【跡地化】ファイン・セーブ！

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いりえミト

2018年04月29日 23時47分28秒 公開
■この作品の著作権は いりえミト さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
◆キャッチコピー：逆転するキモチ
◆作者コメント：
　今回のテーマは難しかったですね。
　せっかく書いたんで、参加します。

※跡地化しました

2018年05月13日 00時03分42秒
 作者レス
  • 　企画に参加された皆様、お疲れさまです。
    　本作に感想を書いてくださった方々、ありがとうございました。
    　個別の返信については、しばらくお待ちください。

    　なお、企画については「期間中に感想をいただいてこそ」と考えており、「読んでいただけなかった」、「感想を書いていただけなかった」こともひとつの評価であり、結果であると思っています。
    そのため、感想返しはご遠慮いただければと思います。

    　言い訳をしたくはないのですが、本作を投稿した経緯を説明させてください。
    　今回はとにかくアイデアが出ずに困りました。いつもの企画では、いくつかの没アイデアを経て本命のアイデアにたどり着くのですが、今回は没になるようなアイデアさえ出ず、企画に参加できないかもと思いました。
    　ようやく本作のアイデアが出たのが締め切りの6日前。本来ならプロットを練ってから執筆に移りたいところなのですが、時間がないのでさっそく翌日から執筆を開始しました。この時点で締め切り5日前。
    　その時は12000文字くらいで仕上がるだろうと思っていたので、3日で初稿を上げて、残りの2日で推敲をしようと考えていました。
    　しかし実際に書いてみると思ったよりも文字数がかさんでしまい、最終的には、書き直した部分も含めれば24000字ほど書いたでしょうか。最初の予定の倍です。
    　結局、初稿が上がったのは締め切り当日の午後8時頃でした。
    　そこから可能な限りの推敲は行ったのですが、数時間ではやはり大したことはできません。
    　結果として粗の多い作品を投稿してしまい、申し訳なく思いますし、私自身としても悔しいです。
    　企画にはなるべく参加したいと思っているので、次回はもっと余裕を持って執筆できるように頑張りたいです。

    　それでは、あらためて、ありがとうございました。
    　本文は三日後に跡地化します。

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2018年05月12日 15時27分30秒
 +30点
  • 　うひょー！
    　リア充め汚物は消毒だぁああ！
    　もてもて美少女クリスティアーノロナウド選手の恋愛話でした。
    　冒頭でクリロナでちょっとわらって、告白してふられてふふってなって、アタックするもののめっちゃすべっててくさはえて、復讐だ自殺だってところでえええええってなって、最後はなんかにやにやしちゃいました。はずかしいやつらめ！
    　いやあ青春ですね～若いですね～。クリロナちゃんの行動力あるかんじすごいすき。あんまり考えずに勢いで行動しちゃうのってなんかかわいいです。お弁当のところはちょっと心が痛んだ。すこしくらいは食べてやれよ…。
    　超絶美少女、そして性格が残念。さいこーの組み合わせです。白飯と焼き肉くらい鉄板のいくらでも食べられちゃうやつです。クリロナちゃんがおもしろいから、最初から最後まで楽しく読めました。そうだよわれわれはこういうのを求めてたんだよありがとう神さま。感謝ですっ
    　文句なし、完璧！　さいこーです！
    　ほんとうに、あえて、文句というかいちゃもんつけるなら、オリジナリティくらいでしょうか。ひとにおすすめするときに、ここがおもしろいんだよ、っていう部分をうまいこと伝えられるか自信ないっす。女の子がふられてがんばってて～、みたいにいっても「ふーん」としか返ってこなそう（なみだ）でもほんとそれくらいですね。王道はいい、だれがなんといおうといいものなのだ…！
    　感想は以上です！
    　でわでわ！

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Re: 2018年05月15日 23時24分43秒
  • 　etunamaさん、いつもお世話になっています。企画参加と感想制覇お疲れさまでした。


    ・オリジナリティのなさについて

    　これはいつも言われることなのですが、またしても克服できなかった感じですね。
    　自分では「変な話」を作ろうとしているんですけどね…なんでだろう、センスの問題なのかも知れません。逆に「王道を書こう」と考えたらオリジナリティのある話が出来上がったりして…。
    　とにかく次回はオリジナリティが出せるように頑張ります。

    　それ以外の部分はおおむね楽しんでいただけたようで…よほどetunamaさんと相性のいい作品だったということでしょうか。
    　ただ、より多くの人に楽しんでいただける作品を書けるように頑張っていこうと思います。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　『おねしょたファンタジー』はキャラも世界観もよかっただけに、とにかくラストがもったいない作品でした。全体的には前作の『女の子が密室でいけにえにされちゃう話』を踏襲したような内容だったので、すぐにetunamaさんの作品だと分かりました。オリジナリティがある、というのはやはりいいですね。私も身につけたいところです。

    E-Mail pass
2018年05月12日 00時48分17秒
 +20点
  • 作者の方へ

    作品、読みました。

    高飛車な美少女・栗橋ローナディアと、サッカー部のゴールキーパー・赤原衛のラブストーリーでした。
    普段高飛車・勘違い系の女性は苦手であまりいい印象を抱けないのですが、今回はその高飛車具合が穏やかで、振られてからの復讐心に変わる部分はあるかもしれないなと理解ができました。

    ただ、自殺という手段に（キャラクターの年齢と性格を考えると妥当性はありましたが）安直さを感じたのも事実です。
    また、手紙の内容も恨みつらみを書き連ねたり、赤腹を陥れるための嘘の内容ではなかったことがあっさりしていて、ラストのカタルシスを少し小さくしてしまったのかなと考えています。

    一読者としてもわがままを書いただけの感想で失礼しました。
    話の軸がしっかりしていて高い完成度があった作品でした。

    それでは執筆お疲れ様でした。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月15日 23時23分41秒
  • 　茉莉花さん、いつもお世話になっています。感想制覇お疲れさまでした。


    ・高飛車具合が穏やかについて

    　最初はもっとキツイ性格だったんですが、推敲時に調整してこのようになりました。
    　とはいえ、後半の展開のおかしさに気づけなかったのは無念です。

    ・自殺が安直について

    　みなさんそうおっしゃっているので、本作最大の失敗部分だったと思います。
    　申し開きのしようもありません。自分では面白い展開だと思ったんですよ…。
    　正直、センスの問題なのでしょうね。センスがないなら磨くしかないので、プロの作品はもちろん、今回の企画てみなさんが投稿された作品なども参考にして、もっとマシな作品を書けるように頑張ります。


    ・手紙の内容について

    　なるほどです。この辺りも深く考えていなかったですね。
    　ちなみに手紙を持たせた理由は「ただ自殺しただけでは理由が分からないんじゃないか？」と考えたからなのですが、《ある言葉》などと無駄に思わせぶりに書いたのも良くなかったかもしれないですね。
    　まあそれ以上に、自殺という展開自体が問題だったんで、結局アレですけども。


    　それでは、感想ありがとうございました。次回の企画では茉莉花さんの作品にも期待します。

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2018年05月11日 00時33分50秒
 +10点
  • 拝読いたしましたので感想など残させていただきます。当たり前ですが素人の意見ですので取捨選択をお願いいたします。

    ヒロインキャラクターのパンチが効いていて、なおかつ冒頭でキャラクターが立っていたので、物語に入りやすかったです。ヒロインの行動の動機もわかりやすく、序盤のテンポや説明もいい塩梅だったと思います。
    ただ、序盤のヒロインのキャラクターの立ちっぷりというか空回りっぷりがかえってギャグテイストを予想させられて、その後のやや古臭い青春系物語への序章としてはやや毛色が違うかなと思いました。このキャラクターだったらギャグの方が面白いんじゃないかと思いますねえ。
    キャラクターの魅力ってのは不思議で、ヒロインの性格によって物語にマッチするかどうかというのは顕著に変わってくると思うんです。本作でいえば、単に空回っているだけで最初から最後まで物語が終わってしまったので、どこかでこのヒロインに恋愛がらみではなく人間としての見せ場を作ってあげて欲しいなと思います。キャラクターというのは生き物みたいなものですから、ただ想っている相手を追い求める以外にも、何かその人物の核となる思想なりポリシーなりがあると思うんですよね。
    本作でいえば、ヒロインの魅力で押し切る展開なだけに、よりそのあたりのキャラクター性を詰めて欲しいなと思いました。

    失礼いたしました。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月15日 23時22分35秒
  • 　すぎさん、お久しぶりです。感想をいただくのは初めてでしょうか。企画参加お疲れさまでした。


    ・このキャラクターだったらギャグの方が面白いについて

    　そうですね。うーん、私としても、最初がギャグっぽい感じにしようと思っていたのですが、いざ書いてみたら普通のストーリーものっぽくなってしまいました。私の場合そういうことがよくあるのですが、その理由はやはり「ギャグを書くのは難しい」からでしょうね。
    　私としても笑える作品が好きなので、もっとギャグセンスを磨かなければならないなと思います。

    ・恋愛がらみではなく人間としての見せ場を作ってあげて欲しいについて

    　なるほど、そうですね。そのあたりはやはりキャラの掘り下げが足りなかったという部分がありますね。
    　「空回り」というのは本作のコンセプトとして最初に考えたものだったのですが、そいうう「最初に思いついたネタ」一辺倒で話を作ってしまうのは私の悪いクセなので、そのあたりはなんとか克服して、ストーリーやキャラに厚みを持たせたいところですね。話の作り方を根本的に変えてみようかと思っているところです。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　『語りたがる哲学的少女と逆転クオリア』は円先輩が魅力的な作品でした。思考実験ネタは個人的に好きなので、ああいう作品はもっと読んでみたいですね。

    E-Mail pass
2018年05月08日 05時55分51秒
  • おはようたぬきです。
    おはようございます。

    ・全体的な印象、読後感
    　これが噂の悪役令嬢！？　主人公がすごく嫌なやつっぽくて、でもなんか憎めないとか思ってたらあの行動。もう少し、穏便に。

    ・キャラ
    　クリロナ。世間知らずな王女様みたいな傲慢さで、自信満々だけど悪辣さは無くて、でも後半いきなり死のうってなるのはちょっと急だったかな。

    　赤原君。ファインセーブの人。背が高くて近寄りがたい。デレると結構かわいい。

    ・その他雑感
    　ギャグかな？　と思って見てたらちょっと路線変わってきて恋愛っぽくなった。
    　キャラクターにとっつきにくいのと、クリロナの魅力がもう一つだったのがもったいない。
    　王女様的キャラクターの空回りっぷりは好きなネタなんですけど、本作は突っ込み不在というか、誰も彼女を止められない感じで、ただ自爆していってるなーと眺めている気持ちでした。
    　やっぱりギャグが、ギャグが欲しいですよ。ギャグ。ラブコメ。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月15日 23時21分18秒
  • 　たぬきさん、お久しぶりです。企画参加と感想制覇お疲れさまでした。


    ・主人公がすごく嫌なやつっぽくてについて

    　主人公が嫌わるだろうなとは思っていました。しかし自分としてはこういうキャラが書きやすく、執筆の時間も短かったので、書きやすいものを書いてしまったという感じです。
    　もっと読者に好かれるものを書かなければならなかったなと反省しています。

    ・後半いきなり死のうってなるのはちょっと急について

    　みなさんそうおっしゃっているので、本作最大の失敗部分だったと思います。
    　申し開きのしようもありません。自分では面白い展開だと思ったんですよ…。
    　正直、センスの問題なのでしょうね。センスがないなら磨くしかないので、プロの作品はもちろん、今回の企画てみなさんが投稿された作品なども参考にして、もっとマシな作品を書けるように頑張ります。

    ・ギャグかな？　と思って見てたらちょっと路線変わってきてについて

    　私としても、最初がギャグっぽい感じにしようと思っていたのですが、いざ書いてみたら普通のストーリーものっぽくなってしまいました。私の場合そういうことがよくあるのですが、その理由はやはり「ギャグを書くのは難しい」からでしょうね。
    　私としても笑える作品が好きなので、もっとギャグセンスを磨かなければならないなと思います。

    ・突っ込み不在で誰も彼女を止められないについて

    　このあたりも他の方からも言われているところですが、自分では気づかなかったので「なるほどなー」と思うところです。
    　キャラ2人の相性が悪かったのか、あるいはサブキャラを登場させるべきだったのか…。
    　そのあたりは、ちょっと考えていようかと思います。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　『逆転生！　俺だけ生き残った世界で俺の前に女神が光臨したけど！ 』はお気楽に読めるドタバタコメディでした。追記について、優しいお言葉をありがとうございます。いや、本当にそういう言葉を期待したわけじゃなかったんですが…。実は、あの作品以外でもいくつか感想追記でのお詫びをしていまして、今回は本当に作品、感想両面で反省点の多い企画となっていしまいました。
    　『Ｓｎａｉｌ　―利己的な恋の矢―』は主人公の心理を丁寧に描いた傑作でしたね。2位という高順位にも納得でした。
    　正直、この2作が同じ作者というのはかなり意外でした。作風の幅が広いですね

    E-Mail pass
2018年05月07日 06時19分59秒
 +10点
  • タカテンと申します。
    拝読いたしましたので感想を送らせていただきます。

    （以下ネタバレを含みます。未読の方はご注意ください）





    自分に自信アリな女の子と、素っ気無い男の子の物語でした。
    序盤で見知らぬ後輩から受けた告白を「本気で私と付き合いたいと思うのなら、もっと自分を磨くことね」と突き放しつつ、いざ自分も同じように振られたら有言実行とばかりに果敢にアタックをかけ続ける主人公は好感が持てました。
    まぁ、赤原君からしたら迷惑かもしれませんが、挫折にめげず頑張る女の子は、やや性格に難があっても微笑ましいものです。

    ただ、それだけに終盤の展開はらしくないなと思いました。
    唐突過ぎるというか、極端すぎるというか。エリートは挫折に脆いこともありますが、主人公はそんな感じではありませんし、何より彼女のポリシー的にも自殺は選ばないように思います。
    むしろサッカーの猛特訓をして赤原君にお付き合いを賭けたＰＫ戦を挑みそうな感じです。いや、むしろフリーキック対決かな。クリロナだけにすごいブレ玉を蹴ってきそうｗ
    そこまでやって初めてサッカー馬鹿な赤原君の気が引けそうな気がしますね。

    それでは拙いですが自分からは以上です。
    執筆お疲れ様でした。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月15日 23時19分36秒
  • 　タカテンさん、お久しぶりです。企画参加と感想制覇お疲れさまでした。


    ・自殺が唐突について

    　みなさんそうおっしゃっているので、本作最大の失敗部分だったと思います。
    　申し開きのしようもありません。自分では面白い展開だと思ったんですよ…。
    　正直、センスの問題なのでしょうね。センスがないなら磨くしかないので、プロの作品はもちろん、今回の企画てみなさんが投稿された作品なども参考にして、もっとマシな作品を書けるように頑張ります。

    ・ＰＫ戦を挑みそうについて

    　面白いアイデアですね。そういう方向で考えられなかったのは、私がサッカーに詳しくないからという部分もあるかと思います。サッカーに関しては当たり障りのない描写しかできませんでした。
    　「じゃあ何でサッカーネタなんて書いた」って感じですけど、最初になんとなく「サッカー部でキーパー」という設定を考えて話を作ったら、思った以上にしっくりきて、時間がなかったこともあり、それで押し通しました。
    　ちなみに『クリロナ』のほうは、昔なんとなく考えたネタを引っ張ってきたものでした。
    　次回はもう少し自分の知っている題材で書くか、調べ物をする時間をしっかり確保したいところです。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　『仮性の人』は思春期の男子の悩みを切実に綴った感動作でした。ごめんなさい間違えました。今回の企画の中でも一番アホらしい（誉め言葉）コメディでした。タカテンさんの作品はもう一個のちんこネタ作品の方だと思っていたので、外れてくやしい（あやうく向こうの作品にタカテンさんが作者であることを前提とした感想を書きそうになったのですが、自重しておいてよかったですｗ）。

    E-Mail pass
2018年05月06日 23時20分44秒
 +20点
  • ＧＷ企画の執筆、お疲れ様です。
    御作を拝読しましたので、感想を記したいと思います。

    （※本感想はネタバレがあるかもしれません）

    ＞「バ、バストは、トップ八十八、アンダー七十一のＤカップよ。ま、私の基本情報としては、こんなものかしらね。しっかりと覚えておくのよ！」

    こんなことを、校内一の美人が教室で喋っていたらドキドキですね。
    本作、とても面白かったです。
    クリロナさんも、いい味を出していました。


    ＞これまで、数多くの男からの告白を断ってきた。そんな私が、男から告白を断られて、その男を彼氏にするために必死になってるだなんて。
    ＞その瞬間、私の中にあった赤原に対する感情が逆転した。
    ＞その気持ちを自分で再認識したけど、ひとつ、感情の逆転現象が起きていた。

    テーマの『逆転』は、上の三つですね。
    これは素晴らしいと思いました。
    特に最後の逆転がいいですね。


    ＞私は死ぬことにした。学校の屋上から飛び降りることにしたのだ。
    ＞赤原のファインセーブが、私の命を救ったのだ。

    他の方もコメントされているように、やはりいきなり自殺を選ぶというのは唐突に感じました。
    タイトルの『ファインセーブ』に合わせるために、主人公は飛び降りを選んだような印象を抱いてしまいました。


    ＞「どうでもいいなんて思ってない。クラスメイトが飛び降りようとしてたら、助けるのはあたりまえだろ」

    このセリフ、なかなか良かったです。
    ただ、赤原くんが屋上に駆けつけるきっかけとなる描写が何もないので、
    飛び降りようとしているのがクリロナさんであることが、グランドにいる生徒からもわかるような描写を
    もっと入れた方が、このセリフがさらに活きるんじゃないかと思いました。
    例えば、金色に近い長髪が風になびく描写とか、
    地上で見上げる生徒が「あれってクリロナじゃね？」と叫ぶシーンとか。
    そうすれば、赤原くんが助けに来てくれたことが、もっとすっと読者にも受け入れられるような気がします。

    いろいろと書いてしまいましたが、クリロナさんのキャラと三つの逆転が面白い作品でした。
    拙い感想ですいません。
    今後のご活躍をお祈りしています。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月15日 23時17分28秒
  • 　つとむューさん、いつもお世話になっています。企画参加お疲れさまでした。


    ・逆転の使い方について

    　最初に思いついたのは一番上の「立場の逆転」で、あとの二つは「他の場面でも使いえないかな」と考えて後付けしたものでした。
    　企画のテーマの使い方については、これからも可能な限りこだわりたいです。

    ・自殺が唐突について

    　みなさんそうおっしゃっているので、本作最大の失敗部分だったと思います。
    　申し開きのしようもありません。自分では面白い展開だと思ったんですよ…。
    　正直、センスの問題なのでしょうね。センスがないなら磨くしかないので、プロの作品はもちろん、今回の企画てみなさんが投稿された作品なども参考にして、もっとマシな作品を書けるように頑張ります。

    ・タイトルに合わせるためについて

    　タイトルは最後に考えたのでそういうわけではなかったんですが…。
    　ちなみにこのタイトルはあくまで「仮」として考えたもので、もっといいタイトルを考えるつもりだったのですが、結局なにも思いつかず、そのままこのタイトルとしました。

    ・飛び降りようとしているのがクリロナさんであることがグランドにいる生徒からもわかるような描写について

    　あ、そうですね。そのあたりの描写は確かに足りませんでした。
    　こういう細かい部分もしっかり意識していかなければなりませんね。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　『逆転世界のみずがめ座』は「日本が南半球に」という逆転のアイデアが面白い作品でした。彦星のキャラもいい味出してました。作風的につとむューさんの作品だろうなと思っていたので、当たってうれしいです。

    E-Mail pass
2018年05月04日 11時49分51秒
 +30点
  • ファインセーブ！　拝見しました。

    良いですね。すごく好きです、この作品。

    ふと思い出したのは、漫画　白鳥麗子でございます、でした。
    白鳥麗子はツンデレ、なんて言葉が生まれる以前の高飛車キャラです。
    しかしツンデレが男性向けなのに対して、高飛車キャラは割と女性向けの女キャラなんですよね。そして、そういうキャラは一定の需要がありました。
    男性キャラなら、その強引さがイイ！（勿論強引なだけじゃ駄目ですが）ですし。
    女性キャラなら、高慢なタイドと裏腹に弱さを見せることで株をあげられますし、今作のようにフラレることでコメディに舵を切りやすいですからね。
    そういう意味で、今作のクリロナさんはうまく機能していた、と思います。

    ただ、やはり自殺までいくのはやり過ぎ、と言いますか。あの場面もあくまでコメディとして書くべきところだったな、と。
    死ぬ気なんてない、でも赤原を困らせたいから死んでやるフリをするって方向のがこの手のキャラとしてはよかったんじゃないかなと思います。

    他、赤原が好きという気持ちの自覚が割と早い段階で書かれているのも、急ぎすぎだと感じました。なので、一個目の自覚は削り、後半に集約した方が行動の意味は強まるかと。
    ご一考ください。

    あとは……どんなテーマでもそうですが、無理に逆転というキーワードを入れるのは悪手なので、必要でない限り避けて欲しかったです。

    では、こんなところで。
    いい作品、ありがとうございました。
    執筆お疲れ様でした！

    E-Mail pass
Re: 2018年05月15日 23時15分15秒
  • 　ハイさん、お久しぶりです。企画参加と感想制覇お疲れさまでした。


    ・白鳥麗子でございますについて

    　なつかしいｗ　松雪泰子のドラマがやってたころ、私は小5でした（と年齢のバレる発言。いまやおっさんです）。原作漫画も姉が持っていたんで読みましたが、面白い作品でしたね。
    　ちなみに男の高飛車キャラというと、花より男子の道明寺とかテニプリの跡部とかでしょうか。ああいいうキャラは確かに女子ウケがよさそうです。

    ・自殺までいくのはやり過ぎについて

    　みなさんそうおっしゃっているので、本作最大の失敗部分だったと思います。
    　申し開きのしようもありません。自分では面白い展開だと思ったんですよ…。
    　正直、センスの問題なのでしょうね。センスがないなら磨くしかないので、プロの作品はもちろん、今回の企画てみなさんが投稿された作品なども参考にして、もっとマシな作品を書けるように頑張ります。

    ・好きという気持ちの自覚が割と早い段階で書かれているについて

    　これに関しては私も推敲時に気なったのですが、修正する余裕がありませんでした。
    　やはり時間には余裕をもって執筆したいところですね。

    ・無理にキーワードを入れるのは悪手について

    　あ、そうですか…（汗）　いや、私毎回キーワード入れるようにしてるんですよ。どこでテーマを使ったか分かってもらえないんじゃないかと不安で…。
    　次回からは無理には入れないようにします。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　『恋と友情の回転寿司』は大人の女性の友情と恋愛模様を、短い枚数のコメディとして見事にまとめた良作でした。感想がつきまくってるのを見て「うらやましいいいいい」と歯噛みしておりました。このところの企画ではハイさんの姿をお見掛けしなかったので、復帰されてうれしいです。

    E-Mail pass
2018年05月03日 05時01分59秒
 -10点
  • どうも初めまして。
    入江九夜鳥と申します若輩者です。
    御作「ファイン・セーブ！」を読ませていただいたので感想を送らせていただきます。

    なお、僕の感想は基本的に辛口です。
    その点をご了承のうえ、必要な部分を取捨されてください。

    またこの作品を未読の読者様へ。
    この感想には以下ネタバレが含まれますので、ご注意下さい。



    ・冒頭は良かったです。冒頭は。

    ヒロインのクリロナさんの紹介から、彼女が赤原くんに惚れるまでは非常によく書けているな、と思いました。


    が、評価できるのはそこまでです。

    そこから続いて描かれたのはクリロナさんの独りよがり、ひとり相撲の描写が延々と続くだけでしたね。それが非常に残念です。


    個人的にツンデレというか女王様気質というか、そういう高圧的な態度のキャラが嫌いということは無いはずなのでどうしてだろうと考えた結果、赤原くん側のアクションが全く無いからなんですよね。

    ツンデレとか女王様系キャラの魅力っていうのは、普段は高圧的なのに二人っきりになったら態度が変化したり、その言動の最中にキラリと惚れた弱みを見せたり、あるいはもっと明確に性格や行動が変化していくところにあると思うのです。

    で、そのきっかけとなるのがお相手キャラである、と。

    この作品の場合赤原くんがクリロナさんに対して様々な干渉をした結果、硬く高圧的な態度だったクリロナさんが柔らかく微笑んだり、赤原くんに融通を利かせたりするようになる……というのが、王道的というか、基本的なツンデレのパターンだと思います。

    あるいは逆に、女王様ヒロインが奴隷的な立場で気弱な少年を連れまわし振り回しながらもその行動の端々に少年に対する気遣いが見られる……とか。

    そういうのが、正統派の演出ではないでしょうか。

    ですが、この作品はクリロナさんが主人公で、赤原くんはサッカーに関する以外のことは完全な干物キャラ。赤原くんからクリロナさんに対する、自発的な行動が全くない上、クリロナさんの行動に対して受け入れるような仕草が全くない。

    結果、クリロナさんが一人で空回っているばかりのシーンが延々続いた挙句、
    可愛さ余って憎さ百倍、勝手に愛情を憎悪に転換。
    そのままもしやクリロナさんの闇墜ちかと思いきや、それを突っ切って自殺騒動を起こす、と。


    正直に言って、ネタ的に痛いとかそういうの通り越してただただ、怖い。


    だってクリロナさんの言動や思考を簡略化して列記すれば、

    ・私は美人で多くの男性を魅了する美人、故に素晴らしく価値のある人間だ(選民的)
    ・そんな私が惚れたのだからあなたは私と付き合うべきだ(高圧的)
    ・あなたのことを理解しようとして「あげているのに」振り向いてくれないのはおかしい(独善的)
    ・好きなのに振り向いてくれないから憎くなってきた(一方的)
    ・そうだ！　彼への嫌がらせの為に自殺しよう！(破滅的)

    えっと……
    これ、ストーカーの思考回路ですよね？


    それに愛情が憎悪に転換してから、「そうだ、自殺しよう」と突き抜けるまでほんの数時間ですよ。
    どうなってんですかこの子。

    仮に、まぁ思春期だし、上手くいかない恋愛に落ち込んだりその結果「死にたい……」なんて呟いたりすることはあるかもしれませんが、普通、その場合の「死にたい」は本当に死にたいのではなくて、「テンションまじダダ下がりだからなんかいいこと無いかなぁ」って意味ですよね。

    ところがそこで止まらずに、嫌がらせの為に本当に自殺を実行できる精神構造ってどうなってるんですかね？　正直性格破綻者だとしか思えない。


    そもそもこのクリロナさん、自分で思っているほど価値のある人間なのですかね？

    中高生の妄想を指して厨二なんて言いますが、アレの本質は邪眼がどうの前世がどうのではなくて、現実の自分と理想の自分の間にあるズレをどうにか埋めようとするために生まれた方便の一種なんじゃないかと思っています。

    憧れのスポーツ選手がいる。でも自分はそれになれない。
    全国大会で活躍する同級生がいる。でも自分の努力や才能ではそこまで一足飛びにいくことができない。

    そんな理想と現実の乖離を埋めるため、「自分には価値があるのだ」と安易にありもしない付加価値をでっちあげて、自分自身で承認欲求や変身願望を満たすための行為です(心理学的な根拠はありません、自分がそう考えているだけです)。

    クリロナさんの態度や言動は、それに近いのではないでしょうか？

    幸いと言うか不幸にもと言うか、とにかくクリロナさんには、自他ともに認める美貌があった。
    この時点で釣り合う恋人はいないものの、ある意味満たされている彼女です。

    ところがそこにサッカー至上主義、サッカー以外の価値をみとめようとしない(とクリロナさんには思えた)赤原くんが現れたことで、自分の美貌と言う価値を維持しようと躍起になっているように見えるのです。

    或いは所有欲でしょうか。

    彼女の発言はつまり、

    「美しいわたしには価値があり、サッカーをする赤原くんはかっこよくて見ていてドキドキするから、美しい私の物になりなさい」

    という風に要約できます。
    もっと言えば、「美貌であなたを購入します」と言っているようなものでして。

    日本のお金に価値があるのは、日本という国家がその価値を保証しているからです。
    では、美貌には価値があるのでしょうか？　その価値を、誰が保証していると？

    ところで日本には

    「美女は三日で見飽きる」「女は愛嬌」

    なんて言いますね。
    フェミニストの方に睨まれそうな発言ですが、この二つを合わせて考えれば、

    「性格美人が良い美人」と言うことにならないでしょうか。

    クリロナさんの性格……えっと……？
    彼女の美貌は天性のものですが、それを維持するための努力をしておらず(少なくとも作中にその描写が全くなかったように思えます)、美人に生まれたという幸運に胡坐をかいて人を見下す言動を繰り返す彼女の一体どこに魅力があるのでしょうか。

    正に、上っ面。



    結局のところ、何もかもがクリロナさんの独り相撲であることが原因に思えます。

    例えば逆に惚れたのが赤原くんで一生懸命アピールして、「試合見に来てくれよ」でクリロナ女王の前で大活躍をすれば、彼女の態度が軟化する理由として十分だと思えます。

    あるいはその態度の酷さから女王と揶揄されて嫌われているクリロナさんに対して赤原くんがそっと寄り添うことでその冷たい心を温めてあげたのであれば、やはりその態度を略。

    ところが今作の赤原くんが、サッカー以外で全く動かない。
    クリロナさんのアプローチに対して動揺したり照れたりすればまだどうにかなるのでしょうが、取り付く島もないと言うか、全てを弾き返す鉄壁の守備。さすがゴールキーパーなだけあります。
    せめてキャッチしてくれればいいんですが、全部パンチングで跳ね返してますからね。


    もう、どうにもこうにも。

    赤原くんがチャラい系の性格だったらいろんな展開もあり得るんですが。


    そんな二人のエンティングが、自殺騒動の末赤原くんがクリロナさんを助ける、と。

    正直これ、赤原くん側に、助ける理由ってありますかね？
    確かに同級生が自殺するのは実に後味の悪いことですが、赤原くん「が」率先して助けに飛び込む理由が非常に薄いように思えます。
    だって嫌がってますもん。
    なんなら、赤原くんではなくて冒頭フラれていた一年生が飛び込んできた方が意外性(だけは)あって良かったかもしれません。

    自殺ではなく、交通事故に遭いそうなところをとっさに助ける、というのであれば赤原くんが助けるのもわかるのですが。


    最後まで読み通した結果思ったのは、作者さまは

    1.　冒頭の場面を設定し、
    2.　エンティングの場面を設定し、
    3.　途中の計算式をすっ飛ばしてその二つを直結させた。
    (4.　故にクリロナさんは自殺する必要がある)

    みたいな書き方をしたのではないでしょうか。

    未来(エンティング)が確定しているので過去(物語の中盤)の有り様を無視してその未来に辿り着く。

    当たるという未来が確定しているので避けることも防ぐことも出来ない、故に必中因果逆転の槍ゲイボルグ！！　みたいな話ですね。現代日本の高校が舞台の恋愛ものなのに実にファンタジーです。



    これだけ散々こき下ろしておいてなんですが、冒頭のサッカーの試合までは、本当によく書けていると思うのです。

    なのにそこから始まるクリロナさんの独り相撲。

    解決策として、赤原くんをもっと動かすべきです。
    相撲は独りではとることができません。
    恋愛だって同じです。
    赤原くんをもっと、サッカー以外のものに対して興味を持たせましょう。
    あるいは授業や遠足、修学旅行などで同じ班にさせて行動を強制するイベントをしこんだり、そこで二人で道に迷ったりすればなおよいでしょう。

    それでそこそこ距離が近づいた二人ですけど、どうにも踏ん切りがつかないまま最後の一歩を踏み出せないまま喧嘩してしまう。それで赤原くんは腕を怪我してしまった。
    つい赤原くんはクリロナさんを責めてしまう。
    赤原くんのサッカーにかける情熱を知っているクリロナさんは罪の意識のせいで
    思い余って病院を飛び出してしまう。

    そしてクリロナさんは呆然と道を歩いていて、車に轢かれそうになり――

    飛び込んできた赤原くんが間一髪ファイン・セーブ！

    「ッ……！　あ、あなた！　もっと酷い怪我でもすれば、もうサッカーできなくなるかもしれないのにっ！」
    「ばか、好きな女が轢かれそうって時にンなこと考える余裕なんて……あ」
    「……い、いま好きな女って……」


    なんて展開はいかがでしょうか。


    繰り返しますが、冒頭部分は非常に良い出来です。
    併せて、クリロナさんの性格も冒頭までは良い味が出ていたと思います。
    それだけにその後の展開が酷く残念でなりません。

    長々と感想を書かせていただきましたが、
    必要な部分を取捨されてください。
    これをたたき台により良い作品を作る糧となれば幸いでございます。

    それでは。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月15日 23時13分51秒
  • 　入江九夜鳥さん、お久しぶりです。（『モケ子さんなんか出す。』に感想書いたのですが覚えておられるでしょうか。感想をいただくのは初めてですね）企画参加と感想制覇お疲れさまでした。


    ・クリロナの独りよがり、ひとり相撲について

    　詳しく書いていただき、ありがとうございます。指摘していただいた点、すべて納得できるものでした。

    ・高圧的なキャラの態度の変化について

    　なるほど。そのあたりは確かにまったく意識できていませんでした。確かに高圧的なまま終わったら嫌な印象しか残りませんよね。

    ・赤原側のアクションが全く無いについて

    　これについては、そういうのが面白んじゃないかと思っていました。キャラの相性が悪かったということでしょうか。うーん、コンセプト時点での問題ですね。

    ・ストーカー思考について

    　はい、まさにその通りだと思います。でも私としては、そういうところが面白いんじゃないかと思ってたんですよ。うーん、そのあたりの感覚の問題というか…正直私の頭がおかしいのかもしれないと思い始めていますｗ

    ・自殺について

    　みなさんおっしゃっているので、本作最大の失敗部分だったと思います。
    　「性格破綻者」というご指摘もまさにそのとおりで、仮に自分がこの作品を（他人の作品として）読んだとしたら、同じように感じたことでしょう。
    　私としても投稿後に「自殺の件は指摘されそうだなー」と思っていたのですが、執筆段階でそれができていないのは、作品を客観視できていない証拠だと思います。
    　そのあたりはとにかく精進しなければなりませんし、やはりプロットや推敲に時間を掛けなければならないなと思います。

    ・正に上っ面について

    　うーん、これなんかはまさにコンセプト通りなんですけどね…。
    　ヒロインについては、ご指摘の通り「美人に生まれたという幸運に胡坐をかいて人を見下している」人間という意識で書いていました。
    　私個人としては、そういう嫌な奴が結構好きというか（あくまでフィクションの中なら、ですが）…キャラとして性格が悪いやつの方が書きやすいので、よく登場させます。
    　まあ結局のところ、それが読者に好まれなければ意味がないですからね。「自分が書きやすい」よりも「読者に好まれる」ことを優先しなければならないですね。

    ・惚れたのが赤原なら、赤原がチャラい系なら、について

    　アイデアをありがとうございます。自分ではまったく思いつかなかった設定なので、そういうものをあげていただけるとありがたいです。
    　あげていただいたアイデアでストーリーを考えてみて、アイデアの幅を広げてみようかと思います。


    ・赤原側に助ける理由があるのかについて
    　　
    　うーむ、ごめんなさい。ないですね。
    　この展開については完全にご都合主義だったと自覚しています。まあ私の作品は毎度ご都合主義の塊なんですが…どうしても話をまとめることを優先して強引な展開を書いてしまうことが多いので、そのあたりはなんとか克服したいところです。

    ・書き方（未来(エンティング)が確定しているので過去(物語の中盤)の有り様を無視してその未来に辿り着く）について

    　いえ、ハズレですｗ
    　冒頭の次に思いついたのは「自殺」というネタで、「ヒロインが自殺しそうになる展開にするなら、男が助けて終わりだな」と考えました。
    　まあ要するに「自殺ありき」で話を作ったのですが、やはりその感覚が読者が求めているものとズレていると考えざるをえないのかもしれません。
    　もっと「読者が求めるものはなにか」を意識しなければならないですね。

    ・赤原をもっとサッカー以外のものに対して興味を持たせよう、について

    　うーむ…。そこが問題なんでしょうかね。
    　私としては、赤原のあのキャラが面白いんじゃないかと思っていたで、やはりコンセプト段階での失敗ですかね。
    　このあたりも「読者が求めるものはなにか」を考えるべきなんでしょうね。

    　なお、あげていただいた改稿案（車に轢かれそうになる）なのですが、ちょっとラブ成分が高すぎて私には書けそうにもありませんｗ
    　というのも、恋愛ものというのが非常に苦手なんですよ。読むこともほとんどないですし。（好きなジャンルはミステリとかホラーです）
    　「じゃあなんでこんな作品書いてんだよ」と言われそうですが、恋愛ものって書きやすくはあるんですよね。目的がはっきりしているので。今回時間がなかったこともあり、書きやすいものを書いていしましました。
    　ただ、私はラブラブな描写を書きたくないので（本作のラストでも、二人は「友達」になっただけで恋人になったわけではありません）、いざ恋愛ものを書こうとすると、今回のようにおかしなものになっていまうという部分があると思います。
    　でも、それって甘えですよね。
    　恋愛ものを書く以上、「恋愛ものとして読者が求めるもの」を書けなければウケないのは当たり前であって、そのあたりは猛省しなければならないと思っています。

    　いずれにしても、「読者が求めること」を意識できてなかったなぁと痛感させられた今回でした。
    　それを気づかせてくれるような非常に丁寧な感想を書いていただき、ありがたく思います。これを糧にして、次回はもっとマシなものが書けるように頑張りたいです。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　『彼女の世界征服　学園編』は作者さんの頭のよさが感じられる作品でした。なにやら長編化の構想もあるようですが、確かに設定作りこみやキャラの掘り下げがしっかりされていた作品なので、そのあたりは参考にしたいところです。


    E-Mail pass
2018年05月02日 08時04分44秒
 +10点
  • 拝読させて頂きました。

    とても面白かったです。・・・が、自殺を図るというのはどうなんでしょう。
    完全なギャグ作品ならまだしも、本作はラブコメですよね？　ヒロインの唐突な思考に、読者である私は面食らってしまいました。
    それまでの流れが個人的にすごく好みだっただけに、残念です。
    逆に言えば、それ以外の要素は良かったです。プライドが高く自信過剰なクリロナと、無口で彼女に興味を示さない赤原の関係性。それに文章に無駄がなく、それでいて不足もなく、とてもスラスラと読めました。
    初心な二人らしい、微笑ましいラブコメに仕上がっていると思います。
    （ただし、唐突な身投げ未遂がなければですが・・・）

    以上が私の感想になります。
    今後も創作活動頑張ってください。
    それでは、失礼します。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月15日 23時10分16秒
  • 　クロウさん、初めまして。企画参加と感想制覇お疲れさまでした。


    ・自殺で面食らったについて

    　みなさんそうおっしゃっているので、本作最大の失敗部分だったと思います。
    　申し開きのしようもありません。自分では面白い展開だと思ったんですよ…。
    　正直、センスの問題なのでしょうね。センスがないなら磨くしかないので、プロの作品はもちろん、今回の企画てみなさんが投稿された作品なども参考にして、もっとマシな作品を書けるように頑張ります。

    ・ギャグじゃなくてラブコメについて

    　「ジャンルを説明しろ」と言われればそうなると思いますが、私は構想や執筆の段階で「ジャンル」を意識せずに作っているんですよ。今回に関してはもう少しギャグ寄りにする予定だったものが、書いているうちに意外とシリアスっぽくなってしまったという部分もあり、そのあたりはジャンルが意識できていないせいなのかもしれません。
    　やはり「ジャンル」はしっかりと意識して書かなければなりませんね。
    　次回からは話の作り方を根本的に変えてみようかと思っています。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　『陰キャなあの娘がアイドルって、ホンマかいな！？』はものすごく面白い作品でした。キャラもストーリーも文章も素晴らしかったです。あの作品を参考にして、私も次はもっとマシな作品が書けるように頑張りたいと思います。

    E-Mail pass
2018年05月01日 23時46分31秒
 +10点
  • お疲れ様です
    「ファイン・セーブ！」を読ませていただきました。

    クリロナちゃんの一人称。キャラクター性を反映した語り口で、かつ読みやすく引っかかるところはありませんでした。
    これでもか、というくらいに心情を描いており何を考え行動しているのかというところはよく分かりました。
    しかし、ストーリーの筋としては割とオーソドックスであるため、途中だれてきてしまった所はあります。

    クリロナちゃんがずっと空回っているのもだれてきてしまった一因かもしれません。どこかキャラクターを生かした可愛らしさだったり、赤原君の気持ちがクリロナちゃんに、もう少し寄ったり、離れたり、そう言った付かず離れずがあったりすれば違ったのかもしれません。

    後は、終盤でクリロナちゃんは「自殺」という選択肢を選びますが、少々唐突ではなかったかと。
    これまでのクリロナちゃんは、空回りはしているものの前向きで行動的だったので、なぜそのような選択肢になってしまったのかと違和感がありました。
    クリロナちゃんの過去がそうさせるのか、他に何か要因があるのか。
    読み手が納得するような描写がされていないようにも感じました。

    以上となります。
    読ませていただきありがとうございました。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月15日 23時08分40秒
  • 　たかセカンドさん、いつもお世話になっています。企画参加と感想制覇お疲れさまでした。


    ・ストーリーの筋がオーソドックスについて

    　そのあたりは毎回の課題なのですが、なかなか克服できないですね。次回は頑張ります。話の作り方を根本的に変えることを考えているところですが。

    ・クリロナがずっと空回っているについて

    　このあたりも他の方からも言われているところですが、自分では気づかなかったので「なるほどなー」と思うところです。
    　キャラ2人の相性が悪かったのか、あるいはサブキャラを登場させるべきだったのか…。
    　そのあたりは、ちょっと考えていようかと思います。
    　

    ・自殺が唐突について

    　みなさんそうおっしゃっているので、本作最大の失敗部分だったと思います。
    　申し開きのしようもありません。自分では面白い展開だと思ったんですよ…。
    　正直、センスの問題なのでしょうね。センスがないなら磨くしかないので、プロの作品はもちろん、今回の企画てみなさんが投稿された作品なども参考にして、もっとマシな作品を書けるように頑張ります。
    　
    ・自殺の要因について

    　正直そのあたりは考えが足りなかったです。ちょっと安直に考えすぎたように思います。自殺というのは特にデリケートな問題だと思うので、説得力を持たせるためには心理のを相当深く掘り下げなければならないというか…そのあたりは今後気をつけていきたいと思います。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　『ちんバト！　最強のおちんちん決定戦』は企画史上に残る快作だったと思います。それにしても作者がたかセカンドさんだったとは…。『女騎士』のときに多少のエロ描写はあったとはいえ、これほど下ネタに振った作品は初めてだったので予想外でした。ちなみに私はタカテンさんが作者だと思っていました（まあタカテンさんはタカテンさんでちんこネタを投稿していたんで、当たらずも遠からずという感じではありましたが）。
    　追記について、優しいお言葉をありがとうございます。いや、本当にそういう言葉を期待したわけじゃなかったんですが…。実は、あの作品以外でもいくつか感想追記でのお詫びをしていまして、今回は本当に作品、感想両面で反省点の多い企画となっていしまいました。

    E-Mail pass
2018年04月30日 16時13分47秒
 +10点
  • 　執筆おつかれさまです、燕小太郎と申します。
    　拝読しましたので、感想を残したいと思います。

    ＜自分が思った今作のポイントになるところ＞
    　ヒロインたる栗橋ローナディアとその想い人の赤原衛。この二人のキャラクターに感情移入できるかどうかが、今作の鍵を握るかなと思います。

    ＜良かったところ＞
    　恥ずかしくも懐かしく、とても熱い青春小説だったと思います。まあリアルではこんな経験ないんですけどね……はぁ（ため息）。
    　ヒロインのローナディアがよく動き、また感情豊かなこともあって、とても熱さと勢いを感じました。自ら動く主人公というのは見ていて気持ちよく、また物語そのものもポンポンとテンポよく進んでいくように思います。
    　また、テーマである『逆転』を心情の変化に用いたことも、テーマにきちんと取り組んだんだなというのが伺え、またキャラクターそのものにも奥行きを与えているように感じました。

    ＜気になった点＞
    　うーん、少々言いにくいことなのですが……
    　多分に好みも含まれていますが、あんまりメインの二人を好きになれませんでした。
    　ローナディアの行動力や強い感情表現は好きなのですが、上から目線な物言いや安易な自殺の選択が、自分と合わなかったです。
    　また赤原くんも、少々冷たく感じました。彼自身の深い部分の描写が少ないように思います。彼のセリフにもありましたが、彼のことを「よく知らない」まま終わってしまったという印象でした。

    　また、全体を通してよく言えば王道的、悪く言うと少しオリジナリティに欠けるかなという印象でした。キャラクターをポイントに挙げましたが、例えばキーアイテムなどの設定や、読者の意表を突くストーリー展開、印象に残るセリフなど、読んだ後も読者に残り続けるオリジナリティがもう一枚欲しかったと思います。

    ＜自分なりの改稿案＞
    　割と王道に近いストーリーも一工夫できそうですが、ここはキャラクターの方からアプローチしたいと思います。
    　ズバリ、サブキャラクターを取り入れてみてはいかがでしょうか。
    　ローナディアと赤原は動と静が極端で、結果よくぶつかります。それはそれで見ていて面白いのですが、常識を二、三歩オーバーランするローナディアのアプローチに対し、常識的な目線からツッコミやフォローを入れられるキャラクターがいると、全体が良く回るのではないかと思います。
    　また赤原自身があまり自分を語らないタイプです。なので、読者やローナディアの知らない彼を、第三者から伝えてあげることで、より赤原衛というキャラクターを深く掘り下げることができるのではないでしょうか。赤原がサッカーに賭ける具体的な理由、例えば負けたくないライバルがいるとか、プロになって家族を養わなければいけない使命感があるなど、彼の「サッカーに集中したい」に裏付けできる理由を伝えるだけで、ぐっとキャラクターに感情移入できるのではないかと思います。

    ＜総評＞
    　気になった点も挙げましたが、良いところも多く、面白く読むことができました。
    　個人的にはアプローチを繰り返しながら、少しずつ自分の足りないところを自覚して、成長していくローナディアが見たかったかな、と思います。

    　拙い感想ですが、少しでも参考になる部分があれば幸いです。
    　

    E-Mail pass
Re: 2018年05月15日 23時06分58秒
  • 　燕小太郎さん、いつもお世話になっています。企画参加と感想制覇お疲れさまでした。


    ・逆転の使い方について

    　心情の逆転というは実は後付けで、最初に思いついたのは立場の逆転でした。

    ・キャラが好きになれない、について

    　申し訳ありません。正直、「キャラに共感できるか」とか「キャラに魅力があるか」といったところは一切意識できていませんでした。
    　まあ、いつもそうなんですけど。また同じ失敗を繰り返してしまったという感じですね。
    　次回こそは克服したいですが、そのためにも、しっかり執筆時間を確保したいです。

    ・栗橋と赤原のキャラについて

    　ご指摘の通り「上から目線の女」と「冷たい男」という意識で書いていたのですが、やはり「そのキャラが好かれるか」を意識できていなかったのが問題でした。
    　自分が書きやすいキャラを優先したためこのようになってしましたが、やはり「好かれるキャラ」にすることを優先しなければなりませんね。

    ・自殺が安易について

    　みなさんそうおっしゃっているので、本作最大の失敗部分だったと思います。
    　申し開きのしようもありません。自分では面白い展開だと思ったんですよ…。
    　正直、センスの問題なのでしょうね。センスがないなら磨くしかないので、プロの作品はもちろん、今回の企画てみなさんが投稿された作品なども参考にして、もっとマシな作品を書けるように頑張ります。

    ・オリジナリティに欠けるについて

    　これもいつも言われることなのですが、またしても克服できなかった感じですね。
    　自分では「変な話」を作ろうとしているんですけどね…なんでだろう、これもセンスの問題なのかも知れません。逆に「王道を書こう」と考えたらオリジナリティのある話が出来上がったりして…。
    　とにかく次回はオリジナリティが出せるように頑張ります。

    ・改稿案について

    　詳しくありがとうございます。
    　サブキャラについては、なるほどと思います。私の作品は大抵、登場人物が2人しかいないのですが(今回もまさにそうでしたが）、自分が読んで「面白い」と感じた作品は、確かに光るサブキャラがいることが多かった気がしますね。
    　「第三者から伝えることで、よりキャラを深く掘り下げることができる」というご意見には非常に納得できますし、次回はそのあたりを意識していきたいです。


    　それでは、感想ありがとうございました。
    　『ミガクとひかると砂時計』は、みずみずしい青春の一ページを短い枚数に切り取った良作でした。
    　燕小太郎さんの作品であんなに短いのは初めて読みましたが、掌編でもハイレベルに仕上げる技術の高さはさすがだなぁと思います。

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