赩いうさぎ |
Rev.04 枚数: 18 枚( 7,180 文字) |
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【注意】こちらの小説は一部グロテスクな描写が含まれています。 わたしの目が真っ赤になった時、そこには何が映っているのだろうか。 赩いうさぎ (あかいうさぎ) 暖かい陽の光を浴びて、私は大きく息を吸い込んだ。 公園の大きな木は緑色の葉から白桃色の蕾が小さく色づいていて爽やかな空気を感じる。 そして見上げる空は青く澄みきっていて、その青が夢を大きく広げていく様な気がした。 私は歩道橋から東京の街を見下ろす。 東京は、やっぱり広い。どこに行っても人だかりがすごくて、自分の住んでいた町がいかに狭くてちっちゃな箱庭だったのかを思い知らされる。 ふと何やらざわめきが聞こえて視線をずらすと小学校があって、校門には花のアーチが作られて華やかに彩られていた。 そしてその周りには着飾った子どもたちに親がカメラを向けているのを見て、それが卒業式だという事を知る。 私ももうすぐ大学生になる。来月の4月に入学式があって、晴れて大学生活の始まりだ。 私の将来の夢はイラストレーターになることだ。その夢を叶えたくて、通信制の高校に通って3年間バイトして少しずつ大学の費用を貯めた。 でも結局それだけでは足りなくて、1年間バイトを掛け持ちして働いて密かに予備校にも通った。 そして美大を受験して合格した私はつい3日前に地元を離れ、新しい新生活をスタートさせた。 4月の入学式までまだ1ヵ月ほど期間があるけれど、まぁそれまではちょっとした1人旅のようなものだ。 昨日、一昨日と生憎の大雨だった事と色々と疲れていた事もあって外出を控えていたのだけど、今日はようやく晴れて綺麗な虹が見えてとても気持ちがよかった。 せっかくだからめいいっぱいおしゃれして、お気に入りのうさぎをモチーフにしたワンピースを着て都会の街を歩いている。 このワンピース、私がバイトを辞める時に買ったのだけど白うさぎをモチーフにしていてうさぎの耳が背中についていてとっても可愛い。 私は色とりどりに変わっていく街を見つめながら歩いていると、ふとあるアパレルショップのショーウィンドウに飾ってある服が目に留まった。 紺色のジャケットにカーキ色のショートパンツにベレー帽。タイトで大人びていて目が釘付けになっていた。 こんな服、うちの地元じゃまず見ないし着た所で閉鎖的な地方じゃどうしても浮くだろう。 私が服を眺めているとショーウィンドウに薄っすらと反射した自分の顔と目があって、ふと記憶の中を泳いでいった。 私の家は……言いにくいが裕福ではなかった。家はボロボロだし、両親はいつも共働きで家を空けていて私は祖父母に育てられていた。 そんな家だから、私は早く出たかった。でも家族は私に就職してこの家にいてほしかったようだった。 大学受験に合格して、私が東京に行く事になった事を聞いた家族の表情は固かった。 (どうするのよ、あの子がいなくなったらうちはどうなるの?) 大学に合格したその夜、母は悲し気に父に愚痴をこぼしていた。 (おじいちゃんもおばあちゃんも高齢だし、あんたも私も働いてるし何かあったらどうするのよ) 父は何も言わない。母親はため息まじりに漏らした。 (あの子は働いて、うちにいてくれると思ったのに) 小さな頃からそうだった。両親は何かとお金お金と五月蠅い人だった。 家を出る時、両親は何とも微妙な顔で私を送った。その表情から察して、私はあまり二人の顔を見ないようにして家を後にした。 本当は、喜んでほしかった。よかったね、おめでとう、と言って欲しかった。 もう、やめよう。 私がどれだけ訴えても恐らく彼らには届かない。それなら自分の行く道を正しいものだと思わなければ。 私が店の前を後にしようと思った時だった。 「わぁー、お姉さんの服かわいい!」 突然隣から声をかけられて振り向くと、そこには赤や青と言ったメッシュが入ったプラチナブロンドの女性が立っていた。 身長は私より高く170cmはあるだろう、カフェオレカラーのニットに白のTシャツ、オレンジのジーンズを着こなしていてとても洗練されている。 「お姉さんが着てるワンピース、もしかしてうさぎをモチーフにしてます? すっごく可愛い!」 私が呆気に取られていると女性は矢継ぎ早に言葉を続けた。 「こちらのショーウィンドウの商品、春の新作なんですよ! よかったら試着してみませんか?」 なんだかんだでお店に入ってしまった。 服は地元ではいつもショッピングモールのショップにしか入った事がないからこういう所は初めてだ。 私が緊張していると女性が声をかけてくる。 「お姉さん、うちのお店初めてですか?」 この女性、このお店の店員だったようだ。慣れた手つきでハンガーにかかっている服を選んでいる。 「はい。3日前にこっちに来たばかりで」 「えー! そうなんだ。じゃあもしかして大学生さんになるのかな?」 はい、と私が返事をすると店員の女性は嬉しそうに微笑んだ。 「じゃあここでお会いできたのも運命かも知れませんね!」 そういって店員の女性は服を持ってくると言った。 「お姉さんとっても可愛いからこちらの服に合うと思います。喜んでくれるといいな。」 しばらくして試着室から出てきた私を見た女性は感嘆の声を上げる。 「すごい! すごく似合ってますよ、素敵!」 そう言われて恥ずかしかった。私が俯いていると店員の女性が言った。 「お姉さん、こっちに来て」 私はそう言われて、大きな鏡の前に誘導される。 「お姉さん、俯いてたらもったいないですよ。お姉さん今、とっても綺麗なんだから」 店員の女性にそう言われて、私は鏡を見る。 ショーウィンドウに飾られていた、紺色のジャケットにカーキ色のショートパンツ、それにこのベレー帽。前々雰囲気が違っていて、自分じゃない みたいだ。 もしかしたら、今までの自分とは違う自分になれるかもしれない。ここから新しい毎日が待っているかもしれない。 そう思ったら、胸の高まりが抑えきれなくなっていた。 「どうですか?」 店員の女性に声をかけられ、私は浮足立って喋った。 「ええ、とっても素敵です」 「よかったー! こちらの商品今すっごく人気なんで絶対気に入ってくれると思った!」 そう言って女性の店員は桜色の携帯通信端末機【らむりん】を取り出すと映像を見せる。 「ちなみにこちらの商品、他のカラーリングもあって色々な組み合わせができるんですよ」 店員の女性が映像に触れると人気モデルが私が今着ている服を着用して様々なポーズを取っている。 そして映像をタッチすると様々な色に変わっていく。 私がその映像を見ているとはたと気づく。よく見るとサイドメニューに値段が書いてある。私がそこをタッチすると 帽子は3万円、ジャケットが13万、ショートパンツが7万円で合計23万円と記載されていた。 「えっ……23万円?」 私が思わず声に漏らしていた。うちの地元でも服なんてせいぜい1~2万くらいだ。こんな金額なんてみたことない。 それに当然、そんな高額なお金の持ち合わせなんてない。 私が狼狽えていると、店員の女性は静かに言った。 「着替えましょうか、お姉さん。」 私が服を着替え終えて試着室から出ると、すぐさま店員の女性がやってきて私から服を受け取ると目の前で広げて、ぱたぱたと畳みだす。 悪いな、と私は思った。せっかく時間を割いてくれて、服を色々見せてくれたのに。これじゃ田舎者丸出しだ。 せめて自分が出せる範囲の服を買おう。そう思って私が女性の店員に話かけようとしたとき、彼女はちらっと私を見て笑った。 「それ、なんのやつですか?」 ……? 聞かれた意味が分からずにいると店員の女性はジャケットを私の目の前で少し大げさに広げて、またぱたぱたと畳みながら言った。 「その。うさぎのやつ」 私はそう聞かれて、ああ、と思った。私が今着ているこのワンピースの事だ。 でもなんだろう。なんだか、嫌な感じだ。 私は違和感を感じながら答える。 「これ、デザインがうさぎになってて……」 私がそう言った時、その女性の店員は今度ははっきりと鼻で笑うとボソッ、と呟いた。 「金もねぇのに来てんじゃねーよ」 「おばあちゃん、パンツ変えるよ」 ベッドに横たわっている祖母に声を掛けると、私は祖母の下着を下ろした。 むわっ、と嫌な臭いが広がる。私は無表情を装いながらそれを処理していると祖母が嫌そうに顔をしかめてぐずりだす。 祖母にも羞恥心はあるのだろう。ぐずりながら私を跳ね除けようとする。 自分では処理できないくせに。 一通り処理を終えて綺麗にすると、今度は居間のほうから怒鳴り声が聞こえてきた。 またか、と思いながら私はそちらの方に行くと母と祖父が口論をしている所だった。 祖父は罵声を浴びせながら、母の胸倉を掴んでいる。 「ちょっとおじいちゃん! やめてよっ」 私がそう言って祖父を引き離そうとすると祖父から罵声と、容赦ない殴りや蹴りが飛んでくる。 祖父は支離滅裂な事を言っていて話にならず、私と母は祖父を宥めるので精一杯だった。 そして部屋から聞こえる衝撃音と祖母のうめき声。きっとまた祖母がベッドから落ちたのだろう。 私の身体中に鉛のような重みがのしかかっていった。 しばらく時間が経って。祖父は母親に付き添われて病院に行った。 祖母も落ち着いて、今ようやく眠りについた頃だ。 やっと休憩できる。 私はベランダに置いたイスに座ってぼんやりと外を眺める。一息つく時はいつもこの場所だ。 同じような家で囲まれ、目の前には駐車場があって、虫が飛んできて。小さな頃から見てきた、変わらない風景。 毎日毎日繰り返し。ここだけ時間が止まっているみたいだ。 イラストレーターになりたい、なんてほざいてた頃が懐かしい。 ……。 あれから、もう7年か。 大学の入学式の1週間前。父親から連絡が来て、私は実家に戻った。 祖母が脳梗塞で倒れたのだ。 一命は取り留めたのだがその時の後遺症が重く、祖母は寝たきりの状態になってしまった。 私は祖母のいる病室の前で父に大学に行くのをやめてくれ、父さんと母さんだけじゃおばあちゃんの面倒を見れない、 頼むから戻ってきてくれと泣きながら土下座され、一緒に来ていた親戚たちにも説得されて。 私は大学の入学を断念して、祖母の介護をすることになった。 それから祖父の様子がおかしくなり、徐々に深夜徘徊や突然怒り出すと言った症状を繰り返すようになった。認知症を発症したのだ。 悪い事は重なる。父親の自殺。遺書もなく、理由は分からなかった。突然の事で心が追いつかず、涙も出なかった。 あれだけ熱心に私を説得してきた親戚連中も今じゃ寄りつきもしない。こちらがなんとか助力を頼みにいくとみんなこう言うのだ。 「辛いかもしれないけれど、今はあなたが頑張らないと。家族なんだから。」 頑張れ、がんばれ。ガンバレ。 所詮自分たちの身が可愛いだけの連中だったのだ。 私が大学費用の為に稼いだお金はあっという間に底をつき、今はパートで働きながら母と二人で祖父と祖母の介護をしている。 最近はその母の様子もおかしくなっている。ある日突然大量にトイレットペーパーを買ってきたり、またある日は芳香剤を箱買いしたり、 つい先日には大量の折り紙を買ってきて部屋で一人黙々と折り鶴を折っていたり。 もう辛いと言う気持ちも沸かない。私はたばこに火をつけると煙を吐いた。 気晴らしに始めたたばこも気が付けば愛用するようになって今じゃすっかり愛煙家だ。 ……。 ベランダから見る景色にも飽きてきた。動画でも見るか。私は7年前から一度も買い替えていないらむりんを起動すると動画を検索する。 最近は大して興味もない動画でも笑うようになっていた。束の間の楽しみだ。 何か面白い動画はないかとパラパラと探していると、おすすめの動画一覧が出てくる。 そのうちの1つを適当にタッチすると動画が再生される。 動画にはレインボーカラーの髪をした派手な服の男が映っていて、カン高い声で喋っている。 再生数は100万以上超えているのでかなりの人気なのだろう。コメント欄も絶賛の声で溢れている。全然知らないけど。 しばらく男が喋っていると軽いトーンで呼んだ。 「今日はスペシャルゲストが来てくれましたー! さららちゃーん!」 男が一声かけると画面外から「さらら」と呼ばれた女性がにこやかな笑顔で現れる。 モデルなのだろう、黒の毛皮のジャケットにワインレッドのショートパンツ、ニーハイブーツと言ったファッションを 着こなしていて身長も隣で喋っている男よりも高い。 私はその『さらら』と言う女性のにこやかな笑顔に既視感を覚え、やがてはっと息を飲んだ。 忘れもしない7年前、私の事を馬鹿にしたあのアパレルショップの店員の女性その人だった。髪型は変わっているがこの笑顔、間違いなかった。 結局あの後馬鹿にされた恥ずかしさと怒りでお気に入りだったあのうさぎのワンピースを着ることができなくなり、かと言って処分する 事もできず今でもダンボールにしまったままだ。 日々の忙殺で薄れていた記憶が鮮明に蘇り、沸々とした怒りとなんとも言えない虫唾が走って一気に気分が悪くなる。 そんな事は露知らず。女は動画でキャッキャとはしゃぎながら喋っている。 「さららちゃん、今大学生なんだっけ?」 男の言葉でぴし、と固まる。大学生? この女が? 「そうなんですよぉー、●●芸術大学に通ってて今年卒業するんです!」 ●●芸術大学と聞いて動悸が激しくなる。私が入学するはずだった大学だ。それを何でこの女が……? 「わたし、高校の頃は△△ショップで働いてて高校卒業したらそこに就職するつもりだったんですねー」 △△ショップはあのアパレルショップだ。あの時この女は高校生……? 私より年下? ピキピキと、ひびが入り亀裂ができていく。 「でもこのままでいいのかなって悩んでぇ、それでイラストには興味があったから●●芸術大学受けたんだけど補欠合格になっちゃって」 ビキビキとひび割れが大きくなり、胸の動悸も強くなる。 「それで諦めてたんですけど入学式の3日前くらいに大学から電話来て、空きが出たから合格になってぇー!」 サーッっと青ざめていく。私だ。入学式の3日前までぎりぎりまで悩んで、そしてそのまま入学を辞退したのだ。 「もうほんっとびっくりでー。もう家族みんなで大騒ぎで服とか用意してめっちゃ大変でした!」 私が受けていた大学を、泣く泣く入学を諦めた大学を私の代わりにこの女が……? 「大学生活ほんっと楽しくってー、友達もめっちゃできてもうさいっこうの4年でした!」 嬉しそうな笑顔を浮かべながら「さらら」は喋る。私は画面越しでそれを見ることしかできない。 私が諦めた大学を、代わりにこの女が受かって、私が送るはずだった大学生活を楽しんで、この女が……? 「さららちゃん、モデルとして活躍しながらなんとイラストレーターとしても活躍してるんだよね!」 ぴく、と眉が動く。 「そうなんです。大学在学中にお声を頂いて◇◇ファンタジーのデザインを担当してまして」 ◇◇ファンタジーと言えば今人気のゲームだ。最近では舞台や映画にもなっていて、話題になっている。 目の前が少しずつ暗闇になっていく。画面では相変わらず華やかに女が喋っている。 「で、私が今着ている服。こちらは××マリエールさんとのコラボで私がデザインさせて頂いたんですよー!」 そう言って両手を広げて黒の毛皮のジャケットを見せる。 「チャームポイントはこちら! 背中にうさぎの耳がついてるんです♬ 今年はうさぎ年だからうさぎをイメージしてデザインしました!」 心がどんどん冷え切っていく。 やがて沸々とした怒りとも嫉妬ともつかない負の感情が無数の蛆虫のように蠢いていく。 その蟲たちは私の身体中を這いずり回って、重くのしかかってきた。 ……だが逆にどこか諦念している自分が、そこにはいた。 この女は曲がりなりにも頑張って、努力して、運を味方につけてイラストレーターになったのだろう。 私は、大学にも行けずイラストレーターにもなれず祖母と祖父の介護生活に追われ、段々おかしくなっている母と共に生活するのでいっぱいいっぱいだ。 結局何にもできなかった。何もなく、何者にもなれないまま枯れていき、そうやっていずれ死ぬんだろう。 いや、もうとっくに死んでいるのだ。 もし、これが漫画やアニメだったらこの女に復讐しに行くなり、ここから這い上がったりするだろう。 だが現実は違う。毎日の生活で日々疲弊しきった私にはもうそんな気力すら残っていない。 だから結局、何もできはしないのだ。こうやって、画面を見つめながら呪詛を吐き散らす事しか私にはできないのだ。 所詮、私はただの人間なのだから。 ぷん、とらむりんの電源を落とした。映像が真っ暗になるとミラーモードになった画面が現れる。 そこで画面に映った自分の顔を見た。ぼさぼさの結ばれた髪、ストレスで爆食し20kgちかく太った身体に脂ぎった惨めな顔。 そこにあの頃のような夢に溢れた姿はない。あるのは現実に疲れ果てた、荒んだ姿だった。 これが私の運命だったのか。 遠くで祖母のうめき声が聞こえるとやがてサイレンのように鳴り響く。どうやらまた漏らしたらしい。 空がゆっくりと赤くなっていく。サイレンが鳴り響く中、私はそれをただじっと見つめている。 その空の暗く、焦がした様な赤は私の空っぽになった目を赤く染めていくのであった。 白いうさぎの、真っ赤になったあの目のように。 |
九家薊 2023年04月30日 18時43分11秒 公開 ■この作品の著作権は 九家薊 さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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Re: | 2023年05月19日 23時54分33秒 | |||
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Re: | 2023年05月17日 01時15分22秒 | |||
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Re: | 2023年05月15日 23時21分18秒 | |||
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Re: | 2023年05月14日 22時51分14秒 | |||
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