【跡地化】追憶のインティリア

Rev.02　枚数： 3 枚（ 840 文字）
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たかセカンド

2018年01月02日 01時03分20秒 公開
■この作品の著作権は たかセカンド さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
2018年11月25日

公募のため、跡地化しました。
ありがとうございました。

◆キャッチコピー：インティリアの中に眠る、その思いは

◆作者コメント：
明けましておめでとうございます。
冬企画2018年開催おめでとうございます。

今回のお話は2015年の秋企画に投稿しようと思い、ボツにしたネタを引っ張り出してきたものです。

あまりいいネタではなかった、というわけではなく今回の「密室」というテーマを拝見しまして、ぴんと来た次第です。

今年のスタートであるこの企画を皆さま、楽しんでいきましょう

2018年が皆様にとって、実りある年でありますように。

2018年04月30日 15時07分04秒
 +30点

  • お、お久しぶりです。
    ええ、今更ながらの感想投下ですよorz


    たかセカさんお得意の職人シリーズですね（笑）
    個人的には今まで読んだ中で一番良かったかな。
    きっちりしっかりファンタジーしてたと思います！


    以下、細かい点。

    ＞「ふうぅぅ。ただいまぁ……」

    港帰りの場面転換からの受けですね。
    ここでは女王様に会えなかったみたいですが、チラ見せニアミスなどさせておいて「あのときの！」と再会感を出した方が演出的にはベタでしょうか。
    女王来航なんて情報が提示されたていたら、読者としては今後絡むのは明白なわけですし（笑）


    ＞インティリアの用途は様々だ。ミリアムが持ってきたインティリアのように、足となる台座を取り付け、観賞用として所有するのが最も多い。所有者の感情をため込む性質に目を付け、ホルストはあみぐるみの性格に多様性を持たせたりしている。
    用途は様々だが、インティリアの歴史はまだまだ浅い。エリーネの母自身も知らなかった秘密があるかもしれない。

    用途が万能すぎてイメージが湧かないという。
    いっそのことアクセサリや観賞用のインテリアに限定した方が親近感は湧くかもですね。
    実用性はない！　でもキレイ！　それで良いのではないかと（所有者の感情を蓄積して輝きが変わりますよ、みたいな）


    ■ 展開として

    人間関係は交錯していて良い反面、この分量だとちょっと欲張りすぎたかな感がありますね。
    この方向で行くなら長編がよろしかろうかと思います（企画作品に言うのも野暮ってもんですが）


    最後に黒インティリアを解放したということは、消滅したって解釈で良いんですよね（残骸はあるかもしれませんが）
    結界解放の流れはグッドアイデアでした。
    惜しむらくは、シズネ（もしくはエリーネも）が新しいインティリアをエミリアにつくってあげた方が希望があるかな。
    姉妹の絆の証として、友情の証として、新しい出発の象徴として。

    あとは、職人らしいシーンがもう少し欲しいかなぁと。
    バトルにおける戦闘シーンみたいなモノで、工房で試行錯誤するシーンを複数回挟むとそれっぽくなるのではないかと思います。
    現状だと心構えが優先してしまい実務がちょっと薄い？


    キャラ造形やストーリー展開はとても良かったと思います。
    この調子でガンガンいこうぜ！（ＭＰなんて気にするな/笑）
    『悠久のエルフ嫁』も読もうと思いましたが消えてたぜ！！＞＜
    きっと逆転企画にも参加されているはずですから、次はその時にでも（笑）
    精力的な創作活動に敬意を表します！


    E-Mail pass
Re: 2018年04月30日 22時15分32秒
  • kuroさん！　感想をいただきありがとうございました。

    ＞たかセカさんお得意の職人シリーズですね（笑）
    職人シリーズになってたｗ
    いやぁ、この話以前「やくそうの正しい作り方」という話を書いた直後に、考えていた話なので引きずられてたのかなー、なんて思っています。

    ＞チラ見せニアミス
    いやはや、文字数がいっぱいいっぱいで……＞＜

    ＞用途が万能すぎてイメージが湧かないという。
    そうなんですよね……自分でもいまいちインティリアの設定があやふやでした。
    もっと、しっかりと固めておくべきでした。

    ＞長編がよろしかろうかと思います
    今では自分でもそう思っていますｗ
    たしかに、ラスト付近では文字数の上限もありますし、まとめないと！　と急ぎすぎてしまった感があります。

    ＞職人らしいシーンがもう少し欲しいかなぁ
    ああぁ……そうでしたね……
    バトルもないし、これと言った派手な展開もないので、職人仕事のシーンが欲しかったかもですね。

    お読みくださりありがとうございました。

    E-Mail pass
2018年01月27日 23時15分46秒
 +30点
  • たかセカンドさんへ

    作品、読みました。
    （※本文は企画期間中に書いたものです。重複する質問・意見・感想等があるかもしれませんがご了承ください）


    いつもお世話になっております。ニヤリ
    この文体だとほぼ１００％の確率で作者が分かるなぁと思いながら読んでました。
    まあ、だからといって点数に反映させることはありませんが。

    最初に感じたのは、とても高い完成度のファンタジーだったなということでした。
    各人のキャラクターの深掘りがきちんとできていて、シズネの葛藤がとてもよく伝わってきました。
    １.２年前の「いい人しかいない」という指摘は、あれからかなり意識したのかなと思います。
    今回の話では、シズネの葛藤やミリアムの拒絶という表現でうまく昇華できていたなと感じています。

    ホルストの恋心も回収していて、物語としては充分魅力的でした。

    少し気になったのは、終盤のインティリアの結界が解けるシーン、ここが少し抽象的でうまく分かりませんでした。
    何か、物語の前半で結界を解くための伏線をちりばめて、それを生かした方が盛り上がるかもしれないなと感じました。あれだけ悩んでいたのに、山場が小さかったな、と。

    ただ、完成度が高い中でのあえて挙げるとすれば……という引っ掛かりなので気にしなくてもいいことなのかもしれないです。
    いつものように私が誤読をしているだけ、という可能性が高いし……（苦笑）

    とても読み応えのある、素敵な作品でした。
    ありがとうございます。

    それでは執筆お疲れ様でした。

    E-Mail pass
Re: 2018年01月28日 19時39分36秒
  • 返信機能があったの忘れてた……

    茉莉花さん。感想をいただきありがとうございました！

    ＞いつもお世話になっております。ニヤリ

    いつもお世話になっております。にゃーん

    ＞１.２年前の「いい人しかいない」という指摘は、あれからかなり意識したのかなと思います。

    この「いい人」というのは、ピンチの時に助けてくれる主人公にとって都合がいいキャラになっている。もしくは、そのキャラクターが「いい人」としてしか表現できない浅いものになっているのか。
    そのあたりをいろいろと考えていました。

    こちらは過去の企画でほかの方々からも頂いたご指摘の中の「主人公が何もしていない」というのに繋がると感じています。
    １～２年前のご指摘の時から、多少でも改善できていたのなら安心いたしました。

    ＞ホルストの恋心も回収していて、物語としては充分魅力的でした。

    こちらも茉莉花さんや、ほかの方々からいただいたご指摘の中の「キャラの最終的な立ち位置・決着をつけないといけない」を自分なりに考えてみました。
    今回の物語の中でのキャラクターの着地点をしっかりと描きたいと思いました。
    上手くいっていたのなら良かったです。


    ＞少し気になったのは、終盤のインティリアの結界が解けるシーン、ここが少し抽象的でうまく分かりませんでした。
    何か、物語の前半で結界を解くための伏線をちりばめて、それを生かした方が盛り上がるかもしれないなと感じました。あれだけ悩んでいたのに、山場が小さかったな、と。

    自分はなにかと勢いでまとめようとしてしまう癖があると思います。
    クライマックスを盛り上げるには、序盤、中盤がぶれていたり、しっかりと描けていなかったのだと思います。
    今回多少なりとも改善できた事柄は、今後も考えて行こうと思います。
    物語の軸はぶれずに、しっかりとクライマックスを盛り上げるため序盤、中盤の物語を強化していこうと思います。

    この度はありがとうございました。

    E-Mail pass
2018年01月21日 23時17分00秒
 作者レス


  • かもめさん。感想をいただきありがとうございます。

    ＞半分読ん断念しました

    半分までしか読んでもらえなかったのは、自分の力不足と痛感しております。
    もっと精進して、読んでもらえる作品作りをしていきます。

    この度はありがとうございました。



    燕小太郎さん。感想をいただきありがとうございます。

    ＞ただ今作の本筋を考えるとあまり密接に関わっているとは言えず、少々残念でした。

    う……やっぱり皆様に指摘されている通り、ストーリーがあやふやになっていたようです。

    ＞誰もが前向きに、一歩前に進んだハッピーエンドと合わせて、とても綺麗なお話でした。

    今回はとことんハッピーエンドにこだわりました。
    上手くいっていたようで安心しました。

    ＞黒いインティリアが漫画『ベルセルク』に出てくる魔王の卵『ベヘリット』にしか思えなかったので一抹の不安を拭えないまま読んでいましたが、そういう風でもないようでほっとしました。

    あ、確かにベヘリットぽくもありますね。
    自分が意識したのは「まどか☆マギカ」の「ソウルジェム」です。

    ＞規模が小さいとはいえ、それなりの物理的威力があるんじゃないのかなと疑問に思いました。

    そのあたり、全然意識していませんでした……。
    こういうあやふやなところがストーリーのブレにつながっているんですよね……

    ＞一夜明けて『さすがに、ウィランド王国の人間も心配になり探し回っているのだろう』はあまりに呑気な考え方です。

    たしかに、ちょっと呑気すぎますよね……。
    作者の都合でこのようにしてしまいました。

    ＞しかし、黒いインティリアは姉への思いの象徴であり、インテリィアへの執着はそのまま姉への思いの大きさでしょう。インティリアへの思いとは裏腹に、再会したシズネには忘れたような態度をとる。大切な人からもらったインティリアは大事だけど、インティリアをくれた相手は大切ではない？　一足飛びに姉と再会できたことをまず喜びそうなものなのに、というような矛盾を感じました。自分が『忘れているのでは』と推測したのも、この辺りの整合性をとるのが目的でした。
    　ここは物語の根幹でもあるだけに、この違和感は大きなマイナス要素となってしまいました。

    ここはミリアムの感情としては、シズネと会って嬉しい反面、自分を置いて出ていった過去や今更会ってどんな会話を交わすのか、過去に縛られず、女王としての責務を遂行したい。といろいろな感情がせめぎ合って、忘れたような態度をとっていました。
    でも、明らかに今のままでは伝わり切らないし、明らかに描写も足りないですよね。甘かったです。

    ＞今作に足りないと感じたのが『危機感』でした。

    この危機感にタイムリミットを設定しましたが、それだけでは足りなかったですね。
    おっしゃるように命の危険や、それでなくとも今後インティリアが作れなくなってしまうほどの出来事を作っておくべきでした。

    様々なご指摘、本当にありがとうございました。
    精進していきたいと思います。

    この度はありがとうございました。


    中梨 涼さん。感想ありがとうございました。

    ＞特におじさん最高です！

    物語が暗くなってしまわないように登場したキャラクターです。
    そう言っていただけて安心しました。

    ＞ただ、ミリアムがシズネを拒絶するシーンは、前フリがあってもなんか唐突に感じました。
    ミリアム自身の回想があれば感情移入しやすかったと思います。

    ちょっと強引だったのかもしれません。
    ここは自分の力不足でした。

    この度はありがとうございました。


    とまとさん。感想ありがとうございました。

    ＞書き出しの数行で読みやすい話だとわかる描写はとても素敵でした。

    読みやすい文章を心がけていました。
    そう言っていただいて安心いたしました。

    ＞王女と主人公の絡みが少し弱かったでしょうか。

    最後のインティリア開放のカタルシスが弱かったと感じています。
    クライマックスのために、これまでのストーリーがあるということを常に念頭に置いていかないといけないですね。

    ＞造語だとは思うのですが『インティリア』というのは、響きもよく覚えやすい素敵な名づけでした。

    ありがとうございます！
    「インティリア」は英語で内部という意味らしいです。
    今回の話に合っていましたので、採用しました。

    この度はありがとうございました

    E-Mail pass
2018年01月21日 22時25分58秒
 作者レス
  • 薄荷さん。感想をいただきありがとうございます。

    ＞暗さを感じさせず、元気に生きているエリーネに好感が持てました。

    ありがとうございます！
    元気な女の子を書きたかったのです。

    ＞ミリアムさんとシズネさんも最後和解できて良かったです。
    全員がそれぞれに幸せになれて良かったなと思いました。

    今回は気持ちの良いくらいのハッピーエンドを目指しました。
    上手くいっていたようで良かったです。

    この度はありがとうございました！


    むとうななこさん。感想をいただきありがとうございます！

    ＞一言で言ってしまうと、描写は丁寧ですが、肝心な情報が入ってこないという印象でした。

    この辺りは自分の力不足と痛感しております。精進します。

    ＞フルーツバスケットの主人公とかこんな立ち位置な気がします。

    おお、少女漫画の主人公風ですか。
    フルーツバスケットは読んだことありませんが、なるほどなるほど。
    貴重な情報ありがとうございます。

    ＞物語に置いてけぼりを食らっているような……。

    きっとストーリーに振り回されているんでしょうね……。
    もっとエリーネを自ら考え、自分の判断で行動させるべきでした。

    この度はありがとうございました！


    いりえミトさん。感想ありがとうございます。

    ＞作者さんの相当な筆力の高さががうかがい知れる作品でした。

    ありがとうございます！　素直にうれしいです。

    ＞　そんな感じで、全体として上手さを感じる作品ではあったのですが、ストーリー面ではちょっとパンチ力不足を感じました。
    　いや、ストーリーそのものは決して悪くないんですけど、もうひとつぐっとくるものがないというか。

    地味……だったのかもしれません。予想のできる範囲かも。
    それか、自分の伝えたかったことを、上手く書けなかったのかもしれません。精進します。

    ＞感情の「熱さ」という意味ではすこし弱かった感じがありました。

    この辺りもですね。
    まだ、伝えたいことを書ききる実力がついていないのだと思います。

    ＞ストーリーの進む方向があやふや

    軸がぶれていたのかなぁ……
    何を見せるのか、何を伝えたいのかをもう一度考え直す必要があるかもです。

    この度はありがとうございました。


    へろりんさん。感想ありがとうございました。

    うおおおお、2ページにも渡って……
    本当にありがとうございます！

    ＞結局、最後まで読んでも『インティリア』ってなんなのか飲み込めなかったのも、物足りなさを感じたひとつの要因でした。

    この辺りは、皆様に指摘をいただきました。
    設定があやふやすぎましたね……。

    ＞でも、殺伐とした雰囲気が感じられない。
    　作者様独自の感性が感じられない。

    この辺りも、もっと様々な作品を読んだり、センスを磨いていかないといけないです。精進します。

    ＞この辺りは、既存作品でよくある設定を積み上げた感じで、悪くはない（悪いはずがない）のですが、オリジナリティとしてはいまひとつ。
    　やっぱり御作の目玉は『インティリア』の設定なんですよね。

    「インティリア」の設定があやふやすぎました。メインの要素がこれではとっちらかった印象になってしまいますね。
    自分は設定を作りこむ前に書き始めてしまう癖があります。もっととことん作りこまないといけなかったです。

    ＞主人公を少年にした方がボーイミーツガールの要素も加わり、物語としては描きやすかったのではないかと思いました。

    元気いっぱいの女の子を書いてみたかったのですｗ
    でも、少年主人公もいいですね。淡い恋愛も書けそう！

    ＞もうひとつ強烈な『密室』要素があってもよかったかなと思います。

    実はそれを「インティリア」にしたかったのですが、肝心の作りこみが甘かったです。

    ＞オーソドックスなお話作りでしたが、作者様が描きたいことが多すぎて、読み手としては焦点が合わず、とっちらかった印象でした。

    鋭い指摘、本当にありがとうございました。
    しっかりと書きたいこと、伝えたいことを明白にしないといけないですね。

    この度はありがとうございました！


    朱鷺さん。感想ありがとうございました。

    ＞ひとつひとつの場面が本当に懐かしく感じられました。

    ありがとうございます！　そういっていただけると嬉しいです。
    雰囲気も大事にしたかったので、楽しんでいただけたようで安心いたしました。

    この度はありがとうございました。

    E-Mail pass
2018年01月21日 20時10分30秒
 作者レス
  • 金木犀さん。感想をいただきありがとうございました！

    ＞そこにシズクというキャラとミリアムの間のしがらみ、思いを絡ませ、さいごに『インティリア』で母親の声がするところは、心に訴えかけられるものがありました。

    三人の女性たちの絡みが上手くかけているか心配でした。
    ありがとうございます。

    ＞ホルストとシズクのカップル

    直接筋とは関係ない遊びも入れてみたくなりました。
    作者としても、二人には今後幸せになってほしいと感じます。

    この度はありがとうございました。



    k izawaさん。感想をいただきありがとうございました！

    ＞ですが、中盤くらいまで話が入ってこなかったというか、方向が見えなかったというか……。
    人物の目的がイマイチ読みとれなくって。

    今回の一番大きな欠点はこの辺りと感じています。
    エリーネの目的とやるべきことがぼやけていたのだと思います。

    ＞要所要所をもっと絞った方が
    書きたいように書き散らしていましたからね……。
    もっと作品のスリム化が出来たかもしれません。

    この度はありがとうございました。


    etunamaさん。感想をいただきありがとうございました。

    えつなまんなので、口調変えます。
    3位おめでとう。あの作品面白かったよ。絶対負けるか、って思ったけど負けちゃった。

    感想ありがとう。
    えつなまさんの感想は毎回、ドキドキしながら見ています。
    緩いけど、結構的を射てると思いますん。

    今回のお話。
    魔法大陸アトランティスという設定だったのに、魔法要素薄かったな、と。

    魔法が生活にどういう風にかかわっているのか。
    魔法で家事をしたりしているのか。
    ほかの人たちの仕事はどんな風なのか。

    この辺りをもっと描写しても良かったかな。

    設定回りですよね。
    そのあたりが詰め切れてなかったのだと思います。

    えつなまさんが腰抜かして、おしっこ漏らすくらいの話書いてみたいと思います。
    首洗って待ってな！！！

    この度はありがとうございました！


    たてばんさん。感想をいただきありがとうございます。

    ＞今企画最大枚数＆文字制限ピッタリ

    今回は、枚数制限ぎりぎりの話を書いてやろうと思いました。
    せっかくだから、文字数も制限いっぱいにしてやろう、と思い4万文字ピッタリで収めました。

    ＞ダラダラと切り取ったような日常を描かれても退屈

    グサッと来ました。
    そうですよね。自分が伝えたいことが文字で相手に伝わらないとそう感じてしまいますよね。
    精進します。

    自分が書きたいことが、相手に伝わり切らない。
    これを伝えることが自分の今後の課題だと感じております。

    この度はありがとうございました！


    あまくささん。感想をいただきありがとうございます。

    ＞アトランティス企画、懐かしいですね。

    懐かしいですねー。
    本当に参加できなかったのが悔やまれます。

    ＞前半のゆっくりした展開も、けっこう引き込まれる要素がありました。

    そう思っていただいて安心いたしました。
    エンタメ作品はホットスタートが好まれると思いますし、自分もそれを否定する気は一切ありませんが、スローなスタートでも読み手を引き付けられる要素があると思っています。

    ＞ただ如何せん、要所要所の心理描写、それとインティリアとは何かという伏線の描写がことごとく駆け足気味でした。これは尺が足りなかったのだろうと思います。

    実は、プロット段階ではもう少しエピソードがありました。
    しかし、そのままでは大幅に枚数をオーバーしてしまうため、削った部分があります。
    カタルシスをもっと高めるために、書かなければいけないことをもう少し考えないといけませんでした。

    この度はありがとうございました！

    E-Mail pass
2018年01月21日 16時10分52秒
 作者レス
  • 皆さま。お疲れ様でした。
    本作に感想を頂き、誠にありがとうございました。

    今回書かせていただいた「追憶のインティリア」はコメント欄にもある通り、デルディックさんが主催を務めた2015年秋アトランティス企画で考えていたネタの一つとなります。
    実際は、諸事情によりアトランティス企画は参加できなかったのですが、今回このような機会があり、ずっともやもやしていたネタを使わせていただきました。

    確か当時、考えていたプロットはインティリアが感情をため込んで、限界が来るととんでもないことになるとか、そんな感じでした。
    あれです。「まどか☆マギカ」のソウルジェムとおんなじですｗ

    幼少のエリーネがインティリアの感情を崩壊させてしまって、両親がそれで死亡。エリーネはその時の記憶が無くて、インティリアは体の中に埋め込まれてしまい、それを再度暴走させないように、シズネが見張り役としてそばにいる。そんな筋だったと記憶しています。
    ちょっと、暗めですね……。

    せっかくなので、元気いっぱいの女の子と、最高のハッピーエンドを目指して書いてみました。

    この話を書き上げられることができてよかったです。
    すっきりすっきり☆彡

    個別の返信は、後日行わせていただきます。

    それでは後夜祭も楽しんでいきましょう！

    E-Mail pass
2018年01月20日 23時21分38秒
 +20点

  • 拝読しましたので感想を置いていきます。

    優しいハイファンタジーでした。
    書き出しの数行で読みやすい話だとわかる描写はとても素敵でした。
    滑り出しが丁寧ですと、物語に入りやすいかったです。

    ストーリーも明確で、主人公のやることやりたいことがはっきりと伝わってきました。
    それぞれのキャラクターにドラマがあってよかったです。キャラクターが抱えているものをストーリーで解決するというつくりがしっかりしていました。

    その反面、王女と主人公の絡みが少し弱かったでしょうか。
    二人のやり取りが、上段の位置にあったように思えます。立場上の問題、そしてシズネが姉であるということを隠さなければならないストーリー上の問題はもちろんあるとは思うのですが、もうちょっと緊密なやりとりの上で、王女様の心の問題に主人公が当たっていくような形だと、一層インティリアが直るシーンが際だつのかなと思います。


    造語だとは思うのですが『インティリア』というのは、響きもよく覚えやすい素敵な名づけでした。
    それでは失礼します。

    E-Mail pass
2018年01月20日 22時13分19秒
 +20点
  • こんにちは。
    そんな企画ありましたね…
    知ってたけど、何も思いつかず参加しなかった苦い思い出があります笑
    読みやすく、全キャラに好感が持てるお話でした。特におじさん最高です！
    いかつい見た目なのに優しくてあみぐるみとかギャップ萌えしました。
    各キャラ自身の持つ優しさが光る良作だったと思います。
    ただ、ミリアムがシズネを拒絶するシーンは、前フリがあってもなんか唐突に感じました。
    ミリアム自身の回想があれば感情移入しやすかったと思います。枚数制限の難点はありますが…。
    シズネとおじさん、幸せになれるといいですね。
    執筆お疲れ様でした。



    E-Mail pass
2018年01月20日 21時35分50秒
 +10点
  • 　執筆おつかれさまです、燕小太郎と申します。
    　拝読しましたので、感想を残したいと思います。

    ＜一通り読んでの第一印象＞
    　2015年秋企画かー、なんだったかなーと思いながら読んでいましたが、ありましたね、アトランティス企画。
    　懐かしく思い出されました。もう三年前か……。

    ＜密室について＞
    　長らく閉じていたアトランティス大陸を、『密室』として表現されていました。
    　ただ今作の本筋を考えるとあまり密接に関わっているとは言えず、少々残念でした。
    　女王の閉塞感を比喩的に『密室』ととることもできますから、テーマから逸れているとは思いませんが。

    ＜良かったところ＞
    　良いお話だと思いました。
    　この物語には悪人がいません。誰かを思う優しい心に溢れていて、ちょっとしたすれ違いはあっても気持ちをぶつけ合うことで最後にはわかり合える。
    　誰もが前向きに、一歩前に進んだハッピーエンドと合わせて、とても綺麗なお話でした。
    　黒いインティリアが漫画『ベルセルク』に出てくる魔王の卵『ベヘリット』にしか思えなかったので一抹の不安を拭えないまま読んでいましたが、そういう風でもないようでほっとしました。
    　あと、キャラクターではシズネが一番好きでした。普段は酒飲みで美人だけどだらしなく、実は王女様という高貴な生まれである。また、ホルストに言い寄られて満更でもない様子、となかなか魅力的なキャラクターでした。

    ＜気になった点＞
    　まず細かいところから二点ほど。
    　黒いインティリアに溜めこまれた感情を解放した魔法がアトランティスの結界を解いたのと同じ魔法だったと理解しているのですが、あれって追憶の地の地表を抉って未だ整備できないほどの威力があったんですよね？　規模が小さいとはいえ、それなりの物理的威力があるんじゃないのかなと疑問に思いました。
    　また、一国の女王が書置き一つで単身出て行くなど言語道断でしょう。いないと気付いた段階であらゆる催し物を中止、使える人員を総動員して捜索に当たると思われます。一夜明けて『さすがに、ウィランド王国の人間も心配になり探し回っているのだろう』はあまりに呑気な考え方です。

    　上記二つはちょっとした粗探しに近いですし、物語そのものに大きな影響を与えるものではありません。
    　ここからは、物語そのものに対する疑問を挙げたいと思います。

    　自分はミリアムがシズネを無視した際、『記憶を失っている・または封じ込めている』と考えていました。姉への思いや寂しさに耐えられなくなり、記憶そのものを忘れてしまおうとした、だからアデリアのこともわからない、みたいな感じです。
    　ところが実際にはちゃんと覚えていて、女王としての立場とかそれなりの恨みなどの理由からあえて冷たく振る舞ったことがわかります。
    　しかし、黒いインティリアは姉への思いの象徴であり、インテリィアへの執着はそのまま姉への思いの大きさでしょう。インティリアへの思いとは裏腹に、再会したシズネには忘れたような態度をとる。大切な人からもらったインティリアは大事だけど、インティリアをくれた相手は大切ではない？　一足飛びに姉と再会できたことをまず喜びそうなものなのに、というような矛盾を感じました。自分が『忘れているのでは』と推測したのも、この辺りの整合性をとるのが目的でした。
    　ここは物語の根幹でもあるだけに、この違和感は大きなマイナス要素となってしまいました。

    　もう一つに、今作に足りないと感じたのが『危機感』でした。
    　今作には明確なタイムリミットが存在します。一つにはミリアムが修理の時間と定めた二日目の夜、そして次に翌朝の演説です。
    　しかし、エリーネは修理の手がかりすらつかめず、シズネを探して外をうろつくばかり。
    　彼女を見ながら、ミリアムは疑わなかったのでしょうか？　もっと頼れる職人を探すべきではないかと焦りを感じなかったのか。そもそもろくに知りもしない少女に王族の身分を明かし、大切なインティリアを預けて外に見送って、そのまま持ち逃げされると疑わなかったのか。危機感が薄いと感じます。
    　エリーネや大人であるホルストも同様です。女王の依頼に対しできると豪語しながら出来なければ、ごめんなさいで済む問題ではなくなります。場合によっては命が危なくなる事態です。また追憶の地で落ちた時などは、下手すれば誘拐を疑われます。すでに姉が出奔し、ただでさえ王族が少ない状況で、女王が拉致監禁されたとなれば即戦争に発展しかねない大問題。エリーネはともかく、ホルストは事態の重大さを認識し、相当な危機感を抱いていなければならない状況です。その割に、二人を見つけた時のセリフが呑気すぎます。
    　おそらく作者様が思っている以上に、事態は切迫しているはずだと思います。にも関わらず相応の危機感を読み取れず、あまりに呑気な印象を持ちました。

    　自分なりの改稿案
    　ミリアムとアデリアの関係については自分の解釈が間違っている可能性もあるので、ここでは危機感について考えたいと思います。
    　呑気すぎるという点を指摘しましたが、危機感やそこから生じる『焦燥』は、上手く描けば作品をより面白くできるチャンスでもあります。有効利用しない手はないでしょう。
    　例えば、場面転換の度に時間を表示する。現在時間でもいいし、期限までの時間でも良いでしょう。刻一刻と減っていく時間を何度も描写することで時間の流れを意識させ、間に合わないかもしれないという不安を抱かせることができます。
    　あるいは、最後にホルストが二人を見つけたときには、演説の時間が迫っており、四人で演説の場所まで急ぐのも良いと思います。間に合わなければ国際問題、下手すれば戦争と事前に書いておけば、手に汗握る展開になると思います。
    　物語におけるタイムリミットは、危機感という形で用いればとても強力な武器になると思っています。もしよければ、有効利用する方法について考えてみてはいかがでしょうか。

    ＜総評＞
    　指摘した点が多くなってしまいましたが、シズネのキャラクターや全体の設定など、個々の素材には魅力的なものが揃っていたと思います。

    　拙い感想ですが、少しでも参考になる部分があれば幸いです。
    　

    E-Mail pass
2018年01月20日 17時25分47秒
 0点
  • 初めまして
    書いたの紛失したので、まあ適当に
    半分読ん断念しました
    だってインティリアよくわかんなかったから
    これ以上読むの面毒せー氏、
    じゃあ感想
    別に

    以上です
    、
    これ以上も以下もありません

    E-Mail pass
2018年01月20日 16時22分47秒
 +30点
  • 　作品を拝読しました。朱鷺（とき）と申します。
    　２０１５年の秋企画には私も参加しました。私が描いた時代より少し後の話ですね。
    　作品中に描かれる風景にはなじみがあり、ひとつひとつの場面が本当に懐かしく感じられました。
    　じっくりと熟成されたビンテージ作品だけあって、豊潤な香りと優しい味わいに満ちた素晴らしい出来と思います。
    　作品に酔いしれました。絶品でした。
    　執筆お疲れ様でした。次回作も楽しみにしております。

    E-Mail pass
2018年01月20日 14時05分35秒
 +20点
  • 　へろりんと申します。
    　御作『追憶のインティリア』を拝読しましたので、感想を書かせていただきます。
    　素人の拙い感想ではありますが、しばらくお付き合いください。

    　タイトルを拝見して
    　はて？　『インティリア』ってなんざんしょ？

    　キャッチコピーを拝見して
    　『インティリア』ってなにかアイテムのことでしょうか？
    　それとも？？？
    　ともかく、『思い』が籠っているもののようです。
    　感動物でしょうか？
    　楽しみです。

    　魔法大陸『アトランティス』を舞台とした、インティリア職人を目指す少女と、その母が作ったひとつのインティリアを巡る姉妹の想いが交錯した感動物語でした。
    　ただ、途中で誰のどの想いに心酔すればいいのか焦点が定まらなくなり、物足りなさも感じてしまいました。
    　結局、最後まで読んでも『インティリア』ってなんなのか飲み込めなかったのも、物足りなさを感じたひとつの要因でした。

    ※以降、ネタバレを含みますので、未読の方は先に本編をお読みいただくことをおすすめします。



    【文章】
    　物語を伝えるには充分な力量をお持ちだと思います。
    　作者様が伝えたいと思ったであろう情報がちゃんと伝わります。
    　反面で、文章から雰囲気とか個性とかが感じられないように思いました。
    　この点で、個人的に物足りなさを感じました。

    　例えば

    ＞ふと気が付くと、大陸の端のほうまで歩いていたようだ。目の前には灰色の景色が広がっている。
    ＞『追憶の地』だ。
    ＞　かつて、アトランティス全土を覆っていた結界を破壊したのがこの場所だ。灰色の岩肌が視界いっぱいに広がっている。
    ＞　結界の破壊を行う際、アトランティス人同士での争いがあったそうだ。地面はえぐれ所々に、底が見えない大きな穴も開いている。人工物はおろか、草木一本生えていない不毛の地となっていた。その代わりに、いまだに魔法の粒子は辺りを漂い続け、まるでこの地で死んでいった魔法使いの魂のようにも思える。

    　『追憶の地』を描写した一節です。
    　情報として『追憶の地』がどんなところかはわかります。
    　でも、殺伐とした雰囲気が感じられない。
    　作者様独自の感性が感じられない。
    　じゃあどうすればいいの？　と言われても困るのですが。
    　なんか、ヒドイこと言ってスミマセン。
    　文章を味わいたいと思っている人もいるんだなーぐらいに思っておいてください。

    【設定】
    　舞台としてのアトランティス大陸は、以前の企画であったテーマですね。
    　両親を早くに亡くした少女が残された店をなんとか切り盛りする設定
    　お姫様がお忍びでやって来る設定
    　実は血を分けた姉妹でしたの設定
    　この辺りは、既存作品でよくある設定を積み上げた感じで、悪くはない（悪いはずがない）のですが、オリジナリティとしてはいまひとつ。
    　やっぱり御作の目玉は『インティリア』の設定なんですよね。

    　冒頭でも書きましたが、物語の中心にあるアイテム『インティリア』が、結局なんだったのか得心できず、モヤモヤでした。
    　魔法のアイテムの総称でしょうか？
    　いや、もうちょっと限定されたもののようです。
    　家具？　置物？　照明器具としても使われていたり。。。うーん。
    　どこかで言い切って欲しかったなーと思います。
    　読み落としていたらスミマセン。

    【キャラクター】
    主人公：エリーネ
    　魔法大陸アトランティスでインティリアの工房を切り盛りする少女
    　十五歳
    　五年前に母を亡くし、インティリア職人の母の弟子だったシズネとともに、母の残した工房をなんとか続けている。
    　自分もいつか母と同じぐらいのインティリア職人になるため、日夜修行を励んでいるが、シズネの力量にも及ばない。

    　両親を早くに亡くし、夢を持って健気に生きる少女というのは定番の主人公像で好感が持てます。

    ヒロイン？：ミリアム（ミリアム・ウィランド）
    　ウィランド王国の王女
    　十五歳（？）
    　アトランティスとウィランド王国との交易を推進するため、親善訪問するも、幼いころ腹違いの姉にもらったインティリアを修復するため、お忍びでエリーネの工房を訪れる。
    　その細い肩の上には、王国をしょって立つという重圧がのしかかっていたのだった。

    　王女様がお忍びで町にやって来るって『ローマの休日』を彷彿とさせますね。
    　アトランティスの町を探索して興味津々のミリアムのキュートな姿を見たかった気がします。
    　あ、でもそれだとエスコートする主人公は少年の方がいいか。
    　なーんて、ぜんぜん違う話になっちゃいますね。失礼。

    シズネ（アデリア・ウィランド）
    　魔法大陸アトランティスのインティリア工房で働く腕利きのインティリア職人で、ナイスボディのお姉さん。
    　二十五歳（推定）
    　十年ほど前、ふらりとひとりで工房にやって来て、エリーネの母に弟子入りする。
    　エリーネの母亡き後、工房の仕事を一手に引き受ける。
    　エリーネのインティリア職人としての師。
    　呑んだくれで、正体が無くなるまで酒場で呑んじゃうとか、お近づきになりたいわー（ｵｲ！
    　実はウィランド王国の先代王の娘で、ミリアムの腹違いの姉。
    　妾腹であることから、妹のミリアムに気を使って身を引くため１０年前に王国を飛び出し、ひとりでアトランティスへやってきた経緯を持つ。

    　実は姉妹でしたーも定番ですね。
    　豪快な女傑として描かれていますが、所作にどこか気品を感じるとか、お姫様の面影を残して欲しかったかも。

    ホルスト
    　エリーネの母の弟で、エリーネの叔父
    　アトランティスで『ホルストのあみぐるみ工房』を営む
    　エリーネの倍はあろうかという大男で強面
    　容姿に似合わず優しく人情味があって涙もろい
    　姉の忘れ形見であるエリーネの成長を見守る
    　シズネにラブ

    　本作のコメディ部門担当
    　シリアスなお話にこういうキャラがいると、ほっとするとともにアクセントになりますね。

    　こうやって並べてみると、オーソドックスなキャラで固めています。
    　ただ、まとめている途中で思ったのですが、主人公を少年にした方がボーイミーツガールの要素も加わり、物語としては描きやすかったのではないかと思いました。
    　ミリアムのヒロインとしての立ち位置もはっきりしますし。
    　エリーネ、ミリアム、シズネの三人が全て女性ゆえに交錯する想いにメリハリがなく、三人の関係性がぼけたように感じました。

    つづく。


    E-Mail pass
2018年01月20日 14時04分46秒
 +20点

  • つづきです。

    【構成】
    　日常を描いての舞台設定、人物設定の開示から始まり、メッセンジャー（ミリアム）からのインティリア修復の依頼で物語が動き出します。
    　インティリアの修復を通して、主人公エリーネの母への想い、王女の重責に押しつぶされそうだったミリアムの想い、身を引いたつもりが妹のミリアムに重責を押し付けてしまったのではないかというシズネの想いが交錯します。
    　最後は、ミリアムとシズネの関係が修復され、エリーネも亡くなった母の想いを受け取って成長して大団円。
    　ついでに、シズネへのホルストの恋心も届いてよかったねーでした。

    　途中に困難もあったりして、オーソドックスな構成でした。

    【ストーリー】
    　両親を亡くし、母が残したインティリア工房を母の弟子のインティリア職人シズネと二人で切り盛りするエリーネ。
    　ある日、エリーネの工房に、お忍びでウィランド王国王女ミリアムがインティリアの修復を依頼にやって来る。
    　ミリアムの持ち込んだインティリアは、エリーネの母が作ったものだった。
    　真っ黒に変色したインティリアをなんとか修復しようとするミリアム。しかし、頼りにしたいたシズネは、この件についてはなぜか手を貸してくれようとはしない。
    　孤軍奮闘するエリーネに、シズネは実は自分はウィランド王国の先代の国王の娘で、ミリアムの腹違いの姉であることを告げる。
    　ミリアムが修復を依頼したインティリアは、シズネがエリーネの母から買ってミリアムに贈ったものだとも。
    　実の姉妹であるシズネとミリアム。
    　すれ違う二人の想いをなんとかひとつに修復しようとするエリーネ。
    　しかし、姉妹の関係も肝心のインティリアも修復することが出来ず、ミリアムは王女としての役目を果たすため工房から去ってしまう。
    　それでもなんとかしようとするエリーネは、街はずれの『追憶の地』でひとりでいるミリアムを見つける。
    　そこでアクシデント発生。
    　エリーネとミリアムは、言い争ううちに深い穴に落ちてしまう。
    　自力での脱出も叶わず、民家も遠くて、めったに誰も訪れることのない『追憶の地』では偶然通りかかった誰かに助けてもらえるはずもない。
    　絶望して言い争ううちに、エリーネは自分を置いて死んでしまった母への想いを、そしてミリアムは一国の女王という重責と自分を置いて行ってしまった姉アデリア（シズネ）への想いを吐露する。
    　そこで、エリーネはインティリアの本当の意味を知る。
    　黒く変色したインティリアを天に捧げると、まばゆい光がインティリアに込められたシズネの想いとエリーネの母の想いと一緒に開放され天に昇っていく。
    　その光を見たホルストが二人を助け出し、ミリアムは無事、女王としての務めを果たすのだった。

    　エリーネ、ミリアム、シズネのそれぞれの想いが交差して相乗効果があればいいのですが、どこに焦点を当てればいいのか途中でわからなくなって逆効果だったように思います。
    　また、クライマックスで、エリーネとミリアムがそれぞれ亡くなった母の想い、妹を思う姉の想いに気づくキーアイテムであるインティリアがなんだかわからず、ふわっとしていたのも分かりにくくしていた要因かと思います。
    　残念！

    【密室】
    　アトランティス大陸全体が密室なわけですが、これもわかりにくかったです。
    　以前の企画を知っていればまだしもですが。
    　もうひとつ強烈な『密室』要素があってもよかったかなと思います。

    【総評】
    　オーソドックスなお話作りでしたが、作者様が描きたいことが多すぎて、読み手としては焦点が合わず、とっちらかった印象でした。
    　想いがストレートに響かず残念でした。
    　とは言え、好みの問題もあるでしょうし、どの点においても高い水準でまとめてきたなと思いました。

    　以上をもって、感想を終わりたいと思います。
    　例によって素人のたわ言ですので、あまりお気になさいませんように。
    　作者様の身になる部分がありましたら、そこだけ取捨選択をお願いします。
    　言いたい放題書き連ねて、申し訳ありませんでした。
    　失礼しました。


    E-Mail pass
2018年01月14日 21時55分46秒
 +20点
  • 『追憶のインティリア』拝読しました。感想を書かせていただきます。


    　工芸品「インティリア」を中心とした人間模様を描いた物語ですね。

    　作者さんの相当な筆力の高さががうかがい知れる作品でした。
    　文章は非常に安定していますし、ファンタジーとしての世界観も、入念に作りこまれている印象です。
    　感情をため込む性質があるというインティリアの設定が面白いですし、武器などではなく、あくまで「工芸品」であるところが渋いなと思いますね。そのあたは、この作品のオリジナリティにもなっていると思います。
    　
    　また、特に作者さんの力を感じたのは、キャラクター面です。
    　真面目で頑張り屋さんな、主人公のエリーネ。
    　女王様らしい凛とした雰囲気がありながら、時折年相応の女の子らしい一面も見せるアム。
    　酒癖が悪いけれど、じつは秘密があるシズネ。
    　巨体と強面に似合わない繊細な心の持ち主ホルスト。
    　各キャラとも個性的に描けていると思います。
    　特にホルストがいい味を出していますね。彼の恋物語は、サブストーリーながら、本作の中でも随一のインパクトがあったと思いますｗ

    　そんな感じで、全体として上手さを感じる作品ではあったのですが、ストーリー面ではちょっとパンチ力不足を感じました。
    　いや、ストーリーそのものは決して悪くないんですけど、もうひとつぐっとくるものがないというか。

    　個人的に感じたのは2点です。

    　ひとつはキャラたちの感情面。
    　上記のように、キャラたちの個性派魅力的な面々だったんですけど、感情の「熱さ」という意味ではすこし弱かった感じがありました。

    　たとえば主人公のエリーネ。
    　彼女は母親の跡を継いでインティリア職人になっているわけですけど、「すぐお母さんの腕前に追いついて、いずれは追い越す！」などの熱い思いは特に語られていないので、ただ何となく職人をしているように見えます。
    　たとえば、ミリアムのインティリアの直し方がわからずくじけそうになった時に、「お母さんなら絶対にあきらめない！」などと考えて奮闘するシーンなんかがあると、エリーネの思いが伝わって、共感しやすくなるのではと思うのです。
    　また、ミリアムのほうも、「なにがなんでもインティリアを直してもらいたい！」という感じではなく、「直せる自信がないのなら、結構です」とまで言っています。
    　メインの二人が、インティリアに対する熱い想いを語っていないため、「インティリア修復」という話の盛り上がりが、やや弱くなっている印象があります。

    　もうひとつは、ストーリーの進む方向があやふやになっているように感じることです。
    　シズネがエリアムの姉であることが発覚してからは、そちらがストーリーのメインになっているような感じがしました。
    　シズネとエリアムの関係性をメインとして話が進むため、「インティリア修復」という目的がさらに弱くなってしまった感じがする上、主人公のエリーネが狂言回しのような立場になっているように感じました。
    　なので、最後洞窟の中でインティリアが直ったのも、なんだか唐突に感じました。

    　そんなわけで、もっと「インティリア修復」という要素を中心としてストーリーを盛りあげることができれば、なおよくなる作品なんじゃないかと思いました。

    　
    　感想は以上です。執筆お疲れさまでした。

    E-Mail pass
2018年01月14日 20時01分44秒
 +30点
  • むとうななこと申します。感想を申し上げます。

    一言で言ってしまうと、描写は丁寧ですが、肝心な情報が入ってこないという印象でした。
    でも、オリジナリティやキャラクターの表現など、個性が際立っており、とても素晴らしいと感じます。

    主人公が肝心のインティリアへの取り組みに対して突っ込んだ立場におらず、また働きかけも第三者的であったため、なんというか、お使い系のRPGやシミュレーションを彷彿としました。ああ、少女漫画にこういう人多いですよね。フルーツバスケットの主人公とかこんな立ち位置な気がします。
    それが良いというところもあったと思います。エリーネは可愛らしいなと感じる好感度の高いキャラクターで、何事も一生懸命。でもなんかもっと伸び伸びしていいんじゃないか、というもどかしさも感じて、よく描かれていたと思います。ただ、、やはり、ただ、物語に置いてけぼりを食らっているような……。
    それなのに、肝心の主軸となるはずの残りの女性二人が、なんかうだうだしてて、前に進まない。なぜ、前に進めないのかの理由が肝心な物語の動力源だと思うのに、進んでからが急転直下で、前半の描写をもっと生かしてほしかった。
    結局飲んだくれが一番成長した罠。

    全体的に好感をもった作品だったということを繰り返して申し上げつつ。

    E-Mail pass
2018年01月13日 22時45分47秒
 +20点
  • こんにちは。
    読了しましたので、感想を書きます。

    魔法大陸アトランティスを舞台に、インティリアという不思議な置物をめぐる話でした。
    ほっこりしている素敵なお話です。



    以下、ネタバレがあります。



    暗さを感じさせず、元気に生きているエリーネに好感が持てました。
    黒いインティリアを修理しないといけないけど、修理の仕方が分からない。
    どうなるのだろうと思っていたら、最後、追憶の地で解決しましたね。

    そして、シズネさんの正体は意外でした。
    けっこう驚きました。

    ミリアムさんとシズネさんも最後和解できて良かったです。
    全員がそれぞれに幸せになれて良かったなと思いました。

    楽しい時間をありがとうございました。
    執筆お疲れさまでした。

    E-Mail pass
2018年01月08日 08時49分57秒
 +30点
  • 拝読しましたので、感想を書かせて頂きます。

    アトランティス企画、懐かしいですね。
    魔法使いたちの結界によって外界から閉ざされたアトランティスそのものを密室と捉えた着想。それが効いていて、終始おとなしめなストーリー運びながら、ラストで大きく視界が開けていく解放感が良かったと思います。また、雰囲気を感じさせるきれいな文章が物語によくマッチしていて、良質のアニメを観るような心地よさがありました。

    前半のゆっくりした展開も、けっこう引き込まれる要素がありました。
    異国の若い王女が主人公の下にインティリアを持参し、修理を依頼する。そして、そのことを主人公がシズネに伝えたときの不可解な反応。これらが十分なフラグになっていて、ドラマを予感させるんですね。
    謎を提示することは読者を引き付けるための有効な手段とよく言われますが、その謎は鬼面人を驚かすような派手なものでなくてもよいというお手本。勉強になりました。


    次に、少し問題点かなと個人的に感じたことを書きます。参考になればということで詳しく書きますが、欲を言えばという範疇なのでご判断はお任せします。

    で、欲を言えば。
    この構想を十全に描くためには100枚では足りなかったかもしれませんね。

    本作の骨子は、エリーネ・シズネ・ミリアムの三人が三者三様の想いをエリーネの亡き母から受け継いでいて、それが交わりあっていくというもの。
    そして、もう一つ、インティリアというアイテムがあって、これは持ち主の想いを貯めこむ性質があると。ミリアムの持参したインティリアが黒く濁っていることで、彼女の心の底にある負の感情を表現しているんですね。ストーリーの途中まではそれが「闇落ち」のアイテムとして作用しているように見え、インティリアをきっかけにして三人の少女が衝突していく様子が描かれています。
    ところがラストでは、このインティリアをかつてアトランティスを解放した魔法使いたちの願いと希望に重ねるんですね。同時に少女たちの閉ざされた心の解放にも繋げて、すべての葛藤を一気に一つの世界観に収束させるという大技でした。

    こう纏めてみると、本作の構想とプロットは壮大で、物凄く良いです。ハイ・ファンタジーはこうでなくちゃっていう感じですね。

    ただ如何せん、要所要所の心理描写、それとインティリアとは何かという伏線の描写がことごとく駆け足気味でした。これは尺が足りなかったのだろうと思います。
    いくつか具体的に指摘しますと、


    ＞　シズネには分かったような口を聞いてしまった。母の思いは自分には伝わっていなかった。それを思うと、エリーネは自分自身をどうしようもなく情けなく感じてしまう。
    ＞　悲しみ、困惑、自分への苛立ち、様々な思いが幾重にも重なり、エリーネの体から押し流される。感情は涙となり溢れてくる。


    ＞　シズネのこれまでの思い、感情。
    ＞　言葉は震え、途切れ途切れに語る。
    ＞「私は国を捨て、両親を捨てた……妹さえ捨てて」


    ＞　シズネとミリアム。お互い見つめ合う時間が過ぎる。エリーネが固唾を飲み見守る中、口を開いたのはミリアムだった。
    ＞「あなたがシズネさんですか？　初めまして。ミリアムと申します」
    ＞　ミリアムは小首をかしげた後、深々と頭を下げた。

    例えば、このようなところです。
    これらは少女たちの想いを読者に伝えるための重要な部分だと思うのですが、さらっと書かれ過ぎているため、前後の文章の流れに埋没してしまってあまり印象に残らないんです。私にしても、頭で考えて理解はできたけれど胸に沁み込むようには伝わらなかった感じです。
    こういうポイントをもっとじっくり表現して、少女たちの想いを読者の心に強くインプットしておくこと。その積み重ねが、ラストのカタルシスに繋がる感情面での伏線として大切なのではないかと思います。

    インティリアが持ち主の心を貯めこむ性質があるという設定もイマイチ分かりにくかったかもしれません。何箇所か軽い説明はありましたが、読み落とされかねないのでもう少し強調しておいた方が良かったかなと。これが頭に入っていないと、ラストのカタルシスが不発に終わってしまいます。


    いろいろ書きましたが、全体に読み心地がよく読後感も良質な作品に仕上がっていたと思います。キャラクターも全員が素直に好感が持て、楽しめました。

    私からはこれくらいです。企画参加、お疲れ様でした。

    E-Mail pass
2018年01月06日 23時14分47秒
 0点
  • ・こんばんは、たてばんと申します。
    　感想です。

    ・今企画最大枚数＆文字制限ピッタリの執筆お疲れ様でした。
    　僕にはこの枚数は書けないので羨ましいです。
    　『アトランティス企画』でしたか？　たしか二〇一五年の秋企画は。
    　あの頃の僕は『プロになる！』と豪語していた割には、今ほど小説にのめり込んでいませんでした。
    　結果として、気付いたら企画自体も終わっていて、僕は『アトランティス企画』に出ることはありませんでした。

    　さて、その時のネタを引っ張ってきたという今作ですが、個人的には文字数が多いだけで心に刺さる物はありませんでした。
    　今作は『インティリア』と呼ばれる魔法道具を軸に、主人公の過去の謎を解き明かし、姉妹の仲を仲直りさせる話だと思うのです。
    　今作の売りとしては『シズネの過去とミリアムとの繋がり』を少しずつ暴くことだと思います。なぜこの国に来たのか、なぜ母にインティリアを習いたかったのか、ミリアムとはどのような繋がりなのか、を退屈させないように描かなければいけませんでした。
    　ただダラダラと切り取ったような日常を描かれても退屈なのです。

    　あとは、地の文が『行動』と『感情』の描写ばかりで、この作品の主人公であるエリーネの考えが全く分かりませんでした。
    　もっとエリーネの立場になり、常に『何故？』を意識すると、読者も『何故？』と考えるようになり、物語に引き込まれていくと思います。

    　僕なら、最初にシズネを探しに行き酒場で見つけるシーンを全部消して、その文字数でエリーネの心情を描きます。例えば、初めての出会い、ミリアムが女王だと知った時、エリーネはすんなり受け入れてインティリアの修理に取り掛かっていました。
    　普通ならメリット、デメリットが脳裏を過ぎると思います。
    　メリット『たくさんの報酬、女王との太いパイプライン』
    　デメリット『直せなかったら処刑？　そもそも匿っている時点で逮捕？』
    　などです。
    　今作はこのような考えが全然無かったので、作品としてはいまいちという印象になりました。

    　面白い！　と言われている作品の多くは、そのような心情がたくさん書き込まれています。

    ・次に気になった場所です。
    　『伝われば何でも良いんだよ』と何回も言われているので、もしそうなら気にしないでください。

    ―エリーネの母親が十歳の誕生日にと～、～五年たった今でも少しも狂うことなく正確な時を刻んでいた。
    ・この一文のすぐ手前に『少し』という単語が使われていました。
    　同じ単語の重複はマンネリ化を呼びますし、せっかく『狂う』という単語も使われているので、『寸分の狂いもなく正確な時を～』のような表現はどうでしょうか。
    　
    　細かいようですが、枚数の多い作品なら語感を意識して読者に楽をさせないとダメだと思います。
    　他には『睨んだ』が二回ほど、割とすぐに使われていました。
    　『睨め付ける』『その瞳には怒気が含まれる』『眉間に皺を寄せる』様々な表現があります。
    　僕は数種類の辞書を買いましたが、ネットにも無料の類語辞典があるので、それを活用すると良いと思います。

    ―うつろな表情でエリーネを～、～大人びた表情はエリーネには出せない色気を感じることができる。～
    ・『大人びた表情はエリーネには出せない色気を感じることができる』だと『大人びた表情はエリーネには出せない、色気を感じることが出来る』と分けられます。
    　つまり、語呂が悪いです。
    　『から』を足すだけで、『大人びた表情からは、エリーネには出せない色気を感じることができる』と、何に対しての色気なのかが一目瞭然になります。
    　『大人びた表情はエリーネには出せない』は一文として成り立ちますが、『大人びた表情からはエリーネには出せない』は成り立ちません。
    　この成り立たないのが重要です。
    　成り立ってしまうと『色気を感じることができる』が一文となり、一つに二つの文が入ることになり、とても読みにくいです。
    　
    　これだけの枚数を書ける作者様なので、一文一単語にも拘ると魅力と厚みが出ると思います。

    ―魔法大陸アトランティス。
    ・懐かしいです！

    ―用途は様々だが、インティリアの歴史はまだまだ浅い。エリーネの母自身も知らなかった秘密があるかもしれない。
    ・この前文でも『用途は様々』と出たばかりでした。
    　今回は『歴史はまだまだ（浅い）』なので、撞着法を用いて『道具としての使い方は（深く）掘り起こされているが、インティリアの歴史はまだまだ（浅い）』などと描写すれば、歴史の浅さが際立つと思います。

    ―インティリア職人としての誇り。エリーネの母の思い。
    ・想いではないですか？

    ・拙い感想ですみません。
    　では、失礼します。

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2018年01月06日 15時12分13秒
 +10点
  • 　読んでてアトランティスって単語がでてきて「ん、なんかむかしそんな企画があったような…」って思ってたんですけど作者コメントでなっとく。そのときに書こうとしてたやつなんですねー。あ、感想です。
    　悪くはなかったんですけど、ちょっと地味かもでした。
    　インティリア職人の主人公と、それらにまつわるひとたちの話ですね。
    　読後感はわるくなかったんですけど、全体的におとなしい印象です。描写は丁寧でそれはいいんですけど、刺激、たぶん刺激が足りない。冒頭でひとつでも「うぉおおお！」ななにかがあるとテンション上がるんですけど、主人公のエリーネちゃんもまあふつうの子で、インティリアって設定もそれほど興味をひかれなかったです。だからたんたんと読んでしまったかんじがします。
    　設定をもうちょっと掘り下げたらもっとおもしろかったかも。なんか読みおわってもインティリアのことがよくわかってないもよう。なんとなく感情ためこんで、あとはあみぐるみに搭載できる。あとはたしか戦争にも使ってたとか。ふわふわしてるような気がする。魔法ももうちょいほりさげてほしい。家の照明つけるところは「お？」てなったんでああいうのいくつかあるとたのしげですね。
    　やっぱりふわふわしてるからかなぁ。たとえばインティリアじゃなくて時計職人さんの話だったら、修理するときの具体的な様子が描かれていれば、わくわくしそうです。47個ある大小さまざまな歯車をひとつひとつ外して掃除して油ぬって、それでもなおらなくて、どうしたらいいんだろう。みたいな。
    　感想はこんなかんじで
    　でわでわ～

    E-Mail pass
2018年01月06日 13時26分40秒
 +10点
  • 昔、知人から「アトランティスのように沈んでしまえ」と罵られたことがあります。izawaです。傷つきました。

    美しい世界観ですね。
    描写がとても丁寧だったと思います。

    ですが、中盤くらいまで話が入ってこなかったというか、方向が見えなかったというか……。
    人物の目的がイマイチ読みとれなくって。でも、きれいな文章がロマンチックな世界に誘ってくれるので読み進めました。

    えーと、もっと内容をぎゅっとした方が良いと思います。
    要所要所をもっと絞った方が、作者様の描きたかったシーンが際立ったのではないかと思います。

    今のところ脂身90％の角煮です。もったいない。

    ちなみに、昔、母親に「大きくなったらアトランティスを探す」と言いました。大人になった今、結婚相手すら見つかりません。ホルストさんとシズネさん、ゴールインしてほしいな。

    執筆お疲れ様でした。

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2018年01月05日 11時28分31秒
 +10点
  • こんにちは、拝読させて頂きました。

    終始、エリーネとミリアムが可愛かったです。
    そこにシズクというキャラとミリアムの間のしがらみ、思いを絡ませ、さいごに『インティリア』で母親の声がするところは、心に訴えかけられるものがありました。

    『インティリア』という設定も、終始物語の中心として、オリジナリティーあるお話に変えていたと思います。

    読んでいてとても勉強になる作品でした。
    ホルストとシズクのカップルにはほわんとさせていただきました。この二人にこれからも幸あらんことを。


    執筆お疲れ様でした。

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