【跡地化】分かれ道

Rev.03　枚数： 3 枚（ 840 文字）
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◆◇◆◇◆◇◆　この作品は跡地化されました。　◇◆◇◆◇◆◇
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青出

2017年04月30日 23時59分17秒 公開
■この作品の著作権は 青出 さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
お読みいただきありがとうございました！

2017年05月23日 22時45分32秒
 作者レス
  • ★あまくささんへ

    　感想ありがとうございます！

    ＞夢野は、卵の向こう側に何かしら銀河に似た広大な風景を見ています。～とてもいいですね。

    　素敵なまとめ、ありがとうございました。もう本文がなくても、あまくささんのこの文章だけでいいような気がします（笑）　いいと言っていただけてとても嬉しいです。

    ＞改稿を考えていらっしゃるとのことですが、本作のような掌編でやるのなら、そのへんのところはあまり明示せずに読者の想像に委ねる方がいいような気がします。

    　アドバイスありがとうございます。私自身もそのような方向で考えていたので、お言葉をいただいて勇気づけられました。もっと卵をめぐるカオスな状況が書きたいなあと思っています。改稿は企画の感想返しを終えてから…と思っていますので、いつになるかはわかりませんが、少しずつ妄想していこうと思います。

    ＞この先の展開を考えてみるのもいいかもしれないなと思ったりしました。

    　挙げていただいた例、すごく面白いです。卵が何なのかを明かさないままでそこまで書けたら、読み終わっての思考に波紋を投げかけることができそうです。そうか、卵を拾うか拾わないか、書かないという手もあるのですね。ご提案を参考にしながら、自分なりに練っていきたいと思います。

    　御作『ファルーシャの母』は企画で初めに読ませていただいた作品でした。不思議な卵というテーマで、ここまで深い作品が書けるのか…と驚きました。しっとりした臨場感があって、とても面白かったです。また機会がありましたら競作できましたら幸いです。

    　ではではありがとうございました！

    E-Mail pass
2017年05月20日 11時15分23秒
 +20点
  • あまくさです。期間中、拙作にご感想を頂き有難うございました。感想返しにお伺いしました。

    現実と理想。あるいは日常と非日常。そういう「分かれ道」なのですね。
    メッセージ性の純度が高く、それを短い枚数で巧みに纏めた作品でした。

    夢野は、卵の向こう側に何かしら銀河に似た広大な風景を見ています。ただそれは、必ずしも理想的で素晴らしい世界とは限らず、ダークサイドへ誘う罠なのかもしれないとも思いました。そういう深淵が日常と隣合わせに見え隠れするといった感じのストーリー、とてもいいですね。

    他の方の感想への返信を拝見して、実重の日常と夢野の非日常の内容について、けっこう具体的な考えをお持ちなのだなと思いました。
    改稿を考えていらっしゃるとのことですが、本作のような掌編でやるのなら、そのへんのところはあまり明示せずに読者の想像に委ねる方がいいような気がします。
    もう少し長いストーリーにするなら、

    ＞俺は首を振り、通りすぎた。

    この先の展開を考えてみるのもいいかもしれないなと思ったりしました。
    以下は、何となく思い浮かんだ妄想です。

    実重はその後、大学を出て、社会の中で順調に人生を歩んでいきます。夢野の方は、ホームレスのような生活をしているとか、一時は研究が脚光を浴びるも妬みから足を引っ張られるとか。あまり良い噂は聞きません。
    実重は堅実に人生を歩んで、まずまず円満な家庭を作ったりするのですが、人生の節目節目になぜか実重と不思議な卵のことを思い出します。そして、老境にさしかかったある日、再び卵に遭遇。
    実重が最後に選んだ道は、どちらなのか？　それを読者に明かすこと無く物語は終わります。

    ……ありきたりですね（汗）。参考になるのかどうか分かりませんが、ご笑納ください。



    拙作『ファルーシャの母』に頂いたご感想について。

    ＞ハラハラドキドキするような怖さではなく、じわじわくる不気味な怖さ

    ＞等身大のヒロインの視点から、登場人物や舞台の不可解さが感じられ、いったいこのお屋敷で何が起こっているのだろうという興味で、ぐいぐい最後まで読まされました。

    そのへんは、わりと狙っていたところなので嬉しいご批評です。
    屋敷の描写や人物の挙動によって、何となく変だなという感じを伝えたかったということはあります。

    物語のクライマックスで読者にカタルシスを与えるためには「納得」が重要というご指摘は、本当にその通りだと思いました。伏線には気を遣う方なのですが、今回は執筆時間がやや足りなかったため、そこまで頭が回りきれませんでした。

    ＞少年が座っていた場所に蝶の鱗粉が落ちている、

    ホラーっぽくて、いいですね。

    ＞隕石落下のニュースが流れる、

    こちらはＳＦでよく使われる伏線のテクニック。作品のジャンルを早めに読者に知ってもらう効果も期待できそうです。


    それでは。企画参加、お疲れ様でした。

    E-Mail pass
2017年05月19日 00時23分04秒
 作者レス
  • ★つとむューさんへ

    　感想ありがとうございます！

    ＞友人にこれだけ言い張られると、無意味じゃないと思えてしまうのが不思議です。

    　お言葉のとおり、無意味の方ではなくて、無意味じゃないという方にアクセントがあるつもりで書きました。読み取っていただいてありがとうございます。卵から何も出て来なくても、何も出て来ないということがわかったのだから意味がある、という感じでしょうか。私自身このあたりを突き詰めきれていないので、もう少し考えていきたいと思います。人間にとって、ただただ知りたいという欲求は根源にある気がするのです。昔、大学で数学科に進もうとする知人になんで行きたいのか聞いたら、将来こうするためだというのを一所懸命ひねり出そうとするので、単に数学が好きでもっと勉強したいから行くんじゃないのかと訊いたら、パアッとした顔でうなずいてくれたことを思い出します。そんなような気持ちを表現できたらなあと思っていました。

    ＞「空ろ」、「虚ろ」なのに、友人は「空虚感」を全く漂わせていないのが不思議です。

    　拙い作品ですのに伝えたいことを読み取っていただいて、本当に嬉しく思います。ですが、いつも皆さまの読解力頼りになってしまうので、きちんと多くの人に伝わるような作品にしていきたいです。ラストの主人公は、自分の道を選択したという意味合いで書きました。それはまだ意味は見出せないけれど、決して無意味な道ではない…という感じです。

    　ではではありがとうございました！

    E-Mail pass
2017年05月19日 00時21分59秒
 作者レス
  • ★たてばんさんへ

    　感想ありがとうございます！

    ＞過程を見られる人間と結果しか見られない人間の話ですね。

    　作者の意図とは違いますが、作品は読者さまの読みによって完成するものですから、もちろんそう読み取っていただいて構いません。過程と結果のどちらに価値があるかは、あまり考えたことはないですが、個々の事例を見ていくとなかなかどちらだけを重視するのは難しいなあと思いました。私には難しすぎる問いのようです。感想を拝見して、自分のお考えに確固とした自信をお持ちのたてばんさんはすごいなあと思いました。

    ＞ここに作品本文を入力してください。

    　これは本当にほかの感想人のかたからご指摘いただかなかったことがびっくりなほどの失敗でした。実はもうひとつミスをやらかしていまして、そちらの修正で手間取ってしまい、気づいた時には時間を過ぎていたのです。読み返してみて、これも作品の仕掛けのひとつに読めないかなあなんて考えていたのですが、まあ無理ですね。次回は厳に気をつけたいと思います。ご指摘ありがとうございます。

    ＞「じゃあセイシン的な問題か」
    ＞・なぜ片仮名なのですか？

    　このあとに“不登校、という言葉を俺はあえて避ける。”という文を入れていますが、言葉にしにくかったため片言になっています。不登校とか、それにつながる精神的な問題、という言葉を、普段軽口を叩く間柄の友人に向けて言ってしまうと、問題が深刻であることが顕在化してしまうからです。（大げさに言えば言霊と言ってもいいかもしれません）。というようなことをセイシンという表現で表しています。

    ＞・シュレディンガーの猫のような考え方ですね。

    　ちょっと意識しました（笑）　気に入っていただける箇所があってよかったです。

    　御作『エッグ・ワールド』はかわいらしいキャラクターたちの世界を楽しませていただきました。今企画では４作投稿なさったということで、作風が幅広くてすごいなあと思います。また機会があれば競作できれば幸いです。

    　ではではありがとうございました！

    E-Mail pass
2017年05月19日 00時20分17秒
 作者レス
  • ★北斗さんへ

    　感想ありがとうございます！

    ＞御作の場合、理屈で理解できる感情に落ち着いてしまったようなところに戸惑いを感じてしまいました。

    　私も安部公房は２作しか読んだことがないくせに、キャッチコピーは時間ギリギリでテンパリすぎてこんな感じにしてしまいました。ですので、あくまで「～風なつもり」です…！　安部公房で私が印象に残っているのは、超自然的な世界を描きながら、読み解いてみると現実的なメッセージが隠れている寓話的な作品です。だからそれ単品で読んでも小説として面白いし、深読みすればまた別のテーマが浮かび上がってくるようになっていました。そんなふうに書きたかったのですが、小説として面白くできなかったのが残念です。一言で表すと、寓話が書きたかったのだな、と今書いていて気づきました。

    ＞代案があるわけではないのですが、友人と別れた後に主人公の腹に銀河模様の卵の柄が浮き出て、それが何十年経っても消えず、順風満帆なはずなのに空虚さを象徴するような卵に懊悩し、最後には卵にのみ込まれてしまう――より更にわけのわからないオチが欲しいところだと思いました。

    　面白いですね！　まだまだシュールさが足りなかったようです。もっとシュールな作品を勉強して、次回に活かしていきたいです。銀河模様の卵を書いている時は、ブログで読んだ、視力を失う代わりに瞳に宇宙を宿したフクロウのことが思い浮かんでいました。別に銀河でなくてもよかったのですが、卵の模様にも気を遣うとよかったなと思いました。日が変わるごとに模様が変わる卵、でもいいかもしれません。

    　ではではありがとうございました！

    E-Mail pass
2017年05月18日 23時05分47秒
 作者レス
  • ★ナマケモノさんへ

    　感想ありがとうございます！

    ＞|дﾟ)　何だろう、これは轢かれたレールの上を走る青年と、そうではない自分なりの道を見つけた青年たちの分岐点を、卵という比喩をつかって描いたお話でしょうか。

    　最初にこの感想を拝読した時、伝わってる！と思い、ぞくぞくっとしました。ナマケモノさんの優れた読解力に感謝しきりです。厳密に言うと、意図した比喩とは違うのですが、分岐点というのはおっしゃるとおりです。ただただ卵を温めるという行為そのものに惹かれて熱中している青年を、自分の好きな研究に熱中することに見立てたかったというのが、やりたかったことです。自分の好きなことを追究するのは楽しいよね、ということが表現したかったのですが、そこまで行き着かなかったので今後の反省点にしたいと思います。

    ＞|дﾟ)　だからこそ、彼の卵は虚ろだった。そりゃ、夢に形なんてないですもんね。

    　読み取っていただいてありがとうございます。比喩を使って書くのは難しいなあと実感しています。お言葉のとおり、形のないものを表現したかったのですが、虚ろというのはあまりいい比喩ではなかったかもしれないなあと思っています。無意味や無駄という言葉にインパクトを与えすぎた結果になってしまったようです。虚ろが生まれた＝無意味、というつもりではなかったので、もっといい比喩がないか考えてみます。

    　御作『花吐き少年と、虚ろ竜』は、オリジナリティにあふれた世界観が素敵な作品でした。改稿版を投稿されるということで、楽しみにしています。筆が早くてすごいなあと驚いています。素晴らしい熱意を見習いたいです。

    　ではではありがとうございました！

    E-Mail pass
2017年05月18日 23時04分44秒
 作者レス
  • ★ハイさんへ

    　感想ありがとうございます！

    ＞締め方もノスタルジックで良かったと思います。

    　作者としては意外なご感想だったので、そういう見方もしていただけるのだなあと嬉しく思いました。河原の卵というのは、自分では結構気に入っているイメージです。河原は境界領域なので、この世ならぬものがぽっこりまぎれていたりすることもある…というような意味も含んでいたりいなかったりします。三途の川、ステュクス、あるいは桃太郎が流れてくる川、そんな川のイメージです。

    ＞やはりこのあたり、どこかしら強烈な何かを足さないと辛い部分があったと思います。

    　強烈な何かですね。強烈かはわかりませんが、卵を温める過程のエピソード、オチの辺りを練り直してみたいと思っています。皆さまから感想をいただいて、だんだんどこを直せばいいかわかってきたような気がするので、一度整理して改稿していきたいと思います。表題作目指して頑張ってみます。

    　ではではありがとうございました！

    E-Mail pass
2017年05月18日 22時59分06秒
 作者レス
  • ★Ｈｉｒｏさんへ

    　感想ありがとうございます！

    ＞「今回、具体性や山場のない引きこもり系の話が多いな」

    　なんとも言えませんが、卵という言葉から「殻を破る」とか誕生とかといったキーワードが連想されやすいのかもしれませんね。差別化できればよかったのですが、なかなか難しかったです。企画にはまだ数回しか参加させていただいたことがないですが、毎回あまり差別化ということについては考えずに自分の書きたいように書いていたので、次はそういったことも念頭に置いて書けたらなと思います。そうやって試行錯誤することが筆力の成長につながりそうですね。

    ＞「感動した」とか「爆笑した」みたいな『読者の感情を揺さぶるポイント』

    　読んでいただいたかたに、どういう感情を持ってもらいたいか、ですね。そういった意味では、私は拙作をどういう感情で読んでほしかったのだろうというところに立ち戻らないといけないなと思いました。どちらかというと、卵が表すものを想像しながら読んでほしかったのかなあと思います。そうしてもらうためには、卵をめぐるストーリーをもっと面白く書く必要がありました。次回はこういったことも念頭に置きながら書きたいと思います。

    　御作『猫と卵と神様の判断』は、不思議な卵のアイデアが秀逸な作品で、楽しませていただきました。私は感想１０個書けなかったので作品賞の権利がないのですが、もし書けていたら作品賞を贈らせていただきたいなあと思っていました。これからも頑張ってください。

    　ではではありがとうございました！

    E-Mail pass
2017年05月18日 12時27分58秒
 作者レス
  • ★ag_harukawaさんへ

    　感想ありがとうございます！

    ＞途中読んでいて、孵卵器にでも入れればいいのにな〜

    　孵卵器いいですね。今後改稿する時は、卵を温める過程をもっと楽しく書けたらいいなあと思っていますので、夢野が人肌や孵卵器やその他のいろいろなものを使って、試行錯誤しながら卵を孵すストーリーにしたら面白そうだと思いました。ヒントをありがとうございます。

    ＞パンドラの箱の中に何が入っているかは、開けた者にしかわからない。

    　テーマが卵ですので、やはり制作上そこは避けて通れないのかなあと思いました。何が入っているかを小説の中に書くか書かないかはともかく、テーマを考える上では考慮すべき要素かと思います。今回は「うつろ」としましたが、お言葉を受けて、全然別のものでも成立するかもしれないと考えました。たとえば、自分自身が生まれてくるのでもいいでしょうし、また別の卵が生まれるのでもいいでしょうね。いろいろできそうなので、もう少し考えてみたいと思います。ちなみにうつろという言葉が出て来たのは、１か月ほど前から『妖怪ハンター』にはまっていたせいかと思います（笑）　うつろ舟、ヒルコ、混沌……そんなイメージの混在です。

    　こんな曖昧な作品に、高い点数をつけてくださって感動しました。感謝いたします！

    　ではではありがとうございました！

    E-Mail pass
2017年05月18日 12時27分05秒
 作者レス
  • ★青葉さんへ

    　感想ありがとうございます！

    ＞でも、その卵に目がいく、気づいてしまうということは、俺は夢野側に近づいているのかもしれませんね。

    　そのように意図して書いてはいなかったのですが、なるほどそういう読み取り方もあるのだなあと勉強になります。オチは最初俺が卵を拾うことにしようかとも思ったのですが、漠然とそれは違うのではないかと思って今のようにしました。なにぶん焦って書いたので、なぜそう思うのかまで突き詰めて考えていなかったのですが…。今考えると、俺には自分の選んだ道を大事にして、それに邁進してほしいと思ったのかもしれません。実重は現実重視の象徴のつもりなのですが、現実もまた大事なことなので、現実ＶＳ夢、という関係性にはしたくなかったのでした。ですので、“どちらがいいのだろうか、っていうのは私には分かりませんでした。”とのお言葉どおり、私にもどちらがいいのかはわかりません。こういう曖昧な感じなので、いまいちテーマとしてきちんと表現できなかったのかもしれません。もし俺が夢野側に近づくのだとしたら、卵は私の意図したものとは違う意味になってきます。それはそれでいいような気もしますし…。やはり自分自身が作品についてもっと突き詰めて考える必要があるようです。

    ＞「うわあ、いいなあ、こんな作品を書いてみたい」と漠然とですが思うような作品でした。

    　大変ありがたいお言葉をありがとうございます！　舞い上がってしまいました。

    　ではではありがとうございました！

    E-Mail pass
2017年05月18日 12時25分30秒
 作者レス
  • ★朱鷺（とき）さんへ

    　感想ありがとうございます！

    ＞「うつろ」しか生まれない宇宙卵を温め続ける夢野と、医療系の資格をとり彼女ができるリア充で現実重視の実重の物語ですね。

    　感想を拝読して、あ、伝わったんだ！と舞い上がりました。おっしゃるとおり相反するふたりの人物の物語のつもりで書きました。実重という名前が現実重視の表象というのはわかりやすすぎて面白みがないかなあと心配だったのですが、あまりその点についてのご指摘がないようなので、まあよかったのかなと思っています。夢野の方は、あまりいい名前が思いつかなくて結構やっつけになってしまった感じですが…。それがテーマの読み取りづらさにつながったのかもしれません。哲夫とかにしたらよかったのかな、う～む。

    ＞作品中では、「宇宙のこと、生命のこと、その他もろもろ」と、ひとくくりに語られてますが、心惹かれる夢の数々を、読者の心に迫るよう具体的に描写できていたら、

    　本当に当を得たご指摘で、深くうなずきました。「宇宙のこと、生命のこと、その他もろもろ」は『銀河ヒッチハイク・ガイド』からの引用ですが、使いどころがいまいちでした。“心惹かれる夢の数々を、読者の心に迫るよう具体的に描写”というお言葉を拝見し、改稿の方向性が固まりました。そのように書けたら、目指したかった「象徴を読み取らなくても、ストーリーとして面白い小説」に近づけそうです。大変ためになるご意見ありがとうございます。それと、中間小説という言葉を知らなかったので検索してみましたら、今回書きたかったものがこれなのだと気づきました。こちらについてもありがとうございます。

    　御作『ロンドンの夜の物語：闇を宿した不思議な卵』では、濃厚なロンドンでの活劇を楽しませていただきました。横レスになって申し訳ありませんが、ナマケモノさんへの返信がショートショートみたいでとても面白かったです。なんとなくそうかなーと思っていたのですが、やはり御作のあれは這い寄る混と……窓に、窓に！

    　ではではありがとうございました！

    E-Mail pass
2017年05月18日 10時36分24秒
 作者レス
  • ★たかセカンドさんへ

    　感想ありがとうございます！

    ＞虚無、空虚、無駄、等など読み終えた後、そのようなイメージが湧いてきました。

    　イメージを教えてくださってありがとうございます。やはり自分の伝えたいことが伝えきれていないなあということがわかりました。虚無や空虚というより、空っぽの卵を孵したあとの夢野の笑顔や、“光あふれる部屋”という言葉を書くことで、希望や未来というものを表現したかったのですが、正反対のイメージになってしまったみたいですね。書き方をもっと工夫してみます。

    ＞結局のところ、主人公は友人を通して、マイナスの感情しか抱いていません。

    　主人公の感情としては、ぐらつかせたいという作者なりの考えがありました。主人公に、「本当に資格を取って生活に困らないで生きていくということだけが、人間にとって必要なことなのか」という疑問を持たせたかったのです。はっきりと書いていないのですが、主人公は自分から進んで医療の道に進もうとしているのではなく、親や周りから言われて進もうとしているという設定もありました。医療系の仕事は素晴らしい仕事です。が、それを自分から選び取って探究していくのではなく、「自分の生活の役に立つから」という態度で進むことが本当にいいことなのかどうかということを主人公に悩ませたかったのですが、書けていません！　こうやって説明してしまうと説教臭くなってダメですね。そうではなくて、このように読み取れるけれども、読んでいて面白いという小説を書きたかったのですが…。あと、主人公がメインではなくて、夢野の方がメインで書きたかったのですが…。だんだん迷走してきました。一番ぐらついているのは作者です。

    　ではでは、どうもありがとうございました！

    E-Mail pass
2017年05月18日 10時35分50秒
 作者レス
  • ★ちゅやんさんへ

    　感想ありがとうございます！

    ＞無意味をテーマにする物語は大変そうでそれでいて考えさせられるこのストーリーは好きですがオチがいきなり来た感じがしてもう少し濃いものにして欲しかったのと思います。

    　テーマについては上手く表現できなかったのですが、「生活の糧にならない学問の面白さ」とでもいったところです。今回プロットを書き出さなかったので、そこもきちんと表現できなかった理由かもしれません。反省点です。最初、登場人物を大学生にしようかなと思っていました。ですが、それだとすでに自分の道を決めてしまったあとなので「分かれ道」にならないかなと思って、高校３年生にしました。大学生か社会人にした方がわかりやすかったかもしれませんね。
    　オチの濃さについては、読んでくださるかたの期待に応えられるようなものにできるように考えていきたいと思います。
    　あと、ストーリーを好きだと言っていただいてすごく嬉しいです。

    　ではでは、どうもありがとうございました！

    E-Mail pass
2017年05月18日 10時35分16秒
 作者レス
  • ★砂浜さんへ

    　感想ありがとうございます！

    ＞銀河のような玉子というのは何かの伏線だと思っていたんですが……。

    　卵は伏線ではなく、夢野が今熱中しているところの学問の象徴のつもりでした。とはいえ、そう読み取っていただけなくても楽しんでもらえる小説にしたいなあと思っていたので、そこまでたどり着けなかったのは力不足です。改稿してよりよいものにしていきたいと思います。

    ＞ショートショートはオチが命です。

    　これなのですが、あえて定番を外そうと思っていました。定番とは言っても、後期の星新一などはどんでん返しのオチではなくなっていたと思うのですが、そうは言ってもショートショートはオチで驚かせるものが多数派かなあと思っています。今企画の制限枚数は２枚からですので、「きっと秀逸なオチのショートショートがたくさん投稿されるに違いない、あえて別方向で書いてみよう」と思いました。改稿でもこの方向性は残しておくつもりです。が、ご指摘のとおり物足りない結末であることに違いはないので、もっとよいものはないか考えてみたいと思います。

    　ではでは、どうもありがとうございました！

    E-Mail pass
2017年05月15日 23時29分17秒
 作者レス
  • 　企画に何度か参加させていただいております、青出と申します。２０１７年ＧＷ企画の無事の閉幕おめでとうございます。主催者さま、また拙作に感想をくださった皆さま、どうもありがとうございました。今回もとても楽しませていただきました。

    　私事ですが４～５月は忙しいことが予めわかっていたので、今企画は参加を見送ろうと思っていました。ですが、発表されたテーマである「不思議な卵」がとても魅力的で、このテーマで書いてみたいなあという思いがずっとくすぶり続けていました。実際に書き始めたのが、４月３０日の２１時でした。こんなにギリギリなのは初めてです…。そして二度とやるもんじゃないなと思っております。ですが、ギリギリでも書いてよかった、参加できてよかったと今では思っています。この日の２１時に勇気を出したから、自分自身がこの作品に出会うことができました。そういった意味でも今企画に感謝しています。

    　さて、ラ研企画はお祭りであると同時に、修養の場だとも考えていますので、お目汚しではありますが、本作の反省点についてつらつら語らせていただこうと思います。
    　アイデアを思いついたのは、フランスのアーティストが鳥の卵を孵化させるパフォーマンスアートを行ったというネットニュース（http://www.afpbb.com/articles/-/3125582）を読んだことがきっかけです。私はアートについて全く詳しくありませんが、ニュースを見て「この人は卵を孵すことで、どういうことを鑑賞者に伝えたかったんだろう？」という疑問が浮かび、それについてずっといろいろ空想していました。人間が温めて卵を孵すというアイデアは、こんなところからだんだん形を帯びていきました。
    　次に、本作で何を訴えたかったのかというと、いわゆる実学ではない学問の価値についてです。（以下は私個人の考えなので、モラルとして押しつけるようなつもりで書くのではなく、こういった個人的な考えを小説の形で表現したかったのだとおとりください）。
    　・実重＝実学
    　・夢野＝そうではない学問
    　の象徴のつもりでした。私自身、文学や哲学や社会科学といった、「飯のタネにならない」分野の知識が好きです。その一方で世間では、「その学問が何の役に立つのか」という問いが発されることがあります。役に立つことは当然大切なことです。でも果たして人間にとって大切なことはそれだけなのだろうか？　そこで日頃から考えているこの疑問を小説として表現してみたいと思いました。（もちろん実学も重要だと思います。ですので、実重には卵を無視させました）。どちらか片方だけが大事というわけではなく、実学ではない学問も必要ないからと無視するのではなく目を向けませんか、という感じです。
    　孵った卵から何も出なかったのは、仕様です（笑）　哲学者でユーモアエッセイストの土屋賢二先生が著書で、「哲学というのは、仮説を立てて長年刻苦して研究し、議論を重ね、その結果ついに最初の考えは間違っていたという結論に達する学問である」というような意味のことを（もちろんユーモアを交えて）書かれていたのが、ずっと心に残っていました。何も生まれない学問！　私は哲学に詳しくないので間違ってとらえているかもしれませんが、生活の役に立つ学問だけが人間にとって必要な学問ではないのだと思います。あえて言うなら、哲学や文学は人間の精神を豊かにすることができるのだと思います。

    　というようなことを作品で表現したかったのですが、なかなかそこまで行き着きませんでした（笑）　今回は勢いだけで書いてしまったので、皆さまのご意見を参考にしっかりブラッシュアップしていきたいと思います。
    　後ほど個別返信させていただきます。今回は拙作に目をとめていただき、本当にありがとうございました！

    E-Mail pass
2017年05月14日 20時04分56秒
 +10点
  • GW企画の執筆、お疲れ様でした。
    御作を拝読いたしましたので、感想を記したいと思います。

    ＞「そんな卵見たことねーぞ。なんの卵だ？」
    ＞「知らん」

    文字通り不思議な卵を、友人がずっと温める話でした。


    ＞「無意味じゃねーよ。いや、無意味だけど、無意味じゃねーってことだ」

    なんだか、すごく哲学的な作品でした。
    三年寝太郎、とは違いますよね。
    友人にこれだけ言い張られると、無意味じゃないと思えてしまうのが不思議です。


    ＞「うつろが誕生したって？」
    ＞「ああ」

    「うつろ」というネーミングが良かったです。
    「空ろ」、「虚ろ」なのに、友人は「空虚感」を全く漂わせていないのが不思議です。
    自分も、ラストのこの主人公のように、
    今やっていることを無意味に感じてしまいそうです。

    今後のご活躍を期待しています。

    E-Mail pass
2017年05月14日 15時25分35秒
 0点
  • ・こんばんは、たてばんと申します。
    　拝読させていただいたので、拙いですが感想を落とします。

    ・過程を見られる人間と結果しか見られない人間の話ですね。
    　どちらに価値があるのか、ということですが、個人的には結果だと思います。
    　過程は評価しますが、それが結果に結びつかないなら、それはゴミと同じです。
    　私からすれば、中身の無い卵を温め続けた夢野はゴミを温めていた行為に等しく、そこに価値はありません。

    ＞ここに作品本文を入力してください。
    ・投稿室に慣れていないのか、最初からケアレスミスですかね。
    　まぁ、投稿時間を見るとギリギリなのであまりキツいことは言えませんが、これを消すのに十秒もかからないでしょう。十秒かかってでも消すべきでした。それでも三十秒は余裕がありました。
    　私は以前の企画で一日以上余裕で投稿したのにかかわらず、確認不足で同じことをやらかして、それを始めに散々なことを言われたことがあります。
    　私はケアレスミスよりも、作者様がギリギリまで頑張ったことを評価したいですね。
    　次は余裕のある投稿ができるといいですね。

    ＞「じゃあセイシン的な問題か」
    ・なぜ片仮名なのですか？
    　精神的、ではダメなのですか？

    ＞卵が生きてんのか死んでんのかわかんねーんだから。でも温めてるかぎりは、生きてるって可能性を考えられる」
    ・シュレディンガーの猫のような考え方ですね。
    　この考え方結構好きです。

    ・読み違いや勘違いがあったらすみません。
    　では、失礼します。

    E-Mail pass
2017年05月12日 22時54分27秒
 +10点
  • こんにちは、北斗と申します。御作『分かれ道』を拝読しました。

    ええと感想ですが、率直に申し上げてよくわかりませんでした。
    なんというか、文章は読みやすいんですがオチの印象が薄く、するすると読み終わる割にあんまり胸に残らなかった感じです。
    また、安部公房は大昔に『砂の女』と『棒』を読んだっきりなのですが、両作ともに理屈じゃどうしようもなさというか、理不尽を超えた怖さみたいなのがあったような気がします。
    御作の場合、理屈で理解できる感情に落ち着いてしまったようなところに戸惑いを感じてしまいました。
    代案があるわけではないのですが、友人と別れた後に主人公の腹に銀河模様の卵の柄が浮き出て、それが何十年経っても消えず、順風満帆なはずなのに空虚さを象徴するような卵に懊悩し、最後には卵にのみ込まれてしまう――より更にわけのわからないオチが欲しいところだと思いました。自分で書いててもわけのわからないことをいっていると思いますが、作者様の筆力なら可能だと応援しております。

    好き勝手申し上げてすみませんが、思ったまま書かせていただきました。
    それでは執筆お疲れさまでした。

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2017年05月12日 01時19分28秒
 +10点
  • 　( ノﾟДﾟ)コンバンハ　( ノﾟДﾟ)コンバンハ　( ノﾟДﾟ)コンバンハ
    　
    |дﾟ)年頃の青年が卵を温め続けるというシュチュエーションにドキドキした変態です。

    |дﾟ)　何だろう、これは轢かれたレールの上を走る青年と、そうではない自分なりの道を見つけた青年たちの分岐点を、卵という比喩をつかって描いたお話でしょうか。

    |дﾟ)そう解釈すると、本作がとてつもなく面白く読めてきます。夢野くんが温め続けていたのは、母性から卵を愛していたわけではなく、自分の中に潜んでいた夢ときちんと向き合い、それを愛しいと思う過程を描いたものだと言えます。

    |дﾟ)　だからこそ、彼の卵は虚ろだった。そりゃ、夢に形なんてないですもんね。でも、卵から孵った虚ろは確実に彼の心の中に生まれ、成長し、彼の歩む道となっていくことでしょう。その道を歩き続けることができると言えば、また話は別ですが……。

    |дﾟ)　最後に実重くんのところに卵が現れるのも面白いですね。きっと彼にも本当はやりたかっとことがあるんだろうな……。

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2017年05月10日 23時03分45秒
 +10点
  • こんにちは、『分かれ道』拝見させていただきました。

    雰囲気がいいですね。
    締め方もノスタルジックで良かったと思います。

    ただまあ、それ以上の言葉が出てきにくいあたり、もう一つ足りない感じではありました。
    ショートショート集とかがあったら、そこにこういう話があってもいいとは思うのですが、記憶には残らなそうなというか。表題作にはなりえないだろうな、って思いました。
    やはりこのあたり、どこかしら強烈な何かを足さないと辛い部分があったと思います。


    まあ、そんなところで。
    執筆お疲れ様でした！

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2017年05月08日 22時28分16秒
 +10点
  • ども、「今回、具体性や山場のない引きこもり系の話が多いな」と思ってるＨｉｒｏです。
    あと、ファンタジーも多いですね。まだ１／３も読んでないので気のせいかもしれませんが…。

    それはともかく、拝読しましたので感想を残させていただこうと思います。


    う～ん、上手いこと書いてるっぽいのですが、特に「感動した」とか「爆笑した」みたいな『読者の感情を揺さぶるポイント』がなかったのが残念に思いました。
    特に今回、短めの話では漠然とした話が多かったせいで、（ちゃんと違う話であるにも関わらず）「またこのパターンか…」みたいな印象を受けました。
    御作だけを読んだ場合はまた違った感想になったかもしれませんが……今回は企画なので類型作を回避、もしくは上回ることができなかったのは作者様の責任かなと。


    感想は一般ズレした感性の持ち主が書いておりますので、内容の取捨所得にはご注意ください。
    では、失礼します。

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2017年05月08日 12時31分35秒
 +30点
  • １年間卵を温め続けたお話、すごい(笑)
    途中読んでいて、孵卵器にでも入れればいいのにな〜なんて現実的なことを考えてしまう私には多分書けないお話です。

    夢野くんすごいですね。
    こういう主人公好きです。
    パンドラの箱の中に何が入っているかは、開けた者にしかわからない。宝を得ることよりも、開くことそのものに意義がある。
    そんな強いメッセージが込められている御作、とても楽しく読ませていただきました。

    お疲れ様です。

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2017年05月08日 03時40分12秒
  • こんばんは。
    青葉と申します。
    青い卵が出て来るという、現実か非現実なのか。まるで夢みたいにぼんやりとしている印象を受けました。良いとか悪いとかではなくて。

    ＞帰り道、川沿いを歩いていると、河原にきらきら光るものがあることに気づいた。目をこらすと、青い銀河の模様の――卵。

    タイトルが『分かれ道』ですので、俺と夢野は、物語内で語られているように別々の道を歩んでいくのでしょう。でも、その卵に目がいく、気づいてしまうということは、俺は夢野側に近づいているのかもしれませんね。今日見過ごすことができても、いつかは夢野と同じように、卵を温めることになるのかも。
    どちらがいいのだろうか、っていうのは私には分かりませんでした。
    ただ、「うわあ、いいなあ、こんな作品を書いてみたい」と漠然とですが思うような作品でした。文章、うまいなあ……。

    執筆お疲れ様でした。

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2017年05月04日 09時57分16秒
 +10点
  • 　拝読しました。朱鷺（とき）と申します。
    　シュールな印象の独特な雰囲気を持った作品でした。
    　「うつろ」しか生まれない宇宙卵を温め続ける夢野と、医療系の資格をとり彼女ができるリア充で現実重視の実重の物語ですね。
    　作品中では、「宇宙のこと、生命のこと、その他もろもろ」と、ひとくくりに語られてますが、心惹かれる夢の数々を、読者の心に迫るよう具体的に描写できていたら、中間小説として投稿が可能な水準になる作品、と感じました。
    　心に残る、何か惹かれる作品です。
    　執筆お疲れ様でした。次回作も楽しみにしております。

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2017年05月03日 00時31分16秒
 0点
  • こんばんは。
    「分かれ道」を読ませていただきましたので、感想を残させていただきます。

    考えさせられる作品でした。
    虚無、空虚、無駄、等など読み終えた後、そのようなイメージが湧いてきました。

    ただ、自分はあまり良い印象を抱きませんでした。
    結局のところ、主人公は友人を通して、マイナスの感情しか抱いていません。
    もちろん、終わり方としてはアリだと思いますが、その絶望とも受け取れる感情の中に、ほんの少しでも希望のようなものが見て取れれば印象も違ったのかもしれません。

    以上となります。
    読ませていただきありがとうございました。

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2017年05月02日 10時13分51秒
 0点
  • コメントさせていただきます。

    お疲れ様でした。無意味をテーマにする物語は大変そうでそれでいて考えさせられるこのストーリーは好きですがオチがいきなり来た感じがしてもう少し濃いものにして欲しかったのと思います。

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2017年05月01日 23時53分19秒
  • 銀河のような玉子というのは何かの伏線だと思っていたんですが……。それが活きてくるわけでなく、あんまり関係なかったなあ、と。

    もちろん宇宙の無意味さの象徴とか、そういうことにしても構わないのですが。となるとオチが更に唐突過ぎというか。偶然に頼り過ぎに見えてきてしまう。

    ショートショートはオチが命です。今回の場合なら例えば……「アイツの玉子」に対し、「イリョウケイの玉子」が既に自分の腹にはあった、とか。

    無意味さを描いた作品ではあるとしても、やはり驚きがひとつ欲しかったかなあ、と。

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合計 13人 110点

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