【跡地化】トイレの個室事情　―密室編―

Rev.02　枚数： 3 枚（ 840 文字）
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Ｈｉｒｏ

2017年12月30日 00時09分58秒 公開
■この作品の著作権は Ｈｉｒｏ さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
◆キャッチコピー：彼女はトイレで切に願う
◆作者コメント：
　がんばってまじめに書いたので、下手くそでも笑わないでください。
　よろしくお願いします。

2018年01月27日 23時06分20秒
 +10点
  • Ｈｉｒｏへ
    トイレの個室事情　―密室編―、読みました。
    （※本文は企画期間中に書いたものです。重複する質問・意見・感想等があるかもしれませんがご了承ください）


    非常に個性的な題材を選んだなと思います。
    「僕が全部平らげてあげるから」はなかなか変態チックで笑いました。
    あと、地の文が丁寧で無理なく描かれている点が好印象でした。

    少し気になったのが、「私」と図書館の司書（個人的には「館員」という呼称には首を傾げるものがありました）の年齢や人間関係ですね。
    小柄であっても、高校生の「私」が司書を見て「女の子」と思うかどうかといったら……うーん？　と思います。

    あとはストーリーが少し単調だったかな……。
    夢オチあたりで「おお！」と思ったのですが、その後の流れがなんかほのぼの……。
    地の文の丁寧さが裏目に出たのかな、とちらっと思いました。

    多分に勝手な感想で失礼しました。
    読みやすく独創的な作品、楽しみました。

    執筆お疲れ様でした。


    E-Mail pass
Re: 2018年01月28日 17時33分04秒
  • ども、毎度お世話になっております。

    　今回の話は『これまで使えそうで使えなかったネタ』のストックのひとつが、たまたま「密室企画に合うかもしれない」というのを個室内で思いついたことがきっかけだったりします。
    　なんていうか……トイレに限らず公共施設には面白い人がたくさん来てます。

    　司書と館員については私もまよったのですが、最近、うちの区では民間企業が代理経営していて、彼らの全員が司書なのかわからず使った次第です。
    　図書館だけど、会議室の貸し出しとかもやってる都合で、警備員さんや事務専門っぽい方もいるので。
    　あとあと考えてみると、読者にはそんなとこまでわからないから、普通に司書でよかったかなと思いますけど。

    　館員さんが女の子なのは、おばさんだといっきにホラーテイストになるからです。＜オイ
    　女の子と呼んで納得させるだけの工夫については怠りました。ごめんなさい。

    　初期プロットでは夢落ちで終わる予定だったのですが、短編とはいえそれは避けるべきかなぁ～とひねったあがきの結末でした。
    　ほのぼのは……今回の作風なので仕方ないのかな？　もうちょっと作者的にも緊張感は出したかったです。

    　では、ご感想ありがとうございました。



    E-Mail pass
2018年01月21日 09時17分33秒
 作者レス
  • ども、今回は汎用性の低いお題で「どうせ似たり寄ったりの『ミステリ（もどき）』とちょこっと密室を絡めただけの『日常もの』が並ぶんだろうな～」と期待できなかったので、そのまま不参加のつもりだったのですが……結局、祭の賑わいに誘われてやってきてしまいました。
    かくいう私もオリジナリティ皆無な、日常もの投稿しちゃってますけどね（核爆


    拙作は名称不明な女子高生がお馬鹿なことを真面目に悩むという『シュールさ』に比重を置いての執筆でしたが、皆様の目にはどう写ったでしょうか？
    ウンコの描写を避け、匂いは残しつつも嫌がられない程度のラインで執筆したつもりでしたが……感想を読んだ感じではほんのりラインアウトしてしまったよです（汗

    まぁ、普段書かないようなお馬鹿なものを書くのも祭の醍醐味ですので、申し訳ないですがご了承ください。


    文章に関しては後発の『蜜時のアリエル』を執筆し終えてから、あちらと差別化するために主人公の性格や口調を弄ったり戻したりしているせいで、作者的にもよくわからなくなっていたりします（爆
    えっ、もっと時間をかけて校正入れろ？　ばかやろう、月末までにあと６万文字かかなきゃいけないんだよ！＜もう間に合いません

    あと、拙作のいくらかはノンフィクションです。どの部分がどの程度そうなのかは読者様側で自由にご想像ください。

    拙作を読んでいただいた皆様がよい時を過ごしてくれていれば幸いです。


    ■他

    ・凸シーンは実体験でないので、残念ながら詳細な描写はできませんでした。すみません。

    ・便に関しては、色も形も臭いも書いてないつもりです。ガスはちょっぴり出ちゃいましたけど（爆

    ・謎解き……というよりは、半エッセイな気分で書いてたりします。もちろんフィクションを含んでますけど！

    ・『思うに』を願望につけるのは似合わないとのことですが、ここでは（彼女の考える）『正しい個室のあり方』を提起してるのでセーフなんじゃないかなと。
    　あと、初稿時に『思うに、トイレの個室とはきちんとした密室であるべきだと思う』と書いていたところを、上下に『思う』がついているのは変だと修正したら願望っぽい言い回しになってしまいました。ごめんなさい。
    　だって、『思うに、トイレの個室はきちんとした密室であるべきだ』って言い切ってしまうと、意思が強すぎて、主人公の性格に合わないんですもの。

    ・ＪＫたちは主人公が入る前からトイレ入口に陣取っていたので、相手の姿は見ているのです。そこを省略したのは文頭から文章テンポを悪くしたくなかったから。ちなみに、そこで話してるＪＫも常連なのですれ違ってなくても相手を予測できます。

    ・『やむをえない』　校正ソフトが仕事さぼった！

    ・トイレの入り口にＪＫいても、入ろうとする人がいれば普通に避けてくれるので……ご飯入りのレジ袋を堂々と持ち込める気概については私にはわかりません。本人に聞いてください。＜オイ

    ・和式南無。デブに和式はツライです（涙

    ・そういえば、男子高校生ふたりがトイレの洗面所でふたり並んで仲良く歯磨きしていたのですが……チューでもするのでしょうか？

    ・いまは本屋に行かなくても電子書籍で買えるから大丈夫ですよ♪
    　あっ、電子書籍といえば、『ボクはそんなに悪くない ―女神なあの子と主従関係―』がKindleで買えます！＜昔の変態企画への投稿作

    ・ウンコの話じゃないんだ、ウンコの話じゃないんだ、可憐な乙女心を繊細に描いた作品なんだ。

    ・ウンコの話じゃないんだ、ウンコの話じゃないんだ、近くに人がいる場所で『ウンコ《恥ずかしいこと》』しなきゃいけないっていう『心境』を楽しむ作品なんです！

    ・私は先日大枚はたいて邪ンヌさんに振られました。

    ・変態か！＜おまえが言うなや！　あと、行間は私も詰まってるほうが好きだけど、アリエルと雰囲気を変えるために開けた。

    ・JK設定は『制服はおなじ高校のものですが、幸い顔見知りではありません。』で示したつもりでした。『私とおなじ』って入れた方が親切だったか。＜でも文章がくどくなるのが嫌

    ・コンセントが問題なんです。配線ひっぱってきたり、壁に穴開けたりとかなりの手間って言われました（涙

    ・面白い体験談しててすんません。
    　先日は、なぜか個室でブリブリ音を立てながら、同時にシャカシャカと歯磨きをされている方がいました。私には他人を理解する能力が欠けているようです。

    ・人の体験談をスカトロとか言わないでぇ～（涙　いや、でも司書さんの行動はそれに通じるものがあるのか！？
    　友達にしたことについての説得力については……悩んだのですが、さすがにもうひと展開つくるとキレが悪くなるかなと。強引でもここで締めさせてもらいました。

    ・主人公の心理描写はほぼ実体験ですが、さすがに館員さんはフィクションなのでそこに大きな差が生まれたようです。

    ・あんた、卵企画でしっかり糞食書いて上位ゲットしてたやん！

    ・いま利用してる図書館は新築なのでトイレだけでなく全部が綺麗です♪

    ・自分が体験した驚愕体験を、皆に慰めてもらおうと思ったのに、なぜこんな感想ばかり……＜おまえが悪い

    ・うぉ、アリエル（自分の他投稿作）より順位が低いだと！？

    ・感想数も平均点だいたい想定通りだったものの順位は振るわないなぁ。もうちょっと上にいけるかと思ってました……悔しい。

    E-Mail pass
2018年01月20日 21時06分40秒
 +10点
  • 　執筆おつかれさまです、燕小太郎と申します。
    　拝読しましたので、感想を残したいと思います。

    ＜一通り読んでの第一印象＞
    　なんというか、徹頭徹尾、トイレだなと思いました。
    　
    ＜密室について＞
    　トイレという密室を利用した不可思議な物語でした。
    　そして人には触れてはいけない秘密もまた、一つの密室と表現しておられました。
    　
    ＜良かったところ＞
    　一貫性ですね。
    　今作はうんこに始まり変態で終わりました。常に下ネタをキープし続けた点は一つのオリジナリティだと思います。物語の大半をトイレで描いた作品は他にそうないでしょう。
    　
    ＜気になった点＞
    　作品として悪い、というより個人的に嫌いなのが、食事中のクチャ音です。あれをトイレで脱糞中に隣のトイレから聞かされるというのは生理的に嫌ですね。というわけでリアルに引きました。
    　それ以外に、物語として気になった部分は特にありませんでした。トイレやうんこが人を選ぶかもしれない点を除けば、欠点の少ないお話だと思います。

    　自分なりの改稿案
    　ヒロインさんは図書館を諦めるまでいかなくても、もういくつか候補を作っておいた方が自然かなと思います。自分も駅やスーパーなど、どこで催したらどこへ行くかをある程度決めていましたから、腹に自信がなければ複数の予定地があると話が膨らむと思います。そのどこにでもついて来たら、ストーカーさんのキャラクターもより濃くなるでしょうし。
    　
    ＜総評＞
    　トイレが舞台な割に綺麗にまとまったお話でした。いやトイレだからこそ綺麗なのか。
    　拙い感想ですが、少しでも参考になる部分があれば幸いです。
    　


    E-Mail pass
2018年01月20日 11時37分33秒
 +10点
  • 　読了しました。粘膜です。

    　排便する少女の隣で飲食することに興奮を覚えるストーカーの話だなんて、これほど下品な小説私読んだことも書いたこともありません。
    　清楚な雰囲気のヒロインの排便に関する心の葛藤をしっかりと描いているのが良いですね。単純に汚さのインフレを求めるだけであればそれこそ食糞とかさせれば良い話なのですが、そうした安直な発想に頼らない『上品な下品さ』を醸し出せている素敵な作品だと感じました。

    　気になったのは館員さんのキャラクター。下手をすればヒロイン自身よりも重要な役割を担うこの人物なのですが、やっていること自体はクレイジーで素晴らしいのですが、実際に登場してからの言動にもう一つパンチ力に欠けているようにも思われました。
    　ヒロインちゃん側の優れた心理描写に釣り合うくらいの、ホンモノ感あるクレイジー描写を期待したかったです。

    　あとはヒロインちゃん、可愛いのですが、自らの排泄問題について切実に考察させているのは良いのですが、反面普段の生活模様というか、うんことかかわりのない部分での『普通の美少女、ヒロイン感』をもうちょっと描写しても良かったと思います。そっちの方がうんこについて語らせている時の威力も上がると思いますので。

    　ウォシュレットのくだりが一番良かったです。

    　創作お疲れ様です。これからもがんばってください。

    E-Mail pass
2018年01月16日 20時28分03秒
 +10点
  • 　赤城と申します。色々とエッチなジャンルはかじってきましたが、未だにスカトロは受け入れられない（そして今後も受け入れる予定がない）修行不足な航空母艦です。御作を読ませて頂きましたので、感想を残させて頂きたいと思います。
    　変態を見事に描いた作品。というのが御作を読み終わってすぐに浮かんで来た感想でした。トイレ飯、というのは孤独で暗いイメージのあるモチーフではありますが、御作は変態の司書さんをぶち込み、違う方向に料理していらっしゃり、そこが面白かったと感じました。一方でこれ以上描写が込み入ると引いちゃうな――という心配が読んでいてありましたが、その点御作はコーナーギリギリを攻めつつ、かろうじてコースアウトはしてなかったと思います。
    　展開としては、冒頭に少女の排泄を持っていき、読者の視線を引き付けたのはお見事だったと思います。そこからもリズミカルな展開が続き、最後まで特に苦もなく読み終えることが出来ました。ですが、御作の最後は非常な変態である司書さんを主人公が友達として受け入れて終了、と締めていますが、どうしてそんなハイレベルの変態を主人公が受け入れたのか、という理由が浅かったのが気になりました。そこらへんをもう少し掘り下げてほしかったと個人的に思います。
    　繰り返しになりますが、コミカルなストーリーは良かったです。執筆お疲れさまでした。

    E-Mail pass
2018年01月13日 22時40分06秒
 +10点
  • 『トイレの個室事情　―密室編―』拝読しました。感想を書かせていただきます。


    　図書館のトイレで用を足そうとする少女のお話でした。

    　「用を足している時に隣の個室で便所飯をする人が！」という状況設定は面白かったです。
    　また、文体は簡素な感じですが読みやすく、スラスラ読み進められるのはよかったと思います。

    　ただ、排泄という要素が前提となっている作品なので、どうしても品のなさを感じてしまう部分はありました。
    　文章が丁寧で切実な一人称だったために、妙にシリアスな雰囲気があったことも、品のなさを感じてしまった理由の一つかもしれません。
    　もっとハイテンションで全体的にギャグ風味だったほうがよかったかも、と個人的には思いました。

    　また、館長さんがトイレでご飯を食べていた理由は、ちょっと強引に感じてしまいました。
    　「あまり長くさぼる訳にはいかない」とはいっても、わざわざ主人公のトイレ中にご飯を食べることはないのでは、と思ってしまったので。
    　「用を足してる隣で便所飯」という要素が面白いことは確かなのですで、もう少し説得力のある理由づけがされていると、なおよかったと思います。（すみません、改善案は浮かびませんが）


    　感想は以上です。執筆お疲れさまでした。

    E-Mail pass
2018年01月13日 22時24分49秒
 +10点
  • こんにちは。
    読了しましたので、感想を書きます。

    主人公の女の子が、とても品のある喋り方でした。
    こんなに上品な人なのに、語っている内容がけっこうすごいですよね。

    途中で出てくる夢が怖かったです……。
    夢で良かったなと思いました。
    あ、でも、現実の館員さんも怖かったです……。

    お父さんが早くウォシュレットを買ってくれるといいですよね……。

    執筆お疲れさまでした。

    E-Mail pass
2018年01月08日 17時40分09秒
 +20点
  • 　なんかわろた。変態か！
    　読んでてなんかみょーに個性的な子だなぁと思いながら、うんこの音毎回きかれてる悩みがおもしろいです。こう、いろいろ考えすぎてしまうひとってのは見ててたのしいですね。
    　展開として、途中の夢と、ラストのお友だちになるぜ、とありますけど、予想してないものだったのでおどろきました。とくに夢のおっさんはちょっとまじでハードすぎる。ぜんぶたいらげてあげるよ。ひぃいい館員さんが犯人だとわかったところも、こいつも変態やんひぃいい、なりました。ろくな人間がいない…。
    　気になったのは、そうですねー、主人公の年齢くらいは最初のほうで知りたかったかも。主人公がどんな人間なのか、ってのがちょっと気になったので。高校生くらいのイメージをしてたんですけど、中学生くらいでもおもしろそう。
    　もうちょっと字がつまってるとぼくは読みやすいですね。ただ最近のネット小説はこれくらい間隔をあけるものなのかな。よくわからないんですけど。
    　でわでわ～

    E-Mail pass
2018年01月06日 10時38分23秒
 +20点
  • 何だ、この汚恥ずかしいALI PROJECT感。
    あ、失恋しました。違う、失礼しました。izawaです。どーもどーも。

    館員さんと二人っきりになった時のアメリカンコメディな感じがめっちゃ好きでした。
    終始「そうきたか……」と。ええ、いい時間でした。

    うーん。
    そうだね、当分はこのお話を思い出してしまって食事中は悩みそうだ（褒　　

    執筆お疲れ様でした。

    E-Mail pass
2018年01月05日 23時14分47秒
 +20点
  • こんにちは。
    夏もそうでしたけど、皆さんうんこ好きですね…笑
    題材としてはコメントしづらいものですが、楽しく読み進めることができました。
    図書館員のお姉さんが最初出てきたところで、なんとなくこの人怪しいと思ってたんですけど、まさかそんな性癖があるとは…。
    この辺りは予想の斜め上でした。最後は身の危険を感じつつも、友達として一緒に過ごしていく。主人公めっちゃいい子ですね！
    気になった点としては、変質者の夢が強烈過ぎて真相のインパクトが若干薄く感じました。
    かなり怖かったです笑
    このままじゃまずい、と決意のきっかけになるシーンだし、起伏があって面白いところではあるので無くせばいいってものでもないとは思いますが…。
    こうすればいいという具体例が思いつかなくてすみません。こういう意見もあるということで。
    執筆お疲れ様でした。

    E-Mail pass
2018年01月05日 11時38分14秒
 0点
  • こんにちは。
    拝読させていただきました。

    上品に下品なことを語るお嬢様のお下の話でした。
    ……尊敬いたします。
    たったこれだけのネタで、読ませようとする試み。
    さすが、ラケンや。
    やることが違う。

    でも、うう、どっちにしてもう○この話だもん。引きました☆
    なんにしても、

    執筆お疲れ様でした。

    E-Mail pass
2018年01月04日 22時03分04秒
 +10点
  • 　作品を拝読しました。朱鷺（とき）と申します。
    　表題のとおり、下ネタですね。
    　展開は、まともなようだが、どんどんシュールになってゆく。作者の力技に引っ張られて、思わず最後まで読まされてしまった。
    　でも、どうしよう。
    　この作品に高い評価をつけたり高得点をつけると、私の品性が疑われてしまう。
    　そういう意味で評価しずらい作品でした。
    　これだけの作品ができるのなら、たとえば自分だけの世界をまわりに作れる特殊能力をもった女の子を主人公にして、自分の世界のすぐ外に誰かがいる展開にしてもよかったのでは、と思います。食事、休息中に自分の世界に入って過ごす。するとすぐ外に誰かいる。入浴、トイレ、睡眠中にも、だれかが自分の世界のすぐ外にいる。そういった展開ではどうだろう。などと思いました。
    　今の作品では、書店のレジに持ってけない。
    　だから下ネタである分を減点して評価させていただきます。
    　執筆お疲れ様でした。後夜祭も盛り上がってまいりましょう。

    E-Mail pass
2018年01月04日 18時02分09秒
 0点
  • ・こんばんは、たてばんと申します。
    　感想です。

    ・僕も気が小さいので、お気持ちは痛いほど分かります。
    　そして、その苦悩を描ききれていたかというと、そうでもないと思います。
    　理由としては、『出したいのに邪魔』という考えだけで、『ヤバイ！　肛門括約筋が精一杯活躍してるけど、あともう一波来たら確実に漏れる……』という、キャラの葛藤と苦悩が少ないからです。
    　僕なら、服を握り締めたり、静かに貧乏揺すりをする描写などを入れて、ひたすら我慢する心情を追加します。それに伴い苦悩と葛藤が生まれます。
    　邪魔者排除だけに集中していたので、もっと『なぜ排除するのか』、それをしなかった場合『どのような結果になるか』を掘り下げると良いと思います。
    　ギャグではなく謎解きが主体なので、淡々とした文体なのは構わないですが、主人公をもっと『一人の女の子』として描いて欲しかったです。

    ・次は思ったこと、気になったことです。
    　『伝われば何でも良いんだよ』と何回か言われているので、もしそうなら気にしないでください。

    ―思うに、トイレの個室というのは、きちんとした密室であって欲しいです。
    ・ここで引っかかりました。
    　『思うに』というのは『おそらく』と同義語です。『思うに○○だろう』や『おそらく○○だろう』と自分の推測を話す場合に使います。
    　なので、今回のように自分の願望を伝える場合には適さない言葉だと思います。

    ―制服はおなじ高校のものですが、幸い顔見知りではありません。
    ・これって一人称ですよね？
    　トイレの中にいるのに、外の状況が見えてますけど……。

    ―もともとそのつもりで入ったのですから、この展開もやもうえないでしょう。
    ・『やむをえない』ではないですか？

    ―背後《となり》の方は、排便している人間のすぐそばで食事を始めたのです。
    ・トイレの入り口に女生徒が二人いましたよね？
    　この人は、その二人の脇を堂々と横切りトイレに入ったのですか？
    　二日目以降ならトイレには主人公のみなので理解できますが、一日目は謎でした。

    ―　不意の事態に驚き、快調に滑りでていたソレが半端なところで動きをとめます。
    　　　↓
    ―気持ちの悪い妄想に耐えられなくなり、私は急いで出し終えた分を水に流します。
    ・出し終えた分もなにも、途中で止まっているのですが……。
    　僕ならここで『いかに無音で出し切るか』という行動に移します。それはまるでミッション：インポッシブルのように。

    ―トイレットペーパーに除菌液を噴きかけ、便座を軽く清掃。
    　スカートの内側に手を入れゆっくり下着を降ろしてから、温められた便座に腰を落としました。
    ・素直に、ここの描写は生々しくて良かったと思います。
    　ようやく主人公の人間味が見られました。

    ―このまま無理に切り上げては下着に茶色い汚点がついてしまいます。
    ・人生の汚点とかけたのですね。
    　個人的には好きです。
    　僕なら『このまま無理に切り上げては下着に人生の汚点――じゃなくて茶色い汚点！←心情　焦り過ぎて考えが錯乱している。←地の文』
    　のように、読者にとって理解しやすいように意識します。

    ―ウォシュレットなしでは、トイレットペーパーをたくさん使ってしまいますし、なかなかトイレを離れることもできません。
    ・甘えんな。僕の家は和式トイレだヽ(゜Д゜)ノ
    　そのせいで切れ痔になり、水が真っ赤になることだってある(;.;)

    ―そういった家庭の理由で、私はパパの所為を真似ることにし、新築されたばかりの図書館《あの場所》に通うようになったのです。
    ・僕も昔は近所のコンビニのトイレでしてたなあ（遠い目

    ―普段直に座っているところにスカート越しに触れるのは奇妙な気分でした。
    ・『に』が連続で続いてしまい語感が悪い感じがしました。
    　『普段直に座っているところに腰を下ろした。いつもとは違い、スカート越しに触れるのは奇妙な気分でした』
    　のように、行動と心情を分けて書くのが良いと思います。文章にもリズムがあるので、無理に繋げるとテンポが損なわれます。

    ―ローファーのまま便座の上に乗ると、壁の上に手をかけ両腕に力を加えます。そｓのまま勢いをつけ上半身を壁の上に乗せました。
    ・途中に『Ｓ』が入ってます。

    ・拙い感想ですみません。
    　では、失礼します。

    E-Mail pass
2018年01月03日 02時06分49秒
 0点
  • 　感想。ガッツリとした粗筋は、個室の隣人が気になると言う話でしたね。人間にはあらゆる性癖がありますが、スカトロ（便）系の話は好き嫌いがはっきり別れると思います。
    　私はこの手の話は嫌いです。コメディー系かもしれませんが、便の描写は最小限で良かったのではないでしょうか。頭のシーンで嫌悪を抱かせると読者の数が減ると思います。
    　これからも執筆頑張ってください。でわ。

    E-Mail pass
2018年01月03日 00時06分18秒
 +10点
  • こんばんは。
    「トイレの個室事情　―密室編―」を読ませていただきました。

    安心してトイレで用を済ませたい。という目的に笑ってしまいました。
    そんな乙女の事情が可愛らしい作品です。

    文章は淡々としていましたが読みやすく、今どのような出来事が起こっているのか分かりやすかったです。

    物語の展開は問題なく追うことができたのですが、終盤、主人公ちゃんが意を決し、となりのトイレに凸するシーンが少しだけ強引に感じられてしまいました。
    そのあとの、一緒に食事をすることを提案する場面も物語を動かすための都合に感じられてしまったのです。

    主人公ちゃんがあの手、この手を尽くしても問題は解決できない。最後に残った手段は、リスクを恐れず凸するのみ！
    という状況を作れれば、このシーンも緊迫感があるものになると感じました。

    以上となります。
    読ませていただきありがとうございました。

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合計 14人 140点

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