| キャッチコピー集 |
Rev.01 枚数: 7 枚( 2,752 文字) |
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| こんばんは、本企画主催のミチルです。 難しいテーマに挑戦してくださった全ての皆様に盛大な拍手を送ります! 運営からはささやかながら、キャッチコピー集を投稿します。 どの作品を読むのか迷った時に、手助けになると幸いです♪ --以下、キャッチコピー集-- ◇作品タイトル:破滅の召喚術師 ◆キャッチコピー:聖女ローラは呪文を唱えた。「暗黒餓竜召喚!」 『門の鍵』が声を発した。『ワームホール(蟲孔)を通じてゲート(門)を大気圏外と接続します』 ~書き出し~ テチス海沖に帝国の大艦隊が出現した。その知らせは、西海岸にあるイーブル王国だけでなく、ローラシア大陸全土を震撼させ、人々を恐慌状態に陥れた。 テチス海のはるか先には広大な大陸がある。 アトランと呼ばれるその大陸では、いくつもの王国が興り、たがいに覇権を争っていた。そのうちのひとつ、蛮族の王が率いる王国が急速に勢力を拡大して、ついに大陸を統一した。 蛮族の王は統一された王国をアケロン帝国と命名し、みずからをその皇帝と宣言した。 その情報はローラシア大陸にももたらされていた。 イーブル王国の国王は、あわてて参集した家臣たちを前にして、御前会議の口火を切った。 ◇作品タイトル:不老不死の夢 ◆キャッチコピー:神に祈りを捧げるのではありません。神に地上へと降臨していただくのです。 ~書き出し~ 「お嬢様たちが邪教徒に誘拐された!」 従者のもたらした知らせによって、早朝のヴァイオレット侯爵家は大騒ぎになった。侯爵の指示によってすぐさま追跡隊が編成された。同時にヴァイオレット辺境領の各集落へと伝令が派遣されて捜索の網が広がっていった。 近年になって、太陽の光は徐々に衰えつつあった。雨量が減って作物の不作が常態となっていた。食べることに困窮した民衆の中には、過激な宗教にはしり、乙女を邪神の生贄として捧げる冒?的な集団すら出現するに至っていた。 民衆の少女よりも、貴族のご令嬢の方が生贄として優れている。邪教徒たちがそう考えるようになっても不思議ではなかった。 ご令嬢たちの救出は、一刻の猶予も許されない状況だった。 ◇作品タイトル:悪魔と竜殺しの娘 ◆キャッチコピー:私はあいつらとは違う。 ~書き出し~ 女学生のマレは今日の自分のことを幸運だと思っていた。片翼を失った竜の子供を発見し、それを仕留めることが出来たからだった。 村を出て荒野を歩き山脈の麓へと突き当たったところ、反り立つ崖の傍にそいつはいたのだ。子供とは言え竜であるからには巨体の持ち主で、血を流し蹲った状態で、百六十センチ足らずのマレと変わらない高さがあった。全身を覆う黒い鱗は逆立っていて、岩のように鋭く漆のような光沢があった。マレの三倍はありそうな大きなアタマには、ルビーのような色合いの鋭い三白眼が力なく開かれていて、荒い息を吐きながらマレの方を冷たく睨みつけていた。 その竜の子には翼が一枚しかなかった。マレから見て右側の翼が消え失せていて、赤い血を垂れ流す無残な傷跡があった。何者かによって蚊トンボのように千切り取られたようにしか見えず、それによってその竜は酷く衰弱していた。 ◇作品タイトル:適温をありがとう ◆キャッチコピー: 夏の夜、僕らは壊れたものを直した。 冬の夜、それは僕らの手元に帰ってきた。 ~書き出し~ 二〇世紀、最後の夏。 アスファルトから立ち上る熱気が、八月二十五日の茅ヶ崎駅前ロータリーを細かく揺らしていた。 駅舎から迫り出した庇の影に身体を埋めるようにして、ユカは折り畳み携帯をパタンと閉じた。連絡を待つのは止めた。いつもの癖で胸元を探した指先が、何も触れずに空を切った。 今日は海だし、お気に入りのアロマペンダントは下宿の机の上に置いてきたのだった。香りのない空気は、少しだけ自分の輪郭が曖昧になる。 指の腹に触れたのはTシャツの無機質な首元だった。小さく苦笑し、携帯をポケットへ押し込んだ。約束の十四時はとうに過ぎている。 隣に寄り添うケントは、屈伸運動から入り、伸脚、スクワットと、いつもの暇つぶしを開始した。母親に手を引かれて通りすがっていく小さな女の子が、左右交互に深く踏み込んでいくケントの足の動きに目を留め、引っ張られる腕を引きずりながら振り返っていた。 ◇作品タイトル:ボタンの乱れは心の乱れ ◆キャッチコピー:真夏でも第一ボタンを留める幼なじみと、外す幼なじみ。 ~書き出し~ 夏祭りに彩音を誘うつもりだったのに、拓海は恥ずかしくてまだ声をかけられていなかった。 すでに祭り当日なのに、である。 補習でたった一人きり教室の窓から見上げれば、夏空の白い雲が映える。 ——この数日、彩音に会えなかったんだから、誘う機会が無くても仕方なかったんだよな。 ところが、『ひょっとして、彩音の今日の予定はとっくに決まっているんじゃないだろうか』と今さらながら気付くと、特大のため息が漏れた。 机に突っ伏す。 彩音はかわいい。文句なしにかわいい。おしとやかで話し方も穏やかだし、誰にでも優しい。そしてすでに弓道部の次期エースと目されている。袴姿の凜としてクールな彩音は、女子からも人気だと聞く。いわんや、男子をや。 ◇作品タイトル:三人怪談 ◆キャッチコピー:めくるめく奇怪な物語へ、ご案内いたします。 ~書き出し~ 一、七狐山 詳しい場所は伏せてお話ししましょう。 とあるところに、ナナコ山というお山があります。かろうじて「山」と呼んでもらえているような、本当に小さな山です。 山の名前は、今はカタカナ表記ですが、昔は「七つの狐」と書いたようで、その名の通り狐が多く住む山です。今でもね。 狐というのは古くから、化かすとか騙すとか、そういう悪い話が付き纏っているでしょう? だから、縁起が悪いとその字が使われなかったのでしょうね。 ところでその七狐山ですが、実は個人の所有地なんです。……いえいえキタさん。だから、本当に小さな山なんですよ。田舎では、個人で山を所有していることなんてザラにあるんです。 ◇作品タイトル:そこのあなた!!!!!!!! ◆キャッチコピー:1mmずつ膨張。 ~書き出し~ ※大変に下品です。 ※性的な描写があります。 ※下ネタを苦手な方が読み進められる場合、注意が必要な内容です。 『そこのあなた!!!!!!!! 絶対に広告をスキップしないでください! この広告は全世界に一人しか表示されません。 男性器の大きさに悩んでいませんか? 絶対に男性器が大きくなります!』 youtubeの画面に表示されたそんな広告を見て、俺は落胆した。 広告の文言の前段はよかった。全世界に一人だけ? すると俺は、70億人に1人の超ラッキーってことになるな。やったぜ。 だが問題はその後だ。 |
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夏企画運営 3026年08月24日 00時06分46秒 公開 ■この作品の著作権は 夏企画運営 さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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