魔法少女は星くずの中で【跡地化しました】

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2017年2月21日　跡地化しました。
このたびはありがとうございました。


魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ
魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ
魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ
たかセカンド

2016年12月31日 19時54分27秒 公開
■この作品の著作権は たかセカンド さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
※2017年2月21日跡地化しました。

◆キャッチコピー：
魔法少女は夢と希望をかなえるんだよ！

◆作者コメント：
冬企画2016-2017。開催おめでとうございます。
ミチルさん。並びに企画運営の皆さま。年末の忙しい中、素晴らしい企画を開催していただき誠にありがとうございます。
この話を投稿しないと年を越せない！と思い、なんとか完成させることができました。
好きな魔法少女はマミさんです。
企画楽しんでいきましょう！

2017年01月29日 00時17分39秒
 作者レス
  • 花火さんへ

    お読みいただき、ありがとうございます。
    軸が変わっていると言うご指摘、やはり最初に誰の物語なのかをしっかりと明記しておくべきでした。
    その辺りのバランスを取らないといけないですね。

    今回は無茶な設定も多かったと思うので、その辺りもしっかりと詰め読み手様の違和感が無い話を書いていきたいと思います。

    このたびはありがとうございました。

    E-Mail pass
2017年01月28日 07時56分36秒
 +20点
  • 花火です。感想返しにうかがいました。

    自分は登場人物に感情移入せず、全体を俯瞰して読むタイプですけど、いい話だなぁと思えました。
    王道的で、特別悪いところはなかった印象です。

    とはいえ、気になる点もありました。

    話の主軸が、前半と後半で変わってしまっていると思いました。

    前半はお姉さんが芸能界で奮闘するお話で、後半からは、孝之が過去の挫折から立ち直るお話になっていたという印象です。
    お姉さんメインの話として読んでいたら、いきなり孝之メインの話に変わっていて違和感がありました。前ふりがあればまったく違った印象になっていたと思います。
    元作家で、書けなくなってしまったというくだりから、ついていくことが難しくなった感じですね。

    最終的に描いているのは孝之の成長部分なので、最初から「孝之の物語」だと強調するのがいいのではないかと思いました。
    お姉さんの行動は、孝之の成長を促すもので、やはり「孝之の物語」という印象が強いです。

    冒頭の時点で、孝之の挫折したエピソードが入っていれば、ラストの部分で、素直に感動できていた気がします。

    拙い感想ですが以上です。
    執筆おつかれさまでした。

    E-Mail pass
2017年01月27日 23時11分36秒
 作者レス
  • 青出さんへ

    お読みいただき、ありがとうございます。
    キャラクター。上手く書けていたようで安心いたしました。
    特に茜は魅力的に書きたかったキャラですので、そう言ってもらえるとうれしいです。

    「展開はオーソドックスでもかまわないから、他で差別化をしよう」とどこかでエライ人が言っていたのを思い出しました。
    少しでも、変化球を投げることができていたのなら良かったです。
    とはいえ、差別化という点では甘いと感じましたので今後もいろいろと試していきたいと思います。

    項目別に丁寧な感想をありがとうございました。
    勉強になります。

    このたびはありがとうございました。

    E-Mail pass
2017年01月26日 23時34分59秒
 +20点
  • 　こんにちは。『魔法少女は星くずの中で』、ほっこりしながら拝読しました。個人的に感じた点を述べさせていただこうと思います。

    【キャラクター】登場するキャラがそれぞれに個性的でした。主人公孝之は、等身大の親しみやすいキャラです。上手いなあと思ったのは、「姉ちゃんは家では全く疲れを見せていない。それを知らずに、家事を姉ちゃんに任せていたなんて……。」の部分ですね。確かに前半は読んでいて、姉ちゃんは仕事＆家事までやっていて、孝之は何をしているのだろうと思いながら読んでいたので、そこに言及する文があったのは、キャラの成長として納得できる部分でした。ラノベ作者としての過去、アリスさんに対するほのかな思いなども魅力的な設定でしたし、容姿などはよくわかりませんが、そういう省略すべきところはしっかり省略しているところに作者さまの力量を感じました。
    　アカネ姉ちゃんは見た目の可憐さ、心根の美しさ、どれをとっても完璧に魅力的なヒロインでした。ネット掲示板で誹謗中傷を受けているという設定はリアルで、かつキラキラしたストーリーにいい意味での毒を与えていました。芸能人に対して劣化などという心無い言葉が使われている現状に対するアンチテーゼも含まれているのでしょうか。感心することしきりです。
    　アリスさんはサブヒロインという立ち位置なのでしょうか。アカネと同じく美女というキャラでありながら、よく書き分けられていたと思います。ストーリーとしては主人公に見えていない情報を知らせてくれる役割なのでしょうが、ストーリーのために動かされているという印象はありませんでした。孝之が彼女に魅力を感じている描写があるからなのでしょうか。
    　その他、ユイナや記者など、悪役が実に悪役らしい立ち回りでストーリーを牽引していました。ユイナに関しては、意地悪なだけではない裏の顔も見えたりして、いい塩梅のキャラでした。

    【ストーリー】全体的に典型的ではあるのですが、場面場面が楽しく魅力的でした。前半部分は「二十二歳なのに魔法少女」な姉ちゃんの明るいキャラで引っ張られましたし、悪役ユイナの登場によってハラハラ感が生まれました。ストーリーで最も好きなのは最後のミュージカルの場面です。とにかくビジュアル的に美しかったです。その後の姉ちゃんが魔法を失ってしまう場面では、題名の「星くず」のもうひとつの意味が明かされ、納得しました。ミュージカルが実は孝之の小説が原作だったというのも、初めて知る情報でしたので驚きはありませんでしたが、感動できる仕掛けですね。余談ですが『スターダスト・メモリー』の内容が好きだったので、スピンオフとしてでも見てみたいです（笑）　ただ、ミュージカルの題名を観劇して初めて知ったというのは、雑誌やテレビで宣伝をしているとしたら少し無理があるかもしれません。
    　もっとこうしたら……という点を挙げるとしたら、やはり独創性を高めるということでしょうか。（自分を完全に棚上げします、すみません！）。キャラ、設定、ストーリーとも、一見するとオーソドックスではあっても実は少しずつ変化球であるというのが、貴作の特徴だと思うのですが、最後は普通のところに落ち着いてしまったような感がありました。どれかひとつの要素だけでも一見して目を引くようなものにすると、より印象深い作品になるのではないでしょうか。

    【設定】一見正統派、悪く言えばよくある設定なのですが、冒頭で主人公を起こすヒロインが姉ちゃんだったり、魔法少女だけど引退間近だったりと、少しずつズラしてきているのが面白かったです。ただし、冒頭の引きとしてはやはり若干弱かったかなあとも思います。起こしに来るのが幼なじみかと思ったら二十二歳の姉ちゃんだった！という意外さを打ち出すには、今の持っていき方しかないのかもしれませんが……。もうひとひねり加えると更によくなりそうだと思います。
    　地面から少ししか浮き上がれないというのは、いかにも小さな異能という感じでいいですね。そういう小さな力でありながら、人々に夢と希望を与えたくて魔法少女を続けるというのは、キャラの性格の根拠づけとして強い説得力を持っていました。

    【文章】親しみやすい語り口の一人称で、破綻もなく読みやすかったです。一人称の利点である視点者の心情を語ることができるという効果が十分に発揮されていたのではないでしょうか。
    　ひとつだけ、喫茶店の場面の最後で孝之が「はい。分かりました」と言っているところは、「理解できない！」とまで言っているのに、なぜすぐに素直にうなずいたのか、説明がほしいと思いました。

    【構成】ほとんど問題ないものと思います。ミュージカルの失敗→魔法少女の引退→今度は自分が姉ちゃんを助けるという決意、というラストの流れは主人公の成長を語る上で説得力のあるものだったと思います。

    　思いこみや間違い等多々あると思います。なにとぞご容赦願います。
    　読ませていただいてありがとうございました。よいお年を！

    E-Mail pass
2017年01月22日 08時40分19秒
 作者レス
  • kinakoさんへ。

    お読みいただき、ありがとうございます。

    なんとか面白いと思っていただけたようで、安心いたしました。
    今回はキャラクターも褒められることが多く、ほくほくでございます。

    このたびはありがとうございました。

    E-Mail pass
2017年01月21日 20時00分24秒
 +30点
  • kinakoです。拙作に感想をありがとうございました。
    拝読させていただきました。

    私は捻くれた性格なので、良い人達が素直に頑張って幸せになるお話はちょっと苦手なのですが、不覚にも（？）感動してしまいました。

    文章も安定していますし、安心して最後まで読み進めることができました。
    女性って、なぜ若さで価値をはかられるのでしょうね。せつなかったですが、茜さんが明るいので救われます。

    素敵な作品をありがとうございました。

    E-Mail pass
2017年01月17日 20時09分27秒
 作者レス

  • 不破蓮灰人さんへ

    お読みいただきありがとうございます。

    ああ、安心しました。
    面白く読んでいただけたようで、嬉しく思います。

    文字数は当初から2万文字にしようと決めていました。
    初稿で約2万2千文字。全体的にスリム化し文字数を削りました。
    ミュージカルシーンの筋はあまり変えていませんが、2万文字に抑えようと意識が行くあまり、プロット段階で駆け足になってしまったのかもしれません。
    折角、楽しんで読んで頂いていたのに違和感を与える結果になってしまい、申し訳ありません。

    浅田選手の競技に挑む力は物凄いと思います。
    ソチ五輪のSPで大きく崩れてしまった時に、自分は恥ずかしながら浅田選手はもう駄目だ、と思ってしまいました。
    ですが、FSで圧巻の演技を見せ自己ベストを更新しました。
    結果は6位でしたが、浅田選手は自分の全てを出しきったのだと思います。
    浅田選手を信じることができなかった自分に恥ずかしく思いながら、とても感動したのを覚えています。

    このたびはありがとうございました。



    つとむューさんへ

    お読みいただき、ありがとうございます。

    ち、小さくなかったかも……しれません。すいません。

    最後の茜がミュージカルの主演を務めた理由ですが、すいません……ここは話の中には詳細には書いてないかもしれません。
    アリスが

    ＞「茜さんも実力で主演を勝ち取ったんだがな。長く魔法少女をやっていたことで、夢と希望を与えられた人たちは、芸能界の中でも多い。私もその中の一人だ」

    ということで、いろいろな人の印象に残っていて（芸能界でも一般人でも）それなりに有名人である茜がミュージカルの主演に抜擢されたと……すいません。都合がいいですね＞＜

    ＞ここからは個人的な勝手な妄想で恐縮ですが、
    ミュージカルの原作が『魔法少女は星くずの中で』というライトノベルだったという設定はいかがでしょうか。

    実は、似たような事をプロット段階で考えていました。
    しかし、上手く物語を組み立てることができず今の形になりました。
    うむむ。難しいですね。改稿の時はいろいろと考えてみたいと思います。

    ありがとうございました。


    ０３ほもさんへ

    お読みいただきありがとうございます。

    ああ、そっか。物語序盤での主人公である孝之の悩みが上手く描写出来なかったのですね。
    それで、序盤の雰囲気が仇となり途中から違和感を与えてしまったのかもしれません。

    孝之の成長を見せたかったのか、茜の魔法少女としての頑張りを見せたかったのかぶれてしまったのもあるかもしれません。

    孝之の作品がミュージカルの台本に使われるのも、確かにご都合主義でした。
    使うにしろ、使わないにしろ、もっと読んでいただける方へ納得するだけの描写をしなければいけませんでした。

    改稿の際はその辺りを最重要項目としていきたいともいます。

    ありがとうございました。


    たてばんさんへ

    お読みいただきありがとうございます。

    半分以上、姉ちゃんのあのシーンを書きたくて執筆したようなものですｗ
    褒めていただき嬉しかったです。

    ＞ミュージカルをやるということは、一公演だけでは終わらないでしょう。

    ここですが……すいません。物語を都合よく進める為の設定です……

    ＞次に、何故公演を失敗させたのでしょうか。

    こちらも、孝之の決意を姉ちゃんに表明するシーンをより際立たせようとしたためです。
    たぶんどちらも、都合がよく映ってしまったかもしれません。

    こちらは納得できるだけの描写ができない自分の未熟さだと思います。
    より質の高い話を書いていけるよう精進していきたいともいます。

    ありがとうございました。


    ハイさんへ

    お読みいただき、ありがとうございます。

    すいません。もうこれしか言うことないです。すいません。
    話の筋はプロット段階で大まかに決まっていたのですが、それを見せるだけの物語構成がおろそかになっていたと思います。
    テーマはかなり気に入っている話なので今後、改稿をし話の質を高めて行きたいと思います。

    ありがとうございました。


    茉莉花さんへ。

    お読みいただき、ありがとうございます。

    茜のキャラクター造形はまだまだ甘いと痛感しました。
    純粋過ぎた所がキャラクターとして、深みが無かったのかもしれません。

    茜が救いたいと思っているのは、基本的には不特定多数です。
    魔法少女として最後の力で救いたかったのは孝之となります。
    この辺りもふわふわしてしまったのでかもしれないです。

    もっと読み手様の心に来る構成を考えたいと思います。

    このたびはありがとうございました。

    E-Mail pass
2017年01月17日 20時02分42秒
 作者レス
  • 上村夏樹さんへ

    お読みいただきありがとうございます。

    姉ちゃんのキャラクターを気にいっていただけたようで安心いたしました。
    魔法少女の力を失うシーンは今回最も書きたかったシーンです。
    上手く書けていたようで安心いたしました。

    ストーリー展開の唐突さは今回の弱かった部分だと思います。
    もっと詰めて、読み手様に違和感なく読んでもらうための構成を考えて行きたいと思います。

    ありがとうございました。


    朱鷺（とき）さんへ

    お読みいただき、ありがとうございます。

    他の方からもスロースタートだと意見を頂いております。
    説明過剰な部分もあるかと思いますので、一度見直してみたいと思います。

    「スターダスト・メモリー」は確かに安易な設定だったかと思います。
    もっと物語の面白さになるように作り込むべきでした。

    お読みいただき、ありがとうございました。


    あまさくさんへ

    お読みいただきありがとうございます。

    改善案を沢山提示していただき、ありがとうございます。
    はっとするお考えも頂き、勉強になりました。

    ミュージカルでの事故。
    確かに今読み返してみると、エピソードとして十分に機能していないと自分でも感じました。
    読み手様の感情を揺さぶるのは、ここが重要ですね。
    改稿の際は、ミュージカルでのエピソードをよく考えてみたいと思います。

    セリフに頼り過ぎ。というのは今までに何度かご指摘を頂きました。
    裏返せば、行動描写が少ないのかな？　とも思います。

    魔法少女ステッキの件も、もう少し物語に生かしてみたいです。
    いろいろと考えてみたいと思います。

    ありがとうございました。


    水守中也さんへ

    姉ちゃんが魅力的に書けているようで、安心いたしました。
    魔法力が消えるシーンも書きたかった所なので、上手く行ったようで嬉しい限りです。

    良いキャラクターは欠点も上手く書けているのだと思います。
    その辺り、姉ちゃんは欠点が上手く書けていなかったのだと思います。
    キャラクターの事、もっと掘り下げて考えて行きたいと思います。

    ありがとうございました。


    燕小太郎さんへ

    お読みいただきありがとうございます。

    主人公が受け身、感情移入できないができない。やはりここですね。
    アリスもそうでしたが、周りが何でもやってくれたことが原因の一つなのではないかと感じました。

    孝之がやったことと言えば、終盤姉ちゃんを慰めただけ。
    物語を動かしたのは、全部周りになっています。
    なんだか冷静に分析したらへこんできました＞＜

    でも、今回頂いたご指摘を受けて精進していきたいと思います。

    ありがとうございました。

    E-Mail pass
2017年01月16日 22時23分12秒
 作者レス
  • bigtemple00さんへ

    お読みいただき、ありがとうございました。

    ひたむきに頑張る姿というのは、どんなことであれ心を打つものだと思います。
    真摯に自分の与えられたことをこなしていければ、報われると自分も信じております。

    bigtemple00さんの中で、何か良い方向に変えることができたのならこんな嬉しい事はありません。

    お読みいただき、ありがとうございました。



    筋肉バッカさん


    お読みいただき、ありがとうございました。

    葛藤とそれを乗り越える描写が書けることができていましたら安心いたしました。

    スロースタートというのは度々ご指摘を頂きます。
    冒頭の掴みと、それを物語が動き始めるまで持たせること、無駄な描写や構成をきっちりと推敲出来ていなかったのだと思います。
    今後の課題として受け止めさせていただきます。

    お読みいただき、ありがとうございました。



    東湖さんへ

    お読みいただき、ありがとうございました。

    ＞もしかしてやべぇの引いてしまったんじゃないかと

    やべぇｗ
    これ自分で面白いと思っているから始末に負えないんですよね。(´・ω・`)

    物語中で説教や、押しつけがましいのは自分もあまり好きではないので、上手く伝えられることができて安心しました。

    お読みいただき、ありがとうございました。


    へろりんさんへ

    お読みいただき、ありがとうございました。

    同僚から「DRIFTERS」がアニメ化するよ！　って言われて。
    「へぇー。いかりやさんは誰が声優やるんだろ？」
    「えっ？」
    「えっ？」

    そっちのドリフじゃないよｗ

    とかあほな話をしていました。

    『魔法少女育成計画』は小説を買ったのですが、「limited（前）」を買ってしまいました。
    「（前）って書いてあるから一巻だろ！」とかやっぱりアホなことを思ってしまったんですね。
    読んでいるうちにに変な違和感が芽生えてきて「これ一巻じゃない」って思いまして、それ以降読んでないんです。
    しっかり調べないとだめですね。

    読みこんで頂き、ここまで詳細に感想を頂きありがとうございます。
    他の方からの目線でストーリーの筋やあらすじなどを書いていただけると、とても興味深く勉強になります。

    主人公への感情移入が出来ない、というご指摘ありがとうございました。
    もっと主人公に行動させ、ラストは主人公がきっちりと締める。普通の事なのですが、これがなかなかできていないと思います。
    次の話への課題として受け止めさせていただきます。

    ありがとうございました。



    ｗさんへ

    お読みいただきありがとうございます。

    主人公への感情移入。今回はここが弱かったのだと痛感しました。
    ストーリー展開の唐突さも、良くなかった部分だと思います。
    もっと詰めて行かないといけない個所ですね。

    読み手様に違和感なく読み進めてもらえるストーリー構成を考えて行きたいと思います。

    ありがとうございました。

    E-Mail pass
2017年01月16日 22時20分43秒
 作者レス
  • いつもお世話になっております。
    たかセカンドと申します。

    このたびは、ミチルさん。企画運営の皆さま方。このような企画を開催していただきありがとうございました。

    この話は三年ほど前書いた処女作をこねくり回したものです。こねくり回し過ぎて、二十二歳の魔法少女である姉ちゃんが弟の為に頑張る、という所以外全く違う話になっています。
    なんにせよ、自分の中で昇華できたので満足です。

    皆さまから頂いたご意見をもとに、改稿していこうと思います。

    最後になりますが、こちらは二月末までには跡地化させていただきます。
    引き続き、後夜祭もよろしくお願いいたします。

    E-Mail pass
2017年01月16日 00時06分23秒
 +10点
  • 作者の方へ

    茉莉花と申します。
    作品拝読しました。

    茜の、まっすぐで明るい性格が非常に印象的な作品でした。
    話の筋もシンプルでとてもよかったです。


    ただ、純粋すぎて、どこか作り物めいたものを感じてしまったのも事実です。
    苦悩や後悔や悲しみや焦り……そういうものがあったほうが人間としての深さが出るなと思いました。

    もう一つ。茜が救いたい/関わりたい/夢を与えたいとしていたのは弟ひとりなのでしょうか？　それとも不特定多数？
    前半や、弟の物語をもとに劇をする、そのために力を抑えて頑張ってきたという部分は「弟のために」という思いがあるからかなと思いましたが、公演中やそれ以降は誰でもいいから夢を与えたいという気持ちが感じられました。
    弟のために酷評や中傷にも耐えて魔法少女をやっていた、というのであれば、弟がもう一度筆をとると決意した時点で魔法少女に関することからはすっぱりと手を引いてしまってもよかったのではないかなと思いました。
    ただ、その後も魔法少女のマネージャー（見習い）をするという流れだったので、結局夢を与えるのは誰でもよかったんじゃないの？　と考えてしまいました。

    茜の行動指針ですね。
    誰のために、なんのために魔法少女に関わっているのか。
    ここが茜の口からなかったために行動がふらついている気がしました。

    あと、ミュージカルを見て、もう一度物語をつくろうと再起するのですが……前半で読書に夢中になるシーンがあったり、書くことに対しての嫌悪感がなかったり……そういう部分の積み重ねがあり「俺も忘れかけていた小説への情熱を思い出させてもらった」というのが若干浅く感じられてしまいました。

    うーん……単純にこの作品、合わなかったのかもしれないです。
    何だろうな……どうしても「いい話だなー」というのと、茜の純粋っぷりが嘘くさく感じられてしまって……うむむ、ごめんなさい。あと一歩、読者の心をわしづかみにするような何かがあれば傑作になるなと確信しています。

    それでは執筆お疲れ様でした。

    （こっそり追記）
    感想、漏れてしまってごめんなさい。
    わざと抜かそうとかそういう気持ちはなかったんです……。
    うう……感想制覇、ならず……。

    E-Mail pass
2017年01月15日 21時46分19秒
 +10点
  • 『魔法少女は星くずの中で』
    拝見しました。


    色々おしい作品でした。


    設定は良かったですね。魔法少女の定年問題を下敷きに書き上げられた姉弟愛。
    発想の時点ですでに良さげです。

    しかしながら、話の本筋はしっかりとしたテーマが通っているのに、それを装飾する要素や展開がしっかりしていなかった印象です。

    使うと減るのに、何故か無駄に魔法を使っている場面がある。
    あとになってファンだとわかるけど、後付けにしか見えないライバルの設定。
    結果的に誰も得をしなかった妨害工作。
    で、舞台は中止に。

    うーん……。
    作者さんは最終的に、読者からどういう感情を引き出そうとしていたのか。その意図が読めない手が多くて困惑してしまいます。テーマがしっかりしているだけに。
    あるいは、テーマがしっかりしているように見えただけなのでしょうか？
    なんであれ、もったいなさ過ぎました。
    今一度、構成を見直していただきたく思います。


    では、そんなところで。
    執筆お疲れさまでした！

    E-Mail pass
2017年01月15日 20時29分35秒
 +20点
  • こんばんは、拝読させていただいたので感想を残したいと思います。

    ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ(泣き)と思いました。
    お姉ちゃんが力を無くすシーンは涙物の名シーンだと思います。

    ここからは疑問をぶつけます。

    まず、力を無くす姉がなぜ主演なのでしょうか。
    ミュージカルをやるということは、一公演だけでは終わらないでしょう。
    人気も出れば地方に出回り公演をすることだってあるかもしれません。しかし、姉は力を無くす寸前です。
    スポンサーが絡んでいるので巨額の金が動いているのでしょう。
    そんな中、賞味期限間近の姉を使うでしょうか。
    文化祭などの一回限りの舞台ならわかりますが、何公演するかわからない上、金が動いているとなれば長期に渡って使える魔法少女を採用するのではないでしょうか。

    次に、何故公演を失敗させたのでしょうか。
    この物語の流れだと、公演を成功させてハッピーエンドが相応しいと思います。
    わざわざ失敗させた意図が汲み取れませんでした。

    読み違いや勘違いがあったらすみません。
    では、失礼します。

    E-Mail pass
2017年01月15日 13時06分50秒
 +20点
  • あけおめことよろ。拝読いたしました。０３ほもと申します。

    魔法少女の姉ちゃんが魅力的な作品でした。最後に主人公がもう一度物語を書こうと決心するという締め方も良かったです。面白かったです。
    ただ、気になる点が２つ。主人公の悩みが発覚するのが中盤であることと、作中作「スターダスト・メモリー」の良さがイマイチ伝わらなかったという点です。
    前者ですが、最初は「姉のドタバタに巻きこまれる主人公が苦労する話」として読んでいたのが、急に「主人公がもう一度筆を執るまでの話」にすり替わったように思えました。他の方の感想にある「元小説家のくだりが唐突」という意見はそのせいではないかと思います。最後の締め方からするとあくまで孝之の物語だと思いますので、最初から筆を折った経緯を説明した方が良いのではないでしょうか。
    もう一点ですが、自分の中ではこちらの方が問題だと思います。唐突に元小説家と明かされる部分は個人的にはそこまで気にならなかったのですが、最後の最後でミュージカルの台本が主人公の作品だと明かされるというのは正直どうなんだろうと思います。なにせ、主観的な視点とはいえ酷評されているつまらない作品という認識でいましたので、それを台本にして舞台をやるなんて興行側が絶対許さないだろとご都合主義に思えてしまいました。
    上記２つの問題は相関性があると思いますので、どちらか直せばもう一方も解決されるかなと思います。改稿をお考えであればぜひご一考を。
    と、文句ばかり書いてしまいましたが素直に良い話だなと思えた作品でした。作者様の今後のご活躍に期待しております。

    拙い感想で申し訳ございません。
    以上、失礼いたしました。

    E-Mail pass
2017年01月14日 23時56分37秒
 +10点
  • 冬企画の執筆、お疲れ様でした。
    御作を拝読いたしましたので、感想を記したいと思います。

    ＞分かっているのは、この能力を持つのは数千人に一人。女性のみで、おおよそ思春期から十八歳までに限られる。ほぼすべての能力者は、高校卒業くらいまでには能力を失ってしまうらしい。

    テーマの『小さな異能』については、上記のように、
    選ばれた女性が限られた期間だけ魔法少女になれる、という能力でした。
    普通の魔法少女に比べたらちっぽけな能力と言えるかもしれませんが、
    『小さな異能』と言えるほど小さくないのでは、というのが最初の印象でした。

    ＞魔法少女が倒すべき敵は存在しないし、日本の治安は警察が守ってくれる。

    この設定は、個人的にはとても好きです。
    確かに敵がいなくなったら、ミュージカルをやるしかないかもしれませんね。

    ＞「俺……思うんですけど、ユイナって姉ちゃんの事、憧れていたんじゃないかな」
    ＞「俺はこれからも小説を書くよ。俺なりに伝えたいことを、俺なりの方法で伝えるから」

    ユイナの事情や、主人公が執筆を再開したことも、
    良かったと思います。


    個人的に気になったのは、能力が衰えてきた茜が主役を演じる理由についてです。
    読み飛ばしていたら申し訳ありませんが、この理由についてほとんど触れられていなかったように思います。
    本作に登場するミュージカルは、慈善事業ではなく興行としてやっているのであれば、
    確固とした理由があるはずで、しっかりとそれを描いて欲しかったと思いました。

    ここからは個人的な勝手な妄想で恐縮ですが、
    ミュージカルの原作が『魔法少女は星くずの中で』というライトノベルだったという設定はいかがでしょうか。
    小説に登場するヒロインは、２２才まで魔法少女でありつづける女性なので、
    必然的に、主役は茜が演じることになると思います。

    もしくは興行的に茜を主役に抜擢した、という設定もあるかもしれません。
    『茜、最後の公演！』とか、『今日にも茜の魔法は消えるかも』と銘打てば、
    観客もいつもよりは集まることでしょう。
    その場合、茜の能力が消えてしまうのはステージ上かもしれません。
    でもその方が、ユイナの本心が茜や皆の前で明らかになるような演出ができるんじゃないかと思います。

    いろいろと書いてしまいましたが、魔法少女に敵がいない世界を興味深く読まさせていただいた作品でした。
    今後のご活躍を期待しています。

    E-Mail pass
2017年01月14日 16時55分46秒
 +10点
  • 　執筆おつかれさまです、燕小太郎と申します。
    　拝読しましたので、感想を残したいと思います。

    ＜一通り読んでの第一印象＞
    　良い話なのだろうなーと思う反面、物足りなさも感じました。
    　ストーリー・キャラクターと、それぞれもう一工夫欲しかったと思います。

    ＜良かったところ＞
    　特別悪いと感じた部分はありませんでした。
    　構成として、明るい感じで始まり、徐々にシリアスしつつ最後は明るくハッピーエンドで締める、こうした雰囲気の作り方や動かし方が良かったと思います。

    ＜気になった点＞
    　制限いっぱいの枚数があったにしては、やや内容に薄さを感じました。前述の通り、ストーリーやキャラクター、設定等にオリジナリティや深みを感じられなかったからではないかと思います。
    　ストーリーは、大筋は良いと思います。いつも優しく若干痛い魔法少女の姉が、弟の夢のために誹謗中傷にも負けず最後の力を尽くし、その思いに応えた主人公が前向きに歩き出す。
    　ただ、あまり深く入り込めませんでした。何故だろうと考えてみて、主人公がとても受け身な立場だからではないかと思い至りました。今作は弟のための奮闘するアカネの物語であり、主人公たる孝之の活躍があまりに乏しいことが、物足りなさとして感じられたのではないかと思います。立場が逆であったり（魔法少女を諦めてしまったアカネのために、孝之が頑張るとか）、いっそアカネ視点のストーリーであった方が面白かったのではないかと思います。

    　キャラクターに関しては、ストーリーにも含まれますが、アリスさんが何でも出来すぎてしまったことがもったいなかったように感じました。
    　アリスさんが上手くストーリーを誘導してしまうので、あまり大きな障害に立ちはだかられている感じがしない。彼女のキャラクターが悪いわけではないですが、姉弟のすれ違いや確執、それを乗り越えるためのアイテムや行動などがもっとあると、より良かったように思います。
    　また、ユイナの思考や行動にはあまり共感できませんでした。最初の登場シーンでの『嫌な奴』のイメージが最後まで残り、かつそれ以上の印象がなかったです。
    　せめてもう一度、セリフもあるようなシーンを組み込むこんでほしかったです。一つ目のシーンで『嫌な奴』というイメージを植え付け、二つ目のシーンで『あれ、ただの嫌な奴ってわけじゃないのかも？』と読者に思わせることができれば、キャラクターに厚みが出てくるのではないかと思います。
    　
    ＜総評＞
    　立ちはだかる困難や障害がもっと大きくなると、乗り越えた時のカタルシスも出てきて良くなると思います。

    　拙い感想ですが、少しでも参考になる部分があれば幸いです。

    E-Mail pass
2017年01月10日 22時11分09秒
 +30点
  • 企画参加お疲れ様です。

    良い話でした。
    格好良くてかわいくて面白くて、とにかく姉ちゃんが魅力的でした。魔法が消えるシーンは特に印象的でした。

    ただあまりに魅力的に見えてしまったため、いい年して魔法少女やっている痛い女、という側面を感じ取れなかったのは残念でした。絵があるならともかく、文字でそれを表現するのは難しいですね。
    ユイナが「憧れていた」というのもやや強引に感じられました。劇妨害以外にもいろいろきつく当たっていたようですし、ステッキやポーズ以外にもそれが感じられる要素が欲しかったかなと思いました。

    となんか指摘ばかりになってしまいましたが、いい作品ほど粗が目立つ、ということでお許しください。気になった点もこれくらいで、全体的にはとても楽しめて感動できました。

    それでは。
    感想は以上になります。

    E-Mail pass
2017年01月10日 22時03分18秒
 +30点
  • 拝読しましたので、感想を書かせていただきます。

    オーソドックスなストーリーですね。
    物語の軸にそって、各キャラやエピソードが巧みに配置され、流れに淀みがありませんでした。こういう作品がきっちり書けるのは、しっかりした技術をお持ちであることの証しだと感じます。
    序盤、中盤が素晴らしく、エピローグもすっきりと着地していました。

    ただ。

    個人的には、クライマックスのパートだけ、ほんの少しもやっとしました。

    先にまとめると、

    １）ミュージカルの後半の事故が、あまり効果的ではないような気がした。

    ２）わりと肝心なことが、キャラクターのセリフだけで語られているため、いまいち説得力がない。

    この２点です。

    ただしこれは、私が感じた小さな違和感。さほど自信があって言っているわけでもないので、ご判断はおまかせします。
    以下、一応ご説明します。


    まずミュージカル後半の事故。
    このエピソードは、必要ないか、やるならもっとたっぷり尺を取ってやるかの、二つに一つと思えました。
    舞台は大成功と思いきや事態が急変し、アリスさんはユイナの悪意を疑います。ところがこの混乱はわずか三十行くらいで終息してしまうので、読者としては驚いたりハラハラしたりする暇がありません。
    そこからさらに十行くらい先で、主人公がユイナに悪気はなかった説を言い出して、この件も終わってしまうんですね。
    ここはたっぷり尺を取れば、事故の描写でも読者の心理を大きく揺さぶれそうだし、ユイナを一回窮地に追い込んでから（アリスさんが激怒して問いつめるとか、他の皆からも糾弾されるとか）、茜さんなり主人公なりが助け舟を出すなど。
    色々出来るところではなかったかなと。

    もう一つ気になったのは、この事故によって茜さんが失うものがあまり無かったことです。
    後輩たちが右往左往する中で、茜さんだけが冷静に皆の安全をはかるシーンはカッコよくて素晴らしかったのですが。
    ただ、それによって残された力を使い果たしたと言っても、もともと茜さんはこのミュージカルで力を使い果たす覚悟で臨んでいるので、代償としてはあまり変わらないんですね。

    ですから、このエピソードを最大限に活かすなら、予期せぬ事故でミュージカルが中断されたことが、茜さんにとって大きな痛手になる理由を何か考えた方がよかった気がします。

    例えば。
    主人公が中学生時代に書いた小説『スターダスト・メモリー』には、何か主人公の重要な想いが託されていたのだけれど、当時はそのメッセージが理解されなかった。茜さんとアリスさんだけがそのメッセージに気づき、主人公に「あれはいい小説だったよ」と言うのですが、傷ついている主人公は素直に聞くことができず、「気休めはやめてよ！　だって、ぜんぜんダメだったじゃないか？！」みたいにケンカ腰に言い返したりする。
    で、茜さんはミュージカルを通して、主人公が小説にこめたメッセージを伝えようとしていた。四年間、一途に目指していたその大切なメッセージが、事故のために表現できなくなる。茜さんが力を残しておけば再演も可能なのだけれど、混乱の中でユイナや後輩たちが大怪我しそうになっているのを見て、最後の力を使い切って助ける。

    そういうプロセスが描かれていれば、

    ＞「ご、ごめんね。孝之。あなたの作品。最後まで演じきることができなかった。本当にごめん」
    ＞「そんな事……姉ちゃんの想いは伝わった。俺はもう大丈夫。大丈夫だから」

    この会話ももっと活きたのではないかと思えます。
    物語で感動する前提は、端的に言えば誰かの自己犠牲なんじゃないかなと。



    ２）について。

    ＞あのユイナですら台本の読み合わせの時には、この作品には納得していた。

    ＞お前は茜さんにとって、自慢の弟なんだ。

    ＞孝之。お前の作品は人の心を動かす。あの作品こそ、皆に夢と希望を与えることができるんだ

    ＞俺……思うんですけど、ユイナって姉ちゃんの事、憧れていたんじゃないかな

    こういったあたり、登場人物の終盤のセリフに頼りすぎていた気がします。
    セリフによって読者の理解や印象を固めるのはアリだと思いますが、あくまでもエピソードで積み上げた上での最後の仕上げにするものなんじゃないかと。

    ＞この前、楽屋でユイナが持っていた魔法少女ステッキ。あれって魔法少女アカネ限定のステッキなんですよ。それに、指の上で回して突きつける動作……姉ちゃんの決めポーズなんですよね。魔法少女として能力が弱くなっていく姉ちゃんを見てられなかったんじゃないかな……憶測ですけど

    ユイナの真情を魔法少女ステッキで表現するアイデアは秀逸だと思いましたが、そういうことがあるなら軽く伏線を入れておいた方が良かったのではないでしょうか？

    中盤にユイナがアリスさんにステッキを突きつけるシーンがあり、それを主人公は見ているんですよね？
    ここで茜さんのステッキ、茜さんの仕草ということを明示してしまうのは悪手だと思いますが、もっと漠然と、「あれ、あのステッキは……？」みたいな呟きとかを入れておくんですね。
    読者は、主人公が何かに気づいたんだなと思い、けっこう興味を持ってくれるんじゃないかと。


    ……いろいろと妄想を爆発させてしまい、申し訳ありません。
    見当はずれなことを言っているようでしたら、広い心でスルーしておいてください。


    私からはこれくらいです。企画参加、お疲れさまでした。

    E-Mail pass
2017年01月10日 09時14分20秒
 +10点
  • 　拝読いたしました。朱鷺（とき）と申します。
    　魔法少女（？）の姉と天才作家の弟の物語を楽しませていただきました。魔法少女（？）が魔力を失う場面は情感がこもり幻想的で感動しました。
    　気になった点を列挙します。
    　冒頭の日常生活の描写が詳細すぎる。物語が動き出すまでが長い。このため魔法少女のいる世界観に入りこむのにやや抵抗を感じました。

    「あぁぁぁ！　これぇええぇ！」
    　朝食を食べていた姉ちゃんがテレビのアナウンサーに向かいハシをつきつけた。

    　冒頭はここからで良いと思います。
    　それ以前の文章は本番当日の朝に持ってくればいい。自分のために残り少ない魔力を使ってくれている。そう分かれば起こされる描写にも別の想いが加わると感じました。

    　作品「スターダスト・メモリー」の良さが伝わってこない。
    　内容（プロット）の記載が中途半端と感じました。
    「そのもの」を描写せず、「そのもの」が周囲に与える影響を描写して凄さを表現するテクニックがあります。
    　いっそのこと、「スターダスト・メモリー」の内容を書かずに、その作品を読んだ人の感動の言葉を書く、というのはどうかと思います。
    　今後、推敲し改稿された本作をぜひまた読んでみたいと感じさせられました。楽しみにしております。

    E-Mail pass
2017年01月05日 02時17分35秒
 +30点
  • 上村夏樹と申します。
    楽しく読ませていただきました。

    人物の掘り下げ（特に姉ちゃん）がしっかりしてあって、葛藤がよく伝わってきました。
    どれだけ誹謗中傷されても、最後まで魔法少女を貫き通した姉ちゃん。すごくよかったです。夢と希望をもらったと言えば大げさですが、少なくとも茜という人物を好きになりましたし、感動しました。

    一番印象深いシーンは、魔法少女の力を失うシーンです。光る粒子を掴もうとしている姉ちゃん……目頭が熱くなりました。

    主人公の背景（ラノベ作家）のくだりは唐突で、ついていけない部分もありました。ユイナがミュージカルを台無しにする動機と、台無しにしたことの代償（今後のアイドル活動への影響。失敗しただけならまだしも、下手したら取り返しのつかない事故になる。そうでなくても、わざと台無しにしたことがバレたら、業界から干されるのでは？）が不釣り合いな気もしました。でも、その引っ掛かりを物語の面白さが超えてくれたので大満足です。

    大変楽しく読ませていただきました。

    E-Mail pass
2017年01月03日 23時22分54秒
 0点
  • こんにちは。
    『魔法少女は星くずの中で』読みましたので、感想です。


    そういえば最近、アイドルの誰かが、弟を大学に行かせるためだかにアイドル活動をしてきたけど、目処がついたので芸能界引退します、といった話があったような気がしました。
    本作は、わりとそれに似たような、いい話、であったと思います。

    ただ、申し訳ないのですが、いい話ではあるのですが、小説としてはどうかなあとも思いました。
    最後まで、主人公に感情移入しきれなかった部分があります。特に、主人公がかつてラノベ作家としてデビューしていた、という部分は唐突すぎて全くついて行けませんでした。
    また、その頃に酷評の嵐を食らっていた主人公が、今更姉のエゴサをするのも違和感でしたし、その結果に落ち込むのも、今更感がありました。とっくの大昔にしているはずだと思います。
    それと、小さな異能なのかどうか、魔法少女の設定が、本作品の物語とあまり絡んでいないように感じました。いや、絡んではいるのですが、必要かな、と。これだったら普通のアイドル活動でも良かったように思います。

    簡単ですが、感想は以上です。
    企画参加おつかれさまでした。

    E-Mail pass
2017年01月03日 19時37分02秒
 +20点
  • 　あけましておめでとうございます。
    　へろりんと申します。
    　御作『魔法少女は星くずの中で』を拝読しましたので、感想を書かせていただきます。
    　素人の拙い感想ではありますが、しばらくお付き合いください。

    　タイトルを拝見して
    　秋アニメでは『魔法少女育成計画』がお気に入りでした。
    　あと『DRIFTERS』もよかったなぁ。
    　期待してなかった『灼熱の卓球娘』も結構はまりました！
    　あれ？　なんの話でしたっけ？

    　キャッチコピーを拝見して
    　おぉ！　スノーホワイト！
    　あ、もう『まほいく』の話はいいですか？
    　何はともあれ、楽しみです。

    　引退寸前の魔法少女の姉・茜と、中学生のときにラノベの新人賞まで取ったのに、筆を折ってしまった主人公・孝之。
    　茜の魔法少女引退を通して孝之がまた小説を書く意欲を取り戻すまでの成長物語でした。
    　設定が突飛な割にお話自体は王道的でした。
    　ただ、自分にはあまり合わなかったようで、のめりこむまでは行きませんでした。

    【文章】
    　普通にすらすら読める文章でした。
    　って書くとあんまり褒めていないようですが、実は大事ですよね。
    　この表現はいいなぁと思う箇所もあったり、逆になんか引っかかるところもあったりでした。

    ＞砂糖もミルクも入れていないコーヒーはやっぱり苦かった。

    　孝之がアリスと喫茶店でネットに書かれている茜への誹謗中傷について話す場面です。
    　コーヒーの苦さが孝之の心情の暗喩になっています。
    　こういうのはマネしたいです。

    ＞姉ちゃんは地面に手を着いたまま顔をぶつかってきた魔法少女に向ける。

    　「顔を」と「向ける」が離れていて分かりにくいです。
    　一読したとき「顔をぶつかってきた？？？」ってなりました。
    　「～ぶつかってきた魔法少女に顔を向ける」だとすんなり入ってきます。

    ＞「～何気ない純粋な一言でこうも気持ちが安らぐんだな」
    ＞　アリスさんが安らかにほほ笑む。

    　「安らぐ」と「安らか」が接近していて違和感がありました。
    　別の表現を使うか、会話文と地の文をリンクさせると自然になるかと。
    　こんな感じ
    　　↓
    「～何気ない純粋な一言でこうも気持ちが安らぐんだな」
    　そのときのことを思い出しているのだろう、アリスさんが安らかにほほ笑む。

    　こんな細かいこと指摘していると、小姑みたいだ。。。orz

    【設定】
    　魔法少女の設定がステキです。
    　アニメみたいに、平和を脅かす敵がいたりしませんものね。
    　それでアイドルってーのも突飛な気がしますが、決して美形でなくとも庶民的な「会いに行けるアイドル」とか言って売り出しちゃう敏腕プロデューサーもいることですし、あながちない話ではないと思います。
    　それよりも、主人公の孝之が中学生の頃にラノベの新人賞を受賞してたという設定の方が、唐突に感じました。
    　前ふりというか、口ではもう小説は書かないと言ってはいても、諦めきれない孝之の心情を表しているメタファーが欲しかったです。
    　例えば、孝之の部屋に、孝之が書いたラノベの魔法少女のポスターが貼ってあるとか。
    　朝、孝之を起こしに来た茜が、ポスターの魔法少女と同じ衣装を着ていて
    「姉ちゃん、なんでスタダス（スターダスト・メモリーの略）のコスプレしてんだよ！」
    　とかのやりとりがあったりとか。
    　何かいいキーアイテムがあるといいのですが。

    　両親が亡くなっていて、姉弟ふたりっきりという設定は、ふたりの絆を太くするには、ありの設定だと思いました。
    　あ、でも、両親が健在でも、ふたりを温かく見守る存在として機能したかも。
    　登場人物多くなっちゃうんで、ページ数の制限がなければ、その設定もありかも知れませんね。

    【キャラクター】
    主人公：坂崎孝之
    　ごく普通の高校二年生
    　小説が好き
    　シスコン
    　四年前に両親を事故で亡くしたときは気力を無くすが今はそこそこ立ち直っている
    　中学一年生のときにラノベの新人賞に入選しデビューするも本は売れずさんざんな評判にもう小説は書かないと決心する。

    坂崎茜
    　孝之の姉
    　魔法少女アカネ
    　二十二歳、現役最高齢の魔法少女アイドル
    　魔法少女姿で家事とか、ちょっと痛い
    　現役最後の大舞台のミュージカルに向けて邁進中
    　魔法力を温存しているという割には、孝之を起こすのに無駄に魔法を使ったりしている

    アリス
    　孝之の高校の二年先輩
    　日本人とフランス人のハーフで金髪碧眼
    　元魔法少女アイドル
    　十八歳で引退後は芸能プロダクションに入り、今は茜のマネージャーをしている
    　美しい金髪とブルーの目がコンプレックスだった時期があり、それを当時すでに魔法少女アイドルだった茜に褒めてもらったのをきっかけにコンプレックスを払拭する。
    　「魔法少女アカネ」に夢を貰い、憧れた女の子のひとり

    ユイナ
    　今、最も人気のある魔法少女アイドル
    　中学一年生
    　ミュージカルの主役を茜にとられたのが気に入らない
    　横柄な態度は性格というよりも、幼さゆえの分別の無さか、人気にあぐらをかいて天狗になっているだけか
    　ミュージカル本番中ちょっとした出来心でやったことが、事故につながり講演中止にまでなってしまう
    　実は「魔法少女アカネ」に憧れていた？

    　天然っぽいのに真のしっかりした茜は、個人的に理想のお姉ちゃん像でした。
    　それに比べて、主人公のふがいなさよ。。。
    　孝之は姉思いの弟として描かれていますが、全編を通して自分からは何もしていません。
    　感情移入するにはちょいとキャラが薄いかも。
    　アリスが男言葉なのは、その容姿とはミスマッチなのですが、単に他の女性キャラとの差別化でしょうか。
    　あと、トラブルメーカーのユイナは好きなキャラです。
    　なんか、別の作品の感想にもワガママな女の子を好きだって書いた気がするなぁ

    【構成】
    　オープニングに朝、寝ぼけ眼の主人公を起こす場面を持ってくるのは、ラノベとしては定番というかテンプレと言うか、よくある分、わかり易いですし、使いやすいですね。
    　自分の記憶ではこのシチュエーションで主人公を起こしに来るのは幼なじみか妹（義妹）と相場が決まっているのですが、御作では魔法少女の恰好をした実の姉でした。
    　そこが違うと言えば違うのですが、バリエーションのひとつという感じで同じですね。
    　話は時間順に進んでいき、途中で孝之が中学を入学したばかりのときにラノベの新人賞をとったくだりはありましたが、これは説明レベルでさらっと流されていて、回想ではありませんでした。
    　ラスト、ミュージカルの事故でけが人が出ないよう力を使い果たして魔法少女を引退した茜のマネージャーとしての初出勤の場面。
    　それを見送ってから孝之がパソコンに向かって小説を書きだすシーンで終わっています。
    　構成としては特に混乱することもなく、逆に強調されるところもなく、無難だったと思います。
    　この物語の焦点が、孝之の成長（書くのを止めていた小説をもう一度書き始める）ですので、どん底に落ちた中学時代のことは、説明でなく回想シーンにすると、より悲惨さが強調されたかも知れません。
    　同様に、両親が亡くなった場面も回想シーンとして描くと、茜の自分が弟を守らなきゃ！　っていう決意がもっと描けたかも知れませんね。

    【ストーリー】
    　孝之の姉、崖っぷち魔法少女アイドルの茜が、全魔法少女の夢であるミュージカルの主役に大抜擢！
    　自宅に取材に来た雑誌記者から茜に関する嫌な噂を耳にした孝之は、茜のマネージャーのアリスに相談します。
    　そこで、孝之はアリスに姉、茜ががんばっている姿を見せられます。
    　なぜそんなにがんばっているのか？
    　多くの人に夢と希望を与えてきた魔法少女アカネは、このミュージカルを最後に引退する決意であることを知った孝之は、茜のことを心から応援します。（シスコン）
    　本番当日、孝之はミュージカルの題材が中学生のとき自分が書いた小説であることを知らされます。
    　そして、アリスから、茜が孝之に再び筆を取らせるために四年前両親が亡くなって孝之が落ち込んでいたときからこのミュージカルを企画していたことを聞かされます。
    　孝之のためにがんばっている茜の姿、孝之が原作のミュージカルに見入る観客の姿を目の当たりにし、孝之の中で何かが変わります。
    　そして、事故が起き、けが人が出ないようにするため残りの魔法力をつぎ込んだ茜は、遂に魔法力が尽きます。
    　茜は魔法少女を引退し、マネージャーに転身しますが、茜から夢と希望をもらった孝之は、再び小説を書きだすのでした。
    　めでたしめでたし。

    　ああ、いいお話ですね。
    　姉弟愛にあふれています。
    　いいお話なのですが、読んでいてそこまで感動しませんでした。
    　孝之がどん底に落ちたところがさらっとしか書かれていないせいなのか、あるいは、孝之が終始受け身で自分から何もしていないせいなのか。
    　そういうところで今ひとつ感情移入できないのかも知れません。
    　難しいですね。

    【小さな異能】
    　茜の「魔法少女」の能力
    　小さいかどうかはおいておいて、物語にガッツリ入り込んでいた不可欠な要素でした。
    　茜から最後の魔法力が抜けていくシーンは涙物でしたね。

    【総評】
    　お話自体は感動的ですし、作者様の狙いも十分にわかるのですが、今ひとつ感情移入できませんでした。
    　それは読み手の投影である主人公の孝之に感情移入できなかったせいかと。
    　この点、改善すればさらに良くなる作品ではないかと思いました。


    　言いたい放題言って申し訳ありませんでした。
    　例によって素人のたわ言ですので、あまりお気になさいませんように。
    　作者様の身になる部分がありましたら、そこだけ取捨選択をお願いします。
    　失礼しました。

    E-Mail pass
2017年01月03日 11時47分28秒
 +30点
  • あけましておめでとうございます。

    感動しました！
    冒頭を拝見した瞬間は、もしかしてやべぇの引いてしまったんじゃないかと、一瞬そんな考えが脳裏をよぎったのですが、ブラウザバックしなくて、よかったです。

    いい話でした！
    いい話って、案外書くのは難しいと思うのですが、教訓めいてもなく、押しつけがましくもなく、こういのうのを地に足がついていると言うのでしょうか？
    しっかりと、一つ一つ物語が描けていると感じました。

    読了後、流れを箇条書きのようにして、おさらいしてみると案外ありがちな展開であるように思いましたが、読んでいる最中はまったくそんなことを感じさせない文章運びでした。

    私の好みであったということもあるかもしれませんが、拝見できてよかったです。
    ブラウザバックしなくて、本当によかった。危ない危ない。

    ありがとうございました。
    ではまた～

    E-Mail pass
2017年01月02日 17時45分13秒
 +30点
  • こんにちわ、筋肉バッカと申します。
    読ませていただきましたので感想を。

    イイハナシダナー（泣
    ふざけてる感じになっちゃいましたが、本当にそう思いました。人物の葛藤が伺えて、それを乗り越えていく姿がきちんと描かれている作品には、読者の心を動かすものがあると感じました。
    難癖を付けるとすれば、少しばかりスロースタートかなという部分でしょうか。中盤以降は本当に面白かったです。

    以上、個人的な感想になります。
    失礼します。

    E-Mail pass
2017年01月02日 15時41分34秒
 +30点
  • 初めまして。bigtemple00と申します。
    以下は、素人の拙い感想です。

    単純に、私はこの手の作品が大好物だったので、楽しく読ませていただきました。
    冒頭のピンクっぽい魔法少女と、兄弟っぽいやり取りで、読み進める前に少し構えてしまったのですが、
    仏壇が登場してから、私はこれが良作だと確信して、ものすごい速さで読み進めてしまいました。
    自分の能力の限界を目前にしながら、ネットでの評判が悪くても、最後の最後まで人々に夢と希望を与え続けた茜が、ひたむきに魔法少女としての使命を忠実に全うし続ける姿は、私の心に来ました。
    孝之の、黒歴史を掘り起こされたことを恥ずかしがりつつ、少なくとも茜とアリスには、自分の書きたかった作品の魅力は伝わっていたのを嬉しく思う、というのも、リアルに伝わりました。
    茜と孝之の行動は、何をしても報われない私のモチベーションを上げてくれます。
    評価されなくても、自分の仕事が、世界の誰か一人に夢と希望を与えられているのを信じて、これからも頑張ります。

    つまり、この作品は読者に、自分のやっていることは正しいんだ、と信じさせる力があって、凄いと思います。
    作品が良かったとか、そういうレベルじゃなくて、この作品は私を自殺から救ったかもしれません。
    本当にありがとうございました。
    次回も楽しみにしています。

    ※間違っていたらすみません。

    E-Mail pass
合計 18人 360点

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