花吐き少年と、虚ろ竜(跡地化)

Rev.19　枚数： 3 枚（ 984 文字）
<<一覧に戻る | 作者コメント | 感想・批評 | ページ最下部
　後夜祭に全く別の作品に切り替えることは利用規約違反とのご指摘を運営の方から頂いたので、本作は削除させて頂きました。ご迷惑おかけしました。以下、穴埋めが続きます。



なはやかさはやまたあまんらふなだわやほわやなはれゆひよちまわらはやなはわやひなやりひゆわゆひやなはら



やゆほりひれやはさらまにはりわまやなはらわまやふらなかめりはれふしなわらひなはよひ、らさしかたまや、



なはやかさはやまたあまんらふなだわやほわやなはれゆひよちまわらはやなはわやひなやりひゆわゆひやなはらなはやかさはやまたあまんらふなだわやほわやなはれゆひよちまわらはやなはわやひなやりひゆわゆひやなはらなはやかさはやまたあまんらふなだわやほわやなはれゆひよちまわらはやなはわやひなやりひゆわゆひやなはらなはやかさはやまたあまんらふなだわやほわやなはれゆひよちまわらはやなはわやひなやりひゆわゆひやなはらゆにはらはらわまゆはれゆらは、らわや）はりゆなはわらへまゆろや）ひさなだわらひわりひなや）ひさは、たやゆほりひれやはさらまにはりわまやなはらわまやふらなかめりはれふしなわらひなはよひ、らさしかたまや、なはやかさはやまたあまんらふなだわやほわやなはれゆひよちまわらはやなはわやひなやりひゆわゆひやなはらなはやかさはやまたあまんらふなだわやほわやなはれゆひよちまわらはやなはわやひなやりひゆわゆひやなはらなはやかさはやまたあまんらふなだわやほわやなはれゆひよちまわらはやなはわやひなやりひゆわゆひやなはらなはやかさはやまたあまんらふなだわやほわやなはれゆひよちまわらはやなはわやひなやりひゆわゆひやなはらなはやかさはやまたあまんらふなだわやほわやなはれゆひよちまわらはやなはわやひなやりひゆわゆひやなはらなはやかさはやまたあまんらふなだわやほわやなはれゆひよちまわらはやなはわやひなやりひゆわゆひやなはらなはやかさはやまたあまんらふなだわやほわやなはれゆひよちまわらはやなはわやひなやりひゆわゆひやなはら
や


ナハワ、リナタカヤなはやかさはやまたあまんらふなだわやほわやなはれゆひよちまわらはやなはわやひなやりひゆわゆひやなはらなはやかさはやまたあまんらふなだわやほわやなはれゆひよちまわらはやなはわやひなやりひゆわゆひやなはらなのらやわやにゃはさにらさたならよらをまかはわまのら、ゆはさにさろわやはら、りまら、り
ナマケモノ Ao3kkOHwEo

2017年04月28日 01時32分24秒 公開
■この作品の著作権は ナマケモノ Ao3kkOHwEo さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
◆キャッチコピー：これは、水底に咲く花と竜たちの物語――
◆作者コメント：
作は改稿作業中のため削除されました。バラ色の世界は利用規約に触れるため削除いたしました。ご迷惑おかけしました。

ただいま投稿サイト『カクヨム』にてノベル０コンテストが開催されております。
ラ研の同志へべれけ様がコード・スキャナーズ及び新作『世界樹の正しい育て方』にて参加中です。→https://kakuyomu.jp/users/heberex
また、新紀元社様が6月9日からファンタジー系情報サイト『パンタポルタ』をプレオープンさせる予定だそうです。詳しくはTwitterのぱん太くんまで→@phantaporta
同じく6月9日からモーニングスター大賞も始まります。

2017年05月28日 23時25分22秒
 作者レス

  • とよきちさま

    　感想レスが遅れて申し訳ございません。まさか、この作品に感想を落としてくれるとは思わず、失念しておりました。
    　お兄さんに敵役を全うさせた方がお話にパワーが出るとのことですが、感想を頂いてなるほどなっと思いました。自分自身もこの作品に物足りなさを感じていたので、目から鱗の指摘です。ただ、お兄さんの行動原理がヴィーヴォを思ってのものなので、その点が難しいところでもあります。試しに加筆してみたら、なぜかヴィーヴォがお兄さんと空中戦を繰り広げる謎展開が追加されました。軽く枚数オーバーです。

    　世界観については、さすがとしか言いようがありません。本作はＣ・Ｇ・ユングの集合的無意識をモデルに世界設定を行っています。だから雌の竜が主人公だし、アニムスであるヴィーヴォはヒロインになっています。私がヴィーヴォの性格を批判されて凄く反発したのも、まぁそういうことです……。
    　本作で竜視点に違和感を覚える方が多いいみたいですが、これは男性の方が圧倒的に感じる違和感だと思います。それだけ世の中の物語全般が、男性視点で書かれているということなのかもしれません。

    E-Mail pass
2017年05月25日 17時12分09秒
 +10点
  • どうもナマケモノさん、とよきちです。
    遅くなってしまいましたが、それではさっそくさっそく。

    序盤読んだ第一印象としては、若い人が描いた、ファンタジックでアーティスティックな絵を見ているようだな、でした。花吐きとかはそのイメージが顕著ですね。
    ただ、世界観の説明のところで自分は上手くイメージが作れなかったところはあります。まあ、これは単純に自分が普段から文章をイメージ化しながら読んでいないからではあるのですが。
    正直、ファンタジーはほとんど読みません。なのでそこら辺の知識は皆無なので貧弱な感想になってしまいます。それでもせっかくではあるので、自分なりに感想を述べてみようと思います。

    面白くなってきたのは、ヴィーヴォが捕まったところからですね。あそこから物語が動き出してスクロールする手も早くなりました。普遍的な展開ではありますが、つまりは王道的で、王道にはパワーがやはりありますからね。期待感が高まりました。
    しかしそれも束の間で、終盤になって少し肩すかしに感じてしまいました。
    というのも、敵である兄が実はいい奴でした、というのがまずかったんだと思います。敵としての役割をもっと真っ当させてあげたほうが作品にパワーが生まれていたと思います。そうなってくるとここで必要なのが助け船の役割を担う第三者なのですが、お国の誰かでもいいとは思うのですが、この場合、ピンチを救うのは終盤に出てきたお母さんドラゴンが適していると感じます。そのほうがなんというか、自然のような気がするんですね。不思議な卵を助けたことによって、母親ドラゴンが後で助けてにきてくれる、という形であれば、童話にも似たような形がわんさとありますし、読み手も受けとりやすいんじゃないでしょうか。

    あと母親ドラゴンとヴィルの関係なんですが、これは伏線が必要だったように思います。現状だとちょっと出来すぎている感じがするので、ヴィーヴォが卵を見た時にヴィルが卵だった時のと似ているとかなんとか、そういうものをちらっと入れてあげれば済むとは思うので。

    あとは、ちょっとオリジナリティーについて述べてみようと思います。
    オリジナリティーを出そう、という強い姿勢はやっぱり窺えるのですが、自分としては一般に認められるオリジナリティーって、未知と既知のバランスが上手く両立しているものだと思うんです。突き抜けた独創性もまた評価されることはあると思うんですが、多く好まれるのはバランスがあるものなのかなと。
    御作を読んで思ったのは、作品がふわふわしすぎている感じがやや強すぎる、というところなんですね。特に序盤は。中盤になると王道路線に入るので既知の要素が入り、安定するんですけどね。
    個人的に序盤って、特に既知の要素が必要になってくると思うんです。序盤はその物語の入り口ですから、できるだけ低く、広く作ってあげたほうが、読者も安心してその世界にはいりこむことができると思うんです。だから映画でも小説でも最初は日常が描かれることが多いんですね。
    自分がファンタジーを作るとなるとなれば、たぶん現実にある要素を意図的に多く溶かしこんで作ると思います。そうするとジブリのアリエッティーみたいなのが理想になってくるんですけども(笑)

    色々と偉そうなことを言ってしまいましたが、特に中盤は楽しませて頂きました。たぶんこういったファンタジーってそういうものだと思うんですが、人の心の世界を表しているんですよね。マザードラゴンという心理学用語は聞いたことがありますが、ドラゴンって人の心から生まれたものなのかな、とちょっと思いました。地球が人間の意識で、ドラゴンが飛んでいる世界が表面的な無意識、水の底がさらに無意識の奥にある深層、というところでしょうか。もう少し自分に知識があれば、もっと面白く読めたのかもしれません。それでも、興味深く読ませては頂きました。

    自分からは以上です。正直お兄さんがもっと敵として機能していればもう少し上げていたと思うんですが、点数は今回はこのくらいで。まだまだ未熟者ですので取捨選択はお願いします。

    それではナマケモノさん、ごちそう様でした！

    E-Mail pass
2017年05月21日 22時13分07秒
 作者レス
  • 　こちらは誰得な『花吐き少年と、虚ろ竜』の裏設定集です。どうして本作が竜の視点で描かれているのか、これを読んでいただければ分かると思います。


    　花吐き少年と、虚ろ竜　裏設定資料

    世界観
    　
    　花吐き少年と、虚ろ竜の世界は階層構造になっている。登頂が生命の卵を産みだした地球が存在する世界。中央が、割れた卵から生まれた命を乗せて旅をする虚ろ竜たちの世界。最下層が、竜たちが取りこぼした命が生きる虚ろの底である水底の世界。



    裏世界観
    　
    　Ｃ．Ｇ．ユングの分析心理学を下地にした世界観。頂上の地球は現実世界(意識)を象徴し、中央の虚ろ世界(竜たちのいる世界)と水底(ヴィーヴォたちの世界)は集合的無意識を表している。水底は文字通り、心の底という意味。水は太古から無意識を象徴する。
    　この世界は少し先の未来で生きる少女が見ている夢であり、その少女が眠り続けていることから水底は夜に閉ざされている。(常に意識されない心的状態を暗示)少女はとある事情から脳に損傷を負ってしまい(たぶん前頭前野あたりが駄目になってる)、その少女の「心」を再現するプロジェクトが進行中。少女の脳は機械に繋がれて、ＡＩ達(検索エンジン)が必死になって彼女の心を構成する「記憶」や「情報」を海馬やネットの海から集めている最中。この記憶を集めるＡＩが虚ろ竜たちの正体だと思われる。
    　虚ろに浮いていた割れた卵は少女の自我崩壊を象徴しており、世界の頂きにある地球は少女が存在している現実世界そのもの。少女が帰るべき場所としての象徴としてそこにある。
    　ヴィーヴォはもともと少女の無意識化にいたアニムス(理想の男性像)だと思われる。

    虚ろ竜
    　
    　虚ろ世界に漂っていた卵を守り、その卵から生まれ落ちた命を乗せて旅をする存在。竜たちの背中には卵から生まれた命たちが造った異世界があり、その命たちを新世界に連れていくために竜たちは虚ろを飛び続けている。
    　虚ろ竜は全員、雌。竜たちの中には異空間が広がっており、そこに食べた花吐きの花婿たちが住んでいる。虚ろ竜たちは花吐きと結ばれ、彼らを食べることで異世界を背中に乗せた成竜になることができる。
    竜たちの世界を統治するのはこの花婿たちであり、竜の世界の命が循環しているのもこの花吐きたちの力のお陰。竜は花婿を取り込んでいるので、好きなときに子供を産むことも出来る。
    　虚ろ竜が卵を水底に落とすのは、生まれた子供が花吐きと結ばれて成竜になれるようにするため。花吐きから力のみを取り上げることも可能だが、そうやって虚ろに帰った竜たちは子を成すことができない。

    　
    花吐き
    　
    　水底で死んだ死者の魂を灯花へと浄化し、新たな命へ転生させることができる存在。自らの命を代償に魂を浄化するため、花吐きの寿命は短く、成人前に死んでしまうものがほとんど。花吐きのほとんどが男性であり、女性の花吐きは稀。
    　彼らは始祖の虚ろ竜の血を引いており、その力を受け継いでいるため死者の魂を浄化することができる。実のところ花吐きは虚ろ竜たちの番として存在しており、虚ろ竜に惹かれる性質を持っている。
    　始祖の虚ろ竜は水底に落ちてしまった竜であり、その竜の背に乗っていた命が水底の世界を創りあげた。水底の地下には始祖の竜が今でも眠っている。始祖の竜は雄であり、数百年に1度、女性の花吐きを体内に取り込むことで新たな花吐きを生み出すことができる。


    　竜の頭
    　
    　ヴィルの母親であり、数年前まで聖都の地下に囚われていた虚ろ竜。聖都の地下に囚われていた彼女は花吐きたちに命を分け与えていたが、花吐きであったポーテンコと恋に落ち、彼に救われる。だが、彼を食べることができず能力だけ奪って虚ろに還ってしまった。
    　ポーテンコから能力を奪う前に彼と性的交渉を持っていたため、彼女は幾人かの子を成すことができる。本編で出て来た卵とヴィルの父親はポーテンコであり、ヴィーヴォは血縁上、卵とヴィルの叔父にあたる。ヴィルも卵も父親のポーテンコを頼って水底に落としたのだが、彼の手に子供たちが渡ることはなく、子供たちを迎えに行くために水底に姿を現した。


    E-Mail pass
2017年05月21日 22時07分40秒
 作者レス
  • こちらは

    　たぬき様
    　
    　あまくさ様
    　
    　一路マヤ様
    　
    　砂浜様
    　
    　蒼出様
    　
    　羊雲様

    　への個別返信となっております。



    たぬき様
    　
    　感想返しありがとうございます。
    　ヴィーヴォの惚気た台詞が肌に合わないとのことですが、たぬきさんの足裏にもぴとっと肉球がくっついている模様。でも、『いやーん、可愛いよ竜』の台詞がないと、その後にヴィーヴォ喋る、彼の生い立ちを示唆する台詞が生きないんです。だからここは削るに削れない場所でもあります。
    　どうして彼があんな性癖の持ち主になったのかというと、花吐きとして生まれた生い立ちが深く関係しています。根がクソ真面目の根暗くんなので、はっちゃけてくれないと物語全体が重い感じになっちゃうんですよね。
    　実のところヴィーヴォが恋をしているのは竜が人の姿をとった『ヴィル』の方であって、竜の姿のヴィルには彼自身、無意識のうちに距離感を抱いています。竜の姿のヴィルを可愛がる理由は、ペットを可愛がる感覚に近いものだったりします。だから竜のことを愛玩動物みたく褒めちぎるし可愛がる。でも、これが人の姿のヴィルになると年相応の少年の反応しかできなくなります。その反動が竜の姿になったヴィルの猫っ可愛がりに繋がっていたり……。この負の連鎖にはヴィーヴォも実のところ悩まされていたりします……。
    　あとヴィーヴォがツンデレ兄貴に捕まるシーンが唐突とのことですが、自分自身ここは気になって一応、改稿する際に加筆しておきました。結果は、駄目だったみたいですね……。ただ、枚数の関係もあってこれ以上は出来ない……。



    あまくさ様
    　
    　感想ありがとうございます。
    　ファルーシャの卵、楽しく読ませて頂きました。自分はああいったSFチックなホラーが書けないので正直羨ましいです。 昆虫が地球外の生物とか考えるだけで胸がドキドキしますよね。ラグクラフト全集も欲しいのですが、金銭的な問題と積み本のせいで読めない状態がずっと続いている自分を呪いたいです……。
    　本作も変わってると言ったら変わった作品なのかもしれません。でも、ファルーシャのようなセンスの良さと神秘的な美しさはないのでその辺りが羨ましいです。
    　世界観の説明ですが、ご指摘を受けて序盤の説明文は1から見直しました。自分で言うのも何ですが、かなり分かりやすくなったともいます。あと、竜視点ですがこれにはちゃんと裏の理由がありまして、そのため変えることができません。申し訳ないです。
    　後半の展開は自分自身納得のいくように書き直したものなので、お褒め頂いてとても嬉しかったです。


    　一路マヤ
    　
    　感想ありがとうございました。改稿版にもお付き合い頂けるとのことですが、誠に勝手ながら肉球さんからも指摘を頂いた、ヴィーヴォの性格と、それに伴う男性の嗜好云々についてはノーコメントでお願いします。
    　また、とてもご参考になる感想ありがとうございました。改稿の際に参考にさせていただき、改稿前よりもよい作品に仕上げることができたと思います。あまくさ様、たぬき様からも感想を頂いておりますが、改稿前よりも読後の感触はよさそうです。そういえばとよきちさんを最近、Twitterでおみかけしません。何かあったのでしょうか……？



    　砂浜

    　
    　感想ありがとうございます。
    　感想期間中は、たくさんの作品に感想を寄せられていてとても感心いたしました。また、寄せられた感想のどれもが正鵠を得たもので、適切なご意見に舌を巻いたケモノがおります。本作にも丁寧な感想をありがとうございました。
    　序盤で読者を惹きつける。自分自身、どちらかというと地の文に頼ってしまう癖をもっていてこの辺りはとても苦労しています。それと順番に世界観を説明していかなければならないので、どうしてもゆっくりめな展開になってしまうのも悩みです。何かしら世界観を説明する情景描写や、イベントを起こしたあとに地の文で補足の説明を入れるようにしていますが、それが雑になるとあっという間に意味不明な作品になってしまうのでいつも困っています。
    　去年はいい作品がいくつか書けたのですが、今作は久しぶりに筆を執ったこともあって、その辺りが疎かになってしまいました。他の方の感想を参考に大分説明部分を直したのですが、きちんと伝わるものになっているのか不安です。
    　


    　青出 様
    　
    　
    　ご感想ありがとうございます。
    　スランプ中の本作に心温まる感想を寄せて下さりありがとうございました。
    　竜とヴィーヴォの絆。それから卵の扱い。本作が書き終わった時点で、自分自身も書ききれなかったと思った部分です。序盤の流れはあまり変えてしませんが、2人の関係性などを改稿に伴い大きく書き加えさせていただきました。また、ラストを気に入っていただいたようですがこちらは大きく変わっています。たぶん、こちらのラストも気に入っていただけると思います。
    　竜の性別は男性であったほうが個人的にはしっくりくるとのことですが、現時点で自分がハマっている竜が雌であるためたぶん本作はその影響を受けています。あと、イメージ的に本作の竜は、バビロニア神話のティアマトや、グノーシス主義の知恵の女神ソフィアなどから着想を得ています。
    　雌の竜もなかなかいいですよ。→https://shingekinobahamut-virginsoul.jp/


    　羊雲 様
    　
    　たぶん、感想を頂くのは初めてだと思います。
    　ナマケモノと申します。以後、よろしくお願いします。
    　丁寧な感想をありがとうございました。本作だけでなく、作者が日頃から悩んでいる弱点まで見抜かれてしまい、ちょっとびっくりしております。
    　特に世界観重視で読者が置いてきぼりになる部分。自分は好みの世界観を小説にぶち込むのが好きで、それゆえストーリーが疎かになってしまう部分があります。人物描写につきましても、普段は凄くしつこい文章で書いているので思い切って描写を省いてみたところ、見事に意味の伝わらない文章が出来ました。(泣)
    　改稿版では、自分が普段使っているしつこい文体で本作を書かせて頂きました。
    　ためになる感想ありがとうございます。






    E-Mail pass
2017年05月21日 14時47分07秒
 +20点
  • こんにちは。たぬきです。
    美しい描写とスローテンポな流れで魅せるファンタジーでした。
    気になったのは、いきなり「いやーん」と言ってみたり、おちゃらけたセリフが入る部分です(企画中はあそこで引き返した記憶がある)
    それと、展開が急転する部分の描写が他に比べて唐突で、なんと言うか、いきなりかよ！って感じでした。雰囲気はとてもふわふわして綺麗だったと思います。ただそれに浸れるか否かによって評価は分かれそうでもありました。
    竜は人型でない方がどっちかというと好みでしたが、人型も十分可愛いですね。あと兄貴がツンデレ……もう少し彼とのやり取りを増やしてダークカッコいい感じにできたのではとも思います。
    あと、山が二つ三つあるのも全体のふわふわ感を助長してた気がします。

    E-Mail pass
2017年05月21日 01時22分42秒
 作者レス
  • 個別感想が遅くなり申し訳ございません。こちらは、

    ロボ娘娘の名誉のために戦った盟友たてばん様、

    赤城コフィ―様、

    高度なギャクセンスでケモノを震撼させたたかセンド様、

    竜の足裏に常に存在している高次元生命体肉球氏、

    ハイ様、

    ちゅやん様、

    我が愛すべきドゥジャルダン小説が作者ag_harukawa 様へのご返信となっております。



    たてばん様

    　感想ありがとうございます。
    　ロボ娘は永遠なり……。ロボ娘は我らの女神なり。
    　そんなロボ娘たちを非難する人物が現れたのはいつだったでしょうか？　ミチルさんを泣かせた彼の罪は重いのです。そして感想制覇おめでとうございます。見事な辛口感想、謹んでお受けするのです。ケモノは制覇ならずでしたが、たてばんさん4作品も投稿されていたんですね……。その執筆速度をケモノに下さい。
    　そして罪人に罰は下された！！

    　
    　赤城コーフィー 様

    　このたびは腐卵にて総合4位入賞おめでとうございます！　同じ設定厨の香りが赤城様からするのは気のせいでしょうか？　そうでなかったら申し訳ございませんが、作者もごちゃごちゃしていて困っていた世界観設定にハマる方となるとかなりの設定マニアなのかなぁっと思ったりしました。腐卵も美味しい設定が盛りだくさんの小説で楽しませて頂きました。
    　ご指摘を頂いた後半も、感想を参考に書き改めてみました。感想返しの方の意見によるとかなりの好感触。本当にためになる感想をありがとうございます。


    たかセカンド 様
    　
    　本作を褒めて下さりありがとうございます。なんですが、オリジナルティというか斜め右上な作品しか書けなくて、困っている作者です。なろう系ファンタジーが王道だと主張する人々が跋扈する世の中、自分はこのテンプレファンタジーが書けずに困っております。
    　下着泥棒の主人公が女勇者の勝負パンツに転生して無双する『異世界パンツ無双』なる長編小説も考えているのですが、なかなか書く気になれません。なろう内を検索してみても、同様のネタを扱った小説はヒットせず、書けばそれなりに人気がでるような気もするのですが、こう書く気が起きない……。
    　という訳でたかセンドさんパンツをネタにした異世界転生ものとか書いてみませんか？　攻撃をするときに女勇者がスカートを捲りあげると、主人公のパンツが魔法を発動できるとか。この世界ではパンツから魔法が繰り出されるのが常識とか。パンツの種類によって、発動できる魔法が違うとか。主人公のパンツがレベルアップするとお約束のイケメンになれて、女勇者とデートイベントが発生するとか考えているのですが……。
    　大丈夫！　去年の鼻血企画で、なぜかパンチラを書くことに情熱を燃やす漫画家さんたちの話を書いて高得点を会得し、本企画で男の出産シーンを幼女に視姦させた作品を書いた、たかセンドさんだったら書ききれる気がします！　え、ヴィーヴォの性格？　たかセンドさんのギャクセンスに比べたら可愛いものだと思いますよ。
    　

    　肉球様

    　こんばんは。竜の足裏に存在する物体よ。
    　今回は力作感想ありがとうございました。お礼参りにいこうと思いましたが、肉球氏の作品が見当たらず舌打ちをしている作者がいます。色々と参考になるご意見を頂いたのですが、ヴィーヴォの性格と、それに対するハーレムラノベの需要や男性陣の反応に対する考察については、自分の性別が女であるため棄却させて頂きます。
    　なして雌(女)である竜をヴィーヴォにいちゃつかせないとならないのでしょうか？
    　その逆は受けつけないからダメっていうのは、女性の自分からしてみると納得いく意見ではありません。ヴィーヴォみたいに愛を叫ぶキャラは逆ハーレムものにもいますし、逆ハーレムは女性の間でも一定の需要があります。女が男にいちゃつくのは(人外であろうとも)ＯＫで、男が女にいちゃつくのは男性陣が受け付けないから駄目って、それはないんじゃないでしょうか。同性であるケモナー同士にも相談したところ、自分は何にも悪くないとのご返答まで頂きました。
    　結果、改稿版では少女の姿になった竜が、ヴィーヴォをお姫様抱っこして復活した卵を追いかけるシーンを追加が爆誕しました。男女平等の時代ですし、これからは男が女性にいちゃつく小説も、女の子が男の子をお姫様抱っこする小説も、男の子がヒロインの小説ももっと増えていいと思います。
    そういえば最近、ＢＬも書いてないな……。もっと異性愛じゃない自由な恋愛も増えていいですよね……。
    　次回作は肉球総受けの小説で企画に参戦させて頂くかもしれませんので、よろしくお願いします！！



    　ハイ 様

    　感想ありがとうございます。申し訳ございませんが、その世界観を評価してくださる方もいるので、本作がつまらないとは思わない作者です。つまらないなら面白くしてしまえばいいだけの話なので、改稿させて頂きました。ヴィーヴォの性格については、申し訳ないのですが好みの問題だと思いますので、このままでいこうと思います。
    　自分がヴィーヴォの内面や、彼が竜を愛する理由を深く描くことができたら、ハイ様の読了後の感想ももっと違うものになっていたのかもしれません。彼を1人の人間としてきちんと書ききれなかった自分の未熟さが恨めしいです。


    ちゅやん 様

    　今回は本作をお読みいただきありがとうざいました。パフのことは知りませんが、これを期に読んでみようと思います。本作の雰囲気を気に入ってくださりありがとうございます。自分でもこういった作品が読みたくて、書いている部分があるのでもっとこういった雰囲気の作品が書店に並んで欲しいと思うこの頃です。
    　書店の本は自分の好みとはかけ離れたものが多く、投稿サイトで本作に似たような小説を漁っては積みブックマークを作る毎日を送っています。

    ag_harukawa 　様

    　感想ありがとうございます。
    　今回は、素敵なドゥジャルダン小説をありがとうございます。自分も本作を書いていて、テガミバチのことをちらりと思いだしました。読みにくいと他の方にご指摘を頂いた本作ですが、大改稿の末自分でも思い入れのある作品になってしまい困っている最中です。続編の構想が浮かんだので、投稿サイトで連載を始める予定です。



    E-Mail pass
2017年05月20日 16時28分04秒
 +20点
  • あまくさです。期間中、拙作にご感想を頂き有難うございました。感想返しにお伺いしました。

    後半の展開が良かったと思います。繊細な文章によって綴られた美しい物語でした。

    少し気になったのは前半です。内容がイメージしにくく、読むのに少し苦労しました。文章そのものは別に読みにくくはなかったので、どうしてかなと少し考えてみました。

    思うに。
    世界観の設定と、竜寄りの視点で語られる叙述。その両方が分かりにくかったためではないかと。どちらか片方だけでも分かりやすければ、たぶんずっと付いて行きやすかったんじゃないかと思います。

    どういうことかと言いますと。
    世界観については、例えば「水底の世界」という言葉が何度も出てきますよね？　そう書かれると読者は「ここは水中なのかな？」と思ってしまうのですが、読み進むとそんな感じではないんですね。どうも世界が三層構造になっていて、最下層の世界を「水底の世界」と言うらしい。それはだんだん分かってくるのですが、呑み込めるまでに時間がかかってしまい情景をイメージする妨げになっていた気がしました。

    もう一つのポイントは、竜視点。
    アニメや映画なら視覚的な表現があるので日常と違う情景でもイメージしやすいのですが、小説ではそこを文章から思い浮かべなければなりません。なので、地の文の語り口はある程度親しみやすい方がいいのだと思います。
    本作の竜視点による叙述には、ちょっと思考がシンクロしにくい感じがありました。

    中盤あたりでヴィーヴォの兄が出てきたあたりから先は、世界観やキャラのことがだいたい分かってきたこともあって、すんなりと読めました。



    拙作『ファルーシャの母』に頂いたご感想について。

    ＞深きものどもを想わせる本作の雰囲気がとても好きです。

    有難うございます。
    はい。拙作はコズミックホラーというか、ラブがクラフトというか、そんな感じです（笑
    『花吐き少年と、虚ろ竜』と拙作はタイプは違う作品ですが、感覚的に合うところがあるのかもしれませんね。

    ＞前半のホラーテイストな作風が後半でいっきにＳＦめいたものになったのが気になりました。

    そこがちょっとというご指摘を、他の方からも頂きました。前半に伏線を張るなどして何とかならないか、少し考えてみます。


    それでは、企画参加、お疲れ様でした。

    E-Mail pass
2017年05月17日 18時13分16秒

  • こんにちは、mayaです｡
    先日は拙作に感想をいただきありがとうございました｡

    17日以降に改稿版が出るということで、それにもお付きあいしたいと思っていますが、取り急ぎ、改稿前の作品に対する感想となります｡
    ただ、書くべき評はほとんど肉球さんに言われてしまっていること、またこれからすぐ改稿版が出ることも考慮して、簡易的な感想にしています｡ご了承ください――

    ・カメラが人物に寄りすぎている｡
    三人称のカメラが人物間を動きすぎています｡作者さんは神視点のつもりで書いたのかもしれませんが、読者からすればキャラ視点に感じられ、さらにそれがぐるぐると入れ替わるものだからとても読みづらくなっています｡

    ・余計な修辞が多い｡
    文章全体的にダイエットをしてみてはどうでしょうか｡足し算で書くよりも、引き算で書いた方が今の（スランプ中だった）ナマケモノさんにとっては有益に感じられます｡

    ・世界観が分かりづらい｡
    「世界が割れ、命が虚に散らばった」――現代社会が崩壊し、その命を新世界に連れていくという世界観は、ポストアポカリプスともとれますし、あるいは宗教的な輪廻転生における現世と来世の狭間のような世界にもとれます｡一方で、「花になった魂」のくだりを読むと、わたしたち人間が認識できない高次元の世界にも見えます｡そこらへんがかなり観念的で、結局のところ、何だかファンタジーの名のもとにごまかされている感じがしました｡

    ・ヴィーヴォはなぜ好きな竜の名前を呼ばないのか｡
    「名を縛る」からということですが、この設定は早いうちに出した方がベターだと思います｡というのも、愛するものをいつまでも「竜」呼ばわりしていることに違和感がつきまとったからです｡その為、ヴィーヴォくんは竜のことを道具としてしか見てないんじゃないか、愛という感情を失った子なんじゃないか、と深読みしてしまいました｡そういう意味では、この「名を縛る」＝支配することを御作のテーマにどっしりと据えて、世界観の構築を改めて行った方がいいように思います｡

    ―――――

    評点はなしにさせていただきます｡単純に改稿前だからという理由になります｡
    読者に気に入られなくてもいい、というのは作者のスタンスとしてありだと思います｡でも、その究極はただの自慰行為に過ぎません｡作品を人前に出す以上、どこを気に入ってもらうのか――そんな悪く言えば妥協、あるいは戦略性といったものは重要になります｡スランプを脱したということでしたら、ナマケモノさんならその計算もしっかりとできるはず｡宿題の一つとさせてください｡

    期待してお待ちしています｡



    ちなみに期待を越えない場合、とよきちさんが泣きます ←


    E-Mail pass
2017年05月16日 20時09分35秒
 作者レス
  • どうも作者のナマケモノです。
    　このたびはスランプ中に書いた作品にお付き合いいただきありがとうございました。感想ありがとうございます。
    　しばらくケルト神話関連の本に夢中になっていたら、文章の書き方を忘れていて、びっくりしていた作者がいました。申し訳ございませんが、感想期間中にスランプを脱した様子です。誠に勝手ながら、17日以降に感想期間中にがりがり書いていた改稿版と、裏設定を掲載させて頂きます。
    　

    　今回は、男性と女性の視点の違いが自身の作品から分かる興味深い体験を思わずさせて頂きました。感想で指摘のあったヴィーヴォの性格については、かなり作者自身もご意見を頂いて悩みました。出た答えが、『読者が理解できる作品を書く義務は作者にあるが、読者が気に入る作品を必ずしも書く必要はない』です。みんな価値観も好みも違うし、すべての人に合わせた小説を書くことはかなり無理ということでご了承お願いします。
    　


    　なんでヴィーヴォがあんな変態ケモナーなのかは作者にも分かりません。たぶん、自分のケモノ愛が彼には投影されているので、作者的には愛着がありネタキャラとして彼のことは楽しんで書いております。
    　あと本作、主人公は竜でヒロインはヴィーヴォです。
    　女性の視点から見た場合と、男性の視点から見た場合だと本作はかなり見方が違う気がしました。というか、感想をくれた方の中に女性はいらっしゃるのでしょうか？
    　個別の感想は後日行わせて頂きます。


    　のちほど個別感想を書かせて頂きますので、お待ちください。

    　

    E-Mail pass
2017年05月14日 23時44分06秒
  • 　美しい世界観も、奇妙にねじれたカップルも、嫌いじゃあないんです。オリジナリティもあったと思います。
    　けど独自な世界観というのは、まず読者へ納得させるのが難しいところ。しかもこの世界観では、花吐きと竜という、イチから説明しなければならない事項がふたつもある。しかも、そんな特殊な存在が、なぜ出会ったのか、これも説明しなければならない。
    　以上で説明すべき事項がみっつ。おかげで冒頭の牽引力は、かなり弱かったように思えました。つまりコンセプトが絞り切れていない。

    　しかも冒頭でやってることって、しばらくイチャコラしてるだけですしね。
    　ここは最初から何らかのアクションを持ってくることで、ストーリーの中で設定を描き出した方が良いかもしれません。

    　こういう作風。確かに描ききるには、かなりの手腕が必要になり。でなければ大コケしてしまいます。
    　けど意義ある挑戦だと思いますし、頑張ってください。

    E-Mail pass
2017年05月14日 12時55分02秒
 +10点
  • 　こんにちは。『花吐き少年と、虚ろ竜』を拝読しました。個人的に感じた点を述べさせていただこうと思います。

    【キャラクター】
    　死者の魂を花に昇華させる能力を持つ少年ヴィーヴォと、竜の少女。お互いしか心を許せる相手がいないという孤独なふたりの物語が、もの悲しくも美しく紡がれていました。ヴィーヴォというネーミングも風変わりで語感がよく、好きです。
    　気になったのは、ヴィーヴォの性格付けでしょうか。「いやーん、可愛いよ竜っ！～」という台詞など端々で、少年というより女性らしさを感じました。勝手な妄想で申し訳ないのですが、いっそヴィーヴォを女の子にして、竜を少年にしてもよかったのかなあなどと、ちらりと思いました。竜という生き物は、私としてはたくましいイメージがあるので、女の子より少年の姿である方が変身した時しっくりきます。（あくまで私個人のイメージとしては、です）。
    　あとは、ポーテンコですね。敵役ですがどこか憎めなくて（女性にモテなさそうなところなど…）好きです。このキャラが出て来て、グッと次の展開に興味を引かれました。

    【ストーリー】
    　星と花と水の美しい世界に素直に浸るタイプの作品だったと思います。少年と竜の不思議な絆、少年の危機、救助、そして旅立ちへ。王道のストーリーが、美しい世界観と共に丁寧に描かれていました。ただ、おそらく山場である、兄に捕らわれる場面。兄の存在や花吐きという能力の危険性がそれまで示されていなかったために、唐突に感じてしまいました。これは、少年と竜が人里を離れてふたりだけで暮らしている理由とも繋がる重要な要素ですので、できるだけ早い時期に示しておいた方がよいのではないかと思いました。
    　それから、結末が好きです。たぶんふたりで新世界へ行って幸せになったのだろうなあと空想します。はかなげな世界観にふさわしい、余韻の残るいい終わり方ですね。ストーリー全体を通して、ヴィーヴォと竜の絆がもっと濃く描かれていれば、更に感動が深まったのではないかとも思いました。

    【設定】
    　オリジナリティにあふれる素晴らしい設定でした。とにかくビジュアル的な美しさは圧倒的です。気になる点があるとすれば、竜の大きさでしょうか。序盤に“竜たちの背中には大きな光球が大地を照らす世界が広がっている”とあるのですが、いまいち大きさがピンときませんでした。私は竜といったら、『ドラゴンボール』の神龍を思い出すので（恐らく本作の竜は西洋風の竜なのだと思いますが、どうしても字面だけだとそう思い浮かべてしまうのです）、その背中の世界の人達は小人なのだろうかと思いました。終盤で、竜が大きくなれば水底の世界は壊れてしまうとあるので、もっと巨大なのかな？とも想像しましたが…。若干そこが気になりました。

    【文章】
    　淡々とした地の文とライトな台詞の組み合わせが、お話のイメージに合っていたと思います。節ごとに視点が変わっていましたが、それぞれの節では統一されているので、読み惑うことはありませんでした。非常に文章力をお持ちの作者さまなのだなあと思います。

    【構成】
    　世界観を読み味わうのが本作の大きな楽しみなのですが、そのためもあって序盤の説明が長く、物語が動くのが遅く感じてしまいました。
    　また、ストーリーの軸であるヴィーヴォと竜の関係性について、両者の絆というか、お互いへの深い思いが前半部分だけでは理解できず、それもすっと入っていけない要因だったのかな？と思います。
    　異世界ものは本当に序盤が難しいなと思います。私も以前に書いたことがあるのですが、序盤でどこまで説明すればいいのか、説明は地の文でするか台詞でするか、エピソードで語るか説明文にするか、などなど大変悩ましいです。ですので、私自身これといった提案ができなくて申し訳ないのですが、世界の魅力を明示して、ぐっと読者を惹きつける序盤であったらと思いました。今回ですと、世界の説明、ヴィーヴォと竜の絆、の２点を、もっと惹きつけられるように描けたら更によくなったと思いました。

    　思いこみや間違い等多々あると思います。なにとぞご容赦願います。
    　読ませていただいてありがとうございました。

    E-Mail pass
2017年05月14日 09時45分44秒
 +10点
  • 羊雲です。読みましたので、感想を。

    ・文章と表現
    状況がつかみにくくなってしまっている箇所があるものの、物語の舞台はイメージできました。漫画のテガミバチのヨダカやユウサリみたいな雰囲気の世界でしょうか……。青くて透明感のある景色か浮かびます。
    誰がなにをしているのか、なにを考えているのか、時折分かりにくいことがあり、ちょっとストレスでした。


    ・ストーリー
    物語自体は王道で、ちょっと物足りないものでした。なんというか、イベント目白押しなのに、大した事件が起こった気がしなくて……竜との出会いの方が、ストーリーと設定をバランスよく描けたような気がします。

    ・キャラクター
    竜は可愛いかったですが、人の姿設定は個人的にはない方が好きかなぁ。
    主人公は中々癖が強くて好みは分かれると思います。私は嫌いではないけど、もっと彼の本質が伝わってくれば、もう少し感情移入できたと思います。

    ・お題
    竜のたまごだけでなく、古い世界のたまごと、序盤で引きつけられました。

    ・まとめ
    ファンタジーでかつストーリーを充実させて……となると、60枚では難しいですね。
    ちょっと欲張りすぎた作品だな、と思いました。世界設定やキャラクター設定も盛りだくさん。でも描写不足なところもあり、読者が置いてけぼりに。景色はしっかり描いているのに人物描写が物足りないなど、人のドラマより世界観を大事にしている感がありました。登場人物の人数やエピソードを削って、またストーリーをごっそり変えてみて、もう少しコンパクトにはなると思います。


    執筆お疲れ様でした。
    これからも頑張ってください！
    羊雲でした。

    E-Mail pass
2017年05月09日 21時56分21秒
 0点
  • ・こんばんは、たてばんと申します。
    　拝読させていただいたので、拙いながら感想を落とします。

    ・世界観は嫌いでは無いです。ただ、足りない描写が多くて理解が追いつきませんでした。

    ＞　黒い彼の眼の中では、星屑めいた光が瞬いている。その光がどこか悲しげで、竜は思わずヴィーヴォの頬を鼻先でなでていた。
    ・これは序盤の文章なのですが、この時点で竜が人間の名前なのか、ドラゴンの竜なのかはっきりしないので、全く状況がイメージできませんでした。
    　他にも、
    ＞　彼の言葉に耳を貸すことなく、竜は急降下を始める。かなり下がったところで今度は急上昇。やめろとヴィーヴォが煩いのでとんぼ返りを繰り返す。すると、彼は静かになった。
    ・私はこの前の文章を読み、てっきり地面で竜の背中に乗っているものだと思っていました。しかし、ここでやっと空を飛んでいる描写が出てくるのです。なにか行動を起こす前に、現状の描写が欲しいと思いました。

    ・竜視点だと違和感がありました。
    　多分、書き込みが足りないのと、三人称が原因だと思います。
    　竜視点なのは良いのですが、スカスカな文章でいろいろ視点変更されるので、読んでいて味気なかったです。
    　私なら、一人称で竜になりきり、苦悩し歓喜しヴィーヴォとの愛を語るでしょう。

    ＞　夜が支配するこの水底の世界と違い、竜たちの背中には大きな光球が大地を照らす世界が広がっているというのだ。
    ・最後まで理解できなかったのですが、この世界って水の中の世界なのでしょうか。
    　空の別世界に竜が飛んでいることはわかったのですが、自分たちがいる世界がどのような場所なのかが分かりませんでした。

    ＞　光りが静まる。そこに竜はおらず、1人の少女が竜の翼をはためかせながら浮いていた。長い銀髪を靡かせながら、少女は瑠璃色の眼で周囲を見渡している。
    ・なぜ人の姿になったのでしょうか？
    　竜が人の姿になれることはわかりましたが、その行動理念がわかりません。

    ＞　優しいヴィーヴォの声が耳元でする。頭をなでられて、竜は大きく鳴き声をあげていた。
    　「きゅーん！！」
    ・竜が鳴いているのはわかっているので、何回も「きゅーん」なんて描写しなくても……。
    　この「きゅーん」だけでそこそこ文字数を使っていると思います。
    　人間は喋るので台詞が欲しいですが、犬や鳥のように鳴き声が決まっている動物は、何度も台詞で鳴かせる必要はないと思います。

    ・竜と人の恋愛を主軸に花吐きという設定を加えた今作ですが、個人的には花吐きも竜の擬人化も必要無かったと思っています。
    　その設定が無くても物語はある程度成立します。
    　だったら、短編という短さに設定を増やして小難しい話にするより、いらない設定を捨てるべきではないでしょうか。
    　物語を読むと、特に問題という問題も起きず、設定の紹介のような印象を受けます。
    　一応、ヴィーヴォが捕まったり死にかけたりしていますが、淡々としているので問題の重要性が薄く感じました。

    ・読み違いや勘違いがあったらすみません。
    　では、失礼します。

    E-Mail pass
2017年05月07日 21時17分29秒
 +20点
  • どうも、赤城と申します。読ませて頂いたので、つたないながら感想を残させて頂きます。
    宮沢賢治のような世界観にまず、惹かれました。幻想的で透明な世界が、丁寧に描写されているように読め、序盤に描かれた世界観に、ばっちり囚われてしまいました。
    また、ヴィーヴォの兄が繰り出す人形の描写等、短い文章で対象物の印象を描き出すのが非常に上手だったと思います。御作を通し、優しく、不思議な世界観を堪能させて頂いたことを、まずお礼申し上げます。
    御作で惜しかったところといえば、（私自身、上手く書けないのですが・・・）終盤の話の流れにイマイチ引き込まれなかったこと、でしょうか。
    それ以外は文句なしに、良かったです。
    失礼な物言いになりますが、御作は面白い！　と文句なしに言えませんでしたが、誰がなんと言おうと胸を張って、良かった、と言える、そんな作品であったと思います。
    作者様は書いていて楽しかったとのことですが、作品作りにはとても大切なことなのかもしれません。雑文、失礼いたしました。

    E-Mail pass
2017年05月06日 13時12分27秒
 +10点
  • こんばんは。
    「花吐き少年と、虚ろ竜」を読ませていただきましたので、感想を残させていただきます。

    とても優しく、心が温まるファンタジーでした。
    世界観やストーリーも王道と感じました。そこで花吐きなどの設定を入れていることで、オリジナリティも出せたのではないかと思います。
    児童文学のような温かみも感じられました。

    ただ、主人公の竜への思いが、絆や仲間への愛情というものではなく、恋人への愛であったため（冒頭でこれでもかと龍への愛を振りまいていたので）少し感情移入はできませんでした。

    感情移入という点では、視点変更が多かったのもあまり言い手だったとは思いませんでした。
    じっくりとヴィーヴォの視点で、花吐きの宿命を描き、竜との交流を見てみたいと思いました。

    以上となります。
    読ませていただきありがとうございました。

    E-Mail pass
2017年05月06日 09時52分09秒
 +10点
  • 肉球と申します。
    御作を拝読しましたので、感想を残していきます。

    竜と人がいちゃいちゃする話でした。
    自分の抱える運命にも負けず、前向きに愛に生きるヴィーヴォ君は、見た目以上に男らしいですよね。尽くす系の竜も可愛かったと思います。


    ただ、率直に言って、書き込みが足りないと思いました。
    話の軸は実にシンプルで、竜と人の種族を超えた愛情ですね。
    障害が現れ、抱えている問題を再認識し、それを受け入れながらも傍にいたいと見せつけることで、障害に認められる、という(認められているかどうかは微妙ですが)

    ストーリーに対して、設定はものすごくごちゃごちゃしています。
    主人公はその特殊な力から短命を宿命づけられて？おり、竜は後々自我を失う？運命にあります。
    ？が付いてるのは、読んでもいまいちよく分かんなかったからです。
    虚ろになるとか、本文の中に書いてあるのかもしれないんですが、そこまでじっくり読みこむことが出来ませんでした(理由は後述します)。


    まず凄く思ったのが、設定をこんな風にする必要があるのか、ということでした。
    作者様のコメントを読んで、オリジナリティのある小説を書いてやる！　というような気概を凄く感じました。
    このキャラ設定は、多分そういったオリジナリティを目指した結果なのだと思います。
    ただ、正直自分には御作の数々の設定が、作品にとって余分な脂肪にしか感じられませんでした。

    すでに書きましたが、御作のストーリーはドシンプルかつド王道の恋愛ものです。
    王道で人を楽しませるのってすごく大変で、ややもすると「ありがち」だとか「○○っぽい」のレッテルを貼られてしまいやすいです。
    かくいう自分も王道スキーでして、書いた小説に上記のような感想がつくことがしばしばあります。

    そのため、王道を書く時は作者個々の味付けが重要になります。
    先の読みやすいストーリーであっても、上手い人が書けば読んでいて楽しめる作品になりますよね。キャラが面白かったり、設定が独特だったり、文章が綺麗だったり。
    でも、もし目新しい要素を加えるのなら、しっかりストーリーに馴染ませないと、作者の個性だけが浮いてしまいます。
    そういった意味で、御作はその個性(大量の設定)が王道ストーリーに馴染んでいないと思いました。
    正直、花を吐くだの虚ろになるだの、もっと言えば竜である必要もないと思います。
    あくまで現時点では、ですが。
    そういった意味で、最初に戻りますが、王道ストーリーにしっかりとキャラや設定を落としこむには、書き込みが全然足りないと思いました。
    というか、尺に見合った設定の量じゃないです。
    オリジナリティという言葉に縛られてしまったのか、書きたい物が収まり切らなかったのかは分かりませんが、設定だけがぶくぶく肥大して見えます。
    もっとシンプルにするか、もっと尺をとって全部書ききるかした方が良いと思いました。


    次に視点について。
    すでに書いたように、自分は御作を読んでいて、内容がいまいち頭に入ってきませんでした。
    考えたのですが、設定がごちゃごちゃしていることもあると思うんですが、それ以上に竜に視点を持ってきたことが最大の理由だと感じました。
    基本的に御作において、セリフの大半はヴィーヴォ君のもので、竜はほぼ喋りません。
    その喋らない竜に視点を持ってきたことも、もしかしたらオリジナリティを出したかったからなのかもしれません。
    ただ、基本喋らない竜視点の三人称になったことで、様々な弊害が生まれている気がします。

    1点目が、説明のしにくさ。当然ですよね。だって喋らないんだもの。
    喋っているヴィーヴォに対してどういったことを竜が感じるかは一応書かれているものの、セリフがないため、会話になっていない。仕草とかではやっぱり限界があります。

    2点目が、終盤の台詞の分かりづらさ。今まで喋らなかった竜の台詞が唐突に入ってくるので混乱しました。

    3点目が、作者の思考が出しゃばってきてしまうこと。最後の1行なんて顕著ですよね。「竜はこう感じているんだよ！！」という書き手のメッセージが読者に良い意味でも悪い意味でも伝わってきてしまう。これは視点というより、作者様の文体のせいかもしれません。これが竜が喋るキャラで、作中でもそういった台詞があればまだよかったんですけども。

    そして、最後の4点目になりますが、ヴィーヴォの台詞。というか愛情表現。
    ぶっちゃけると、自分にとって御作が最も肌に合わないなと思ったのがここで、読み込めなかったのもここが原因でした。
    ヴィーヴォ君はとても情熱的で、竜に対してひたすら好き好き大好き超愛してる状態です。
    でも待ってください。読み手は作品を読むときに、感情移入をします。で、どこに移入するかっていうと、視点元に移入することがほとんどです。
    ひたすら可愛い女の子にモテまくる男主人公という作品が常に一定の指示を受ける理由は、このモテる主人公に感情移入する男の読み手がいるからです。
    ……ものすごくどうしようもないことを言わせていただくと、この竜に感情移入して御作を読んだ場合、自分のような男性の読み手や、この手の超絶アピールを嫌がる女性の読み手は、結構な率で拒否反応を示すのではないでしょうか。
    何故って、自分が言われている気がするからです。別に、「俺、ヴィーヴォに超愛されてる！」って感じるわけではなく、「いや、好きすき言い過ぎ。鬱陶しい」といった位でしょうけども。
    逆に、例えばヴィーヴォ視点で、言葉の喋れない竜が超絶スキンシップを求めてくるのなら、犬になつかれるみたいなもんで、拒否反応は出にくかったかもです。
    また、ヴィーヴォ君の愛情表現が、もう少し控えめだったなら、とも思います。


    長々と書かせていただきましたが、以上です。
    多分自分の存じている作者さんだと思いまして、きついことも書かせていただきました。もし間違っておりましたら、大変申し訳ございません。
    また、受け入れ難いこともあるかもしれませんので、取捨選択の上で少しでも参考となれば幸いです。

    ではでは～　ФωФ)ノシ




    E-Mail pass
2017年05月05日 18時30分16秒
 0点
  • こんにちは、『花吐き少年と、虚ろ竜 』拝見させていただきました。


    独特の世界観ではありました、でも独特すぎて面白さは……。

    ただこの場合、その原因が世界観にあったわけではなく、主人公たちキャラクターやストーリー回しに問題があったように思います。

    今作は全体に、ライトノベル的な展開に背を向けたような文学的作品で、楽しさや笑い、情熱と言ったものではなく、優しさや、ぬくもり、愛、友情といったものを中心に展開されています。
    それは決して悪いことではなく、むしろ肯定されるべきものだと私も考えます。

    でも、ドラゴンを恋人と呼ぶ、なんだか頭の緩そうな主人公(謝)に拒否感が出てしまって(汗
    ただでさえ特殊な世界観なのに、主人公の考えがまた特殊ですごい距離感を感じてしまいました。
    おいおい、すごい性●だな主人公、と(違う)。

    このあたり、どちらかを読者が理解しやすいものにするだけで大分違ったのではと考えます。


    私からは以上です。
    スランプは辛いですね、そのまま楽しく書いていらして良いと思います。
    ただ、そのまましばらく人に見せずに自分用に書くのが良いかもしれません。
    私はよくそうしてます。
    自分用に書く時の楽しさは異常。

    それでは、執筆お疲れさまでした！

    E-Mail pass
2017年05月04日 18時58分17秒
 0点
  • コメントさせていただきます。

    ファタンジーをあまり読まないのですが作者さんの作品は楽しく読ませて抱きました。
    この物語が私の中では小学校の頃音楽で習った「パフ」を連想させ、イメージがしやすく入り込む事が出来ました。
    ストーリーも文体も好きです。作者さんが羨ましくなりました。

    E-Mail pass
2017年05月01日 08時13分50秒
 +20点
  • 綺麗な藍色の優しい雰囲気の作品ですね。
    どうしてなのか、テガミバチというアニメが私の脳裏をかすめました。
    独特の世界観だなと。

    〜てみせる
    という文末が割と多様されているのが少し違和感でしたが、
    物語はしっかりおとされていて、読後感が良かったです。

    E-Mail pass
合計 14人 130点

お名前(必須)　
E-Mail (必須)　
－－　メッセージ　－－
作者レス
評価する
　PASSWORD(必須)　 　トリップ　？　

<<一覧に戻る || ページ最上部へ
作品の編集・削除
E-Mail pass