【跡地化】リンカ、海へ

Rev.02　枚数： 3 枚（ 840 文字）
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●○●○●○●　この作品は跡地化されました。　○●○●○●○
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羽田 dNfCiNE50w

2018年12月30日 21時55分45秒 公開
■この作品の著作権は 羽田 dNfCiNE50w さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
◆テーマ：冬の人外少女
◆キャッチコピー：雪に埋まった世界の少女は、南の海にあこがれた
◆作者コメント：異世界ファンタジー（？）×少女の冒険譚。
　冬企画を開催してくださったスタッフの皆様、ありがとうございます。
　まさか間に合うとは。忌憚ないご意見、ご感想をお願いいたします。

2019年01月14日 10時59分53秒
 作者レス
  • 　作者の羽田です。
    　今回はとにかく参加したくて（言い訳のため検閲）
    　雪蟻族については（言い訳のため検閲）

    　次回はもっと余裕をもって書かないとだめですね。
    　読んでいただいた方々、感想をお書きくださった皆様、ありがとうございました。

    E-Mail pass
2019年01月13日 23時37分19秒
 +10点
  • 作者の方へ

    茉莉花です。
    作品、読みました。

    非常にオリジナリティの高いファンタジーでした。
    途中にある、ややエグめの部分も個人的にはそこまで嫌悪しませんでした。

    冒頭と後半に出てきたリンカの「海が見たい」という願望ですが、ここを全編にわたって強く押し出すと物語の主軸がもっとしっかりするのかな、と思いました。
    （「海に行って何をしたいの？」「それは海でなければだめなの？（見知らぬ場所に行きたいという願いではなく、海でなければならなかった理由は何？）」「なぜ外の世界を知ることが禁忌指定されているの？」等、「海」というキーワードだけでもまだ掘り下げられる部分はあるんじゃないのかなと思っています）

    個性的なキャラクターも多く、枚数以上に壮大な設定があるように思いました。
    個人的にはリンカを主軸に据えて、もっとどっしりとした話が読みたかったです。

    感覚的な物言いが多く、分かりにくかったかもしれないです。
    申し訳ないです。

    独創性という点では本作は今企画中１.２を争うもので、そのセンスが素晴らしかったです。
    技術はあとからでも身につけることはできるけど、こういう部分は才能とか資質に属すると考えているので……そういう面では作者はとびぬけた才能があるのだろうなと思っています。

    素敵な時間をありがとうございました。
    執筆お疲れ様でした。

    E-Mail pass
Re: 2019年01月14日 11時09分29秒
  • 　茉莉花 さん、感想ありがとうございます。感想制覇、おめでとうございます。いつも大変、お世話になっております。

    ＞「海」というキーワードだけでもまだ掘り下げられる部分はあるんじゃないのかなと思っています

    　このご指摘は、結構目からウロコでした。
    　ちょっと考えてみます。

    　機会がありましたら、またご指導ください。よろしくお願いいたします。

    　感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2019年01月13日 23時17分49秒
 +10点
  • 『リンカ、海へ』、拝読しました。感想を書かせていただきます。


    ●いいと思ったところ

    ・雪蟻族という設定が、斬新で魅力的でした。
    　アリと人間が混じったような種族なんでしょうか。巣の中での仕事の役割分担や、触角を使っての通信など、アリらしさが出ていてよかったです。

    ・「生殖」のシーンは異様な迫力を感じ、引き込まれました。
    　薬で理性を失わせられて、無理やりさせられるとか、いやはら恐ろしいｗ
    　そのシーンを含め、全体としてサスペンスやホラーな雰囲気があるところはよかったです。


    ●感じたこと

    ・リンカやハヤトの心理描写があまりないので、感情移入という点では弱かった印象でした。

    ・ストーリーの描写も同様で、全体的に淡々としているので、もっと長い作品のダイジェスト版を読んでいるような印象でした。
    　

    ●全体として

    ・設定に魅力を感じる作品でした。
    　半面、描写が淡々としていたので、もっと長い枚数を使って描写を濃くすることで、なおよくなるのではないかと思います。


    　感想は以上です。
    　なお、私は読者目線で本音の感想を書くことを心がけており、指摘点が私自身の作品にブーメランになっている可能性がありますが、どうかご容赦いただければと思います。
    　それでは失礼します。執筆おつかれさまでした。

    E-Mail pass
Re: 2019年01月14日 11時08分24秒
  • 　いりえミト さん、感想ありがとうございます。感想制覇、おめでとうございます。

    ＞描写が淡々としていたので、もっと長い枚数を使って描写を濃くすることで、なおよくなるのではないかと思います。

    　毎回、同じ指摘を受けております。成長がなくて申し訳なく思います。
    　今回はとにかく参加したくて（言い訳のため検閲）
    　手なりで書くとこんな感じですね。ちょっと研究します。

    　機会がありましたら、またご指導ください。よろしくお願いいたします。

    　感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2019年01月12日 20時51分54秒
 +10点
  • 　執筆おつかれさまでした、燕小太郎と申します。
    『リンカ、海へ』読ませていただきましたので、感想を残したいと思います。

    　一読して感じたこと
    　惜しいな、と感じました。
    　設定や世界観は面白いと思うのですが、短さとキャラクターが物足りなかったです。

    　キャラクターについて
    　良きキャラクターとは何か。自分は今回、これを『リアリティ』と『オリジナリティ』ではないかと考えることにしました。自分が考えるリアリティとはそのキャラクター『らしさ』が出ているかどうか。ストーリーに流されるのではなく、キャラクター自身の意志や理由によって言動をとっているかどうかだと考えています。オリジナリティとは文字通り個性があるかどうか。この二点から、感想を述べて行きます（ここまでテンプレート）
    　リアリティという面から見て、リンカは惜しいなと感じました。雪蟻族がどういう種族かはよくわかりませんが、アアマや他の雪蟻族と見分けがつかないようなので、おそらく人が蟻の見分けがつかないのと同じように、同じ姿形をしているものと思われます。姿形が同じ他の雪蟻族の中で、リンカだけが特別な理由が薄いように思いました。
    　リンカの目的がハッキリしておらず、そのための行動をとっていないことが『らしさ』に繋がらない一因だと思われます。海を見に行くという目標はあるものの方法がわからず、アアマとも離れ離れで連絡が取れないまま。こういう現状を変える気概を見せていなかったことで、何となく他の雪蟻族との違いを表現しきれていないのではないかと。
    『海に行きたい！』『アアマを助けるんだ！』という強い意志が垣間見える行動をとっていけば、自然と差別化され、リンカという独自のキャラクターに繋がっていくと思います。
    　主要キャラクターとしてもう一人ハヤトがいますが、悪くはありませんがオリジナリティを発揮する程出番が多くありませんでした。掛け合いの相手として、どちらかといえばクールなリンカだと必要十分な会話で済んでしまい人となりが出せなかったのではないかと思います。リンカのキャラクターを考えると、もっと悪人寄りか変人寄りにして、リンカと反発させるくらいの方が相性が良かったのではないかと思いました。

    　ストーリーについて
    　良きストーリーとは何か。自分は今回、これを『引きの強さ』と『カタルシス』の二つを軸として考えることにしました。次に何か起こるのか。この事件がどのように収めるのか。気になって読まざるを得なくなる、力づくで読ませる『引き込む力』こそストーリーの目的になるのではないか。そうして引き込んだストーリーを、どのようにまとめ、読者を満足させるのか。この二点をストーリーの骨子と考え、この観点からストーリーの感想を述べたいと思います（ここまでテンプレート）。
    　設定は面白いと思います。雪蟻族という蟻をベースにした種族の設定は興味深く、かつ蟻の知識が一般人程度にあれば自然と飲み込める。
    　カタルシスという点においても、『海を見たい』という最初の目標を最後に達成するという王道的で安心感のある終わり方で、確実に面白い読後感を残すものでした。良かったと思います。
    　惜しいのがストーリーの小ささでしょうか。『冒険』という割にスケールが小さいこと。巣からハヤトのアジト（？）に行き、巣に戻ってくるまでが基本軸ですから、あまり遠出していない。しかもラストダンジョンが勝手知ったる我が家ですから、やっぱりどこか小さく感じます。
    　
    　次に向けての提案
    　今作の長所は設定・世界観のオリジナリティにあると思います。となると、この長所を生かしていく方向に考えて行くと良いのではないかと考えます。
    　キャラクターで言えば、ハヤトに工夫の余地があると思います。ハヤトがどのような種族かわかりませんが、仮に普通の人間だとすれば、普通の人間と雪蟻族との違いを分かりやすく伝えられるようなキャラクターを目指してみてはいかがでしょうか。対比を強調していくことで、雪蟻族というオリジナリティがより引き立ち、ひいてはキャラクターへの個性にも繋がっていくと思います。
    　また前述しましたが、彼はリンカとぶつかる方が化学反応が起きやすいと考えます。雪蟻族が王族候補を集めていたように、雪蟻族という珍しい種族を狩り、または捕獲して売りさばくようなハンターであれば、間違いなく衝突することでしょう。互いに互いを獲物として捉える中、ふとしたことから二人とも追われる羽目になり、一時共闘を持ちかける。頭の固そうなリンカと、やや信用は置けないが柔軟な発想をするハヤトという対比によって、よりキャラクターらしさに繋がっていくように思います。
    　
    　ストーリーには少し遊び心や脱線が欲しいですね。囚われた弟やアアマを助けるために、必要な何かをどこかに探しに行くなどしてイベントを増やしていくと、世界観をさらに広げながら、キャラクターを描く機会も増え、かつストーリーも長くできる。触覚の感知を防ぐ油や、巣を混乱させるための火薬など、アイデアによって色んな展開や効果を考えらえると思います。

    　まとめ
    　世界観・設定という物語の土台が凄く良いので、それだけに短編におさめてしまったことが少々残念でした。もう少し長い物語にして、よりキャラクターを活かしたお話を読みたかったなと思います。

    　拙い感想ですが、少しでも参考になる部分があれば幸いです。

    E-Mail pass
Re: 2019年01月14日 11時07分41秒
  • 　燕小太郎 さん、感想ありがとうございます。感想制覇、おめでとうございます。

    ＞キャラクターで言えば、ハヤトに工夫の余地があると思います。

    　もともとハヤトのキャラクターは（言い訳のため検閲）
    　ご指摘は的確だと思います。

    ＞ストーリーには少し遊び心や脱線が欲しいですね。

    　出していただいたアイデアはとても参考になります。ありがとうございます。
    　機会がありましたら、またご指導ください。よろしくお願いいたします。

    　感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2019年01月07日 13時13分55秒
 +10点
  • 『リンカ、海へ』

    初めましてでしょうか、とよきちと申します。
    それでは拝読したのでさっそくさっそく。(ネタバレありです)

    雪蟻族という設定が独特で、目を引く作品でした。だいたいの作品が出揃った時に作品の冒頭部分を一通りばーっと読んで、興味を引くものから読んでこうという方針をとったのですが、この雪蟻族という設定を見た時はすぐに候補に入るほどには光って見えました。
    ただし、この設定が十分に魅せられていないのがとても残念ではありました。もったいないです。ストーリーもかなりダイジェストな感じで、この内容でこの尺はさすがに無理があったかなと。もう少し腰を据えて描いてあげればもっともっと光る作品だと思います。
    たとえば、と自分は妄想します。
    自分だったらなんですが、まず、一発目からはリンカは出さず、雪蟻族の『巣』、あるいは雪蟻族の働きや生活、その特性から描くでしょうか。(理由は後ほど説明します)
    『雪蟻族』という設定そのものはそのままだと読者に受け入れさせるのが難しいと思うので、読者の身近にあるものとイメージを被せて描くといいかもしれません。たとえば雪蟻族は蟻の特性を持ってますから、ずらずらと一列に揃って物資を運ぶシーンから入ると面白いかもしれませんね。蟻の特性を活かして大きな岩を前にすると綺麗に左右に分かれ、ぞろぞろと避けて通る描写を入れると読者も身近なイメージと重ねることができて楽しいと思います。その後、幼少の頃のリンカとアアマが列から少し遅れて話し歩きをしているシーンを描きます。これは最初に統率のとれた蟻を見せた後なので、遅れて歩く二人が『はみだし者』だと示すことができるからですね。それから、幼少の頃のアアマとの関わりを描くことでリンカの動機も読者に伝わりやすくなり、感情移入もしやすくなるので、この場合は時系列通りに描いたほうがベターな気がします。
    そしてそこから巣穴に戻ることになるので、自然と巣穴の描写へ移行できますね。ここはしっかりと描いてあげたほうが、読者のイメージが膨らんでより楽しむことができると思います。そこからアアマが連れて行かれる事件が起こって、その数年後ーー、という形にしてアアマの救出と脱出のストーリーに入っていく感じでしょうか。
    個人的にはアアマが生きてたほうがよかったかなって感じました。触角による連絡が途絶えたのは、何らかの理由で触角を二本とも折られて使用不能になっていた、だとか。ハヤトが弟ではなく実は友人だったアアマを助けるために行動していて、アアマが遠い世界のことを色々と知っていたのは外でこっそりハヤトと会っていたから、だとか。

    ……すみません、ついつい妄想が過ぎましたね(笑)　面白い設定だったもので、余計に想像が膨らんでしまいました(^^)

    全体としてはやはり、もっとじっくり描いてほしい作品だと思いました。光るものがあるだけに本当にもったいないです。

    なんだか妄想しかしていませんが、自分からは以上になります。

    ごちそう様でした！

    E-Mail pass
Re: 2019年01月14日 11時07分01秒
  • 　とよきち さん、感想ありがとうございます。お名前は何度か企画で拝見していましたが、感想をいただくのは初めてです。よろしくお願いいたします。

    ＞ただし、この設定が十分に魅せられていないのがとても残念ではありました。もったいないです。ストーリーもかなりダイジェストな感じで、この内容でこの尺はさすがに無理があったかなと。

    　いろいろと改善案を考えてくださったようで、ありがたいです。
    　確かにご指摘の構成にした方が良かったかもしれません。

    　機会がありましたら、またご指導ください。よろしくお願いいたします。

    　感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2019年01月06日 16時54分29秒
 +20点
  • あけましておめでとうございます。
    『リンカ、海へ』拝見しました。

    なかなかに良質な作品でした。

    独特、と言うほどに乖離はしていないものの、風変わりな世界観で上手くまとめられていると思います。
    ただ、枚数が少ないこともあって、色々と情報量や密度の点で、若干の物足りなさを感じますので。もうちょっとだけボリュームアップして、二倍かそれに近い枚数で読みたい気がしました。

    あと、タイトルにあるものの、海。結局出てきませんしね。
    最後の最後に海を出しても良かったのでは、とか思ったり。

    総評としては

    この設定は面白いと感じたので、もっと世界観を広げたり、設定を固めてみるといいのではないかと。
    少なくとも、一回限りの使い切りにするのはちょっと惜しい気がします。

    では、こんなところで。
    執筆お疲れ様でした！

    ※　７日、誤字修正しました。

    E-Mail pass
Re: 2019年01月14日 11時06分10秒
  • 　ハイ さん、感想ありがとうございます。以前にも企画で感想をいただきました。今回もありがとうございます。

    ＞ただ、枚数が少ないこともあって、色々と情報量や密度の点で、若干の物足りなさを感じますので。もうちょっとだけボリュームアップして、二倍かそれに近い枚数で読みたい気がしました。

    　説明不足で短いのは、ご指摘の通りです。申し訳ありません。
    　ただでさえ筆が遅いので、間に合いそうにないなと思いながら、書いてました。

    　機会がありましたら、またご指導ください。よろしくお願いいたします。

    　感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2019年01月05日 15時45分52秒
 +20点
  • ＞リンカ、海へ

    ども、冬眠明けの熊のようにのんびりのそのそと動きはじめたＨｉｒｏです。
    拝読しましたので、拙いながらも感想らしき物をのこさせていただきます。


    　枚数の割に感想数が少ない（私がみた時点では２人）な～という疑問から覗かせていただいたのですが……意外にも高品質なファンタジーが投稿されていておどろきました。
    　雪蟻族の設定がとても良いですね。
    　ただ、雪蟻族という異文化をつづりながら、視点主の思考回路が現代人の基準で考えているような違和感があり、残念に思いました。
    　あと物語の始まり部分だけで終わっているように見えるのも惜しく思います。


    簡単ですがこんなところでしょうか。
    なお、感想は一般読者から感性の離れた『偏った生き物』が書いておりますので鵜呑みにすると偏りが感染するおそれがあります。内容の取捨所得と服用には十分な注意が必要となります。
    では、失礼します。

    E-Mail pass
Re: 2019年01月14日 11時05分30秒
  • 　Ｈｉｒｏ さん、感想ありがとうございます。以前にも企画で感想をいただきました。今回もありがとうございます。

    ＞ただ、雪蟻族という異文化をつづりながら、視点主の思考回路が現代人の基準で考えているような違和感があり、残念に思いました。

    　ご指摘いただいた通り、地の文（話者）の文化をどこに置くかは、少々悩んだところです。
    　リンカの台詞などは雪蟻族の文化を基準にしているので、地の文まで異文化に設定すると読者への負担が大きすぎるかと思ったのですが、違和感になってしまったようですので、一考の余地がありそうです。

    　機会がありましたら、またご指導ください。よろしくお願いいたします。

    　感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2019年01月02日 13時10分17秒
 +10点
  • 　あけましておめでとうございます。瀬海と申します。
    　拝読いたしましたので、思ったことをつらつらと。


    ■所感

    　雪蟻族。鉄鳥。狼犬。
    　それらに代表される独特な単語によって世界観が構築されているため、意味を推測しながら読み進めていくのが楽しかったです。
    　人ではない主人公の一人称であるということもあり、どう言い表せば良いものか、人の世界とは異なる共通認識が前提となっているような、何とも不思議な読書体験でした。それでもリンカの心境が伝わってくるのですから、これは作者様の力量の成せる技だと思います。


    ■冬

    　舞台ですね。「雪の世界」という形での消化だったかと思います。
    　必然性があったかと訊かれれば、雪蟻族ですし、おそらくそこから着想を膨らませて完成された作品かと愚考いたしますので、「冬」でなければ書くことがなかっただろうという意味では、かなりテーマを満たしているのではないでしょうか。
    　一応、頭の中で御作の舞台背景を変えてアレコレ考えてはみましたが、雰囲気が上手く再現できないようでしたので、やっぱり冬以外には有り得ないのかも知れません。


    ■構成

    　主人公目線で追ってみますが、

    １．外の世界を知る
    ２．人に救われ、不意の事故から追われる者となる
    ３．友人の死に反感を覚え、一族（？）に抵抗する
    ４．外の世界を目指す

    　……といったところかなぁ、と思います。ちょっと要約しすぎた感は否めませんが。
    　難しいのは、やはり人外の世界を描いていると言うことで、世界観や登場人物の行動原理を理解するまでに時間が掛かってしまうというところにあるでしょう。
    　そのため主人公の行動に際しても、「これは世界観的に適切なのか？」という疑心暗鬼に陥ってしまうことが多々あり、すんなりと展開を飲み込めるまでには至りませんでした。しかし一方では、「異文化の理解しがたさ」が御作の魅力であるとも感じられましたので、この箇所へ変更を加えてしまうのも違うような。……ちょっと整理しますね。


    ■指摘点

    　上述した点のパラフレーズ+αになりますが。
    　要するに、「異文化の理解しがたさ」と「展開や心境における説得力」が喧嘩しているように感じられてしまったのですね。御作を御作として成立させるためにはどちらも欠かせないかと思われますので、提案としては、ゆっくりと腰を据えて書いていただいた方が良いのかな、と。
    　……そうですね。書きながら気付きましたが、理解に思考を要する概念が「次々と」飛び出してしまっていることが弱点になってしまっている気がします。ここを丁寧に、でも説明にはすることなく納得させていただくためには、やはり上記のように長さを調節していただくことくらいしか思い浮かびません。


    ■総評

    　大体のことは上で終わってしまいました……。
    　あまり自分の読みに自信がありませんので、取捨選択は作者様にお任せいたします。
    　……色々と生意気ことを申し上げたかも知れません。大変失礼をいたしました。

    　では、引き続き企画を楽しみましょう！

    E-Mail pass
Re: 2019年01月14日 11時03分52秒
  • 　瀬海 さん、感想ありがとうございます。企画でよくお名前を拝見しておりますが、感想をいただくのは初めてだと思います。

    ＞理解に思考を要する概念が「次々と」飛び出してしまっていることが弱点になってしまっている気がします。ここを丁寧に、でも説明にはすることなく納得させていただくためには、やはり上記のように長さを調節していただくことくらいしか思い浮かびません。

    　結構、読み込んでいただいたようで、恐縮です。
    　おっしゃる通り、腰を落ち着けてじっくり書いた方が良さそうです。

    　機会がありましたら、またご指導ください。よろしくお願いいたします。

    　感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2019年01月01日 23時01分51秒
 +10点
  • 　執筆お疲れさまでした。
    「リンカ、海へ」を読ませていただきました。

    　雪蟻族というオリジナルの種族がとても魅力的でした。
    　人間とどこか似ているようで、ゾッとする考え方や行動などがよく描写されていました。
    　
    　ストーリーの軸もオーソドックスではありますが、安定感がありました。
    　個人的には、旅立ちで今回の物語が終わっていますので、もう少し先を読んでみたい気分になりました。

    　ただ、設定やストーリーは興味を引くものではありましたが、それらの深堀がされていないようにも感じました。

    　その理由に、一つの行動に対しての、そのキャラの感情があまり描写されていない、というものがあると感じます。
    　情景描写は書かれていたのですが、キャラの心と動作の描写が少ない感じです。
    　
    　魅力的な要素はあるのに、それを伝える描写が弱かった印象があります。

    　以上となります。
    　読ませていただきありがとうございました。

    E-Mail pass
Re: 2019年01月14日 11時01分04秒
  • 　たかセカンド さん、感想ありがとうございます。いつも大変、お世話になっております。
    　一番目に感想をいただいて、とてもほっとしました。

    ＞ただ、設定やストーリーは興味を引くものではありましたが、それらの深堀がされていないようにも感じました。
    ＞その理由に、一つの行動に対しての、そのキャラの感情があまり描写されていない、というものがあると感じます。
    ＞情景描写は書かれていたのですが、キャラの心と動作の描写が少ない感じです。

    　毎度毎度、同じようなご指摘をいただいております。まったく成長してなくて申し訳ありません。
    　機会がありましたら、またご指導ください。よろしくお願いいたします。

    　感想ありがとうございました。

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合計 8人 100点

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