【跡地化】素性不明

Rev.02　枚数： 3 枚（ 840 文字）
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Ｈｉｒｏ

2018年04月29日 23時45分46秒 公開
■この作品の著作権は Ｈｉｒｏ さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
◆キャッチコピー：天国から地獄
◆作者コメント：箸休めに軽くいかがですか？

2018年05月13日 13時49分09秒
 作者レス
  • 　ども、感想人を攪乱するため、途中までカクカクシカジカなんて偽名で参加をぼかしていたＨｉｒｏです。

    　本作は『土鍋の蓋をとったら指が浮いていた』って夢をベースに書き上げた半夢小説です。
    　ただ、インパクトのある冒頭を思いついた反面で、それをどう転がすかは決まらず……締め切り残３時間になるまでゲームしてました。ごめんなさい（滝汗

    　ラストは主人公が殺人鬼なのに対し、後輩は不死の化け物で解体しても死なず、自分を自由にさせる代わりに主人公に代償を払わせる……といったものを考えていたのですが、リアルにみせてファンタジーオチは怒られるかな～なんてチキンな理由で変更しました。
    　他にも、主人公はこれまでも、おなじ会社で殺人を繰り返し、行方不明者の一部は彼の手によるもの……なんてのもあったのですが、死体の処理法が思いつかず『これではおなじ狩り場で殺人を繰り返せない』なんて理由で現在のオチに収まりました。たぶん投稿１時間前くらいの話です。

    　最後になりましたが、本作にたくさんの感想をいただきありがとうございました。


    　余談となりますが、今回はなむる様と合作で『テツヤとミサキの～』を執筆させていただきました。
    　構成を切り直す際にガッツリ改稿してしまったので、Ｈｉｒｏ成分多めになってしまいました。こちらも気にとめてもらえれば幸いです。

    E-Mail pass
2018年05月12日 23時27分05秒
 +10点
  • 『素性不明』、拝読しました。感想を書かせていただきます。


    　お鍋の中に指が！という始まり方が衝撃的で、引き込まれました。
    　「この指はなんなんだ？」という謎を軸にしてストーリーが進むのかと思ったのですが、意外にもあっさりと答がでましたね。
    　しかしその答が「目の前にいる後輩の義指」という意外なもので、さらに引き込まれました。
    　その後も主人公の疑心暗鬼っぷりや、後輩のちょっととぼけたキャラクターが面白かったです。

    文章も非常に読みやすく、分かりやすかったです。

    　ただ、ラストはかなりの急展開だったように感じました。
    　主人公が実は凶悪な殺人鬼だった！という展開は驚きですし、今企画のテーマ「逆転」もこの部分なのかなと思いますが、主人公が後輩を殺さなければならない理由が分からないので（まあ、「快楽殺人者だから」と言われてしまえばそれまでですが…）、オチとしての納得感が薄かったです。
    　せめて序盤に印象的な伏線があれば、主人公が快楽殺人者というオチでも納得がいったかもしれないのですが（たとえば、「女性がバラバラにされて殺さる事件が相次いで報道されている」という記述を入れておくなど。あまりに分かりやすい書き方だと、オチがバレる危険性はもちろんありますが）。

    　全体としては、序盤から中盤にかけてはとても面白い作品だと思いました。ただ、掌編作品はオチの影響力が大きいため、その分点数も辛めになっています。ご容赦ください。


    　感想は以上です。執筆お疲れさまでした。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月14日 19時47分09秒
  • ご感想ありがとうございます！

    皆様から指摘されていますが、ほんとうに中盤からオチへの流れはもうワンクッション入れたかったのですけどね……それを書き切れなかった作者の未熟さをお許しください（涙

    E-Mail pass
2018年05月12日 18時35分40秒
 +10点
  • ＧＷ企画の執筆、お疲れ様です。
    御作を拝読しましたので、感想を記したいと思います。

    ＞土鍋のふたが開けられると、白菜に紛れて指がいっぽん浮かんでいた。

    すごい冒頭です。
    いきなり引き込まれました。
    そして衝撃のラスト。

    テーマの『逆転』は、キャッチコピーの天国から地獄でしょうか？
    地獄は分かりますが、天国だったかというとちょっと？かもしれません。

    こういうストーリーでいつも思うのは、主人公の動機についてです。
    主人公の目的は、「人間を分解して堪能」すること。
    それを、どれくらいの頻度で行っているのかで、
    その欲求がどれだけ強いのかがわかり、
    ストーリーに納得できるかどうかが決まると思います。
    主人公は一応先輩のわけですから、その欲求を一年以上も我慢していると推測されます。
    それならば、我慢しきれなくなって毎日そわそわしていたはずで、
    後輩の部屋で刹那的に行動を起こすのではなく、もっと用意周到に計画するんじゃないかとか、
    いろいろと考えてしまいました。

    いろいろと書いてしまいましたが、短くて衝撃的な作品でした。
    拙い感想ですいません。
    今後のご活躍をお祈りしています。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月14日 19時43分28秒
  • ご感想ありがとうございます。

    殺人鬼の性質については、もうちょっと詳細に書きたかったのですが、それをバラしたタイミングが遅かったので、今回は蛇足だなと切ることにしました。
    もっとしっかり伏線が張れればよかったんですけど……ちょっと脳みそに余裕がありませんでした。
    あと、人材がガンガン抜けてく会社は、中途採用もたくさんあるので毎週新人が入って来てたりします。＜その後、あまりに人の出入りが激しいと労働基準監督署の査察が入ったとかいう話が…

    E-Mail pass
2018年05月12日 00時47分26秒
 +30点
  • うわぁ、なにこれおもしろい。
    ブラック企業うんぬんの伏線回収がおもしろかったです。
    あと、一文目が異常なまでに魅力的。読ませる力がありますね。

    （以降ネタバレあり）





    一点だけ疑問があるとすれば、「そうか安心したよ」のあとの「分解」って……分解してどうするのかなと思いました。
    いや、まあ物語上、売るのでも食べるのでも死姦でもいいんですけどね。もう少し……あと数単語か一文くらいヒントがあるとさらに余韻が生まれておもしろかった（恐怖が引き立った）かな、と思いました。
    今のままだと「ただ殺したかった」という風に描かれているので、オチの凶悪さが少し薄まってしまったかなと考えています。

    あとはいちゃもん。
    ＞ブラックな職場では突然出社拒否になる社員など珍しくもない。彼女の安否が確認されるまで時間がかかるだろう。
    ここですが、ブラックな職場ならば逆に「早く会社に来い」という呼び出しがあるんじゃないのかなぁ……と思いました。

    一文目のインパクト、そして急展開に惹かれました。
    おもしろかったです。

    それでは執筆お疲れ様でした。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月14日 19時36分53秒
  • にゃーにゃー（挨拶の意

    この一行目さえ思いつかなければ、今回の表だっての出場は見送れたのに…（爆

    あと、真のブラック企業はオンリー下っ端構成となるので、連絡先を知ってる管理職がそれを知り、行動を起こすのはちょっと時間があったりします。もちろん会社にもよるんでしょうけど。

    あとあと、退社届だして逃亡したら電報が届いたとかいう話もありますけど！

    E-Mail pass
2018年05月11日 06時43分37秒
 +10点
  • おはようございます。たぬきです。

    ・全体的な印象、読後感
    　THE・掌編小説！

    ・キャラ
    　主人公。鍋から指を見つけた。

    　後輩。鍋に指を入れるいたずらっ子。コンプレックスをこんな感じでお茶目に演出するキャラクターって、結構好きです。

    ・その他雑感
    　どんでん返しが急で、もうちょっとなんか、手がかり的なものもあってよかったかなーとか。掌編で一枚ものとかだったら、おおってなるかもしれませんが、彼女と主人公のキャラが掴め始めて、このあとどうなるどうなる？　って直後くらいにズバッと落としてあるので、なんかこう、つんのめる感じというか、そこでやるのかよ、というか。
    　それと衝撃的というほどでも無かったのは私が見慣れている展開だからかもしれません。これはまあ、経験のせいで、というやつです。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月14日 19時32分34秒
  • 最後に殺人鬼というオチで締める掌編は結構多いですからね。
    掌編で大量の設定をぶち込むのはアウトかと思いますが、今作についてはもうちょっとひねってもよかったかなと、いまになって思うと。
    あと、ラストの急展開は作者的にもどうかと思ってます！

    ご感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2018年05月07日 21時08分35秒
 +10点
  • 　執筆おつかれさまです、燕小太郎と申します。
    　拝読しましたので、感想を残したいと思います。

    ＜自分が思った今作のポイントになるところ＞
    　こうも短い作品となると、一点突破でどこまで印象を読者に残せるかに尽きると思います。
    　今作の魅力というか長所はクライマックスのどんでん返しでしょうから、ここをどのようにとらえるかがポイントになるでしょう。

    ＜良かったところ＞
    　冒頭と結末、大事な部分できちんとインパクトを残せている点が良かったと思います。
    　指が浮かんでいる、というグロさもある始まり方は読者の感情を強く動かしたと思います。人によっては必ずしも良い方向とは言い難いかもしれませんが、インパクトとしては充分だと思います。
    　そして終わり方も、中盤で少し明るくなりそうな感じからズンと落とすパターンで、背筋が軽く冷たくなるような終わり方だったと思います。やはり読後感の良し悪しは好き嫌いで別れるかもしれませんが、読後も印象が残る終わり方にはなっていたと思います。

    ＜気になった点＞
    　ただ、やはり短いこともあって全体的に小さな感じがありました。
    　指が義指で、特にヤクザとも関係がないことがわかってほっとした、じゃあ殺す。やっぱり展開としては急と言うか、早いですよね。起承転結で言えば起結で終わってしまったように感じました。
    　
    ＜自分なりの改稿案＞
    　枚数を維持するならおよそいじれる要素はないと思いますが、少し増やすことで色々できるように思います。
    　被害者になるのかと思われていた人が実は犯人、というのは割とスタンダードなテクニックですから、ここからもう一捻りしましょう。例えば、鍋の中の指が義指であることがわかり殺害を実行する。ふと落ちていた義指を拾い上げると、サイズが彼女と違うことに気づく。あれ、と思い背後を振り返ると――。のような、結末に二の矢を仕込ませておくのも、一つの考え方かなと思います。
    　
    ＜総評＞
    　短い中できちんとまとまっており、とりわけ冒頭結末と物語における重要な箇所できちんとインパクトを残せているというのは良かったと思います。

    　拙い感想ですが、少しでも参考になる部分があれば幸いです。
    　

    E-Mail pass
Re: 2018年05月14日 19時29分45秒
  • ご感想ありがとうございます！

    そうですね、もうちょっと枚数重ねていじっても良かったですね。
    ただ、執筆時にその余裕がなかっただけで…（涙

    E-Mail pass
2018年05月07日 18時53分59秒
  • こんばんは。とおせんぼ係ともうします。
    読ませていただきました。

    逆転というか唐突といった印象が強かったです。
    たぶんそもそも読んでいて気になるのは後輩の義指関連のいきさつなので、その流れの上で「ヤクザ？→じゃない→からの実は○○！」みたいな感じに逆転していただけるとスッキリなのかなと思います。もし後輩との関係にシフトするならば、今後のイチャイチャ展開を期待させるものがあってから殺ガイの方がよさそうでした。

    あとはなんだろう、あんまり関係なくもないかも知れませんが、昔の文豪も腕フェチのお話を書いてた気がするし、キングも指が襲ってくるホラーを書いてた気がするし、人体のパーツって当たり前だけど理に適った形状をしているのでその辺に美しさとか感じるヘンタイ向けにひとつ書いてみても面白いと思います。

    ありがとうございました。
    これからも執筆頑張ってください

    E-Mail pass
Re: 2018年05月13日 14時56分30秒
  • ご感想ありがとうございます！

    逆転要素はちょっと弱めなうえに、そのつなぎが上手くなかったのは本人的にも残念でなりません。
    もうちょっと心に余裕があれば……。＜いつものこと

    感想を読んでいて「そういえば舞城なんちゃらが『幼女の陰部から成人男性の親指出てくる』って話書いてたよな……」って思い出しました。
    インパクトでもクレイジーさでも負けてるぅ！　くやしいー！！

    E-Mail pass
2018年05月06日 13時49分09秒
 +10点
  • 面白かったです。短いながらもうまくまとめたなというのが読後の最初の感想でしょうか。

    とはいえそれだけでは感想を書く意味もあまりないのかなと思ったのでもう一度じっくり読んでみました。
    それで一つ思ったのは主人公がターゲットに後ろ盾がないと安心した後ワンクッション入れてもいいかなと。少しほのぼのとさせてから殺した方が際立つかなとは思いました。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月13日 14時51分51秒
  • ご感想ありがとうございます！

    最後のつなぎが上手くないのは自覚があるんですよね。
    話をどう見せるかギリギリまで決まらなかったせいで、そのあたりを調整してる余裕がありませんでした（涙
    ゲームだけが理由じゃないんだ！＜でもやってたろ！

    E-Mail pass
2018年05月06日 06時43分00秒
 +10点
  • タカテンと申します。
    拝読いたしましたので感想を送らせていただきます。

    （以下ネタバレを含みます。未読の方はご注意ください）





    あー、これは惜しい。
    読者を引き込む冒頭の入り方、何気ない日常での出来事かと思いきや意外な最後と、面白い掌編になる要素は十分にあります。実際、楽しむことが出来ました。
    が、読み終わっての感想は先述の通り。
    理由は衝撃的なラストがそれまでの話といまひとつリンクしておらず唐突な印象を受ける、これに尽きます。
    しかもただリンクしていないだけでなく、やり方によっては十分それまでの話を伏線にする事が出来たと思うだけになおさら惜しいと思うわけです。

    具体的に言いますと、まずふたりが次々と人が辞めていくブラック企業に勤めているという設定。
    これを作者さんは主人公が逃亡するアドバンテージにのみ利用していますが、実は辞めていった人たちは皆殺されていて、会社は裏で臓器密売をしているホンモノのブラック企業だったという設定にすれば、主人公が後輩を殺す動機として使えます。
    臓器提供という言葉が会話の中で出てきていただけに、後輩を殺害するシーンではこの設定が僕の中に浮かび「あ、そうだったのか」と唸りました。
    しかし実際はそうではないようで、妙に残念という気持ちが浮かんだ次第です。

    次に主人公が指のない後輩を見て元ヤクザかと警戒するシーン。
    現状でも主人公は後輩を殺そうとしているわけですから「後輩は元ヤクザ！？」と警戒するのは分かるのですが、それでも後輩に主人公を殺そうとする理由がありません。
    対して先述して従業員を殺害して臓器密売をしている企業という設定を作れば、後輩にも主人公を殺す動機が生まれ、より主人公の警戒心が自然なものになるかと思います。
    また、ここで主人公がもっと酷く取り乱す様をコミカルに描く事によって、オチとの落差を今以上に生み出すことも可能でしょう。

    現状でも悪くはないのですが、もう少しアイデアを磨き上げてさらに数段上の面白さを目指して欲しかったと思います。

    それでは拙いですが自分からは以上です。
    執筆お疲れ様でした。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月13日 14時36分11秒
  • ＞あー、これは惜しい。
    きゃははっ、私と同じ感想♪

    ＞具体的に言いますと、まずふたりが次々と人が辞めていくブラック企業に勤めているという設定。
    ＞これを作者さんは主人公が逃亡するアドバンテージにのみ利用していますが、実は辞めていった人たちは皆殺されていて、会社は裏で臓器密売をしているホンモノのブラック企業だったという設定にすれば、主人公が後輩を殺す動機として使えます。
    なるほど、その手は思いつきませんでした（メモメモ

    ＞現状でも悪くはないのですが、もう少しアイデアを磨き上げてさらに数段上の面白さを目指して欲しかったと思います。
    うぃ、頑張ります。

    ご感想ありがとうございました♪

    E-Mail pass
2018年05月05日 09時49分07秒
 +10点
  • 拝読させていただきました。

    まさしく衝撃のラストですね。指がない女の子という設定で引き付けておいて、実は男が殺人犯だったという。こういうの好きです。
    設定は面白いと感じましたが、しかし何か物足りない印象を受けました。
    それは何かというと、男がそういう猟奇的殺人犯であるということを示唆するような、後でオチを読んで「なるほどなぁ」と思えるような何かがなかったことです。
    枚数的にはかなり短いので、そういった要素を取り入れるとなおこのラストが引き立つと感じました。

    以上が私の感想になります。
    今後も創作活動頑張ってください。
    それでは、失礼します。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月13日 14時18分38秒
  • 感想ありがとうございました。

    殺人鬼であることの伏線は『ブラック会社で人が消えるのが珍しくない』あたりに仕込んであったのですが、ラストを『ブラック会社に潜む殺人鬼』から『ブラック会社を渡り歩く殺人鬼』に変更したせいで霧散してしましました。
    ごめんなさい（汗

    E-Mail pass
2018年05月03日 22時20分34秒
 +10点
  • 『素性不明』拝見させていただきました。

    読んでいて、むかーしに職場で機械に指を挟まれたことを思い出しました。うう……今でも寒気が。

    さて、出だしは大変良かったのですが、オチがちょっと急転直下で、ん？　ってなりました。
    殺したのは確実だとして、なぜそうしたのでしょう？
    殺人が趣味？　それとも食べた……のでしょうか？　お鍋で。
    そこがちょっとはっきりしなくてもやもや感が残ります。
    起承転結で、起承までつながってるけど、転結だけ別の話のオチをいきなり持ってきたようにも思えます。途中が妙にコメディ調なのも、その違和感を助長しているかと。

    私的には、出だしがすごく良かったので、そこからうまくオチにつなげるには、をもっと丁寧に書いて欲しかったと思います。あるいは、途中までの雰囲気に適したオチにするか、でしょうか。
    なんであれ、オチ以外はなかなか楽しめました。

    では、執筆お疲れ様でした！

    E-Mail pass
Re: 2018年05月13日 13時59分45秒
  • 感想ありがとうございました。

    出だしは自分でも自信あります。むしろそこが微妙だったら、今回表だって参加してなかったかもです。
    オチへの違和感は作者も気づいていたのですが……いかんせん修正してる余裕がありませんでした。
    ごめんなさい（汗

    E-Mail pass
2018年05月03日 14時48分02秒
 +10点
  • 　赤城と申します。拙いですが感想を残させて頂きます。
    　なるほど、こういう逆転もアリかあ、と感心して読ませて頂きました。
    　小指が鍋に浮かんでいる、という衝撃的なシチュエーションから始まり、最終的にはスプラッタな終盤へ――そんな雰囲気の展開は目まぐるしく、見習うべきところかと思いました。
    　しかし悪く言えば、その転回に付いていくのは結構大変でした。短編の割に雰囲気が数行後にはくるっと変わっていて、ラノベを楽しむというよりはとにかく目まぐるしかった、という印象が強かったです。
    　キャラクターという点では、主人公の内面、その歪さはしっかりと表現されていたと思いますが、後輩ちゃんのキャラクターに踏み込むところがほとんどなく、うすっぺらな感じで終わってしまったのも残念だったと思います。
    　辛辣な書き方になってしまってしまいましたが、個人の意見として受け取っていただければ幸いです。逆転というテーマの処理としては他の作品にはない、独特のものがあって良かったと思います。
    　執筆お疲れ様でした。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月13日 13時58分36秒
  • 実は思いついたネタを適当に企画に放り込んだだけで、逆転はそんなに意識してなかったりします。
    物語に逆転要素（変化）が入ってるのは当たり前だと思ってますから。
    なんか適当でごめんなさい（汗

    感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2018年05月03日 01時36分41秒
 +30点

  • どうも、初めまして。
    入江九夜鳥と申します。
    御作「素性不明」を読ませていただいたので、感想を送らせていただきます。

    作者コメントで「箸休め的に軽く」とのことですので、長々と書き連ねるのも無粋ですね。
    なので感想も軽く、短めに。



    シンプルに面白かったです。
    スパッとした切れ味に軽く残る苦みがアクセントのビールを味わったような気分です。

    確かにこの作品では長々と書くのは作品が濁るだけかもしれません。
    その意味でこの短さが良かったと思います。

    敢えて上げるなら、ヒロインさんの指について主人公がどうしてヤ●ザ、ヤ●ザと拘るのか。
    実家が工場でふざけてて大怪我したから、みたいな感じでパンっと明快に説明するだけで良かったとおもうのですが。

    とにかく掌編ながら良作を拝見させていただきました。
    この感想が作者様の参考になれば良いのですが。

    それでは、また。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月13日 13時56分03秒
  • 『ヒロインさん』の部分をヒロさんと誤認して『作者バレした！？』とドキドキでした。
    ヤ●ザにこだわった理由は、真相にたどりつく前に主人公を焦らせたかったせいですね。つまりキャラクターの心情ではなく、構成上の都合（爆

    感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2018年05月03日 01時08分27秒
 0点
  • お疲れさまです。
    「素性不明」を読ませていただきました。

    掌編としての意外性は確かにあったと思います。
    しかし、少し強引だったかな？　という印象も拭えませんでした。

    主人公は快楽殺人者？　であり、後輩を殺そうと狙っていたのでしょうが、その切り替わりが余りにも唐突でした。
    もちろん、ラストの種明かしまで殺人者というのを悟られてはいけませんが、読み終えた後「ああ、この表現はそういうことだったのか！」という驚きはありませんでした。
    殺す後輩のバックを心配する描写はありましたが、それだけではいまいち響いてはきませんでした。
    もっとうまく表現できたこともあったのではないかと思います。

    以上となります。
    読ませていただきありがとうございました。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月13日 13時54分46秒
  • ＞もっとうまく表現できたこともあったのではないかと思います。
    　ごめんなさい、作者的にもそこは気になっていたのですが……迷ってるうちに時間が足りなくなりました（汗
    　あとあれです。１８時になってから、突然ＦＧＯのイベントが始まったのが良くない＜こら

    感想ありがとうございました。

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2018年05月01日 20時47分37秒
 +10点
  • 　あー、なるほど…
    　そうくるとは思わなかったなぁ、系のショートショートでした。
    　快楽殺人犯みたいなかんじでしょうか。うーん、後輩ちゃんかわいそうやなぁ。
    　鍋の中に指が入ってる。この一行目のインパクトがすごくよくて、なんだ、なんなんだ、とわくわくしながら読めました。で、ああそういう義手の一種みたいなものがあるんだなぁ、はへぇ、ひぇえ。
    　たしかになんかほのぼのとした天国ちっくからの、うへぇな地獄でした。
    　でもかわいい後輩ちゃん殺害されてるのであうとです！　ひどいやつめ！
    　でわ～

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Re: 2018年05月13日 13時53分34秒
  • 初期プロット風ななにかでは、殺人鬼と不死者のラブラブハッピーなオチを考えていたのですが……不死者なら小指が義指ってのはないんじゃ？　なんて疑問がわき上がったのも現オチにした理由だったりします。
    義指じゃなくて、フランケンシュタインの怪物みたく、死体のつなぎ合わせで「小指だけとれちゃった（てへっ」みたいなのも考えたのですが……いったいどのオチが正解だったんでしょう？

    感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2018年04月30日 04時16分59秒
 +10点
  • ゆーぢと申します。読ませていただきました。
    フムンなるほど、意外と言えば意外、確かに逆転かもしれません。
    でももう一つだけでもひっくり返しがあったらもっとわかりやすかったかな、とも思いました。
    なんにしても読みにくいところ、わかりにくいところもないし、サクッと読めて楽しめました。
    これからもがんばってください。

    E-Mail pass
Re: 2018年05月13日 13時51分20秒
  • 感想ありがとうございました。

    そうですね。ラストの急展開オチは作者としてもなんとかしたいところでした。
    これからも頑張ります。ではﾉｼ

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合計 15人 170点

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