々バリエーションありますしね。
    聞き耳エンド、気遣いエンド、結託エンド、絶望エンド、お母さん（お父さん）も混ぜなさいエンド。
    ちなみに、直近だと『かぐや様は告らせたい　同人版』の、白銀兄妹回ですかね。白銀パパの反応が好き過ぎます。

    総評としては

    オチの話はともかく、ノリとか好きです。私も弟は可愛いですし。
    しかし、この姉はバラしちゃって、どこまで行く気でどうしたいんだ。そういうのはもっとバレないようにだね（以下略

    こほん。
    では、こんなところで。
    執筆お疲れ様でした！

    E-Mail pass
Re: 2019年01月16日 19時34分00秒
  • ＞あけましておめでとうございます。
    ＞『ブラコン姉の年末大掃除』拝見しました。
    ・あけましておめでとうございます！
    　読んでくださりありがとうございます！

    ＞んー面白いですし好きですが、オチがちょっとだけイマイチかなと。
    ＞あれ？　ここで終わっちゃうの？　と言う半端な区切り感がありました。

    ・モチベーション的に『ああ、ここらへんで終わらせておこうか』となりました。
    　時間的な問題もありましたが、『書きたい物語』ではないので、モチベーションが上がらないんですよね。

    ＞確かに漫画とかならこのオチは活きますが、漫画の場合その時の絶望感とか、食い違いの妙が一枚の絵で完結出来るんですよね。
    ＞斜線入れた親の顔、ボトリと落ちる荷物、思わず疑いたくなるもなる姉弟の絡み。漫画はこれらの情報を一瞬で流せるからこそ、パンチがある。
    ＞それに対して、小説じゃそうはいかない。
    ＞そう意味意味では、今回の場合発覚からがやや長くてキレが悪いように思えたんですね。
    ＞そこをキレよく落としきれたら、印象は変わったのではないかというのが私見です。

    ・やっぱり掌編のオチは難しいですね。
    　オチ次第で変わりますもんね。

    ＞また割とよく見るオチという性質上、どうしても漫画を含めた他作品とクオリティを比べてしまいがちなので、そのあたりもう少し気を使ってほしかったところです。
    ＞親バレにしても色々バリエーションありますしね。
    ＞聞き耳エンド、気遣いエンド、結託エンド、絶望エンド、お母さん（お父さん）も混ぜなさいエンド。
    ＞ちなみに、直近だと『かぐや様は告らせたい　同人版』の、白銀兄妹回ですかね。白銀パパの反応が好き過ぎます。

    ・今回のオチですが、あらぬ誤解を生んでこれから家に居づらくなる弟が不憫だったんです。だから、最後は少しだけ救いがあるように、姉に裾をあげてもらいました。これは僕のエゴですね。
    アニメですが『かぐや様は告らせたい』を観てみました。結構面白いですね。

    ＞総評としては
    ＞オチの話はともかく、ノリとか好きです。私も弟は可愛いですし。
    ＞しかし、この姉はバラしちゃって、どこまで行く気でどうしたいんだ。そういうのはもっとバレないようにだね（以下略

    ・僕の中では、この物語は恋愛なんですよね。
    　『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』もなんやかんやで兄貴と期間限定で恋人やってましたけど、僕の中でもそんな感じです。
    　どこまででも行きますし、どうなっても良いのです。
    　結ばれない恋って悲しいじゃないですか……。

    E-Mail pass
2019年01月03日 23時02分32秒
 +10点
  • 　拝読いたしました。朱鷺（とき）と申します。
    　コンプレックスは、「屈曲した」という意味だけれど、このお姉ちゃんは純粋で病的に弟が大好きなのだなあ、と思いながら読み進みました。
    　繰り広げられる異常なシチュエーションに、してやられたと感じました。「からかい上手な高木さん」の「からかい」が大幅にレベルアップされているなあ、と思いました。
    　下ネタなので本来の評価から減点しました。
    　執筆お疲れ様でした。後夜祭も盛り上がってまいりましょう。

    E-Mail pass
Re: 2019年01月16日 19時21分20秒
  • ＞　拝読いたしました。朱鷺（とき）と申します。
    ・読んでくださりありがとうございます！

    ＞　コンプレックスは、「屈曲した」という意味だけれど、このお姉ちゃんは純粋で病的に弟が大好きなのだなあ、と思いながら読み進みました。
    ・本当は『コンプレックス』という言葉を使いたくなかったのです。
    　マザコンって和製英語で外国人に言っても通じません。『マザーボーイ』だと通じるようです。
    　なので、ブラコンもちゃんとした英語で表記したかったのですが、残念ながら学の無い僕には適当な言葉を探し出すことができませんでした。

    ＞　繰り広げられる異常なシチュエーションに、してやられたと感じました。「からかい上手な高木さん」の「からかい」が大幅にレベルアップされているなあ、と思いました。
    ＞　下ネタなので本来の評価から減点しました。
    ・『からかい上手な高木さん』はゲッサンに連載してから毎月読んでいます。
    　僕が人をおちょくるのが得意なので、この手のものは書きやすいのですが、『書きたい物語』ではないためモチベーションが上がりません。
    　モチベーションを手っ取り早く上げるのはエロスです！

    E-Mail pass
2019年01月02日 16時42分07秒
 +10点
  • 　執筆お疲れさまでした。
    「ブラコン姉の年末大掃除」を読ませていただきました。
    　
    　好きです……！
    　好きな題材ではあるのですが……
    　もう少し、お姉さんをはっちゃけさせても良かったのかもしれないです。

    　弟は可愛らしい方法でお姉さんを撒こうと、中学一年生らしいキャラクターでした。

    　枚数が少なめの作品でしたので、インパクトを残すためにもお姉さんにはもっとどえらいことをやって貰っても良かったかもしれません。

    　母親の乱入で落ちを付けるのは問題ないかと思いますが、お姉ちゃんのブラコンエンジンがようやく温まってきた！　と思った所で終わってしまった感じがしましたので、少し残念でした。

    　もっと！　もっとお姉ちゃんというキャラクターを使い倒して、大騒ぎしてほしかったところではあります。

    　以上となります。
    　読ませていただきありがとうございました。

    E-Mail pass
Re: 2019年01月16日 19時14分35秒
  • ＞　執筆お疲れさまでした。
    ＞「ブラコン姉の年末大掃除」を読ませていただきました。
    ・読んでくださりありがとうございます！

    ＞　好きです……！
    ＞　好きな題材ではあるのですが……
    ＞　もう少し、お姉さんをはっちゃけさせても良かったのかもしれないです。
    ＞　弟は可愛らしい方法でお姉さんを撒こうと、中学一年生らしいキャラクターでした。
    ＞　枚数が少なめの作品でしたので、インパクトを残すためにもお姉さんにはもっとどえらいことをやって貰っても良かったかもしれません。
    ＞　母親の乱入で落ちを付けるのは問題ないかと思いますが、お姉ちゃんのブラコンエンジンがようやく温まってきた！　と思った所で終わってしまった感じがしましたので、少し残念でした。
    ＞　もっと！　もっとお姉ちゃんというキャラクターを使い倒して、大騒ぎしてほしかったところではあります。

    ・書く気になれば書けたような気がするのですが、やっぱりあの時のモチベーションではこれが限界だったと思います。
    　一応オチらしきものをつけてしまった時点で、僕のスイッチは完全に切れてしまいました。
    　本当なら、禁断の愛と言われても二人にはくっついて欲しいところなのですが、そこまで構想を練ると絶対書き終わらないので、適当なところで終わらせました。

    E-Mail pass
2018年12月31日 08時29分36秒
 0点
  • こんにちは。投稿お疲れ様でした。

    中学3年生くらいの女子は男の子の身体に興味津々ですからねぇ……自分の時代は「俺の空」回し読みしてましたが、娘はコッソリBLで補完してたようですw

    弟くんはねーちゃんの呪縛から逃れるために、こっそりベッドにホワイトハート文庫を置いておきましょう。

    E-Mail pass
Re: 2019年01月16日 19時07分57秒
  • ＞ こんにちは。投稿お疲れ様でした。
    ・こんにちは！　読んでくださりありがとうございます！

    ＞ 中学3年生くらいの女子は男の子の身体に興味津々ですからねぇ……自分の時代は「俺の空」回し読みしてましたが、娘はコッソリBLで補完してたようですw
    ・『俺の空』……、なんか自分の家にもあったような無かったような……。
    　今の時代はBLが主流のようですね。

    ＞ 弟くんはねーちゃんの呪縛から逃れるために、こっそりベッドにホワイトハート文庫を置いておきましょう。
    ・このお姉ちゃんは活字や絵の類いでは満足できないと思います。
    　股間の匂いを嗅いで、それでも付け回している時点で『興味』から『欲求』へとシフトチェンジしています。
    　闇は深いのです――。

    E-Mail pass
合計 13人 160点

お名前(必須)　
E-Mail (必須)　
－－　メッセージ　－－
作者レス
評価する
　PASSWORD(必須)　 　トリップ　？　

<<一覧に戻る || ページ最上部へ
作品の編集・削除
E-Mail pass