【跡地化】TASさん、VRMMOで無双してしまう。

Rev.02　枚数： 3 枚（ 840 文字）
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kz

2020年05月03日 23時53分56秒 公開
■この作品の著作権は kz さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
◆キャッチコピー：顔は日本代表、胸は世界ランク、愛那たんハアハア。
◆作者コメント：主催のミチル様、運営の皆様方、お疲れ様です。今回も素敵な企画をありがとうございます。

2020年05月19日 01時51分28秒
 +20点
  • お世話になっております、肉球です。
    遅まきながら、感想を残していきたいと思います。

    面白かったです。
    タイトルを見て、なろう系では古典となりつつあるＶＲＭＭＯ小説なのかなと思ったんですけど、ＶＲＭＭＯの存在する現実が舞台の小説で、良いギャップになっていると思いました。
    ＴＡＳを使ったのも素晴らしいアイデアですよね。
    余談ですけど、人格を持ったＴＡＳさんがゲームの世界に転移したら……って考えたら、それだけでとても面白そうです。
    町の出口でやたらと右行ったり左行ったりして乱数調整してからの会心の一撃連発とか。
    動画では様式美になっているようなシステムの穴を突いた無駄に洗練された無駄のない無駄な動きとか見てみたいです。
    実際はゲームの中の話ではなかったんですけども。

    一つの小説として考えた時に、ストーリーラインが凄く明確で良かったです。
    ヒーローとヒロインの存在を軸に展開する王道的なバトル物であり、世界観が語られ、ハンデを背負ったヒロイン(しかも巨乳)が奮闘するシーンで惹きつけられ、所謂ヒーローの登場で心が躍り、糞みたいな敵にイライラし、その敵がボコボコにされるシーンでスカッとする、と。
    この敵キャラが良かったです。
    卑怯で下劣な小物であり、無能なヒロインを見下しながらも内心では嫉妬しているとかとても素敵です。
    やり口も彼女のコンプレックスを突くこれまた外道なやり方で、その上女性に手を挙げるという、擁護するところのない糞っぷり。
    遠慮なく無様にやられてくださいって感じで、読んでいる最中には適度にストレスフルへ。
    そして、クライマックスも、若干喋りすぎかなとも思ったんですけども、このキャラ配置であれば、戦闘でボコるより口でボコる方がスカッとするのかもしれませんね。



    で、指摘点なんですけど……
    読んでいる最中に言いたかったことは、他の方がすでに言ってくれちゃってるんですよね。

    ・ヒロインが後半空気
    ・そもそもヒロイン視点にしたのが謎
    ・貶められたヒロインを見てヒーローが激怒する理由が分からない
    ・各々の能力がその人の人格や生き様に与えている影響みたいなものが伝わってこない

    ……etc

    作者レスにも一通り目を通したのですが、ｋｚさんの中でそうなってしまった理由や自覚もあるようですので、今さら私の方で触れるのは野暮だと思いました。

    ただその中で、とある方の感想でも述べられており、私自身もそこに強く同意すると同時に、他の方の感想を読んでいなかった時ですら個人的に最も強く感じた部分について、つらつらと書いていこうと思います。

    今作は無能なヒロインが、自身の境遇に負けず、過酷な環境の中で夢を叶えるべく奮闘する話(ヒロインが主人公だと仮定すればですが)だと思います。
    多能な会長は、能力を持たない無能なヒロインを見下しますが、心の奥底では没個性に悩んでいました。
    彼の目には、無能なのに懸命に闘い結果を出すヒロインが非常にまぶしく映り、妄執となって、ストーカー同然に付きまとうという結果を招くわけですね。
    で、思ったんですけど、この二人の関係って、完全に会長側の一方通行なんですよね。
    燕さんの感想の中にありましたが、キャラと能力から考えると、ヒロインと会長って対比関係にあるんですよ。
    でも、前述のように二人の関係は会長側の一方的な片思いであり、嫉妬から夢に横槍を入れるお邪魔虫でしかないわけです。
    ぶっちゃけ、ヒロインって会長に割りとえぐいことされてますが、会長個人に対しては大した感情を持っていない(あるいは伝わってこない)わけで。
    それが悪いというわけではないんですが、対比関係を作中で作ってしまっている以上、ストーリー内でそこが決着しないというのが何とも物足りないんですよね。
    ここを解消するには、燕さんの仰る通り、多能を無能が倒す、あるいはチート能力を劣化コピーが倒す(Fateのギルをエミヤが倒す的なアレです)という筋立てにするのが王道だと思うんですが、いずれにしろその役割は対比関係を築いているヒロインが担うべきだと思うんです。

    じゃあ、どうするか(ここから先は、マジで参考にすらならないかもしれません)
    自分でしたら、下記の方法を検討します。

    ①天童君を削る
    これが一番楽です。ぶっちゃけ、今作を読んでいて天童君の役割(会長を倒す役割)をヒロインが担っても全く違和感ないんじゃないかと。
    というか、現状だと天童君と会長の一騎打ちの始まりが唐突過ぎて、何でこいつら戦ってるの状態でした(作者レスにて説明はありましたけど)。
    加えて、最初の方の二人が無理矢理コンビ組まされる部分。ここも正直必然性が無く見えたんですけど、削ってしまえばあら不思議。コンビ戦闘部分丸々削れます。
    欠点としては、ＴＡＳ能力という素晴らしいアイデアを使用する余地が消えてしまうということなんですが、些細なことですよね(ぁ

    ②ヒロインと会長、ヒーローとヒロイン、ヒーローと会長にそれぞれ関係性を作る。
    次点がこれ。
    ヒロインも会長を倒したい、ヒーローも会長を倒したい、ヒロインのためにヒーローが頑張る、という3点をしっかりと理由付きで描く、という形ですね。
    1個目は楽です。ヒロインが会長をつけ狙う理由を作りましょう。
    例えば、能力を盗まれた、とかどうでしょう？　プロになるためには自分の能力を取り返す必要がある。だから無能力だけど頭を使って会長に挑むところまで上り詰める。会長は能力を持っていたころからヒロインに嫉妬しており、逆恨みから能力を奪ってからは、それを使って無双するけど所詮は借り物。没個性コンプを拗らせて、無能力でも戦うヒロインに超嫉妬。
    2個目も簡単です。会長にヒロインをボコらせましょう。無能ながら工夫で戦ってきたヒロインを、能力を使って圧殺させればおｋ。途中、ヒロインが良い感じに勝てそう、って見えるとなお良し。作中で天童君が会長のコンプを言葉攻めしまくりますが、この場合はヒロインにやらせればいいです。ブチ切れて殺す寸前まで追い込ませれば、天童君が会長にキレる理由づけにもなります。
    問題は3個目ですが、天童君も無能っぽい異能にしちゃいましょう。能力を奪われながらも夢のために懸命に戦うヒロイン(無能になったヒロイン)に対して、共感を持つ主人公。これなら会話するようになって日が浅くても、実は天童君がヒロインに注目してましたってことにすれば、ヒロインがボコられた時にブチ切れる理由になります。
    というか、ｋｚ様の初期案に近いですねこれ。
    欠点としては、ＴＡＳ能力を活かせないということがありますが些細な(ｒｙ

    さて、色々と書いてきましたが、結論を申し上げると、3人の関係が非常に歪かつ足りない部分が多過ぎるので、面白いか否かはさておき、完成度という意味で限りなく低く感じた、ということです。
    特に、ヒロイン←会長はともかく、ヒロイン→会長がほぼゼロなのが致命的です。それ故に最後の会長が言葉攻めされるシーンでのカタルシスが激減してる気がします。
    もっと言えば、蚊帳の外なヒーローがそれを行っているのも拍車を掛けてます。
    100枚という長さで、メインキャラを3人に絞って書いている以上、それぞれに関係性をしっかりと持たせるのはもう「前提」と言っていいのではないでしょうか。
    これはストーリー以前のキャラ配置の部分に関することですが、実は「他の方が指摘していたので、列挙はしたけどあえて触れなかった部分」にも大きく影響を与えている気がします。

    ……もしかして「ＴＡＳ能力を使う」っていう所が、ものすごく足引っ張ってるんじゃないのかな。
    面白い特殊能力をストーリーで活かし切るって物凄く難しいと思うので、しょうがないんでしょうけど。

    以上となります。
    長々と失礼しました。
    今後ともよろしくお願いいたします。

    E-Mail pass
Re: 2020年05月19日 21時53分57秒
  • ＞肉球さんへ

    いつもお世話になります。
    ご感想ありがとうございます。蒙古タン麺感想と聞いて戦々恐々としておりましたが、私の顔は真っ赤になるどころかブルーハワイのように真っ青です(ぁ

    今更でございますが、冬企画優勝おめでとうございます。ある程度の枚数とモチベーションさえあれば、肉球さんなら高得点クラスの作品を書くことなんて余裕と普段から思っておりましたが、優勝は驚きました。てか企画開始一週間前に雀荘で麻雀なんか打っている時点で、「あ、今回はお蔵入りのパターンやな。南無阿弥陀仏」とか考えておりました。あの時に私が散々煽ったおかげで締め切りに間に合ったかと思うと誇らしいです。
    そういえば、今回は作品参加されていませんでしたね。とはいえ、おそらくテレワークと称して平日の真ッ昼間からシコシコと執筆し、テレビ会議の最中もテーブルの下でポメラたんを叩いていたと思われます。ただ今回はコロナのせいでいつもの集まりが無く、皆さんからお尻を叩かれなかったせいで、モチベーションを保てなかったのでしょう。残念でなりません。

    ――とまあ、400文字くらい書いて、そろそろダレてきましたが、4000字近いご感想をいただいてしまったので、ここからは真面目にレスしようと思います。

    Twitterでも述べましたが、今回のGW企画は意地でも参加したいと思っておりました。
    前回の冬企画のことです。仕事が忙しいのを理由に執筆をさぼり、年末に呑気に麻雀を打っていたら、まさか一緒に打っていた肉球さんがちゃんと締め切りに間に合わせて、しかも優勝してしまうとは。それに比べて自分は何なんだと、あまりの不甲斐なさに呆れてしまいました。――すみません、うそです。「肉球さんすごーい」とただただ感心しただけです。また優勝された肉球さん以外の作品も面白く、企画が終わっても燕さんといりえミトさんがレスでイチャイチャしているのを見て、皆さん楽しそうだなあと羨ましく思ったくらいです。羨ましかったので、今回は意地でも参加しようと思いました。

    ミチルさんが早々にお題を提示してくれたので、割と早い段階から構想を練ることができました。もっとも、「冬の〇〇」というお題に対し、「庵さんが二重密室ミステリを書いたから、わいも二重密室に挑戦してみるか。トリックは昔書いたやつをアレンジして、季節を冬にすればお題もクリアだな」とか考える私が真剣にお題と向き合うはずがなく、お題は後回しにして書きたい物を書くことにしました。

    最初はいつも通りミステリでも書こうかなと考えましたが、毎回ミステリを書いてもゲイがないので、今回はシンプルにラノベにしようと思いました。掛け合い重視のキャラクターモノか、もしくはコテコテの異能バトルモノか。個人的には前者の方で行きたかったのですが、後者の方がストーリーを考えるのが楽そうだったので、そうしました。
    とはいえ、今更異能バトルなんて目新しさも何もありません。そもそも異能バトルなんてその辺の漫画を読めば十分に面白いのがあります。今の時代、どうすれば異能バトルで斬新性を演出できるだろうと考えて、目を付けたのがVRでした。
    一口に異能といってもその中身は千差万別で、ジョジョなら『スタンド』、ハンターハンターなら『念』、ナルトなら『忍術』、等々、その世界観特有の異能が存在します。ゲーム内の設定ということにすれば、特に世界観の説明が無くても自然と異能バトルが書けると思い、VRを採用しました。
    とはいえ、ただVRにしただけでは、数多のVRMMO小説と何の違いもありません。そんな時、テレビでVRゴーグルを付けた陽気な連中がドッヂボールを楽しんでいるのを見て、異能バトルを競技にすればよいというアイディアが生まれました。
    またアイディア出しをしている時に将棋ラノベ『りゅうおうのおしごと！』を読んでいて、ヒロインがプロを目指して奮闘していたので、早速それをパクリました。オリンピック・イヤーだったので、オリンピック競技というアイディアも湧いてきました。ただVRMMOでeスポーツで東京オリンピックというと、以前に読んだタカテンさんの小説がまさにそれだったので、実は発想の下地はそこにあったんじゃないかなあとも考えております。――あ、肉球さんはおそらく未読だと思うので、ぜひともご一読くださいませ。本家のぱらいそと違って短くまとまっているので、とても読みやすいですよ。　っhttps://ncode.syosetu.com/n2432bz/
    とまあ、上記のような過程を経て、おおよその世界観が完成しました。
    TASのアイディアは最初期からあって、「今風の小説を書くのだから俺TUEEEEな能力を用意しよう。あ、人間TASとかちょうどええやん。ゲーム設定活きるし」的なノリで決めました。ただ肉球さんのご指摘の通り、TASはまったく活かされませんでした。考えるに、最初期のアイディアだけに捨てきれなかったのでしょう。

    そこまで考えて、次いでキャラクター作りを始めました。まずはTAS能力を持った俺TUEEEEキャラ天童。そしてヒロインがいないと話にならないから、美少女でおっぱいが大きい高梨。敵がいた方が盛り上がるので来栖。対立関係を作るために来栖を嫌な奴にして、高梨はいじめられっ子に。いじめを受ける分かりやすい理由づけとして、高梨は無能キャラに。一方の来栖は対比でマルチスキル持ちにしました。もちろん打算もあって、来栖は次席（ナンバー２）なので、強キャラである分かりやすい理由も必要でした。そういう点でもマルチスキル持ちという設定は都合がよかったです。
    天童が俺TUEEEEすぎるのはご都合主義だから、天童が人間TASである必然――脳を機会に置き換えていて、その演算力で精密かつ確実なプレイが出来る――うん、それなら辻褄は合うし、盲目ゆえに競技射撃を諦めてVRに鞍替えした高梨を庇う理由づけにもなる。持たざる者VS持つ者の構図。でも本当に無価値なのは永遠の二番手たる来栖の方。よし、これで行こう。――そんな感じでキャラと簡単な関係は決めました。ただここで気づいちゃったんですよね。

    みんなキャラクターを書いて、バトルも書いて、１００枚で収まるかボケエエエエエエエエ！(ぁ

    いや、まあ本当は、肉球さんや皆さんがご指摘してくださった通り、やり様はあったはずなんですけどね。
    ただ考えるのが面倒になった私は、ちょうど仕事も忙しくなってきたので、平日は仕事に打ち込み、休日は不要不急の外出をして、会社のパイセンと麻雀を打つことにしました。トータルで１新渡戸稲造ぐらい負けました。
    いつもなら企画への参加を諦めるところでしたが、燕さんがよい感じに定期的に企画エッセイを投稿されていたので、モチベーションが復活してしまいました。ありがとうございます。
    とはいえまともに書いたら普通に長編コース。本来なら１００枚に収まるようにアレンジ――ご指摘の通りキャラを削ったり、それに合わせてキャラクターの関係性を練り直したり、設定を見直したりとするべきだったのでしょうけど、時間を理由に再構築は断念して、見切り発車で執筆を始めました。
    とりあえず一部設定や展開を削ってそれっぽく１００枚で仕上げましたが、もちろん書きながら「呑気にバトルシーンなんて書いてる場合では無いなあ。いくら手を抜けないとはいえ、キャラの掘り下げができてないじゃん」とか「普通だったらこの展開に入る前にイベントを挟んで、キャラの整理とかしないといけないのに」とか「このイベント書いたら枚数上限オーバー確実だから飛ばすか」とか、そんなことを考えながら執筆をつづけました。ラストの説教が長いのも、イベントとか心理描写とか伏線を自然な形で書けなかったしわ寄せです。本来だったら我に返るべきだったんでしょうけど、締め切りが間近で立ち止まる余裕もなかったので、そのまま突っ走ってしまいました。
    作者が手を抜いたところって読者には丸わかり。毎回企画に参加するたびに痛感しておりますが、今回も同じ轍を踏んでしまったわけです。

    毎度毎度枚数上限とか、時間とかを言い訳にして、読者の皆様には申し訳ないです。プロットレベルの欠陥なので、その段階で何とかしたかったです。

    的確かつ詳細なご指摘、並びにご感想ありがとうございました。今回の経緯を振り返って、色々と整理することができました。まことにありがとうございました。

    E-Mail pass
2020年05月16日 23時58分14秒
 +20点
  • 作品読みました。

    AnotherというVRMMOゲームがeスポーツとして認められた世界で、プロを目指して新人戦を戦う生徒たちの物語でした。
    熱いバトルと、人気のある題材でとても楽しく読むことができました。
    花山院姫子や天童数多等、キャラクターもたっていたと感じています。
    主人公の高梨愛那も、気が強くて一途というキャラクター設定は多くの人に好まれそうだな、と思いました。

    ただ読み進めるにつれていくつか気になる点もあったように感じました。

    １　設定の後出し感が感じられました。
    起承転結の「転」にあたる部分……新人戦が出場停止になったという部分ですが、そこで「損傷した脳の一部を有機コンピュータに置き換えた」と明かされており、唐突感を感じました。

    また、「多機能メガネによる補佐はあるものの、事故で視力を喪失した」という造形をしたいのか、「機械の補助のおかげで健常者と変わりない生活を送っている」という造形をしたいのか、（おそらくは後者だと思うのですが、前者の情報が先に来ているので）どうしてもちぐはぐな部分を感じてしまいました。

    作中で
    ＞そして連盟も学園も、彼女のような例がありながら、アマチュアという理由でルールの整備を怠っていた。プロ入りが見えたら考えればよいと放置していた。
    とあるのですが、プロを養成する機関にしてはあまりにもずさんすぎる体制ではなかったかなと感じています。

    ２　活躍・見せ場のほとんどが天童数多に関するものでした。
    主人公の高梨の名プレイヤーっぷりが描かれるのは冒頭だけなので、どうしても高梨に共感・感情移入するのが難しかったな、というのが本音です。なぜプロになりたいのか、という強い気持ちがあかされるのが割と遅めだったこともあり、余計にそう思ってしまったのかもしれないです。

    素晴らしいなと思ったのは、ヘイトを集めやすいキャラクター造形・行動がきちんと描かれていたことでした。
    私の話になってしまい申し訳ないのですが、個人的に敵キャラを書くのが苦手なので、こういうヘイトを集めやすいキャラクター造形はものすごく勉強になりました。ありがとうございます。

    バトル時の勢い、魅力あるキャラクターで楽しく読むことができました。
    設定を使い切り、主人公を主人公らしく生かすという方向に持っていくと格段に伸びる作品だと思うし、それができる技量がある作者なのではないかと思っています。


    (蛇足)
    恐らく私の読み落としだとは思うのですが、一つ気になったことがあったので、恥を承知で聞いてみます。
    TASさん……って誰なんでしょう？
    うう……ごめんなさい……どうしてもわからなかったのですー！
    （その後、追記）
    他の方に訊いてTASさん＝ツールを使ったタイムアタック、だということを知りました。
    ふむふむ。
    ただこの作品……タイムアタックを仕掛けてどうこうなるゲーム（競技）ではないのでは？
    タイトルがないようにうまく噛んでいない感じはしました。

    それでは執筆お疲れ様でした。

    E-Mail pass
Re: 2020年05月17日 22時27分29秒
  • ＞茉莉花さんへ

    いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞そこで「損傷した脳の一部を有機コンピュータに置き換えた」と明かされており、唐突感を感じました。
    一応作中で、「そりゃあ見てくれだけはいいからだろ？　それに泣けるハンデを抱える身の上だし」と、伏線は張っていたのですが、足りなかったみたいですね。

    ＞とあるのですが、プロを養成する機関にしてはあまりにもずさんすぎる体制ではなかったかなと感じています。
    この辺は私も書きながら「ご都合主義かな？」と思った反面、現実って小説の設定以上にマヌケでずさんな場合が多いので、まあこれでいいかと結論付けました。

    ＞主人公の高梨の名プレイヤーっぷりが描かれるのは冒頭だけなので、どうしても高梨に共感・感情移入するのが難しかったな、というのが本音です。
    枚数が・・・枚数があれば・・・(ぁ

    ＞素晴らしいなと思ったのは、ヘイトを集めやすいキャラクター造形・行動がきちんと描かれていたことでした。
    ありがとうございます。ツンデレな作家はツンデレを書くのが上手いと聞いたことがありますが、私はクズなので、クズなキャラを書くのが得意みたいです←

    ＞TASについて
    正確にはTAP（Tool-assisted Play）と呼ぶべきなのかもしれませんが、TASもTAPもほとんど同じ意味らしいので、より広く知られているTASの方を採用しました。TASを知らないって方には……まあタイトルなんて飾りなんで(ぉい

    ご感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2020年05月16日 20時51分08秒
 +30点
  • 誤字の多さは気になりましたが、本企画中屈指の「きちんとした今風のラノベ」ではないでしょうか。特に来栖君の悪役ぶりが堂にいっている。まさに人間のｋｚ、吐き気を催す邪悪！
    悪役として完成されてると思います。こんな悪役を自分も描きたいものです。

    一方で主人公二人の影が薄い。せっかく来栖君が人間のｋｚとして暗躍し大活躍してるというのに流されてばっかり。特に天童君が特に理由もなく強すぎ、物語をむしろ損ねてる感すらあります。そしてヒロインの高梨。不幸なのはいいですし、一応過去も描かれてはいるけど、そこからなぜオリンピックにこだわるのか、そこの葛藤がほしかった。というか、あまりに性急すぎるんですよね、彼女の求めるものが。花山院の指導力をマジで問いたいです。まぁ、飽きたおもちゃをポイ捨てするような感覚で高梨から天童に乗り換えるようなこっそり来栖君レベルのｋｚだから仕方ないのかなぁ。

    わたしからの感想は以上です。創作する同志として非常に参考になる作品でした。知ってる人の作品ぽいのでマイナスつけたいところではありますが大奮発してこれぐらい。
    それでは、ご縁があればまたお会いしましょう……、ツイッターでいつもあってる気がするなぁｗ

    E-Mail pass
Re: 2020年05月17日 22時26分13秒
  • ＞枡多部とあるさんへ

    いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞誤字の多さは気になりましたが、
    本当にすみません。でも聞いてください、５／１（金）の夕方時点で、予選のバトルロイヤルを書き終えたぐらいだったんですよ。つまり期限二日前にして、まだ半分も出来てなかったわけです。何とか間に合ったのだからそれくらい大目に見てください。そんなの知らねーしとか、冷たいこと言わないでくださいよ！(ぁ

    ＞まさに人間のｋｚ
    ＞せっかく来栖君が人間のｋｚとして
    ＞来栖君レベルのｋｚ
    ｋｚｋｚｋｚｋｚうるさいｗ

    ＞悪役として完成されてると思います。こんな悪役を自分も描きたいものです。
    ありがとうございます。以前の企画でゲスなキャラを書いたら、意外と好評だったので、今回もそれに倣いました。ぶっちゃけメインの二人を書くより彼を書く方が楽しかったです←

    ＞特に天童君が特に理由もなく強すぎ
    彼は探偵小説における名探偵キャラみたいなものなので、舞台装置として強くて当然なんです。なんです(ぁ

    ＞そこからなぜオリンピックにこだわるのか、そこの葛藤がほしかった
    書いている時間も枚数的な余裕もありませんでした（言い訳


    ご感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2020年05月16日 13時23分02秒
 +10点
  • uni と申します

    読ませていただきましたので、感想を残します
    つたない感想ですが、ご容赦ください

    全体：
    文章は読みやすかったです
    内容はかなりテンプレ感が強く感じました

    文章・構成系：
    文章は読みやすかったです
    構成では、キャラクターの使う能力の「実は〇〇できる」というパターンの繰り返しは読後感で損をしている気がします
    細かいところでは、例えば十哲という設定は、他に９人もいるのかと思わせて、実際は半分以上出てこないので、こういう細かい損があると思います

    オリジナリティ・テーマ系：
    ＶＲＭＭＯというテーマですが、練り切れていない感じがします
    おそらく、サイボーグを使うのはドーピングと一緒にダメだ、と思う人は少なくはなさそう……などのような部分です
    また、ＶＲＭＭＯとしていますが実際には異能で戦っているので、良くも悪くも異能バトルのテンプレ感を感じました

    キャラクター・台詞系：
    主要キャラクターのセリフなどが、多少古めの印象を受けました

    取材・時事情報系：
    レールガンで女性といったら、某作品を思い浮かべる人は多いと思います

    E-Mail pass
Re: 2020年05月17日 22時25分01秒
  • ＞uniさんへ

    いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞主要キャラクターのセリフなどが、多少古めの印象を受けました
    作者がおっさんだからしゃーない(ぁ

    ご感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2020年05月16日 13時14分12秒
 +20点
  • こんにちは、北斗と申します。御作を拝読いたしました。面白かったです。
    それでは感想を早速。

    ※この感想にはネタバレがあります

    ◎良かったところ
    ・すごく設定が詰めてあって、世界観の広がりを感じました。自分もこの世界に入っていってゲームを体感できたらなとうらやましく思うくらいくらいです。
    ・説明がストーリーの展開と共に開示されており、とてもわかりやすかったです。読ませる力がありました。
    ・天童君は真の能力を隠しながら無双したので、その能力が明らかになっていく仮定をわくわくしながら読みました。単に無双されるよりも読者を引きこむ展開でとても良かったです。
    ・ストーリーは王道もので、後半の炎上事件から特に引きこまれるように読みました。
    ・キャラクターは高梨ちゃんが好きです。無能力でも、いじめにあってもへこたれずに強く前に進んでいく姿がとてもかっこよかったです。

    ◎気になったところ
    ・天童君のキャラがよくわかりませんでした……。
    　ガブガブさんのご感想とほぼ一緒なのですが、高梨ちゃんに対する好感度の上下が見えないので、高梨ちゃんを庇ったり、急に高梨ちゃんを大事なパートナーと称してみたり、自分のアカウントを賭けてみたりと終盤の行動のほとんどが首をかしげるものでした。
    　天童君の一人称であれば、その内心の変化も納得できるものになったんじゃないかと思います。

    ・天童君のヒロインに対する扱いがちょっと……。
    　戦闘中に高梨ちゃんを足蹴にしてるシーンで「ええ……」ってなりました。崖下まで落としたいにしても、背後から思いっきり蹴っ飛ばす必要はあったのか。せめて突き飛ばすくらいでいいんじゃないかと思いました。

    ・能力がバレたくない割に目立ち過ぎのような気も
    　天童君は作中でタッグ戦を「俺の情報がライバルに渡って害になるとさえ考えていた」と言っていましたが、戦闘をほとんど天童君がこなしていたため、必然的に自分の情報を開示する機会が多くなってしまい矛盾を感じました。
    　特にラストバトルの相手は報復のために情報を週刊誌に売ってしまう人なので、その人の目の前で真の能力を説明したのは疑問でした。
    　高梨ちゃんもバトルに参加させて、彼女を隠れ蓑に能力を使う位の方が説得力があったのかなと思います。

    ・高梨ちゃんの活躍シーンが冒頭以外に特にないところ。
    　せっかくのタッグ戦なのに、高梨ちゃんは天童君の行動に驚く役だけに終始してたので惜しいなと思いました。

    　気になったところのご指摘が多くなってしまいましたが、完成度が高く引きこまれる作品であったことは間違いありません。
    　執筆お疲れさまでした。

    E-Mail pass
Re: 2020年05月17日 22時24分35秒
  • ＞北斗さんへ

    いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞すごく設定が詰めてあって、世界観の広がりを感じました。
    実はこれ、タカテンさんの『疾風怒濤のナインテール！』のパクリなので（何、もしよろしければ本家もご一読ください　っhttps://kakuyomu.jp/works/1177354054882863477

    ＞キャラクターは高梨ちゃんが好きです。
    ありがとうございます。美人で、おっぱいも大きいですからね(そうじゃない←

    ＞天童君のキャラがよくわかりませんでした……。
    人を助けるのに理由なんていらないって偉い人がいってました(ﾏﾃ
    まあ真面目な話もしますと、初期構想を見るに、実は脳を損傷しているのは高梨ではなく天童の方で、目が見えない彼女と自分を重ねており、だから高梨をかばったとか、そういう設定があったみたいです。ただ１００枚に収める上で天童の内面を描写する余裕がなかったので、高梨に全部押し付けて、天童は都合の良い王子様キャラにしました。次回は枚数を言い訳にせず、両方ともきちんと描写したいですね。

    ＞能力がバレたくない割に目立ち過ぎのような気も
    とはいえ、いつかはばれますからね(ぁ。おそらく天童としては、さながらブリーチのヨン様のごとく、一級リーグ戦まで確率を操る能力者として周囲を欺き、一級リーグ戦で本性を現して無双する予定だったのでしょう。
    まあそんな裏設定はともかく、この辺りも上手に描写できればよかったですね。

    ＞高梨ちゃんの活躍シーンが冒頭以外に特にないところ。
    枚数があと１００枚くらいあれば・・・(ぉい

    ご感想ありがとうございました。

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2020年05月16日 12時47分10秒
  • 初めまして、たてばんと申します。

    とても面白かったです。
    コレぞライトノベルって感じですね。

    ーー
    次に気になった点です。

    【彼らは何なのか。
    　人間は火を噴くことも風を操ることもできない。冷凍庫が無ければ氷も作れない。
    　そもそもゾンビはこの世に存在しない。空想上の怪物――フィクションだ】
    ↓
    序盤の戦闘シーンの途中に入っているナレーションが邪魔だと思いました。
    場の流れが阻害されてしまうので、変にナレーションは入れない方が良いと思います。

    【「黙れ」
    　ドン！　と天童は扉を閉めて、来栖に詰め寄った】
    ↓
    黙れドン太郎！

    ーー
    以上が感想になります。

    良いものを読ませていただきました。
    ありがとうございました。

    では、失礼します。

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Re: 2020年05月17日 22時23分27秒
  • ＞たてばんさんへ

    お世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞序盤の戦闘シーンの途中に入っているナレーションが邪魔だと思いました。
    これが私の文体なので・・・サーセン！(ぉい

    ＞黙れドン太郎！
    黙れドン！太郎

    ご感想ありがとうございました。

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2020年05月15日 23時19分06秒
 +40点
  • 『TASさん、VRMMOで無双してしまう。』拝読しました。

    ※以下ネタバレがあります。

    ・面白かったです。
    　AnotherというVRMMOを題材とした物語でした。
    　現代からすればまだSFの領域になる題材ながら、その設定の作り込みは実に緻密で、大きな破綻は感じないし、「将来本当にこういうゲームが出来そう」と思えるリアリティを感じました。
    　そんなAnotherで活躍する主人公・高梨は実に魅力的でした。
    　勝気な性格、無能というハンデを乗り越えながら活躍する能力、「顔は日本代表、胸は世界ランク」という美少女っぷりなど、主人公とヒロインの両要素を併せ持った良キャラだったと思います。
    　その高梨の相棒となる天童数多も、かっこよかったです。
    　高梨と打ち合わせをしないなど一匹狼的なところがありながら、クレバーなプレースタイルで次々と敵を破り、最後には高梨のために憎き来栖をぶっ倒す……うーん、惚れそうです（私男ですけど）。
    　彼の「乱数が見える」という能力はチート感があって魅力的ですし、「だからTASなのか！」とタイトルが伏線になっていたのにも驚かされました（下の名前も数多→多数→たすう→タスという言葉遊びでしょうか）。　
    　なお、私としては、高梨視点から天童が描かれていたからこそ、彼のかっこよさが際立っていたように感じました。
    　花山院や悪役の来栖といったサブキャラもよく書けていると思いますし、文章も読みやすく、説明も丁寧で分かりやすかったです。
    　「７・６・５」（ナムコ）、「５・７・３」（コナミ）や、「目が、目がああああああああ！」、「勝てばよかろうなのだ」といったパロなど、小ネタもいいスパイスになっていました。

    ・大きな指摘点はありません。
    　強いて言えばタイトルですかね。なんだかコメディっぽいタイトルで本作の雰囲気に合っていない気がしますし、「TAS」という言葉を知らない人だったら、本文を最後まで読んでも意味が分からないタイトルなんじゃないかと思うので。

    ・全体的に、非常に完成度の高い作品で、楽しませていただきました。


    　感想は以上です。指摘点が私自身の作品にブーメランになっていたらごめんなさい。
    　執筆お疲れさまでした。

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Re: 2020年05月17日 22時22分57秒
  • ＞いりえミトさんへ

    いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。甲子園とオタクの話、面白かったです。読んでいるのに感想書いて無くてごめんなさい。

    ＞現代からすればまだSFの領域になる題材ながら、その設定の作り込みは実に緻密で、大きな破綻は感じないし、「将来本当にこういうゲームが出来そう」と思えるリアリティを感じました。
    元ネタは名探偵コナンの映画です。つまり、パクリです←

    ＞……うーん、惚れそうです（私男ですけど）。
    え、いりえミトさんって男性だったんですか・・・(ぇ

    ＞（下の名前も数多→多数→たすう→タスという言葉遊びでしょうか）。　
    あ、言われてみたらそうですね、初めて気づきました。最初から計算付くだった方がかっこよいので、言葉遊びということにしておきます。←

    ＞　「７・６・５」（ナムコ）、「５・７・３」（コナミ）や、「目が、目がああああああああ！」、「勝てばよかろうなのだ」といったパロなど、小ネタもいいスパイスになっていました。
    燕さんの感想レスで愚痴ってますが、結構突貫工事で作ったので、時たま冗談でも挟まないとモチベーションが保てませんでした。顧みると、どれもしょーもないですね。

    ＞強いて言えばタイトルですかね。
    初期タイトルは「世界でいちばん強くなりたい（仮）」でしたが、元ネタを読んでもいないのにパクるのはどうかと思い、今のタイトルにしました。ご指摘の通り、「TAS」の意味が分かる方には伏線になっていて、終盤で天童が本当の能力を明かしても、読者の皆さんは唐突感を覚えないだろうという計算がありました。

    ＞マモノ
    キンシコウとは毛色が違いますが、いわゆるよい話でしたね。小ネタも度々挟んであったので、そういう点でも楽しいお話でした。どうでもいいですが、私は楽天ファンです。嶋さんをよろしくお願いします(ぁ

    ＞マジェスティック
    「そう、こういうのでいいんだよ」のお手本のような作品でした。ヒロインかわいいし、ちゃんとラノベしているし、ボリュームもあるしと、贅沢なお話でした。ただ相手が悪かったのかなあ(ぁ。冬企画は作品参加していないのであまり読めていませんが、レベルの高い作品が多かったですね。

    ご感想ありがとうございました。

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2020年05月10日 16時49分31秒
 +20点
  • 執筆お疲れ様です。
    「TASさん、VRMMOで無双してしまう。」を読ませていただきました。

    文章力、構成力、キャラクター、基本的な小説技術が一定のラインを超えており、ストーリーラインも明確なため、最後まで目が滑ったりすることなく読ませていただくことができました。

    VRMMOのeスポーツ化という発想も面白いですね。
    ただMMOとなると、対人以外の要素もメイン部分になってきますので、そのあたりが物語で表現されなかったのが、少し寂しかったな……という印象です。
    キャラクターの掘り下げが、現実世界で行われていましたしね。折角MMOを題材にしているので、キャラクターたちがゲーム世界にどっぷりと浸かっている姿を見てみたかったです。

    全体的には高梨ちゃんの成長、来栖という明確な敵キャラ感。何をすべきなのか……という要素がしっかりと描かれていました。

    ですが、気になったこともあります。

    高梨ちゃん……失礼な言い方になってしまいますが、彼女が主人公である必要があったのか。視点主であった必要があったのか。
    一番、悩み苦しむのは高梨ちゃんで間違いないのですが、チートっぽい能力を使うのも、問題ごとを解決するのも天童くんでした。

    天童くんのほうが主人公っぽいんですよね……反対に、高梨ちゃんは目立った活躍はそれほどなく、助けれらるヒロイン……という印象の方が強かった気がします。

    そのあたりが気になってしまい、カタルシスという点では少しだけ弱かった気もします。

    以上となります。
    ありがとうございました。

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Re: 2020年05月17日 22時00分20秒
  • ＞たかセカンドさんへ

    いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞VRMMOのeスポーツ化という発想も面白いですね。
    ありがとうございます！
    ただ実はこれ、たかセカンドさんの弟分（？）であるタカテンさんの長編小説『疾風怒濤のナインテール！』のパクリらしいので、タカテンさんにお礼言っておきます(ぇ

    ＞ただMMOとなると、対人以外の要素もメイン部分になってきますので、そのあたりが物語で表現されなかったのが、少し寂しかったな……という印象です。
    クエストとか、Anotherのゲームとしての特徴をもう少し書く余裕があればよかったよかったですね。天童の真価はむしろ対人戦以外で発揮されるので。

    ＞彼女が主人公である必要があったのか。視点主であった必要があったのか。
    これは言い訳になっちゃうのですが、天童視点＝天童主人公で書いてしまうと、天童の内面にも描写を割く必要が出てしまい、それだと１００枚に収まらないという予感があったからです。また高梨視点なら嫌がらを受けている描写とか、彼女の背景とか、その辺りを簡単に書けるという打算もありました。次回はその辺りを上手く処理して書きたいです。

    ＞天童くんのほうが主人公っぽいんですよね……反対に、高梨ちゃんは目立った活躍はそれほどなく、助けれらるヒロイン……という印象の方が強かった気がします。
    上記の通り狙い通りなんですが、ただそのせいでカタルシスが弱いとなると狙いも何もないので、次回は事前にちゃんと計算して書きたいです。

    ご感想ありがとうございました。

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2020年05月10日 14時02分08秒
 +30点
  • 『TASさん、VRMMOで無双してしまう。』拝見させていただきました。

    面白い！　とても楽しませてもらいました。
    最初の方は若干てにをはが気になったり、文章に怪しい部分があったり、ヒロインは結局眼が見えるのか見えないのか、どっち？　とかありましたが、最後まで楽しめました。

    無能力云々は若干オリジナリティに欠けるものの、物語としてメリハリがあって、敵役もいい感じに外道（でもやりすぎないちょうど良さ）と私好みでした。
    ……まあ、ヒロインの活躍場面が意外と無い、って部分が気になると言えばきになりますけども。その欠点があまり気にならないぐらいに楽しませてもらいました。

    オートセーブ＆ロードはともかくとして、乱数が見えるって能力は面白いですね。それとランダムダイスの組み合わせは夢が広がります。
    ただ、乱数を見破れると若干ゲームが面白くなくなりそうで、羨ましいようなそうでもないようなｗ
    あ、そう言えば乱数についての説明がなかったように思うので、知らない方のための記述が必要だったと思います。

    他、あれだけ出来てなおＮｏ．２だったなら、主席はどんだけなんだろうという点が気になったと言えば気になりました。

    それと、今夜はトイレが混むというセリフの意味がよく分からないんですけど……どう言う意味なんでしょうか？　いえ、予想は立つのですが、なんでトイレなのかな、と思ったので（しかも夜限定？？？。

    それでは次回も楽しみにしています。
    執筆お疲れ様でした。

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Re: 2020年05月17日 21時59分04秒
  • ＞ハイさんへ

    いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞……まあ、ヒロインの活躍場面が意外と無い
    ヒロインはお姫様ポジなので、彼に頑張ってもらいました(ぇ

    ＞ただ、乱数を見破れると若干ゲームが面白くなくなりそうで、羨ましいようなそうでもないようなｗ
    彼が本領を発揮するのは対人戦ではなくクエストとかNPCを相手にする時で、攻撃はすべて事前に読めて、しかもクリティカルヒットの連発や状況再現なんてこともできるみたいです。彼が事前研究をしないのも、大抵の困難なら回避できるし、最悪やり直しができるからのようです。

    ＞あ、そう言えば乱数についての説明がなかったように思うので、知らない方のための記述が必要だったと思います。
    説明している時間も枚数もありませんでした！(ぁ

    ＞主席はどんだけなんだろうという点が気になったと言えば気になりました。
    初期設定を見ると、首席は花山院だったみたいです。ただ首席を登場させる余裕が無かったので、彼女は先生になってしまいました。

    ＞今夜はトイレが混むというセリフの意味がよく分からないんですけど……
    作中では書いていませんが、男子は二人ないし四人で一部屋で、一人きりになれる場所がトイレの個室ぐらいしか無いからです。つまり、そういうことです(ぁ

    ご感想ありがとうございました。

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2020年05月09日 13時55分31秒
 +30点
  • 拝読いたしました。兵藤です。

    ほとんどが異能戦闘描写ですが、テンポよく書かれていたので、読んでいて飽きることはありませんでした。もったいないのは、その戦闘描写を通して見えてくるものがないことです。
    その行動のひとつひとつが、対戦者同士の生き方やこだわりから来るものだったら。
    この作品は、もっと深まりを持ったのではないかと思います。

    むしろ、登場人物は戦闘シーンを離れたところで掘り下げられていたといえます。
    ただし、台詞のやりとりがちょっと説明臭いのではないでしょうか。
    登場人物の生き方は、状況においてセリフや行動となって表れます。
    読者に伝える情報をめぐる葛藤を設定してみましょう。

    楽しませていただき、ありがとうございました。
    次回作にも期待しております。

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Re: 2020年05月17日 21時58分02秒
  • ＞兵藤晴佳さんへ

    いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞ほとんどが異能戦闘描写ですが、テンポよく書かれていたので、
    ありがとうございます。まあでも作者的には、もうちょっとテキパキと短く書きたかったところだったりします（ぁ

    ＞もったいないのは、その戦闘描写を通して見えてくるものがないことです。
    確かにそれが出来たら面白い戦闘シーンの理想なのかもしれません。ですが、うーん、難しい(笑)
    個人的な考えになりますが、ぶっちゃけ私、戦闘描写って読むのも書くのもあんまり得意じゃないんですよね。
    どんなに上手に描写できても実写やアニメには敵わないし、そもそも戦闘描写なんてそれ自体が面白いものでもないし（たとえが漫画で申し訳ないですが、ジョジョとかハンターハンターって頭脳戦や心理描写が面白いから評価されているのであって、画力が高いからバトルが面白いってわけじゃないですよね？）、だから私は普段ラノベを読んでいても戦闘描写はほとんど流し読みですし、何十ページにもわたって書いてあると、「早く終わらないかなあ」とか「どうせどっちかがそれなりの理屈で勝つのだから、ぱっぱと決着してくれないかな」と物書きの端くれながら酷いことを考えています。だから私は、戦闘シーンは出来うる限り短くテンポよくを心掛けて書くようにしております。

    ＞登場人物は戦闘シーンを離れたところで掘り下げられていたといえます。
    これにも私なりの考えがあって、面白い戦闘って戦闘描写それ自体ではなくて、戦いに至るまでの背景が大事ではないかと考えているからです。それまでに何かしらの経緯があって、それが戦闘を盛り上げるのではないかと思うわけですよ。だから今回は対決が盛り上がるように来栖君に汚れ役を頑張っていただきました。

    ＞ただし、台詞のやりとりがちょっと説明臭いのではないでしょうか。
    枚数上限が１００枚しかないのが悪い(ぉい

    ご感想ありがとうございました。

    E-Mail pass
2020年05月07日 20時29分25秒
 +20点
  • 　執筆おつかれさまです、燕小太郎と申します。
    『TASさん、VRMMOで無双してしまう。』読みましたので、感想を残したいと思います。

    ＜一通り読んでの第一印象＞
    　VRMMOを題材にしたライトノベルと言えば、自分は『アクセルワールド』が一番に思い浮かびます。ほかにあまり読んだことがないこともあり、こういう描き方もあるのだなと思いました。
    　ただ物語としてみると、全体的にちぐはぐでもったいない点の多いお話だなと感じます。

    ＜冒頭＞
    　今回はとある経緯から、今回の企画では冒頭に注目した感想項目を作りたいと思います。
    　投稿タイミングを考えると滑り込みだったのではないかと推察しますが、それを差し引いてもややもったいないという印象でした。
    　ヒャッハーな世紀末風の世界観に、セオリー通りの属性攻撃、からのヒロインの活躍。世界観がわかりやすい反面、珍しさには少し欠けるところがあり、『スタンダードなVEMMO物』という第一印象になってしまわれるように思います。
    　火や氷や風といったモブキャラよりも、超電磁砲とヒロイン高梨愛那にメインカメラを置いて目立たせたほうが、総合的にはプラスになったのではないかと推察します。
    　悪いわけではないけれど、もう一工夫欲しかったかな、という印象でした。

    ＜良かった点＞
    　世界観・設定の作りこみですかね。
    　eゲームの躍進は聞いていましたが、オリンピック種目に選ばれる世界観は考えたことがなかったので面白いと思います。一学校の校内大会で決まってしまうことには少々疑問がありますが、現実世界にも存在する東京オリンピックと結び付けた点はリアリティがあり想像しやすく、非常に良いなと思いました。
    　ストーリー・キャラクターともに王道的で、確実な魅力がありました。健気でかわいいヒロイン、搦め手と謀略を得意とする悪役、チート級の力で敵を倒す主人公（ではないけど）と、あるべきところにあるべきキャラが収まっている印象で、間違いない面白さがありました。
    　序盤の謀略Hイベントは普通に性犯罪なのでやり過ぎだと思いますが、ラッキースケベは有ってもいいと思います。特に序盤の掴みとしては。

    ＜気になった点＞
    　時間がギリギリなら枚数も上限いっぱいと、何とか規定に収めたのであろうと推察しますが、ボリュームが大きい分、やはりいくつか気になる点がありました。
    　一つ目がメインカメラをあてるキャラの選択。今作では高梨愛那がそのポジションにいますが、冒頭以降彼女の活躍はほとんどありません。もっぱら戦うのは相棒の天童。であるならば、最初から天童視点で書いたほうが感情移入しやすいのではないかと。ストーリーも王道な分、ヒロインのために戦う主人公の物語にしたほうが適しやすいと思うのですが。
    　二つ目に能力。ヒロイン高梨愛那の『無能』と企画テーマの『ナンバー2』を考えると、天童と来栖の能力が逆なんじゃないかと思います。テーマに即した能力をよりメインのキャラにというメタ的な理由と、もう一つはキャラ同士を生かすための対比として、そっちのほうがしっくりくるように感じます。

    ＜より良くするための提案＞
    　メインカメラ、要するに主人公ですが、今作の流れを踏襲するなら天童をメインに据えるべきだと考えます。本筋は高梨愛那で戦闘は天童と別れてしまっていますが、天童からの視点でも彼女のストーリーは描けると思いますし、そんな彼女への意識の変化がストレートに描かれたほうが感情移入もしやすいと思います。
    　高梨愛那視点のままにするならば、彼女の活躍をもっと増やしていきたいですね。とりわけ最後のバトルでは部外者が戦闘に乱入していますし、それならば雑魚を蹴散らして背中を守るくらいのことはしても良かったのではないかと思います。

    　能力に関して。
    　高梨愛那の『無能』は今作でもよく取り上げられる、メインテーマの一つです。そんな彼女と対比を意識して生かしあう能力を考えると、類似か正反対のどちらかだと考えます。作中にもある通り来栖の能力は見方によっては無能であり、非常に近いものです。一方、セーブ＆ロードは事実上チート同然の印象で、あまり対比にならないように感じます。むしろ悪意あるチート能力者を、劣化版で打ち破る展開のほうがストーリー的にも映えるように感じました。
    　
    ＜最後に＞
    　苦言のほうが多くなってしまったように思いますが、どの要素も一定のクオリティを保持しており、設定・世界観の魅力と相まって面白さのポテンシャルは非常に高いお話だったと思います。実際楽しく読ませていただきました。
    　ただ、ちょっとずつちょっとずつ、細かいところが引っかかってしまいました。非常に惜しいと思える物語だったと思います。

    　拙い感想ですが、少しでも参考になる部分があれば幸いです。


    E-Mail pass
Re: 2020年05月17日 21時57分10秒
  • ＞燕小太郎さんへ

    いつもお世話になります。ご感想ありがとうございます。

    ＞VRMMOを題材にしたライトノベルと言えば、自分は『アクセルワールド』が一番に思い浮かびます。
    もちろん『アクセルワールド』のことは念頭にありましたが、意識したのはむしろ同じ作者のソードアートオンラインの映画にある、ARを使ったお話でした。
    そもそもの着想が、異能バトルを今風に書くとしたらどうなるだろう？　という所から始まっておりまして、「VRMMOにすれば今風でええやん」と最初は考えたものの、途中でオリンピック競技にしようというアイディアが生まれ、もしそれなら実際に生身の体を使うARバトルの方がリアリティがあるかな？　と考えました。ただそれだとSAOの映画にあまりにも似てしまうので、一ジャンルとして成立しているVRMMOに戻したという経緯があったりします。

    ＞序盤の謀略Hイベントは普通に性犯罪なのでやり過ぎだと思います
    私もそうだと思います(ぁ

    ＞オリンピック種目に選ばれる世界観は考えたことがなかったので面白いと思います
    ありがとうございます。テレビでARだかVRゴーグルを使ってドッヂボールみたいなことをしている方々がいらっしゃるというニュースを見て、作中にあるようなゲームがもし開発されたとして、それがオリンピック競技になっても不思議ではないなと考え、こういう設定にしました。
    ――と言いたいところですが、実はこれにも元ネタというか発想の下地が他にあります。
    「VRMMOでオリンピックってどこかで聞いた覚えがあるなあ」と思っていたのですが、実はタカテンさんの大長編小説『ぱらいそ～戦うゲームショップ』の外伝に『疾風怒濤のナインテール！』という話があり、それがまさにVRMMOとオリンピックを題材にした話だったりします。つまり拙作はパクリです。「燕さんに褒められたよー」って後でタカテンさんにお礼言っておきます←　比べてみるのも一興かもしれないので、URL貼っておきますね。　https://kakuyomu.jp/works/1177354054882863477

    ＞時間がギリギリなら枚数も上限いっぱいと、何とか規定に収めたのであろうと推察しますが
    冬企画の盛り上がりを傍から見ていて、燕さんや皆さんを羨ましく思い、「よし、次のGW企画こそは作品参加するぞい！」と意気込んで、割と早い時期――２月には基本的な設定と書きたい場面は決まったのですが、３月に入って仕事が忙しくなってきて、今までの経験から「あ、これ見切り発車で書き始めないと間に合わないやつだ」と直感し、プロットを練らずに執筆を始めました。
    実際この直感は正しく、コロナのせいで業界的には仕事が薄い中、私自身は昨年以上に忙しく、途中から執筆どころではなくなりました。実は五月一日の時点ではまだ半分も上がっておらず、お蔵入りだけは絶対に嫌だと思い、土日を使って寝ずに書いて、息抜きにネット麻雀をして(ぇ、日曜日の夕方には初稿が上がったものの、展開や描写を端折って書いたのに上限をオーバーしていて、投稿期限直前まで削る作業に追われました。
    長々と述べましたが、以上、言い訳でした(ぁ

    ＞一つ目がメインカメラをあてるキャラの選択
    ＞天童をメインに据えるべきだと考えます
    総合的に考えたらそうですかね？(ぁ
    高梨をメインに据えた理由は主に二つございまして、主に打算と手抜きの結果なのですが、一つは高梨の背景を書く上で彼女の視点に立った方がより少ない枚数でかつ簡単に書けるから、もう一つは天童を主人公にしてしまうと、高梨だけでなく彼も掘り下げねばならず、そうなると１００枚で収めるのは難しいと、端から諦めてしまっていたからです。この辺りをもっと上手に処理して、今後は枚数を言い訳にしないようにしたいです。

    ＞二つ目に能力。
    メモを見るに初期構想だと、高梨は目が見えないだけのキャラで、脳を喪失しているのは天童だったみたいです。つまり二人とも同じハンデを抱えていて、持たざる者VS持つ者という構造だったみたいです。高梨を庇った理由を作中では天童はあのように言っておりましたが、ぶっちゃけるとそれの名残りです。自分と同じ境遇にある高梨が傷つけられてキレただけです。天童がTAS能力なのも、それこそ初期構想ではコンピュータによる演算力の賜物だったわけです。ただストーリーを考えている内に「キャラを二人も書くのは枚数的におそらく無理、そうだ、役割を一つに合体すればいい。俺って天才じゃん」と安易に考え、高梨にすべて押し付けたわけです。


    ご感想ありがとうございました。

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2020年05月04日 23時03分51秒
 +20点
  • 　企画参加お疲れさまでした。僭越ながら感想を述べさせていただきます。

    　主に、『テーマの扱い方』・『作品自体への感想』について思ったことをつづりたいと思います。


    　まずナンバー2の使い方ですが、高梨の待遇だけでなく敵（来栖）の異能としても扱ったのは面白いと思いました。
    　普通なら、主要人物にナンバー2を適用させるのが一般的だと予想される中、実は敵の方がナンバー2だったとしたのは「あぁ、確かにそういう手法も用いられるよね」と感心してしまいました。
    　読者である私の予測を覆した点に関しては、良かったと感じております。



    　次に作品についてですが、基本的な話の流れについては矛盾や無理矢理な展開は無く、スラスラと読むことが出来ました。ですが一点だけ気になる所がありました。

    　それは主要人物である天童についてです。大変心苦しい意見とはなりますが、正直な所、彼の行動理念が全く把握できませんでした。
    　決闘をすっぽかしたり、作戦を練ろうともせず、パートナバトルなのにソロで突っ走る等…それだけなら「ふ～ん、自己中の一匹狼キャラね～」となりますが、最後の最後で高梨を庇い立てした理由や、わざわざ一緒に退学した訳も掴めませんでした。

    　私個人的な意見で申し訳ないのですが、例えば『過去、幼い天童を高梨が助け、その拍子に高梨は大怪我を負った為、天童は高梨に恩返し（罪滅ぼし）をしたかった』とか『実は天童は現実の競技射撃において万年ナンバー2の辛酸を舐めており、Anotherに活躍の場を移したライバルに一泡吹かせたかった』といった展開であれば、天童に対する感情移入も出来たように感じられます。

    　
    　少し辛口な意見とはなってしまいましたが、上記の天童について以外は総じて完成度は高い様に感じられました。
    　拙いものでは御座いましたが、感想は以上となります。執筆お疲れさまでした。

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Re: 2020年05月17日 21時55分29秒
  • ＞ガブガブさんへ

    お世話になります。ご感想ありがとうございました。

    ＞まずナンバー2の使い方ですが、高梨の待遇だけでなく敵（来栖）の異能としても扱ったのは面白いと思いました。
    本当は２Ｐにもう少し意味を与えたかったのですが、時間的にも枚数的にも掘り下げている余裕が無かったので、来栖君に頑張ってもらいました。

    ＞正直な所、彼の行動理念が全く把握できませんでした。
    だって彼、何も考えてませんからね（ぉい

    ＞最後の最後で高梨を庇い立てした理由
    そりゃあ美少女が困ってたら助けるに決まってるじゃないですか！（そういう問題じゃない←

    ＞わざわざ一緒に退学した訳
    別に示し合わせて退学したわけではないですが、削る前の初稿を見ると、「俺の実力はわかったし、プロデビューが決まったナンバー１との直接対決が叶わない以上、もうこの学園にいる意味は無くなった」とありますね。――あ、ごめんなさい、ここで言っても仕方ないですよね、はい。

    ＞私個人的な意見で申し訳ないのですが、
    彼の内面にももう少しスポットを当てて、掘り下げはしたかったですね。ただバトル物を書いて今更気づいたのですが、バトルシーンに枚数を持って行かれてイベントを増やすことができませんでした。てかそのバトルシーンだって、特にラストバトルはもっと丁寧に書きたかったのですが、上限と時間がｒｙ

    ご感想ありがとうございました。

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合計 12人 260点

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