【跡地化】サンマはじめました

Rev.02　枚数： 3 枚（ 840 文字）
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●○●○●○●　この作品は跡地化されました。　○●○●○●○
○●○●○●○　この作品は跡地化されました。　●○●○●○●
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kz

2024年08月11日 23時56分43秒 公開
■この作品の著作権は kz さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
◆使用したお題：
　　　　ゲーム：○
　　　　神　　：×
　　　　ひよこ：×
◆キャッチコピー：ロン（物理）
◆作者コメント：おしぼりで顔をゴシゴシ拭っても気にならなくなりました

2024年08月24日 23時41分53秒
 +20点
  • 読ませて頂きました。

    序盤を読んでいて非常に引き込まれたのが、今もって印象的です。書いてある文章を読むだけで面白く、もっと読みたいと思えていました。
    登場人物の発言も、地の文の語りも、どちらも面白かったです。もちろんこの時点では三人称視点の地の文だと思っているわけですが、面白くて良いなと思いながら読んでいました。

    途中、複数人が喋っているので台詞が連続するところがあって、後から、ひょっとしてあそこで犯人も発言していたのか！　やられた！　と思えたのも面白かったです。
    推理パートは、三人麻雀で使わない牌をフレイルにして凶器とする方法が、なるほどと思え面白かったです。

    推理パートは、読んでいて単調さがつらいというように感じた時があったのですが、おそらく、探偵役が話して、聞き手役が応答する、の流れが連続するのが原因だったのではないかなと思っています。

    拙い感想を失礼致しました。

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Re: 2024年08月25日 00時57分11秒
  • いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞登場人物の発言も、地の文の語りも、どちらも面白かったです。
    ありがとうございます。いつも文章（だけ）は読みやすいと言ってもらえてます（ぁ

    ＞途中、複数人が喋っているので台詞が連続するところがあって、後から、ひょっとしてあそこで犯人も発言していたのか！　やられた！　と思えたのも面白かったです。
    実は犯人の彼女、結構しゃべってたりします

    ＞推理パートは、読んでいて単調さがつらいというように感じた時があったのですが、おそらく、探偵役が話して、聞き手役が応答する、の流れが連続するのが原因だったのではないかなと思っています。
    なるほど、でしたら次は漫画にして、背景に電車を走らせたりドローンを飛ばしたりします←

    ご感想ありがとうございました。また、点滅信号さんも作品参加お疲れ様でした。何と言いますか、相変わらずで安心としました（どういう意味やねん←

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2024年08月24日 22時44分59秒
 +40点
  • 「サンマはじめました」読了しました！

    完成度の高いミステリーだと感じました。私は麻雀のことは全くと言うほど知らない（国士無双とか大三元はたぶん強い？　くらいの知識しかないです）のですが、楽しく読めました。麻雀好きな人には細かい描写がより刺さるんだろうな～と思います。

    まず興味を惹かれたのは舞台設定です。違法な雀荘で殺人事件が起こる、しかも探偵役はヤクザ、という所が結構面白かったです。起こった殺人をまっとうな方法で裁くのではなく、違法にもみ消すために推理が進められていくのが、いいスパイスになっていたと思います。

    そしてトリックも上手いと思います。トリックの部分はしっかり本格ミステリに仕上げてあって、推理の進め方や説明の仕方も論理的で違和感なく読めました。犯人の設定にはしてやられた感はありますね。作者様は読者の誘導に非常に長けた方だなと思いました。ミステリ書くときには参考にさせていただきたいです。

    少し気になったのは麻雀牌を袋に詰める音についてです。作品中では照明を落とした時に麻雀牌を袋に詰めているようですが、それだったらそのタイミングでもジャラジャラ音は鳴るはずだと思います。そこの描写が無かったので「あれ？」と思いました。殴った音と麻雀牌を回収ボードに戻した音はしているのに、殴る前に麻雀牌を袋に入れる音がしてないな、と。まあ大したことではない気もしますが。

    イロモノに見せかけた本格派なミステリー、堪能させていただきました。
    次作も期待してます！

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Re: 2024年08月25日 00時55分48秒
  • いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞私は麻雀のことは全くと言うほど知らない（国士無双とか大三元はたぶん強い？　くらいの知識しかないです）のですが、楽しく読めました。
    ありがとうございます。一応麻雀を知らなくてもわかるように書いたつもりは少し（ぇ）はあったので、よかったです。

    ＞しかも探偵役はヤクザ、という所が結構面白かったです。
    彼は私も書いていて楽しかったです。探偵役が死体損壊とか現場を荒らしたりとか今後二度と書けないでしょうから(笑)。

    ＞作品中では照明を落とした時に麻雀牌を袋に詰めているようですが、それだったらそのタイミングでもジャラジャラ音は鳴るはずだと思います。そこの描写が無かったので「あれ？」と思いました
    二度も書くとテンポが悪いと言いますか、一応犯人の一人称小説という体裁になっているのが、書くのが難しすぎて省略しました（ぉい

    ご感想ありがとうございました。また、春木さんも作品参加お疲れ様でした。ちょっと私の好みの話ではなかったので感想は見送りましたが、次はもっと長い話を読んでみたいです。

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2024年08月24日 16時31分16秒
 +10点
  • 　こんにちは、拝読しました。
    　ので、思ったことをちらほらと残していきます。

    　麻雀はやるのですが（ネットで）、三麻にはいまだに手を出したことがありません。
    　えらく高い点数が飛び交うので、勝っていても一発で逆転されるという緊張感がどうにも苦手で。逆もまた然りなんでしょうが。

    　まぁそれはともかく感想を。
    　どこかで一度読んだ記憶があったものの、総じて楽しませていただきました（犯人は忘れてました）。キャラの配置や凶器のあれこれなどは雀荘ならではという印象で、予想していなかった人物が犯人など、本格かどうかはさておきミステリとして上手く仕上げていたのではないかなぁ、と思います。この短さで読めるというのも好みです。

    　しかし一方、矛盾するようですがトリックに驚きがあったかと言われたら少し微妙で。
    　何でしょう、おそらく好みの問題なのですが犯人の正体について何とも言えない不満が……アンフェアとか議論の余地があるとかいった話でもなく、読後に「やられた」と思うより「腑に落ちない」が先に立ってしまった感じでした。いえ、本当に好みの話だと思うのですが。
    　かなり勝手な印象だと思われます。聞き流していただいて大丈夫です。

    　すみません、自分からはこのあたりで。
    　引き続き企画を楽しみましょう。

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Re: 2024年08月25日 00時54分29秒
  • いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞えらく高い点数が飛び交うので、勝っていても一発で逆転されるという緊張感がどうにも苦手で
    サンマは運ゲー（ぁ

    ＞どこかで一度読んだ記憶があったものの、総じて楽しませていただきました（犯人は忘れてました）。
    実は大昔にあった秋企画に出したのを直したやつなのですが、その時はトリック解明まで書いて、犯人は誰か伏せました（ぉい　なので今回は完全版と言いますか、最終回答編を加えた補完版になります。

    ＞読後に「やられた」と思うより「腑に落ちない」が先に立ってしまった感じでした。
    この辺は演出不足と言いますか、構成の不備ですかね。もう少し枚数を使って丁寧にフーダニットミステリを盛り上げれば……と思いつつ、この程度の話に枚数を使うのもなあ（ぉい

    ご感想ありがとうございました。また、優勝おめでとうございます。てか、瀬海さん。たまには枚数多い作品も書いてくださいよ。瀬海さん、キャラ小説も絶対面白く書けると思うので、ぜひ次の冬企画はキャラ小説とかで長い作品も書いてください。

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2024年08月23日 22時37分36秒
 +10点
  • 　読了しました。

    　探偵役のキャラは立ってましたね。外見描写の切れ味が鋭いですし、平気でマスターの大事そうな時計を壊したりとか、慇懃なしゃべり方のわりに物騒で無慈悲で、底知れない感じがとても表現されていたのはとても良かったです。
    　マンションで行われる闇ギャンブルの実態も輪郭がとてもはっきりしていたと思いますし、ストーリーのディティールはしっかりまとまっていたかと思います。麻雀についての描写も、ゲーセンとかswitchのソフトで時々やるくらいの自分がいうのもなんですが、正確というか正確な感がありました。

    　ハウダニットものみたときに、麻雀パイを使って殴り殺すというアイディア自体は、良かったとは思います。ただ、その探偵役の発想を裏付ける証拠のようなものが出てきたわけではなく、肝心の袋の方も犯人の胃袋に消えているわけですし、「探偵が思いついてないだけで他にやり方があるかもしれないじゃないか」という反論も一応可能そうな点が、QEDぶりをやや曇らせているという気はしたかもしれません。
    　一応、ほかの方法を排除するためにいろいろやっているわけだし、本気で反論しようとしたら「ほかのやり方」を思いつかないと、その資格はなさそうではあるし、ぼくには思いつかないのは苦しいところですが。
    　あとはこれが一番思ったのですが、三人称と見せかけた一人称、というのは試みとしてとても良いのですが、それを示す伏線というか、「気づけなくて悔しい！」と読者に思わせる箇所がなかったのは（ぼくが気づかないだけだったら申し訳ない）、納得感を低下させているという気はしました。読み返したときに、「これは確かに一人称だ！」と思わせるような書き方になっている必要は、やはりあるという気はします。

    　とはいえ上記のような点は本気でホンカクミステリ的な面倒くさいことを言い出した時の瑕疵であって、本格風サスペンス風、とにかくそれっぽい空気感を楽しめればそれで充分というおそらくは大部分はそうであろう読者からしたら、特に気にならないという点ではあると思います。実際上の点も「でも厳密なこと言ったら……」みたいなことをミステリだからつい考えちゃって思いついただけのことで、そんなん気にせず素直に済んだら普通に関心だし面白いんですよね。特にパイで殴り倒すのはトリックとしてよかったと思います。

    　創作お疲れ様です。これからも頑張ってください。

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Re: 2024年08月25日 00時52分28秒
  • いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞探偵役のキャラは立ってましたね。
    ありがとうございます。彼は探偵役なのにまったく探偵っぽくないところ（屍体損壊をしたり証拠になりそうな物を触るどころか壊したり）が書いていて楽しかったです。

    ＞ただ、その探偵役の発想を裏付ける証拠のようなものが出てきたわけではなく
    状況証拠として混ぜご飯のくだりを書いてたりします。
    ちなみに作中には書いてませんが、麻雀牌の萬子・筒子・索子ってどれもお金を意味しているのですが、索子は竹串に穴の開いた硬貨を差して紐で束ねていたのがモデルになってます。硬貨が連なっているのでそれなりに重く、また棒状なので持ちやすいので、鈍器に代用できます。その辺りがトリックの着想になっていたりします。

    ＞「探偵が思いついてないだけで他にやり方があるかもしれないじゃないか」
    後期クイーンやゲーデル問題を引き合いに出すつもりはありませんが、世の中の大半のミステリって「舞台装置である名探偵が最終回答を出したのだから=それが真相」という逆説がまかり通っていて、決定的な証拠は後付けだったり何なら探偵が偽の証拠を用意して犯人を陥れたりと、意外と無茶苦茶ばかりだったりします。悪魔の証明と同じで、完全な証明ってやはり難しいんですよね。実は一日中天井に張り付いている第三者がいてそいつが犯人であったり、あるいはマスターがフクロウのように夜目が利く特異体質で、しかもとんでもない巨漢で、肘を振り下ろして被害者の頭を陥没させて殺したなんて推理も通用しないわけではないので←

    ＞読み返したときに、「これは確かに一人称だ！」と思わせるような書き方になっている必要は、やはりあるという気はします。
    えー、実は結構大胆に、またそれなりの数の伏線張ったんですけどねー。よかったらまたもう一度読んでくださいｗ（ﾏﾃ

    ご感想ありがとうございました。コカトリスは感想数がのびなくて残念でしたね。枚数が多いのと、あとちょっとくらい欠点があって読者が指摘しやすいところがあったら読者が「俺って聡いからこういう細かいところも気づいちゃうんだよね～」みたいな感じにわらわらとわいて感想をつけてくれると思いますよ！（ﾏﾃ

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2024年08月22日 18時35分17秒
 +30点
  • 　拝読しました。朱鷺（とき）と申します。
    　本作は、手に汗を握る展開の推理小説でした。傑作と思います。
    　ニュースでは、昨年の不漁と打って変わって、今年のサンマは豊漁とのことです。街の食堂の話しかな？　と思って読み始めたら、……やられたなあ。
    　朱鷺（とき）は麻雀には詳しくありません。役の数え方が良く分からない素人です。三人打ち（サンマ）をしたことはありません。
    　それでも、実際にゲームを行っているかのような臨場感を味わうことができました。
    　そして、違法なマンション賭博の現場で起きる殺人事件と犯人の推理。
    　探偵役が暴力団に所属する凄腕のマネージャーという点も異色でした。
    　犯人の伏線も、見事と思います。
    「……まあそれでしたら本走で私か（店員が四人目として参加いたしますが？）」
    　という発言が、途中で遮られて『サンマ』が始まる。
    　「私か、（ほかの誰かが）……」
    　秀逸ですね。
    　「マンション麻雀は、一個人(！)では経営を継続することは困難だが、後ろ盾があれば話は違う」
    　という文章も、ミスリードとして許容範囲と思います。
    　凶器について。
    　革の袋に小石やパチンコ玉などを詰めた凶器には、きわめて凶悪な威力がある、と聞いたことがあります。
    　賭けの金額について。
    　動く金額が雀荘代以下の場合には、「だれが雀荘代を払うかをゲームで決めていた」、と言えば、賭博とは認定されないそうです。同級生の父親の刑事さんがおっしゃっていらっしゃいました。
    　誰が損失を引き受けるかを決めるだけなら賭博にはならない。誰かが、特に暴力団が、利益を得る可能性があると、犯罪になるわけですね。
    　最後の、ヒヨコのエサにするのは、ヒヨコが可哀そうと感じました。動機を省略したのだから、死体の処理方法も省略してよかった。
    　店員を前にして店員の死体の処理方法を語ることで冷酷さを強調するのであれば、印象がちぐはぐになるので、ヒヨコはださない方が良かったと思います。
    　それなら、どこかに『神頼み』を入れる方が良かった。
    　執筆お疲れ様でした。次回作も楽しみにしております。

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Re: 2024年08月25日 00時49分59秒
  • いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞ニュースでは、昨年の不漁と打って変わって、今年のサンマは豊漁とのことです。街の食堂の話しかな？　と思って読み始めたら、……やられたなあ。
    実はこの小説、大昔にへべれけさんが主催された秋企画に出したのを直した話でして、だからサンマの話にしたわけですが、今回は夏企画なので、タイトルや書きだしも改めるつもりでいました。現に投稿する直前まで「ミチル丼ウンメェー！」な書き出しでした（ぉい　ただトリックもサンマを利用したものなので、最終的に元のままに落ち着きました。

    ＞探偵役が暴力団に所属する凄腕のマネージャーという点も異色でした。
    屍体損壊をする探偵とかおそらく二度と書けないと思うので、この点は書いていて楽しかったです←

    ＞それなら、どこかに『神頼み』を入れる方が良かった。
    神仏を貴び、神仏を頼らない主義なので←

    ご感想ありがとうございました。示現流、アイディアはパクりたいくらいよかったですけど、やはり100枚で異世界転生（転移）モノは難しいですよね。300枚くらい枚数を使えばかなりよくなるのではないかと思いました。

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2024年08月21日 22時55分39秒
  • 　いさおと申します。今回は感想のみの参加をとさせて頂いております。
    　御作を拝読しましたので、感想など書かせて頂きます。

    　
    　雀荘を舞台にした殺人トリックもの。もはや素性を隠す気が一切無い作者さんには妙な共感を覚えます。
    　それはさておき。
    　丁寧に展開されていくお話と雀荘らしいトリック。無駄を徹底的に排除したスピーディな展開で、字数以上の満足感を覚えました。登場人物が皆必要以上に濃い様な気もしますがそれも気になる範疇では無いので概ね楽しく読了させて頂きました。
    　犯人の正体には全然気が付きませんでした。読んでいて「そんなん有りかよ？」とも思いましたが、改めて読み返してみるとなるほど破綻していません。だまされましたよちっくしょうめｗ
    　









    　※ここからネタバレになりますので、未読の方はどうぞお気をつけくださいませ。











    　さて、本作のキモである凶器ですが。
    　萬子５６牌を袋に詰めての撲殺。果たして可能なのでしょうか？
    　今調べてみたところ、一般的な麻雀牌の重量は一個１５ｇだそうです。
    　それを×５６だと８４０ｇ。これは容量５００Ｍのガラス瓶、具体的に言うとフルボトルのミツカン酢一本分とほぼ同等となります。
    　なので検証すべく、台所にあったミツカン酢をビニール袋に入れてそこそこの力でソファのクッション面に叩き付けてみたところ、威力的にはなんとなく殺れそうな気がしましたがビニール袋の強度にはやや不安を覚えました。しかしまあ、きっと殺って殺れない事はないでしょう。
    　なんだか貴重な時間を使ってものすごく無駄な事をした様な気がしないでもありませんが、取りあえずやっちまったのでご報告致します。

    　乱文、ご容赦を。

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Re: 2024年08月25日 00時49分04秒
  • いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞素性を隠す気が一切ない
    そもそもこの小説、8年くらい前にあったへべれけさん主催の秋企画に出した奴を直した物でして、しかもその時は問題編だけ出して犯人の種明かしをしないという舐め腐った構成で、当時はいさおさんにもたしなめられました。その節は本当申し訳なかったです。
    また、今回の夏祭りは参加するつもりがなかったのですが、お盆の予定が狂って時間が出来たので、過去作を引っ張り出して、回答編を加えたり伏線を追加したりして再投稿することにしたわけです。

    ＞登場人物が皆必要以上に濃い様な気もしますが
    これは台詞だけで誰が話しているのか分かるようにしたかったので、皆キャラを濃くしました。と言いますのも、伏線として一人称の「わたし」の台詞も彼らの会話のなかに混ぜておりまして、後になってみれば語り部のわたしが存在していることを読者に気づかせたかった狙いがありました。なので作中で誰の発言かわからない台詞はほぼ語り部「わたし」のものです。

    ＞犯人の正体には全然気が付きませんでした。
    へべさんの秋企画に出した時は、確か10人の方からご感想をいただきましたが、誰一人として叙述トリックに気づかれませんでした。これは作者としては誤算というか大失敗でして、今回再投稿するにあたって伏線を増やしました。

    ＞萬子５６牌を袋に詰めての撲殺。果たして可能なのでしょうか？
    実は当時、私自身も机上の空論ではないかと疑い、実際に麻雀牌を袋に詰めて検証しました。結果はいさおさんと同じで、人を撲殺するレベルで叩きつけたら場合によっては袋が破れそうでしたが、言い換えれば必ず破けるわけではないのでトリックとして採用しました。いさおさんも人を殺す話を書くときは殺人トリックを検証してみるといいですよ←

    ご感想ありがとうございました。いさおさんまた黒さんとタッグを組んで、冬祭りに参加するのだ。

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2024年08月13日 19時32分01秒
 +30点
  • 拝読しました。

    序盤は丁寧にシチュエーションが作られ、事件が起きたことで緊迫感が一気に高まり、一気に最後まで読むことができました。
    登場人物のバックボーンなどは明かされませんでしたが、麻雀（サンマ）を軸にサクサク話が進んだところも良かったと思います。
    それによって読者として欲しい情報が次々明かされていく展開が小気味良かったですし、トリックもなるほど！　と思えました。
    三人麻雀はほとんど触れたことがない僕でもトリックを理解できたので、最低限麻雀のルールさえ分かっていれば、幅広い方が読んでも楽しめる作品だったのではと思います。

    上記した登場人物のバックボーンについてですが、これはどこまで書くか難しいところですね。
    あまりそこをくどくど書くと重さが出てしまうから触れなかったのかなとも思いましたが、最後の岸の冷酷さを際立たせるためにはこの書き方が一番いいのかなーとも思います。
    『彼女』の事情を知ってしまうと、読後感も変わってしまいそうですしね。

    肝となる視点トリックである『彼女』の存在には最後まで気付けませんでした。
    雀荘に行った事はあるのでいないとおかしいのに、気付けなかったのは悔しかったですね。
    この辺りはきな臭い賭け麻雀という場のせいで、当たり前の認識が消えてしまったかなと思いますし、すごく上手いなーと感じています。

    執筆、お疲れさまでした！

    E-Mail pass
Re: 2024年08月25日 00時48分09秒
  • ご感想ありがとうございます。

    ＞序盤は丁寧にシチュエーションが作られ、事件が起きたことで緊迫感が一気に高まり、一気に最後まで読むことができました。
    ありがとうございます。短編ミステリはこれくらいの分量が読みやすくてよいのではないかと考えておりますので、テンポよく書くことが出来たみたいでほっとしております。

    ＞三人麻雀はほとんど触れたことがない僕でもトリックを理解できたので、最低限麻雀のルールさえ分かっていれば、幅広い方が読んでも楽しめる作品だったのではと思います。
    一応アンフェアにならないように注意して書いたつもりですが、麻雀牌を全くイメージできない方がいらっしゃったら、その方にとってはアンフェアかもしれません。とはいえ、１０人に１人くらいは全くわからない人もいるのかなあ……。

    ＞上記した登場人物のバックボーンについてですが、これはどこまで書くか難しいところですね。
    人間ドラマが云々の話ではないので、登場人物の背景とか動機とか人間性とかはがっつり省きました。かの江戸川乱歩大先生も「動機はつまらなければ省略してもおｋ」と言ってましたしね。

    ＞肝となる視点トリックである『彼女』の存在には最後まで気付けませんでした。
    問題編をよくよく読み返してみると彼女の台詞もあったり、地の文が三人称にしては軽すぎたり、他にも彼女が存在する描写があったりするので、もう一度読み返してみるのもありかもしれません。

    ご感想ありがとうございました。また、サイドさんも作品参加お疲れ様でした。次回はもっと長い作品を読んでみたいと思いました。

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2024年08月12日 22時19分52秒
  • ども、毎度お世話になっております。●●です。

    御作『サンマはじめました』を拝読しましたので、感想らしきものを……と思ったのですが、ちょっと気になることが…（汗

    これ、再掲じゃないですか？（たぶんミチル企画になるよりも前）

    麻雀に疎い都合、物語の詳細までは覚えていないのですが、ひとり抜けて、事件が起こって、探偵が来て謎と気をするという流れが、そのまんまな気がして…。
    ちがう方だったら申し訳ないのですが、それだと既存作との類似が高すぎです（汗

    全体的に、非常に上手く書かれているのですが、再掲疑惑に気をとられていたせいもあって、物語を楽しめませんでした。
    あと過去作と比べて目新しく感じた部分がなかったのもマイナスかなぁ。

    申し訳ない。


    あっ、最後のひよこの餌は今回のために付け足した感があって良かったです。

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Re: 2024年08月25日 00時46分47秒
  • いつもお世話になってますクマ。ご感想ありがとうございましたクマ！
    ヒロ様はこの調子で次の長編企画も５作くらい投稿しましょうクマ！

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合計 8人 140点

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