キャッチコピー集です!

Rev.01 枚数: 4 枚( 1,297 文字)

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※この投稿は集計対象外です。
 このたびは、理不尽な日程のもと作品をお寄せくださった方々に感謝の念が絶えません。
 様々なカラーの力作が集まった事に、心よりお礼申し上げます。
 
 感想期間となりました。

 どうぞ、お楽しみください!

◇タイトル:盗作だと!?
◆キャッチコピー:盗作だと!?


~書き出し~
 夏目洋介は雷光文庫の誇る天才新人小説家だ。
 日頃は、規則正しい生活をするごくごく平凡な高校二年生である。
 そんな彼は自室でパソコン画面に釘付けになっていた。


◇タイトル:望みをどうぞ
◆キャッチコピー:望みをどうぞ


~書き出し~
 それは、満月の夜だった。
 なぜ、満月の夜かと言うと、上原先輩に依れば『魔力』が高まる時なのだとか言うわけで、しかし、改めて先輩に言われなくてもその手のマンガとかアニメとか見ていればうんざりするほど出てくるもはやカルトとも呼べないぐらいメジャーな設定なのだけど、


◇タイトル:お役所仕事
◆キャッチコピー:村の魔法使いは冒険をしない


~書き出し~
【プロローグ】

 それは月光も欠ける巨大な獣だった。

 その身に絶望という名のオーラを纏わせた荒れ狂う一匹の牡牛。全身を覆うは長い獣毛。四肢、強靭にして猩々の如し。二本の下肢で立ち上がり、振るう腕《かいな》は硬い地盤を容易く抉る。


◇タイトル:ここが彼岸の給食費
◆キャッチコピー:それは、優しい奇跡ですか?


~書き出し~
 夕焼けが雲を染め始めている。
 閉め切られた窓を通って、薄い朱色が床を照らし出していた。
 しかし、暖かな色だとは思わない。それは寧ろ泣き出したくなるような心細さを想起させる、宵闇の前兆としての黄昏色だ。


◇タイトル:汝は聖なる者なるか
◆キャッチコピー:神よ、あなたはどこにおられますか?


~書き出し~
●十六番目の守護聖人
 場は、さながら劇場のようであった。
 王国は首都、聖教が誇る中央大聖堂に、儀典聖堂と呼ばれるドーム型の大空間があった。
 今、そこには五千人を超える民衆が詰めかけている。


◇タイトル:かまくら遊び
◆キャッチコピー:かまくら遊びしよう!


~書き出し~
 心地よいまどろみから目を覚ますと、外はもう暗かった。
 薄暗闇の中を、しんしんと雪が降っていた。
 空から舞い落ちる雪が、かまくらの中から漏れる仄かな灯りを反射してちらちらと光るのを、僕はコタツに潜ったまま寝ぼけまなこでぼうっと眺めていた。


◇タイトル:悠久のエルフ嫁
◆キャッチコピー:悠久の時を生きるエルフと人間の物語


~書き出し~
 一

 呆けながら木漏れ日を眺めているだけで、一日が終わる。
 このひと月というもの、そんな日ばかりが続いていた。
「ねー。アルバンせんせー」
 頭を振ってまどろみかけていた意識を吹き飛ばし、アルバンは無邪気な声に視線を向けた。


◇タイトル:お菓子大好き幽霊
◆キャッチコピー:人の話はしっかり訊こう


~書き出し~
 インターホンの音で目が覚めた。
 窓から射し込む光の角度は高く、察するにお昼頃だろう。一応時計を確認してみたが、十一時三十分と、やはり俺の勘は正しかったようだ。
 休日の大半を睡眠で過ごすという、社会人として正しい身の振る舞い方をしているのに――誰だ俺の眠りを妨げる奴は。
供養企画運営

3018年02月26日 00時03分54秒 公開
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■作者からのメッセージ
◆キャッチコピー:キャッチコピー集です。
◆作者コメント:運営より

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