裸の錬金玉術師 ~シャンバラでイクもの |
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「またそのパターンか……」 路上でナイフに刺されるのは勘弁してほしかった。 誰かを助けてダンプに轢かれるのももう飽きた。電車のホームで突き飛ばされるなんて阿呆らしい展開もいい加減に止めてほしかった。 だから、その目には、何もかもが下らなく映りかけていた―― ★ 気がつくと―― 君はベッドで仰向けになっていた。 上空には、王冠を模した巨大なシャンデリアが毅然とある。 その周囲の天井には、独特な文様彫刻がひしめき合い、そこから絹製の幕が幾つも垂れ、宝石でも散りばめているのか、どこもかしこもが星々のように煌いていた。 「何だ、ここは……」 君は呆然とするしかなかった。 明らかにいつも暮らしている部屋とは違う。 「やっぱり……夢、だよな?」 起きがけで、意識もまだ定まっていないようだ。 君は額に手をやり、わずかに息を漏らす。この場所はまさに九天の王宮といった趣だ。夢というには君の想像力をはるかに凌駕している。いっそ、どこかの王にでも転生したと言われた方がしっくりくるくらいだ。 「ふ、あああ」 それでも睡魔は襲ってくるようで、君は両手を精一杯に伸ばした。 いつもなら手足が狭い部屋の壁にぶつかりそうになるのだが、今は全然余裕があった。そもそもベッドからしてモノが違った。まるで塩分濃度の高い海にでも浮かんでいるようで、とても心地が良かった。このままシーツの上で泳げるのではないかと思えたほどだ。おかげで気持ちよくまどろみかけていた君は、ちょっとだけ固めの枕に顔をうずめると、 「うん。悪くないな……じゃあ、夢の中でもうひと眠り……」 そう呟いて、二度寝しようとした。 そのときだ―― 「ずいぶんとお寝坊さんなんだな」 急に、すぐそばから渋い男の声が上がった。 「……ん?」 と、君は眉をしかめつつ隣に目をやると、そこにはいつの間にやらものごっついおっさんが寝そべっていた。しかも、ご丁寧に腕枕までしてくれている。 「…………って……この固めの枕って――まさか筋肉(マッスル)っ!?」 もちろん、君は即座に起き上がった。 すぐ横にいたのは、いかにもインドのアクション映画に出てきそうなダンディかつタフガイなおっさんだ。 実際、銀幕のスターだと言われても納得してしまうほどのオーラとカリスマ性がある――おっさんといっても、年は二十代後半ぐらいだろうか。短く整えた黒髪。高い鼻梁と薄く唇。それに宝石みたいに煌くコバルトブルーの瞳。さらにはヘビー級の体格に焼きつく、やや浅黒い肌。 ただ、おかしなところが幾つかあった…… というのも、君に腕枕をしていたおっさんはなぜか…… ふんどし一丁だったのだ。 それだけではない。 おもむろにおっさんが立ち上がると、その背にはぴよぴよと可愛らしい羽が生えていた。 しかも、頭上には円月輪を思わせるような切れ味鋭そうな輪っかまで浮かぶ。コスプレというにはあまりにリアルで出来過ぎだ。 「てことは……まさか、ここは……?」 「ふむ。察しがよくて助かるよ」 「ここは……現実の世界じゃないのか?」 「そういうことだ。ここがどこかというのは、今のところ――」 というおっさんの言葉を切るようにして、君は単刀直入に畳みかけた。 「やはり死んでしまったのか?」 そう問うと、おっさんはやや目を伏せた。 同時に、君の中に鮮明な記憶がフラッシュバックしてくる―― 「君は勇敢にも、見知らぬ女性を暴漢から助けようとした際にナイフに刺され、その後によろめいて車道に出たところをトラックとダンプにぶつかり、さらにその勢いで線路に飛ばされた上に電車に轢かれてしまった」 「…………」 「異世界転生の条件をフルコースで満たす見事な死因だ。だからこそ、その魂に敬意を払って、君にはこの世界で特別な立場になってもらいたいと考えている」 「特別な立場……?」 「正確には、特別なスキルと言うべきか。いや、職業(クラス)とでも言うべきなのかな」 ナイスガイなおっさんはそうもったいぶると、君をじっと直視した。 「とはいえ、亡くなってしまったばかりでまだ混乱しているだろう? この話は後に回すかい?」 「いや、構わない。死んだという事実は変わらないんだろう? それとも、元の世界にでも戻してくれるのか?」 「すまないが、それはできないな。君はもう、このシャンバラに召されてしまったのだから」 「シャンバラ、ね……ふん。なら、もうこの理想郷とやらで生きていくしかないわけだ。いいだろう。さっき言っていたクラスについて詳しく教えてもらえないか?」 今度は、君こそがおっさんを真っ直ぐに見据える番だった。 すると、おっさんは「強い意志をもった目だな。少しだけ妬ましいよ」と不敵に告げ、次いで初めて微笑を浮かべた。それは君ですらあっけなく蕩けそうになってしまうほどに、魅力的な笑みだった―― 「君には、この世界で究極かつ至高の錬金玉術師になってほしい」 数瞬の間。 「……ん?」 君は眉間に皺を寄せるしかなかった。 「どうしたね?」 「す、すまない。よく聞こえなかった。錬金術師、で間違ってないよな?」 「違うぞ。そんなオカルトめいたものじゃない。もう一度、よく聞いてほしい――君には、最高かつ最強の錬金玉術師になってほしいのだ」 「…………」 「…………」 「……一応、確認するが、錬、金玉、なんだな?」 「その通りだ。錬金玉だ」 「ええと、その、何と言えばいいかな……あれか、錬金玉ということは、やっぱり、金玉を練る行為で合っているんだよな?」 「そうだ。まさしく、金玉を練る職業だ」 「つまりだ。えーと、シンプルに、かつ明瞭に言いかえると、いわゆるオナ――」 「待て! みなまで言ってくれるな。危うくこの世界の規約に触れるところだったじゃないか!」 「は? き、規約? いきなり何の話をしているんだ?」 「君にはまだよく分からない領域(レベル)の話さ。このシャンバラでは決して触れてはいけないものがあるんだよ。それについては追々と説明していきたいと思ってはいるのだが」 「まあ、いい。で、そのオナ――」 「だからオナニーじゃないと言っているだろ!」 「おいおい、自分で言っちゃったよ」 「うっ……しまった。つい口が滑った。まあ、言ってしまったものは仕方がない。ただ、これだけは明確にしておきたい。君の言うところのオナニーは汚い方のオナニー。私のものはきれいなオナニー。つまり、私はこれからアカデミックかつアーティスティックに金の玉を練る話をしたいと思っているわけだ。この点はゆめゆめ誤解しないでほしい」 「誤解も何も、違いがさっぱりと分からん」 「もちろん、完全に理解してほしいとは言わない。しかし、今のところはできるだけ感じてほしいんだ」 「そ、そんなもん、微塵も感じたくないんだが……」 君がそう言うと、おっさんは珍しく、「はあ」と一つだけため息をついた。 「というか、ここで躓いていると話が全く進まないので、そろそろ本題に入っていいだろうか?」 「そうだな。まあ、一応、その錬金玉術師とやらがどういう職業なのかきちんと知らないことにはイエスともノーとも言えないしな」 「フムン。君が理性的なタイプで助かるよ。で、肝心の錬金玉術についてなんだが――」 「ところで、話を切って悪いんだけど……金玉の方はいいのか?」 「ん?」 「いや、その、金玉も十分に規約とやらに反するワードなんじゃないかと思ったんだけど」 「君は何を言っているんだ?」 「お前にだけは言われたくない台詞だな」 「いやはや、さっきからどうやら君はずいぶんと勘違いしているようだ」 「いったいどういうことだ?」 「錬金玉術とは、金の玉を練る術のことを言う」 「だから、それってオナーー」 「いい加減にしてくれ! オナニーについては双方の見解の違いということでいったん留保したはずだろう!」 「だからどう違うんだよ! さっぱり分からん!」 「やれやれ、仕方がない。まず、金の玉を練る、という行為を具体的にイメージしてほしい」 「しこしこするってことだろ?」 「いや、それは竿の方だ。むしろ、もみもみするって感じだろうか」 「…………」 「…………」 「一応、最終確認で聞いておいてやるけど……お前の言う金の玉って、たとえば金色に塗装した将棋の玉(ぎょく)だったり、青森とかどっか地方の新しい林檎の品種名だったりしないよな?」 すると、おっさんは首を横に振って、己の下半身を指差した。 ふんどしの前掛けには、前方後円墳もかくやと言わんばかりの突起が悠然としてある。 「だからこの金玉のことだ」 「ふざけんな!」 「ふざけてなどいない!」 「要は、ちん――」 「はっきりと言っちゃダメだと言っているだろ!」 「紛らわしいなあ。つまるところ、金玉=てぃんぽってことでいいんだな?」 「君は何を言っているんだ?」 「いい加減に殴るぞ」 「すまん。まあ、たしかに話がちっとも進まないので、現状、便宜上は『おてぃんぽ』と、ぼかして表現してもいいんだが、なるべく規約に引っ掛って通報されない程度にきちんと定義しておくと、私の言う金玉とは、金玉ではあるが金玉ではなくやっぱり金玉に近い金玉的な金玉状の金玉による金玉のための金玉であっていわゆる一つの哲学的ゾンビやマリーの部屋みたいな感じの思弁実験上の金玉、つまり本質的には金玉のイデアということになるわけだ。単なる下劣な金玉では決してない」 「よし。もう、ちんぽで決定な」 「君がそう思うんならそうなんだろう。君の中ではね」 「……何だかいちいちイラっとくるな」 「そんなことより、いい加減、もっと大切な話をしなくちゃいけない」 「そういや、さっきから本題とか大切な話とか、何だか話を急かそうとしていたな?」 「そりゃあ急かすに決まっているだろう。八月十日の金曜日のうちから、もう始まってしまったのだから」 「何がだ?」 「百聞は一見にしかず――君の職業と今後とも深く関わって来るので、ちょっとばかしこれを見てほしい」 おっさんはそう言って無駄にくるりと一回転、それからぱちんと指を鳴らすと、シルクの天幕がスクリーンの役割となって、そこに何かを映し出した。 「ん? これは……まさか、オンラインノベルが集まったネットのサイトなのか?」 「その通りさ。ライトノベル作法研究院というオンラインノベル投稿サイトで行われているコンテストで、夏祭りと称されるユーザー主催の企画らしい」 「ふうん。要は、小説の競作企画というわけか」 「競作だって? そんな生易しいものじゃない。ここをよくよく見てほしい」 「ほう? 『テーマは金』だと……?」 「理解したかね?」 「今度は、何をだ?」 「実は、この企画、錬金玉術師たちの祭典なのだ」 「…………」 「…………」 「……マジで?」 「ああ。これらの作者全員、錬金玉術師たち」 「お前、そろそろ色んな方面から怒られていいと思うぞ」 「どこの誰に怒られるのかは知らないが、何はともあれ、これはとても危険な催しなのだ」 「というか、それ以前に何でこんな健全そうなオンラインノベルのコンテストがよりにもよって錬金玉術とかいう訳の分からんものの催しに誤認されなきゃあかんのだ?」 「ライトノベル作法研究院は、通称、ラ研というらしい」 「はあ、だからそれがどうした?」 「……裸研」 「…………」 「……裸体の研究」 それだけ言うと、おっさんはふんどしのもっこりした部分をまた指差した。 「……そろそろ別の世界に昇天させてほしいんだけど?」 「待ってほしい。たしかに裸と金玉を結び付けるのは小学生並みの安直さだった」 「ていうか、お前の言うところの金玉は、金玉ではあるけど金玉ではなくてやっぱり金玉に近い金玉的な金玉状の何かであって、その下半身に付いている金玉じゃないんじゃなかったか。いいのか? そろそろさすがに通報される頃合いだぞ」 「ふん。そんなに通報したいならすればいいさ」 「こ、こいつ、はっきりと開き直りやがった……」 「問題はそこではないのだ」 「だからどこに問題があるっていうんだ?」 「このサイトの院長を名乗る人物の名前を読んでほしい」 「ん? うっ ピー とあるな」 「そう。うっ ピー だ」 「ちょっと待て。さっきからなぜ名前を読むたびにピー音が鳴る?」 「自主規制しなくちゃいけない人物だからな」 「そんなに危ない奴なのか?」 「危ないも何も、名前を呼んではいけない何かだ」 「マジか……なるほど。それならば、そんな奴が院長をしているサイトで催される企画がヤバいというのもたしかに頷けるな。そもそも、うっ ピー とかいう名前からしてイっちゃってるもんな。絶対にまともじゃない」 「やっと理解してくれたか」 「その点だけはたしかに理解した。けど――」 君はそこで言葉を切って、その企画に上がっている作品に幾つか目を通した。 「一つだけ、疑問なんだが……」 「何だね?」 「この金企画。『お金』がテーマの作品ばかりで、『金玉』について触れたものがほとんどないじゃないか。公式も何だかお金を押しているみたいだし」 「良いところに気づいてくれた。実はな。この世界に集ってくれた選りすぐりの錬金玉術師たちでも、その想像し、かつ創造する力が弱いと、金の後にせっかく入れたはずの玉という文字が消されてしまう事態に陥っているのだ」 「改竄じゃないか!」 「それもこれも全て、うっ ピー のせいだ」 「何て卑劣な奴なんだ。許せない!」 「いいぞ。その意気だ」 「とはいえ、中には金玉について書いているものもあるにはあるみたいだが……いや、これはうんこか」 「はあ。空気が読めない連中もやっぱりいるからな。そういうのを書くのはたいてい頭が湧いている者ばかりだ。まあ、夏だから仕方ない」 「…………」 「何だい。私をそんなにじっと見つめて。照れるじゃないか」 今度は、君が「はあ」とため息をつく番だった。 もっとも、いつまでもこんなシャンバラという名の変態部屋に来てしまったことを後悔していても仕方がない。君はやれやれと首を横に振ってから、核心について尋ねることにした。 「で、結局のところ、何をすればいいんだ?」 「君には最高の錬金玉をしてほしい」 「ここで金玉を練ろ、と?」 「そうだ」 「要は、オナニーしてみせろ、と?」 「安心するといい。このシャンバラに集った者は、多かれ少なかれ、皆しているものさ」 「ふん。ここにある作品は所詮、オナニー程度でしかないと言いたいのか?」 「侮辱したつもりはない。毅然とした事実を言っただけだ。とある作家の言ではないが、完璧な作品など存在しないわけだからな」 君とおっさんはしばらくの間、じっと睨み合った。 君は胸の内にふつふつと湧き上がった何かを抑えつけようとしているようだった。葛藤なのか。憤りなのか。いずれにしても、君自身が侮辱されたわけでもないのに、心の奥底に波紋が広がった感じがした。無性にこのシャンバラに集った者たちを擁護したかった。 が。 言葉は君を裏切った。 君は無言で下唇を噛みしめると、おっさんからわずかに目を逸らした。 「最高のオナニーをすれば……認めてくれるのか?」 「錬金玉術について拒否しないんだな?」 「……できるのか?」 「もちろん、拒むこともできる。この世界からどこか別のところに行くことだって可能だ」 「そうしたらどうなる?」 「どうもこうも。君が別の世界の主人公になるだけだ」 「それでもいいのか?」 「構わないよ」 おっさんは優しく諭すような口ぶりで告げた。 同時に、君は、幾つか思い出した―― たしか昨日は電車に轢かれて幼女になった気がした―― たしか一昨日は路上でナイフに刺されてどこかでデスマーチした気もした―― それ以前にはたしかトラックだかトラクターだかにぶつかって女神と一緒に冒険さえしていた気もした―― 「その通りさ。君は三千大千世界を渡り歩いてきた。君の可能性は無限なのだ」 そこまで言って、おっさんは得意そうにまた笑みを浮かべた。 「だからこそ、私は君にこのシャンバラの地にて至高の錬金玉術師になってほしいと思っている」 「そうか。実は、不思議なことなんだけど……ここもそんなに悪くはないと思っているんだ」 「この世界は未知で溢れているからな」 「……未知?」 「不慣れな者、少しは上手くなってきた者、あるいはすでにプロフェッショナルの世界で戦っている者――そんな彼らがベストを尽くそうと、想像し、そして創造した情熱がここには溢れている。そんな不揃いな思いが君を熱くさせるのさ」 「そうか。そういうことだったのか」 「それは君の目に宿っている強さとよく似ている」 「昔から憧れるんだよ。世界の果てとか、まっさらな水平線とか。そういう想像することでしか手に届かないものに」 「ならば話が早い。この作品より先に投稿されたもの、後にされたもの――今はまだ名も知らぬ錬金玉術師がしこしこしながら創造したモノの中に、もしかしたら君にしか掴めない煌きがあるやもしれない」 「……煌き?」 「実際のところ、ほとんどが原石みたいなものだからな」 「それを輝かせろというのか?」 「やれるかどうかは君次第だ。ここはそういう世界なのだから」 「そういえば、さっきからこの世界のことについては言葉を濁していたな」 「そうだったか? まあ、君にはまだ理解できない領域の話だったから仕方がない。だが、今はもう違うだろ? 君はここがどこだか知ってしまったはずだ」 すると、おっさんは広い部屋をゆっくりと横切り、黄金で彩られたドアを開けた。 そこには『金』をテーマにして創られた錬金玉術師たちの魂の結晶が幾つも並べられていた。たしかにそれぞれ歪で、不揃いではあった。しかし、君にはそれらが金などよりもはっきりと価値あるものに見えた。 「言っただろ。ここはシャンバラだと」 「やはり、裸になって、接した方がいいのかな?」 「ふふ。今の君にわざわざ隠さなきゃいけないものなんてあったのかい?」 「せめて金玉ぐらいは隠したいな」 「ならば、それでも構わないさ。願わくは、君の全てをさらしてぶつかることのできる原石と出会えることを――」 それだけ言うと、君の背後でおっさんはゆっくりとドアを閉めた。 その瞬間、君の意識は混濁した。さながら広大な海原をさまようかのように。とても心地良く。君は一時の休みを得たのだった。 ★ 気がつくと―― 君はいつものベッドでずる剥けになっていた。 身に纏うものは何もなかった。同時に迷いもなかった。 いつの間にか、あそこも武者震いならぬ武者立ちをしていた。立ち向かうにはうってつけのタイミングだ。 君はベッドから颯爽と起き上がると、「ふああ」と両手を伸ばし、一応、横にふんどし一丁のおっさんが転がっていないことをしっかりと確認してから、 「いいだろう。やってやろうじゃないか。このシャンバラの地にて。せいぜい張り切ってイクとするか!」 こうして君は錬金玉術師の一人として、パソコンを立ち上げ、裸研に着いて、作品の感想欄をクリックすると、その一歩を踏み出したのだった。 (終) |
一路マヤ XHGoM1WP2I 2018年08月12日 13時14分35秒 公開 ■この作品の著作権は 一路マヤ XHGoM1WP2I さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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