【跡地化】10円のなみだ、10円のつながり

Rev.04　枚数： 3 枚（ 840 文字）
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●○●○●○●　この作品は跡地化されました。　○●○●○●○
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いりえミト

2018年08月12日 22時14分30秒 公開
■この作品の著作権は いりえミト さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
◆キャッチコピー：お金返して！
◆作者コメント：よろしくお願いします。

　　（跡地化しました）

2018年08月26日 03時24分08秒
 作者レス
  • 　企画に参加された皆様、お疲れさまです。
    　そして本作に感想を書いてくださった方々、ありがとうございました。

    　本作のアイデアはもともと、数年前に考えたまま執筆していなかったボツネタでした。
    　ボツネタの時点では本作の1章にあたる部分しか考えておらず、今回2章以降のエピソードをつけ加えて執筆しました。
    　そうした理由は、他に良いネタが思いつかなかったからです。
    　そういう経緯もあり、まったく自信がなかったのですが、思いのほか高く評価していただけたのは収穫だったかもしれません。
    　また、平均20点オーバーや、企画で1ケタ順位に入るのはずいぶんと久しぶりのことであり、その点は素直にうれしく思っています。

    　それでは改めて、感想ありがとうございました。
    　個別の返信については、しばらくお待ちください。
    　なお、本文は数日後に跡地化します。

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2018年08月25日 22時27分13秒
 +20点
  • 狭窄規格と申します。
    10円のなみだ、10円のつながり、読ませていただきました。

    複利ぃぃぃ！
    利息の話が出てきた時点でおいコレヤバいよと思ってたら、想像以上の金額でした。
    よ、４９億……あと1億4000万円あればグリードアイランドが買えましたね。発売日当日ならですけど。

    その後も中々テクニカルな展開で、よもや学校に弁護部まで作られるとは……作者さんはきっとテクニシャン！
    いずれのキャラも設定も光るものが多い良作でした。

    ただ個人的には2つ不満がありました。
    一つはヒロインの名前！
    ぱんだは……ない。うん、ない。
    ぜってーイジメられますよ、そんな名前。
    そもそも「大熊」ときて「ぱんだ」ってなんですか。「大熊」と来たら「猫」でしょう！
    あるいは半田、飯田など他にも色々あったと思うので自分としてはもう少し頑張ってもらいたかったかなと。
    シマウマを嶋優馬とする力量があるなら、幾らでも捻れそうな気がします。

    二つ目の不満点は、展開上の落としどころが見えてしまっていた点でしょうか。最初にふっかけてきた時点で恋心が隠しきれていないので（控えめだし嬉しそうだし）、大熊さんはもっと悪辣かつアグレッシブに攻めてきても良かったと思うんです。
    どうにも彼女の態度は金額の割に優しすぎたので、ははぁこれは……と容易に予想がついてしまうんですね。
    このあたり、自分としては最初完全に悪役風に登場させ、読者には淡い予感すら排除してもらい、半ばからデレさせる流れで落差をつけ読者を陥落……させたいところです。ちょっとベタではありますが、だからこそ効果的な手法ではないかと。

    あと、どうでもいいことですが、白黒はっきりさせようと言うセリフが出てくるたびに哀川翔さんのゼブラーマンを思い出しました。
    うん、ほんとどうでもいいですね。

    それではこんなところで。
    お疲れ様でした〜。

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Re: 2018年09月01日 16時37分22秒
  • 　狭窄規格さん、はじめまして……いえ、お会いしたことのある方のようですね。カタカナ2文字のあの方かなーって思ってるんですが……違ってたらすみません。企画参加お疲れさまでした。


    ＞利息の話が出てきた時点でおいコレヤバいよと思ってたら、想像以上の金額でした。

    ◆ちなみに最初はトイチにしようと思っていたんですが、思ったより金額が伸びなかったので（111回の利息で24万円ちょい）トニにしました。

    ＞よ、４９億……あと1億4000万円あればグリードアイランドが買えましたね。

    ◆グリードアイランドは58億ジェニー、1ジェニーが0.9円なので、52億2000万円……あれ、1憶4000万円じゃ足りないような？

    ＞よもや学校に弁護部まで作られるとは

    ◆本作は最初、1章までの内容に適当にオチをつけて完成させるつもりでしたが、「絶対違法金利について突っこまれるよな」と思い、「じゃあ作中で突っこんでしまえばいい」と考えて生まれたのが弁護部が登場する2章の展開でした。概ね好評をいただけた部分なので、この展開にしてよかったと思います。

    ＞いずれのキャラも設定も光るものが多い良作でした。

    ◆ありがとうございます。ラノベとしてはやはりキャラには力を入れていきたいですね。

    ＞ぱんだは……ない。うん、ない。

    ◆なんでや！ぱんだって名前かわいいやろ！
    　……実際のところ数年前に考えたものをそのまま採用したので、この名前にした理由は思いだせないんですが、「大熊猫」じゃヒネリがなさすぎるな、と考えた気がします。いや、ぱんだのほうがヒネリがない気もしますけど。
    　ちなみに嶋優馬はお察しのとおりシマウマですが、坂又千紗はシャチが元ネタです（この2つは今回考えました）。

    ＞二つ目の不満点は、展開上の落としどころが見えてしまっていた点でしょうか。

    ◆そういうところは毎回のように指摘されるのですが、なかなか克服できないですね……。たぶん展開をバカ正直に考えすぎなんだと思うので、もうちょっとヒネリを入れることを意識していきたいです。

    ＞最初にふっかけてきた時点で恋心が隠しきれていないので
    ＞自分としては最初完全に悪役風に登場させ、読者には淡い予感すら排除してもらい、半ばからデレさせる流れで落差をつけ読者を陥落

    ◆なるほど。燕小太郎さんとは逆の意見という感じですけど、それもアリだったかもしれません。
    　今作に関してはどの道、序盤の展開で大隈が嫌われることは避けられないので、それならば思いっきり悪辣にしたほうが、終盤の展開が際立ったのかもしれないですね。
    　ただ、次回以降は「序盤から好感の持てるキャラ」を作ることを意識していきたいです。



    ＞白黒はっきりさせようと言うセリフが出てくるたびに哀川翔さんのゼブラーマンを思い出しました。

    ◆そういえばありましたね、ゼブラーマン。映画を観たことも原作を読んだこともないんですけど、CMでそのセリフを聞いた気がします。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　『ラノベ作家とＦＸ、どっちが儲かるか？』、優勝おめでうございました！
    　このサイトの利用者の心に突き刺さる傑作だったと思います。私からは30点止まりでしたが、読み終わった時に「これは優勝だな」と思っていました。

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Re:Re: 2018年09月01日 21時17分03秒
  • ＞一億四千万

    すいません！
    普通に間違えました。どこをどう間違えたのかわからないですが、明らかに違ってますね。しかもそれを今ままで気づかずにいたという。
    なんとも絡みにくいマジボケですいません。

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2018年08月25日 22時11分00秒
 +20点
  • 　夏企画へご参加お疲れ様です！
    　ミチルと申します。御作を読了したので感想を残します。

    　たった１０円、されど１０円ですね。積み重なる借金の恐ろしさも感じましたが、それ以上に嶋の男らしさを感じる事ができて良かったです。

    ＞「一生かかっても支払いきれないでしょうね。それはわかってます。だけど大隈さんのいうとおり、3年間支払いをしなかったのは、僕が悪いです。だから、利息は支払います」
    →この言葉で、嶋君偉い！　と思いました。
    　律儀な男はいいですね～。

    　大隈さんのキャラも光っていて良かったです。
    　１０円に関するむちゃくちゃな要求をしてきたと思えば、乙女チックな一面もあり、萌えました。
    　
    　所々に出てくる法律用語がすんなりと理解できたのも御作の魅力だと思います。きっと作者様は頭がいいのですね。

    　一方で、嶋が大隈さんのどういった一面に惚れたのか、どこに惹かれたのかより分かりやすいと、ぐっと感情移入できたと思います。
    　嶋の大隈さんに対して見方が変わる描写はあったのですが、その理由がつかめなかったです。

    　読み違いや読み落としがあったらすみません。
    　これからも執筆を頑張ってください！

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Re: 2018年09月01日 16時35分46秒
  • 　ミチルさん、おひさしぶりです。感想制覇、そして企画運営お疲れさまです。


    ＞嶋の男らしさを感じる事ができて良かったです。
    ＞この言葉で、嶋君偉い！　と思いました。

    ◆主人公の好感度は意識していきたいところなので、そう感じていただけたなら幸いです。ただ、自分としては主人公のキャラは上手く作れなかったと思っていたので、もっと魅力的な主人公を作れるように頑張っていきたいです。

    ＞大隈さんのキャラも光っていて良かったです。

    ◆ありがとうございます。
    　ただ、むちゃくちゃな要求と乙女チックな一面に関してはかなりの力技というか……元々のアイデアではむちゃくちゃ路線のまま終わる予定だったのを、今回無理やり乙女路線に軌道修正した感じだったので、かなり強引だと自分では思っていました。
    　前後半のギャップに魅力を感じていただけたなら思わぬ効果ですが……今後は最初から好感の持てるキャラづくりをしていきたいと考えています。（今回は「金企画」だっただけに、前半のむちゃくちゃ路線はどうしても変更できなかったので）

    ＞所々に出てくる法律用語がすんなりと理解できたのも御作の魅力だと思います。きっと作者様は頭がいいのですね。

    ◆いえ、バカですよｗ　借金の法律に関する知識もほどんどなかったので、付け焼刃的に調べました。
    　ただ、すんなりと理解できたというのであれば幸いです。こんごも説明の分かりやすさにはこだわっていきたいです。

    ＞嶋が大隈さんのどういった一面に惚れたのか、どこに惹かれたのかより分かりやすいと、ぐっと感情移入できたと思います。

    ◆そうですね。このあたりの描写は足りなかったなーと思います。
    　嶋が大隈を好きになった理由もですけど、大隈が嶋を好きになった理由もそうですね。そういった部分の描写が恋愛ものでは大事だと思うので、今後は意識していきたいです。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　そして、いつも企画を開催していただき、ありがとうございます。次回も参加したいと思っているので、よろしくお願いします。

    E-Mail pass
2018年08月25日 21時13分29秒
 +10点
  • 　執筆おつかれさまです、燕小太郎と申します。
    　御作、『10円のなみだ、10円のつながり』を拝読しましたので、感想を残したいと思います。

    ＜特長と特徴＞
    ・特長（ストロングポイント）
    　坂又さんが良かったです。
    　サブキャラクターという動かしやすく工夫しやすい、そして物語のキーパーソンになるキャラクターですが、とても魅力的だと感じました。格好良く決める、けど時々抜けてるというギャップもありつつ、後輩のことにも親身になって相談に乗ってくれるし、助けてくれる。
    　物語の中で必要な役割を果たすだけでなく、キャラクターとしても良かったです。

    ・特徴（オリジナリティ）
    　作品のテーマや方向性は良かったと思います。
    『金』というテーマの企画で、幼いころの小さなお金の貸し借り利子によって膨大な額に膨れ上がった借金の返済を迫られて……という話の導入で、とても今回の企画らしく、内容はラノベらしく。良いところに目をつけたなと思いました。
    　もう少し金に関するルールや知識、やりとりなど今作のテーマの色を強くするとなおオリジナリティは高まると思いますが、とにかくアイディアが良かったですね。

    ＜気になった点＞
    　細かく見て行けば他にもあるにはありますが、一番はとにかくメインキャラクター二人でした。
    　端的に言って、好きになれませんでした。

    　ヒロインである大熊ぱんだは、まず中盤まで借金取りにしか見えない。しかも違法な利子で増やした返済不可能な額を取りに来るブラックな借金取りです。普通の女子高生を演じながら49億円の返済を迫るわけで、良い子に見えるわけがない。
    　また、後半でもせっかく小さな文字を見つけた嶋に対し、自分から距離をとるような言動をします。散々振り回しといて何を今さら、それでデレる主人公も主人公ですが、どこまでも自己中心的な振る舞いに感じられ、魅力を感じられませんでした。

    　主人公である嶋も、決して格好良いタイプではありません。何より、いざというときに格好良くない。結果として惹きつけられるところが見えず、凡庸な主人公に落ち着いてしまっている。
    　とりあえずストーリーに支障はないものの、キャラクターとしての魅力を出すには個性が薄いのではないかと思いました。
    　
    ＜自分なりの改稿案＞
    　ヒロインのぱんだについては、彼女の価値観や行動原理を明確にし、個性を強くすることで解決できるように思います。
    　とりあえず二通りのパターンを考えてみました。
    　一つは、金ではなく『約束を果たす、契約を守る』ことを絶対とする生真面目な性格の持ち主にし、彼女の要求も『金』と直接的に言わず、約束を守ってもらうという形にする。これならば、必ずしも彼女の真意が金でないことが読者にも嶋君にも伝わりやすく、また隠れた文章に気づいた際にもわかりやすい答えができるようになると思います。
    　もう一つは逆に、金が目的でも嫌らしく見えないキャラクターにすること。
    　例えば、金の話になると性格が変わり、突然サングラスをかけて関西弁になるようなコメディ寄りの子にしてみる。金に関する問題を学校内で起こしていて、弁護部ともしばしば対決することがあり、嶋君には子供たちにも借金を引き継ぐ10世代ローンを持ちかけるようなキャラクターなら、『そういうキャラ』として認知されます。
    　もちろんそれだけではただの金に汚いキャラになってしまいますが、コメディタッチに書けば悪印象は軽減できますし、弁護部に論破された彼女が、珍しく強情に契約無効を認めず逃げ出し、その様子に違和感を持った嶋君が契約書の本当の意味に、彼女の真意に気づく。そして嶋君は彼女の本当の思いに応える、みたいな流れにすることで、うまくギャップとしてキャラクターを作れるのではないでしょうか。

    　価値観や行動原理の明確化はキャラクターの個性を強める意味もありますし、キャラクターを考えるうえで一つの参考になればと思います。

    ・総評
    　設定やテーマはお題を活かしたいいアイディアだったと思います。ただ、キャラクターにはもう少し工夫の余地があったように感じました。

    　拙い感想ですが、少しでも参考になる部分があれば幸いです。

    E-Mail pass
Re: 2018年09月01日 16時34分06秒
  • 　燕小太郎さん、いつもお世話になっています。企画参加と感想制覇お疲れさまでした。


    ＞坂又さんが良かったです。

    　後述しますが、メインヒロインの大隈ぱんだのキャラには大いに問題があると私自身思っていたので、それを補うようにというか、ストレートに魅力的なキャラを目指したのが坂又でした。概ね好評価をいただけましたし、出してよかったと思っています。

    ＞作品のテーマや方向性は良かったと思います。
    ＞もう少し金に関するルールや知識、やりとりなど今作のテーマの色を強くするとなおオリジナリティは高まると思います

    ◆今回のテーマ「金」は、簡単なようで難しかったですね。ゴールド、メタル、マネーと様々な方向から考えたのですが、これといったものが思いつかず……今回のアイデアが頭の中で眠っていたので、なんとか執筆することができました。
    　ちなみに私は借金に関する知識がほとんどなかったので、今回の執筆にあたっては、付け焼刃的に調べました。なので、そっちの方向でオリジナリティを出すのは厳しかったです。
    　そのあたりはやはり、もっといろんな知識を身につけなくちゃいけないなとは思います。

    ＞気になった点　
    ＞一番はとにかくメインキャラクター二人でした。
    ＞端的に言って、好きになれませんでした。
    　
    ◆言い訳っぽくなってしまいますが、上に書いたように自覚はしていた部分です。
    　これまで、「キャラに好感が持てない」と指摘されることが多かったので、今回の作品ではその点を克服するように取り組みたいと考えていました。
    　しかし、結局昔に考えたアイデアを使用してしまったため、その点が克服できずじまい、という感じです。
    　大隈はご指摘のとおり完全に極悪借金取りですし、後半のデレも強引だったなと自分でも思います。「これ絶対ヒロインのキャラ不評だよなー」と思っていました。
    　主人公のキャラについても同様で、私の書く主人公は平凡だったり卑屈だったりすることがほとんどなので（たぶん、私自身がそうだからなんでしょう）、今回は魅力的な主人公が書きたいと思っていたのですが、そちらもできませんでした。
    　結局、今回もいつもどおりキャラに好感が持てない作品になってしまったな、と思っていました。
    　ただ、そうした中でもなんとか軌道修正をしようとは試みており、それが坂又というキャラを登場させることであり、また後半で大隈がデレる展開でもありました。
    　また、指摘をいただいている「自分から距離をとるような言動」というのは、主人公に見せ場（キスシーン）を作ろうと思ってのことだったのですが、その手も燕小太郎さんには通用しなかったもよう。
    　軌道修正をするのであれば、後半の展開をこねくり回すよりも、物語の根本の部分から作り直す必要があったかもしれないですね。

    ＞自分なりの改稿案

    ◆いつも細かい改稿案をありがとうございます。参考になります。
    　「10世代ローン」というのは実にいいアイデアですね。
    　ちなみに「コメディタッチに書けば」という点は、自分としてもそうするつもりだったですが、いざ執筆してみるとわりとシリアスっぽくなってしまった、というのがあります。
    　そういう現象が私の場合はよくあるのですが、やはりギャグよりもシリアスを書く方が楽だから、というのがあるのでしょうね。
    　特に今回は、構想段階では「完全にギャグ」だと思っていたので、シリアスに寄ってしまったことで、ストーリーやキャラクターにガタつきが生まれてしまったのだと思います。
    　ギャグ路線を徹底しできていればもう少しマシな作品になったかもしれないので、そういうところは今後気をつけていきたいですね。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　燕小太郎さんの作品は『キンタマフルエンザ』……いやぁ、作者名が開示されたときにはおったまげましたよｗ
    　まったくの予想外でした。燕小太郎さんにはお下品ネタのイメージがまったくなかったので。
    　しかし作品のレベルの高さは相変わらずでした。今回こういった作品を書かれたことで、ますます燕小太郎さんから目が離せないなという感じです。次回作も楽しみにしています。


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2018年08月25日 06時32分56秒
 +20点
  • ども、作風は覚えてるのにどの作者様だったかまで思い出せない残念脳のＨｉｒｏです。
    拝読しましたので、拙いながらも感想らしきものを残させていただきます。


    面白かったです。
    ４９億円という通常ありえない額の借金から始まり、「それって違法金利じゃない？」という読者の疑問に応えつつ、しっかり次の展開につなげる。
    そして最後は、ほっこりオチで大団円という見事な構成でした。
    文章上の粗もほとんど見当たりませんしとても上手い作品でした。

    ●他、適当に…
    ＞スペースを開ける。
    　場所は『空ける』？

    ＞49憶円
    ・何故か億がまちがっている箇所がありました。

    ・送り仮名が気になるところもありますが……自信がないのでスルー（汗


    ・『借用書をもう一度しっかり確認しておいてね』という大隈さんの発言が、読者に借用書の箇所を確認させに戻らせてしまったところくらいでしょうか。そのせいで流れから意識がそれてしまったかなと。しかも、読み返しても肝心のネタは書かれてないし（汗

    ＞大勢いる友だちの中のひとりにすぎないのだろと
    ・だろうと？

    ＞とういか全然。
    ・というか？

    ＞Ｂ棟にのほうに歩いていく。
    ・のほうに？

    ＞愛し合う男女がおこなう行為だ
    ・『行う行為』は重ね言葉？

    ＞素敵な思いで
    ・思い出？


    こんなところでしょうか。
    ツッコミどころのない話は書くことないので誤字チェックしてみました（爆

    それでは失礼します。ﾉｼ


    余談
    『炎の学園』がわからず検索をかけたら『炎のおっぱい異世界エロ魔法学園』とか出てきたのですが…（汗
    島村和彦の『炎の転校生』ではないんですよね？

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Re: 2018年09月01日 16時29分59秒
  • 　Ｈｉｒｏさん、感想をいただくのはおひさしぶりですね。企画参加と感想制覇お疲れさまでした。


    ＞面白かったです。
    ＞４９億円という通常ありえない額の借金から始まり、「それって違法金利じゃない？」という読者の疑問に応えつつ、しっかり次の展開につなげる。

    ◆楽しんでいただけたなら幸いです。
    　本作は最初、1章までの内容に適当にオチをつけて完成させるつもりでしたが、「絶対違法金利について突っこまれるよな」と思い、「じゃあ作中で突っこんでしまえばいい」と考えて生まれたのが弁護部が登場する2章の展開でした。概ね好評をいただけた部分なので、この展開にしてよかったと思います。

    ＞そして最後は、ほっこりオチで大団円という見事な構成でした。

    ◆オチはかなりの力技というか、強引な展開だと自分では思っていたのですが、良いと思っていただけたならよかったです。
    　元々はいいオチが思いつかずに没になっていたネタだったので、今回、オチをつけて作品を完成させることができたのは、良い経験になったかもしれないとは思います。

    ＞文章上の粗もほとんど見当たりませんし

    ◆ありがとうございます。でも、説明的になりすぎたり淡泊になったりする癖があるので（本作の文章もそうだったと思っています）、文章に関してはもっと磨いていかなければと思います。

    ＞＞スペースを開ける。
    ＞場所は『空ける』？

    ◆あ、ごめんなさい。これは「小銭入れのチャックを開ける」という意味でした。紛らわしい書き方は避けなくちゃいけませんね。「小銭を入れるスペース」ではなく素直に「小銭入れ」と書くべきでした。

    ＞＞49憶円

    ◆これは気がつかなかった……。ご指摘ありがとうございます。

    ＞『借用書をもう一度しっかり確認しておいてね』という大隈さんの発言が、読者に借用書の箇所を確認させに戻らせてしまった

    ◆あー、申し訳ないです。その可能性までは考えていませんでした。下手に「借用書を見ろ」と強調しない方がよかったかもしれないですね。

    ◆その他、誤字脱字の報告ありがとうございます。毎回誤字脱字があるので情けない……。作品の完成が遅くて見直しの時間があまり取れないというのもあるので（企画に参加すると毎回そうです）、もっと余裕をもって執筆しなくちゃなとは思うんですが。
    　ちなみに「行う行為」は投稿後に自分でも気がつきました。
    　「思いで」に関してはわざとだったのですが、読みにくかったですかね？（漢字にするかひらがなにするか、迷ったんですけど）
    　読みやすい漢字の開き具合も模索していきたいです。

    ＞『炎の学園』がわからず検索をかけたら『炎のおっぱい異世界エロ魔法学園』とか出てきたのですが…（汗
    ＞島村和彦の『炎の転校生』ではないんですよね？

    ◆炎の学園は架空です。適当に名前を考えて検索をかけたら同じタイトルの作品がなかったので採用しました。その時「おっぱい異世界」も発見していたのですが、まあいいやと思っていました。まさか検索する人がいるとは……ｗ
    　ちなみに『炎の転校生』は読んだことのない作品でした。なんとなく聞いたことはあったのですが。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　Ｈｉｒｏさんは、まさかの5作品投稿ですか。作風の広さと筆の速さは、相変わらず凄いですね。
    　それぞれ印象深い作品でしたが、特によかったのはやはり『お金くださいです。』ですかね。シロコがかわいかったです。
    　『物書き羽江銀の決して究極とは呼べない選択』も笑えましたし、ラスト一文がよかったです。
    　『金言　～カタルシスを君に～』は一風変わった作品でした。ロリ編集者は印象深いです。
    　『ワンコイン、ワンプレイ』はしっかりまとまっている掌編でした。「布」は実はパンツだったということでしょうか？　それは気がつかなかったです。
    　『最強の女勇者様はお金の力に負けてしまいました。』はＨｉｒｏさんの作品だったのは意外な感じでした。設定の作りこみは凄かったですが、展開がちょっとガチャガチャしてる感じでしたかね。
    　これからも、企画を盛りあげてくれることを期待します。

    E-Mail pass
2018年08月25日 02時17分05秒
 +30点
  • 夏企画の執筆、お疲れ様でした。
    御作を拝読しましたので感想を記したいと思います。

    （この感想にはネタバレがあるかもしれません）

    ＞「お金返して！」

    三年前の借金の話でした。

    ＞「そ。49億6693万3179円。それが、嶋くんがわたしに返済しなくちゃいけない金額なんだよ」

    たった十円が、四十九億円に！？
    驚きです！

    ＞「ふふふ。よろしくね、残りあと39億円！」

    ラストも良かったです。
    ということで、テーマの『金』は借金でしたが、
    その扱い方が冒頭からラストまでのすべてに絡んでいて、素晴らしかったです。

    ＞僕が支払いを拒否したら、大隈さんが遠くへいってしまう気がして、それが怖いんです

    この辺りもとても良かったです。嶋くんの気持ちがよく表れていました。
    坂又先輩もいい味を出していました。

    以下は細かい点です。

    ＞ご丁寧に、カーボン紙を敷いて複写をして、それを僕に渡したのだった。

    最初にカーボン紙を敷いて、それから借用書を書くような気もします。
    あと、嶋くんは大隈さんが借用書を書くところを見ていたのだから、
    その時に、紙の下の方に何かを書いていたことに気づくのでは？
    三番目の項目は、「書類をよく読んだ方がいい」という話になって面白かったので、
    借用書を書くこのシーンは、なにか工夫が必要なんじゃないかと思いました。
    それにしても大隈さん、遊園地にカーボン紙持参とはすごい小学生ですね！
    逆にカーボン紙を使って、大隈さんのキャラをもっと際立たせることもできそうです。

    いろいろと書いてしまいましたが、借金を柱にしたストーリー作りが素晴らしい作品でした。
    拙い感想ですいません。今後のご活躍をお祈りしています。

    E-Mail pass
Re: 2018年09月01日 16時26分26秒
  • 　つとむューさん、いつもお世話になっています。企画参加お疲れさまでした。


    ＞たった十円が、四十九億円に！？
    ＞驚きです！

    ◆ちなみに最初はトイチにしようと思っていたんですが、思ったより金額が伸びなかったので（111回の利息で24万円ちょい）トニにしました。

    ＞ラストも良かったです。

    ◆オチはかなりの力技というか、強引な展開だと自分では思っていたのですが、良いと思っていただけたならよかったです。
    　元々はいいオチが思いつかずに没になっていたネタだったので、今回、オチをつけて作品を完成させることができたのは、良い経験になったかもしれないとは思います。

    ＞テーマの『金』は借金でしたが、
    ＞その扱い方が冒頭からラストまでのすべてに絡んでいて、素晴らしかったです。

    ◆今回のテーマ「金」は、簡単なようで難しかったですね。ゴールド、メタル、マネーと様々な方向から考えたのですが、これといったものが思いつかず……今回のアイデアが頭の中で眠っていたので、なんとか執筆することができました。
    　2章以降の展開は今回考えたものでしたが、金というテーマに沿った内容にできたんじゃないかと自分でも思います。

    ＞＞僕が支払いを拒否したら、大隈さんが遠くへいってしまう気がして、それが怖いんです
    ＞この辺りもとても良かったです。嶋くんの気持ちがよく表れていました。

    ◆ありがとうございます。セリフで気持ちを表すことは大事だと思うので、今後も意識していきたいです。

    ＞坂又先輩もいい味を出していました。

    ◆概ね好評をいただけたキャラなので、出してよかったと思います。

    ＞最初にカーボン紙を敷いて、それから借用書を書くような気もします。

    ◆もちろん、そういう意味のつもりでしたが、書き方が悪かったですね。すみません。
    　今回は他にも色々文章の不備があったので、もっと見直しをしなくちゃならないなと思います。そのためにも、次回は余裕をもって作品を仕上げたいです。（いつも締め切りギリギリになってしまう……）

    ＞嶋くんは大隈さんが借用書を書くところを見ていたのだから、その時に、紙の下の方に何かを書いていたことに気づくのでは？

    ◆まあ、近くでじっくりとは見ていなかったので気がつかなかった、という設定でした。
    　が、たしかにこのあたりはもうちょっと工夫が必要だった気がします……。
    　
    ＞遊園地にカーボン紙持参とはすごい小学生ですね！

    ◆そのあたりは、かなり強引だと思っていましたｗ
    　ルーズリーフはともかくカーボン紙は……とは思ったのですが、複写がなければ話が成り立たないし、かといってカーボン紙以外に複写を作る方法もないし……ということで押し通しました。
    　元々は完全にギャグな作品だと思っていたので、多少強引な展開でもいいかと思っていた部分もあったのですが、実際に書いてみたらシリアスっぽくなってしまったので、余計にカーボン紙のくだりが浮いてる感じがします。
    　これについても、もうちょっと工夫が必要だった気がします。「カーボン紙を使って、大隈さんのキャラをもっと際立たせる」というのはいいアイデアですね。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　つとむューさんは今回2作投稿されていましたか。
    　『キラキラ』は科学知識を活かしたミステリー作品でしたね。黄鉄鉱の使い方が実に見事だったと思います。作風的につとむューさんの作品だろうなと思っていました。
    　が、『日本の１０番を背負う男』のほうは意外でしたねー。こちらは、テーマ「金」の使い方が面白い作品だったと思います。

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2018年08月23日 00時12分42秒
 +30点
  • こんにちは。拝読いたしましたので、感想を。
    炎の学園って、逆境ナインの人の漫画のアレ？なんて思いながら読んでました。違ったらすみません笑

    それはさておき、面白かったです！
    ヒロインのギャップが素敵でした。嶋くんも大隈さんもピュアですねぇ。
    にこやかに読み進められ、希望通りのハッピーエンド。二人の青春が可愛いです。
    でも正直言うと、坂又先輩の方がなんか可愛く映ってる印象があります。
    キッチリに見えてドジっ子萌え。
    最初は大隈さんが悪役に見えるのでしょうがないのかなと思いますが…。
    ベタですが、先輩と嶋がめちゃくちゃ仲良くなってしまって、大隈さんがヤキモチ妬いちゃう三角関係も見たかったです。
    あと気になった点としては名前…
    いや、すみません、自分の感覚としてはぱんだちゃんはキラキラしすぎててかわいそうに思えてしまってですね…。
    ぶっ飛んだキャラならたぶん気にならなかったと思うんですけど、億単位の借用書も、理由を知ってしまうとぶっ飛んだ感がないので。
    単純に好みの問題ですね、聞き流してください ; ;
    いろいろ書きましたが、読んでて楽しかったです。
    執筆お疲れ様でした。

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Re: 2018年09月01日 16時24分33秒
  • 　中梨 涼さん、おひさしぶりです。企画参加と感想制覇お疲れさまでした。


    ＞炎の学園って、逆境ナインの人の漫画のアレ？なんて思いながら読んでました。

    ◆炎の学園は架空です。適当に名前を考えて検索をかけたら同じタイトルの作品がなかったので採用しました。逆境ナインの島本和彦の作品は『炎の転校生』のようですね。（読んだことはありませんが）

    ＞ヒロインのギャップが素敵でした。

    ◆大隈のキャラに魅力を感じていただけたなら幸いです。
    　が、これもかなりの力技というか……元々のアイデアでは本当にひどい子のまま終わる予定だったのを、今回無理やりいい子路線に軌道修正した感じだったので、かなり強引だと自分では思っていました。
    　前後半のギャップに魅力を感じていただけたなら思わぬ効果です。

    ＞嶋くんも大隈さんもピュアですねぇ。

    ◆ええ、正直ピュアすぎて、自分でも書いてて恥ずかしかったですｗ

    ＞坂又先輩の方がなんか可愛く映ってる印象があります。

    ◆坂又はストレートに魅力的なキャラを目指して作ったキャラでした。概ね好評価をいただけましたし、出してよかったと思っています。
    　自分としても坂又のほうがいいキャラにできたと思っていたので、坂又をメインにしたストーリーに変更しようかとも考えたのですが、締め切りまで時間がなかったこともあり断念しました。

    ＞最初は大隈さんが悪役に見えるのでしょうがないのかなと思いますが…。

    ◆うーん、後半軌道修正したとはいえ、序盤で好感度が上がりづらいのはやはりまずかったように自分では思います。なので、今後は最初から好感の持てるキャラづくりをしていきたいと考えています。（今回は「金企画」だっただけに、前半の悪役路線はどうしても変更できなかったので）

    ＞先輩と嶋がめちゃくちゃ仲良くなってしまって、大隈さんがヤキモチ妬いちゃう三角関係も見たかったです。

    ◆三角関係いいですよね。そういう路線もちょっとは考えたのですが、短編としてもまとまりを考えて主人公とヒロインがくっつく流れにしました。

    ＞ぱんだちゃんはキラキラしすぎててかわいそうに思えてしまってですね…。

    ◆ぱんだという名前は数年前に考えたものを採用したので、どうしてそんな名前にしたのかは思いだせないのですが、確かにキラキラネームですねｗ　うーん、メインヒロインはもうちょっと馴染みやすい名前のほうがいいのかもしれないですね。
    　
    ＞ぶっ飛んだキャラならたぶん気にならなかったと思うんですけど

    ◆当初のアイデアではぶっ飛んだキャラになる予定だったんですけど、今回2章以降の展開を書いたら、わりと普通になってしまった、という部分はあります。
    　ぶっ飛んだキャラのドタバタコメディも好きなので、そういうのも書いてみたいです。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　『ワールドワイド・ルナティック』は吸血鬼が現代社会で活躍するところが面白い作品でした。最後が急転直下で終わってしまったのは残念でしたが、参加して企画を盛りあげてくれた点は感謝したいです。やはり企画にはなるべく多くの作品に参加していただきたいですからね。

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2018年08月21日 21時44分26秒
 +20点
  • 　くせぇええええ爆発しろぉおおおおおお
    　なんだかとても恥ずかしいものを読んでしまいました。おもろいはおもろかったです。いやん、はずかちい
    　ひさしぶりに地元に戻ってきたしまうまくん、したらひさびさに出会ったぱんだちゃん。やっべすきだったんだよな、なつかしいなぁ…金返せ。まあ、なんというか、こんなこというのもやぼですけど、49億の時点でラストはなんとなーく予想でけました。ただ、悪い意味じゃないです、少しのわくわくと、安心感のある展開で、しっかりたのしむことができました。よかったです。くっさいですけどね！！
    　純朴しあわせオーラがぷんぷんするラストですてきな読後感だったんですけど、あれです、心の汚れてしまったぼくには彼らがうつくしすぎて…（なみだほろり）ばい菌みたいなぼくにとっては、この小説は清潔すぎました。ぐぇー死んだんご
    　さかまた先輩がとってもいいキャラですきでした。かしこい、かっこいい、そしておちゃめ。完璧です。すごいぶひれました。心配になってちょこちょこ様子みにくるなんてほんといい先輩。というかこのひとのキャラ立ちすぎてぶっちゃけぱんだちゃん食っちゃってるんじゃないか疑惑も（）
    　点数、ひじょーに悩みました。おもしろかったですし、不満という不満はほとんどありませんでした。ただ、ひとえに、ごく個人的な問題として、暗黒青春時代を送っていた身として、なんというか言葉にできない邪悪ななにかが「ふざけるな！　こんなものは認めんぞ！」とぼくの耳元でささやくものですから、はい。こんなかんじです。キモオタの僻みだと思ってわらってやってください。
    　感想は以上になります。はぁあああああああああ

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Re: 2018年09月01日 16時22分57秒
  • 　etunamaさん、いつもお世話になっています。企画参加と感想制覇お疲れさまでした。


    ＞くせぇええええ
    ＞なんだかとても恥ずかしいものを読んでしまいました。

    ◆自分でもそう思いますｗ
    　というか、私は恋愛ものが苦手なのでできれば書きたくないんですけど、それでも書いてしまうのはいいネタが思いつかなかったときなんです。
    　できれば、次回は恋愛以外のジャンルで参加したいです。　

    ＞49億の時点でラストはなんとなーく予想でけました。ただ、悪い意味じゃないです、少しのわくわくと、安心感のある展開で、しっかりたのしむことができました。

    ◆どうも予定調和なものを書いていしまうのが癖というか、実力不足な部分だと思います。
    まあ楽しんでいただけたなら幸いですけど、やっぱりもうちょっと驚きのある展開を作れるようになりたいですね。頑張ります。

    ＞この小説は清潔すぎました。

    ◆似たようなことを別の作品でも言われたことがあります（別の方からですけど）。
    　どうも恋愛ものを書くと綺麗になりすぎてしまう癖があるみたいですけど、それはやはり恋愛ものが苦手だからなのかも。

    ＞さかまた先輩がとってもいいキャラですきでした。

    ◆坂又はストレートに魅力的なキャラを目指して作ったキャラでした。概ね好評価をいただけましたし、出してよかったと思います。
    　大隈を食ってるとは自分でも思いますｗ　大隈は数年前に考えたキャラ、坂又は今回考えたキャラという違いもありますし。

    ＞暗黒青春時代を送っていた身として

    ◆私など高校時代一人も友達がいなかったし、おっさんになった今でもボッチでずっと暗黒ですよｗ　そんなだから、ラ研の企画で楽しませていただいているのは、本当にありがたいです。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　『冷し豚しゃぶそーめんと中華風ぴり辛ごまきゅうり』は独特の文体と強烈なキャラクターで攻めた日常ものでしたね。タイトルの時点でetunamaさんの作品だとわかりましたｗ
    　ちなみに『女の子が密室でいけにえにされちゃう話』よりも点数が高かった理由は、『いけにえ』がストーリーの動きや広がりを予感させる設定だったのに対し、『そーめん』は最初から日常ものっぽかったから、という感じです。やはり日常ものは現代日本を舞台にするのが良いような気がします。

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2018年08月19日 18時45分55秒
 +40点
  • はじめまして、北蔵と申します。
    恐縮ながら感想を書かせていただきます。

    面白かったです。キャッチコピーからどんな話なのか想像がつかず、最初はおっかなびっくり読んでいましたが、気づけば夢中で読みふけっていました。

    まさに「金」というお題にふさわしく、お金に始まり、お金に終わる(お金より大事なものを見つける)話ですね。最初のぱんだちゃんとのやりとりで「なんだこの女！」とストレスを溜めさせておいて、あとで真実を知り「なるほど、そういうことか！」となるカタルシス……王道ながらうまくハマっていると思いました。
    10円の借金も、10日2割の複利で3年間増え続けたら４８億円に膨れ上がるというアイデアも読者の心をぐっと掴みますね。カイジの冒頭シーンを思い出しました(笑)

    ぱんだちゃん、かわいいですね。最初こそストレスを感じる登場ではありましたが、最終的には大好きなキャラになっていました。ぱんだちゃんという名前で、白黒はっきりさせる性格、そしてツインお団子ヘアと非常にキャラが立っていたと思います。2人は最終的に結婚という形で借金を完済するんでしょうか？でもこの調子で行くと１年くらいで完済できちゃいそうですね。あとふと思いましたが嶋くんと結婚したら嶋ぱんだで「縞パンだ」になっちゃいますね。どうでもいいですね。

    あと坂又先輩も個人的に大好きです。法律に詳しい知的でクールな女の子かと思ったら何もないところでつまづく天然キャラというギャップ(王道ですね)、そして嶋くんの背中を押してくれる懐の深さと、読んでて心の癒しでした。個人的には、嶋くんとぱんだちゃんがトントン拍子で結ばれてしまって、坂又先輩がノーチャンスなのが残念といえば残念でしょうか。話としては綺麗にまとまっているので、その辺は趣味の問題ですね。

    本当はもっと色々改善点とか書くべきかもしれませんが、純粋に楽しんでしまいましたので……以上をもって感想とさせていただきます。あまり役に立たない文章ですいません。
    作者様の次回作を楽しみにしています。

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Re: 2018年09月01日 16時21分05秒
  • 　北蔵さん、はじめまして。企画参加お疲れさまでした。


    ＞面白かったです。キャッチコピーからどんな話なのか想像がつかず、最初はおっかなびっくり読んでいましたが、気づけば夢中で読みふけっていました。

    ◆ありがとうございます。

    ＞まさに「金」というお題にふさわしく、お金に始まり、お金に終わる(お金より大事なものを見つける)話ですね。

    ◆今回のテーマ「金」は、簡単なようで難しかったですね。ゴールド、メタル、マネーと様々な方向から考えたのですが、これといったものが思いつかず……今回のアイデアが頭の中で眠っていたので、なんとか執筆することができました。
    　2章以降の展開は今回考えたものでしたが、金というテーマに沿った内容にできたんじゃないかと自分でも思います。

    ＞最初のぱんだちゃんとのやりとりで「なんだこの女！」とストレスを溜めさせておいて、あとで真実を知り「なるほど、そういうことか！」となるカタルシス
    ＞ぱんだちゃん、かわいいですね。最初こそストレスを感じる登場ではありましたが、最終的には大好きなキャラになっていました。

    ◆大隈のキャラに魅力を感じていただけたなら幸いです。
    　が、かなりの力技というか……元々のアイデアでは本当にひどい子のまま終わる予定だったのを、今回無理やりいい子路線に軌道修正した感じだったので、かなり強引だと自分では思っていました。
    　前後半のギャップに魅力を感じていただけたなら思わぬ効果ですが……今後は最初から好感の持てるキャラづくりをしていきたいと考えています。（今回は「金企画」だっただけに、前半のひどい子路線はどうしても変更できなかったので）

    ＞10日2割の複利で3年間増え続けたら４８億円に膨れ上がるというアイデアも読者の心をぐっと掴みますね。カイジの冒頭シーンを思い出しました(笑)

    ◆ちなみに最初はトイチにしようと思っていたんですが、思ったより金額が伸びなかったので（111回の利息で24万円ちょい）トニにしました。
    　ところで私はカイジが大好きなので全巻持ってるんですが、最初の「限定ジャンケン」一番面白かったですね。（最近は正直アレですけど……。スピンオフの「トネガワ」のほうが面白いですｗ）

    ＞2人は最終的に結婚という形で借金を完済するんでしょうか？でもこの調子で行くと１年くらいで完済できちゃいそうですね。

    ◆先の展開は特に考えていませんでしたが、確かにわりと早めに完済できそうですねｗ
    　「縞パンだ」は笑いましたｗ　ちなみにお気づきかもですが、嶋優馬の名前の元はシマウマです。そして坂又千紗はシャチです。

    ＞あと坂又先輩も個人的に大好きです。

    ◆坂又はストレートに魅力的なキャラを目指して作ったキャラでした。概ね好評価をいただけましたし、出してよかったと思います。

    ＞嶋くんとぱんだちゃんがトントン拍子で結ばれてしまって、坂又先輩がノーチャンスなのが残念といえば残念でしょうか。

    ◆自分としても坂又のキャラが気に入ったので、もっと目立たせることも考えたのですが、短編としてのまとまりを優先しました。
    　坂又をメインとして作品なども、機会があれば書いてみたいです。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　『〇の恩返し』は蚊が人間かするというアイデアが面白かったですね。蚊子が可愛かったです。もっと話を広げることができる作品だと思うので、ぜひ続きを読みたいなーと思います。

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2018年08月17日 01時12分43秒
 +30点
  • こんばんは、銀河と申します。
    拝読致しましたので、感想を残したいと思います。

    まさに「金」というテーマに沿った作品だと思いました。
    序盤、このヒロイン完全にヤバい奴や……と思っていたのですが、最後まで読み進めていくうちに大分印象が変わりましたｗ
    いきなり、とてつもない金額を要求されて、主人公が追い込まれていく様が面白く、先の展開が気になって読んでいくことができました。直後に弁護部という救いが現れたのもいいですね。坂又先輩というキャラも良かったと思います。

    このままでも充分完成されていると思ったのですが、折角ですので、個人的に気になった点を少しだけ上げていきます。

    坂又先輩が法律を語る役でしか出てこなかったのが残念でした。頭はいいのに、少しドジっ子とキャラは立っていたのですが、彼女本人のエピソードがなかったため、読後に強い印象に残りませんでした。弁護部というのを立ち上げた理由か、彼女自身何故この部にいるのかという話があれば読んでみたかったです。

    また、大熊さんを好きになった理由に、もう一つ強力な理由があればもっと良かったと思いました。図書室で会話していくうちに好きになったとのことですが、主人公が塞ぎ込んでいた時に話しかけてくれたとか、何かそういった話があればより彼女に好感が持てたように思いました。最初の印象が少し悪かったのでｗ

    とはいえ、綺麗にまとまっているので、あまり横道に逸れるというのも難しそうですね。
    最後の方、二人が接近していく様は見ていてドキドキさせられました。ライトノベルならではの作品といった感じがして、最後まで楽しく読むことができました。
    面白かったです。

    それでは、執筆お疲れ様でした！

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Re: 2018年09月01日 16時19分41秒
  • 　銀河さん、はじめまして。企画参加お疲れさまでした。


    ＞まさに「金」というテーマに沿った作品だと思いました。

    ◆今回のテーマ「金」は、簡単なようで難しかったですね。ゴールド、メタル、マネーと様々な方向から考えたのですが、これといったものが思いつかず……今作のアイデアが頭の中で眠っていたので、なんとか執筆することができました。
    　2章以降の展開は今回考えたものでしたが、金というテーマに沿った内容にできたんじゃないかと自分でも思います。

    ＞序盤、このヒロイン完全にヤバい奴や……と思っていたのですが、最後まで読み進めていくうちに大分印象が変わりましたｗ

    ◆大隈のキャラに魅力を感じていただけたなら幸いです。
    　が、これもかなりの力技というか……元々のアイデアでは本当にひどい子のまま終わる予定だったのを、今回無理やりいい子路線に軌道修正した感じだったので、かなり強引だと自分では思っていました。
    　前後半のギャップに魅力を感じていただけたなら思わぬ効果ですが……今後は最初から好感の持てるキャラづくりをしていきたいと考えています。（今回は「金企画」だっただけに、前半のひどい子路線はどうしても変更できなかったので）

    ＞いきなり、とてつもない金額を要求されて、主人公が追い込まれていく様が面白く、先の展開が気になって読んでいくことができました。

    ◆そう感じていただけたなら幸いですね。
    　借金ネタは元々20枚程度の短編として考えていたものだったので、そのおかげでインパクトのあるものにできたのかなと思います。

    ＞坂又先輩というキャラも良かったと思います。

    ◆概ね好評をいただけたキャラなので、出してよかったと思います。

    ＞坂又先輩が法律を語る役でしか出てこなかったのが残念でした。
    ＞弁護部というのを立ち上げた理由か、彼女自身何故この部にいるのかという話があれば読んでみたかったです。

    ◆そのあたりはちょっと書く余裕がなかったです。
    　自分としても坂又というキャラが気に入ったので、坂又をメインにしたストーリーに変更しようかとも考えたのですが、締め切りまで時間がなかったこともあり断念しました。
    　機会があれば、そういう作品も書いてみたいです。

    ＞、大熊さんを好きになった理由に、もう一つ強力な理由があればもっと良かったと思いました。

    ◆そうですね。このあたりの描写は足りなかったなーと思います。
    　嶋が大隈を好きになった理由もですけど、大隈が嶋を好きになった理由もそうですね。そういった部分の描写が恋愛ものでは大事だと思うので、今後は意識していきたいです。

    ＞ライトノベルならではの作品といった感じがして、最後まで楽しく読むことができました。

    ◆ラノベらしくなっていたなら幸いです。ラノベらしい作風には今後もこだわっていきたいです。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　『高宮昇君の理解不能な小説』は独特の感性が光る作品で、今回の企画の中でも特に楽しませていただいた作品のひとつでした。・テルントムットの設定が特によかったですね。

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2018年08月14日 20時55分01秒
 +20点
  • クロウと申します。読了しましたので感想を。

    面白かったです。こういう青春小説こそラノベの醍醐味ですよねー。

    冒頭の４９億円の借金というインパクトで引き込まれ、中盤からは坂又先輩といういいキャラも登場し、終始飽きずに読み切ることができました。本当は借金なんかどうでもよくて、それが過ぎ去ってしまった時間の価値だった――というオチも素敵だと思います。

    序盤は大熊さんひどい子だなぁと思いながら、終盤には何この子すごい一途じゃん！　と。見事に作者様の狙い通り読ませられてしまいました。

    短編としてまとまった良作だと思います。

    以上、読ませていただきありがとうございました。
    それではーﾉｼ

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Re: 2018年09月01日 16時18分31秒
  • 　クロウさん、前回に続いてありがとうございます。企画参加と感想制覇お疲れさまでした。（早々と感想制覇を達成されていたのには驚きました）


    ＞面白かったです。こういう青春小説こそラノベの醍醐味ですよねー。

    ◆ありがとうございます。ラノベといえば青春ものかファンタジーか、という印象ですよね。まさに今回クロウさんが投稿された2作のように。
    　私はファンタジーは書けないので、これからも青春路線で頑張っていきたいです。

    ＞冒頭の４９億円の借金というインパクトで引き込まれ、中盤からは坂又先輩といういいキャラも登場し、終始飽きずに読み切ることができました。

    ◆そう感じていただけたなら幸いですね。
    借金ネタは元々20枚程度の短編として考えていたものだったので、そのおかげでインパクトのあるものにできたのかなと思います。
    坂又はストレートに魅力的なキャラを目指して作ったキャラで、皆さまから概ね好評をいただけたので、出してよかったと思います。

    ＞本当は借金なんかどうでもよくて、それが過ぎ去ってしまった時間の価値だった――というオチも素敵だと思います。

    ◆オチはかなりの力技というか、強引な展開だと自分では思っていたのですが、良いと思っていただけたならよかったです。
    　元々はいいオチが思いつかずに没になっていたネタだったので、今回、オチをつけて作品を完成させることができたのは、良い経験になったかもしれないとは思います。

    ＞序盤は大熊さんひどい子だなぁと思いながら、終盤には何この子すごい一途じゃん！　と。見事に作者様の狙い通り読ませられてしまいました。

    ◆大隈のキャラに魅力を感じていただけたなら幸いです。
    　が、これもかなりの力技というか……元々のアイデアでは本当にひどい子のまま終わる予定だったのを、今回無理やり一途路線に軌道修正した感じだったので、かなり強引だと自分では思っていました。
    　前後半のギャップに魅力を感じていただけたなら思わぬ効果ですが……今後は最初から好感の持てるキャラづくりをしていきたいと考えています。（今回は「金企画」だっただけに、前半のひどい子路線はどうしても変更できなかったので）

    ＞短編としてまとまった良作だと思います。
    　
    ◆ありがとうございます。
    　これくらいの枚数でまとめるのは得意なんですが、長編まで話を広げるのが大の苦手なので、なんとか長編も書けるように頑張りたいです。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　クロウさんの作品は『黄金の戦姫カナリアと蒼銀の騎士フレイ』と『売られた恋は買うのが礼儀、ですか？』の2作でしたね。100枚前後の作品を二つも出すとは驚異的です。
    　『カナリア』は王道的な展開と、フレイとカナリアのやり取りが、『売られた恋』は学園内の仮想社会という設定と、美雷のキャラがよかったですね。
    　どちらもクロウさんの筆力の高さが現れていたと思います。ただ、前作『ホンマかいな』と比べると……とも感じてしまいます。次回の企画でもいい作品を期待します。

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