【跡地】愛し君の、愛しドゥジャルダン

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この度の企画は、皆さまにお世話になり、私自身も大変楽しませていただきました。
本当にありがとうございます！
今後の皆さまのご活躍を、心よりお祈り申し上げます。

企画運営の皆さま、最初から最後まで工夫をこらした企画運営、かなり試行錯誤しながら労してくださったのだと思います。
有難うございます。大変お疲れ様でございました。感謝をこめて、ag.

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ag_harukawa

2017年04月28日 00時21分22秒 公開
■この作品の著作権は ag_harukawa さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
◆キャッチコピー：生命宇宙進出の鍵を握るクマムシの卵が、ぬ、ぬ、盗まれた！？

◆作者コメント：半分くらいが本当、半分くらいがフィクション。そんなＳＦライスに作者の想像をちょっぴりふり掛けました。お口にあいますれば、これ幸いにございます。ライス硬め。隠し味エロめ。
海外を舞台にしているため、会話中に中学英語程度の横文字が少し。もし英語がまったく読めなくても意味が伝わるように工夫したつもりですが……どうでしょうか。横文字アレルギーな方、くしゃみが出ちゃったら作者の力不足ですごめんなさい。

2017年05月19日 23時23分05秒
 作者レス
  • たぬき　様

    感想をいただきありがとうございます。
    オックス好きじゃないですか、惜しいな、嫌いなキャラ投票が今企画にあったらよかったのに(笑)
    そしたら、たぬき様の一票をもらえたかもしれないですね。

    実は以前から、科学者を主人公にした長編を書きたいと思っているのですが、どれくらいの読者を獲得できるのか、ちょっと想定できていないところがありまして。
    完全拒否されるかな〜とも思っていたら、意外に読んでくださる方がいて。
    本企画で試してみて、たぬき様のような感想をいただけたことは、大変実りあることでした。
    ありがとうございます。
    企画、お疲れ様でございました。
    感謝を込めて企画のハッピーエンドならぬハッピータマゴをお祝い申し上げます。

    E-Mail pass
2017年05月19日 18時34分36秒
 +10点
  • ＜＝・ω・＞たぬきです。こんばんは。
    実験の過程が詳しく書いてあって、たぶん興味ない人だとすごく退屈なんだろうなーと思いながら見てました。内容としては大学院研究生の恋愛事情あれこれ。科学系オタクあるある的な。
    　培養の説明部分は科学系に進んだらそこそこ理解できる内容に仕上げてありましたが、人間模様はちょっと国際的な大学に通ってる人じゃないと馴染みが薄いですね。映画などでは結構見かけるんですけど。
    　スタートレックの言語を使える子供がいたのをなんとなく思い出して、序盤面白かったです。
    　あとオックス君あまり好きじゃないですね。

    E-Mail pass
2017年05月15日 03時09分12秒
 作者レス
  • ハイ　様

    御作、オルフェウスと竜族の再生者も拝読しました！
    ああ～今日感想書こうと思っていたやつ（涙）出遅れて面目ない。
    後ほど感想返しに伺います。

    拙作に感想をいただきありがとうございます。
    好きでしたかｗ　温かいお言葉、有難うございます。
    ストーリーに関してはダメだしを多くいただいているagです。
    これは持ち帰って、皆様のご指摘を糧に書きなおすつもりです。

    お題である不思議な卵を語りたかったのでこのような形になりましたが。結局、読者の皆様に与えた印象といえば、卵ではなくただの知識になってしまったところが、私の力及ばなかった最大の後悔ポイントです。

    キャラを立たせ、ストーリーに枝葉を伸ばし、花を咲かせることが必要でした。無念。
    科学ネタも好きだと言って下さるハイ様のお言葉を励みに、枯れ木に花を咲かせてみましょう。
    あの灰、どこで売ってるんでしたかね。

    企画参加、お疲れ様でございました。

    E-Mail pass
2017年05月15日 02時55分16秒
 作者レス
  • 北斗　様

    感想をいただき有難うございます。
    御作のアニマ、大変楽しく拝読しました。

    クマムシが可愛いという気持ちに少なからず共感をいただけて、嬉しいです。
    物語の起伏、転回についてはまだまだチャレンジが足りなかったと反省しております。
    ここは持ち帰って再挑戦するつもりです。

    ところで、下ネタが生々しく下品でしたか。
    すみません、そんなつもりはなかったのです。
    けど、そう言っていただけて良かったです。今回の企画には下ネタが激しい作品が結構ある中で、私のは大人しかったな～と感じたくらいですので、いやいや引く人もいるよと教えていただけて、良い意味で自分にブレーキをかけられそうです。
    いや、アメリカだとこれが普通ということはないと思います。海外の方がハラスメントに対する意識が高いので、日本よりも節操があるのではないでしょうか。ラボによるのかもしれませんが。
    たまたま私が経験してきた環境がそうなのだと思います（自粛）。
    あと、これを書いていたときちょっとフラストレーションがたまっていたのかもしれません。
    申し訳ありません。
    北斗様のお言葉を機会に、泉に落ちて綺麗なagになりたいと思います。

    企画参加お疲れ様でございました。

    E-Mail pass
2017年05月15日 02時40分48秒
 作者レス
  • 砂浜　様

    拙作に感想を下さり、誠にありがとうございます。
    すごく勢いのある御作にも、後ほど感想返しに伺わせていただきます。

    SFのワンダーですか。なるほど、これに関しては考察が足りませんでした。
    科学の世界では、真実と少しでも違うことはフィクションになってしまうので、私にとってこれは大変なフィクションです……。
    しかし小説となると大衆に認められるSFが必要なのですね。
    ご指摘を重く受け止め、この作品は練り直したいと思います。
    科学ネタは、自分がそれに少なからず携わっていることもあり、とても書きやすかったです。でもこのようなオタクっぽい世界の話しがどれくらい受け入れてもらえるのか大変不安でした。
    なるべく短く収めて、こざっぱりしめてしまったのは、私の不安の表れであったと思います。

    もちろん万能受けするテーマではないと思っていたので、砂浜様を初め多くの方から、当初想定していたよりも感想をいただけて嬉しいです。
    ご指摘をいただいたエンタメ性や、ワンダーを加えれば３０～４０％くらいの方には興味をもってもらえそうな手ごたえも感じることができ、収穫は多いです。
    ただ、もしかするとライトノベルとしては難しいかもしれないですね。

    ところで、数年前に企画に参加したときに私の作品はライトノベルっぽくない、「児童文学みたい！」と多くの方からご指摘を受けたしだいですが、この度は砂浜さまから「学研まんが」との評をいただいたこと、誠に光栄であります（笑）
    少なくとも、児童「文学」から「まんが」にまで進歩したということで、わずかばかりの成長をよしとしたいです。

    大変鋭いご指摘、有り難く糧とさせていただきます。
    企画参加お疲れ様でございました。

    E-Mail pass
2017年05月15日 02時19分44秒
 作者レス
  • 赤城コーフィー　様

    拙作に感想をいただき、誠にありがとうございます。
    腐卵の方ですか！　御作の文章運びは私にとって大変勉強になりました。

    ところで、敷居が高いなどと感じさせてしまったとは。すみませんでした。
    リサーチはほとんどしていなくて、実験室のことは自分の職場をもとに書いています。
    なんとなく、だいたいこんな感じかな、と、ほとんど想像です。

    キャラ同士の掛け合いについては、まだまだ勉強中でして、本企画でも他の皆さまの作品を拝読して、なるほど面白いな～と思うところが多々ありました。
    私の作品の舞台は研究室でしたので、テンション高く言葉を投げ合う「掛け合い」というよりも、平坦でも毒のある、静かに棘のある、そんなテンションの会話を目指しました。
    ですが、エンタメ性をもとめられるライトノベルにおいては、やっぱりそれだけじゃ物足りなくて、起伏をつけてテンションの高い会話運びのシーンを取り入れる必要があるのだということが良く理解できました。
    了解です。

    あと、実験に対する熱い思いを語らせる。
    自分で語るのってなんか、気恥ずかしいのですが、そうですよね。
    彼らの情熱をもっと描写することは、キャラの魅力を引き出す良い手だと思いますので、これはいただきます。

    企画参加お疲れ様でございます。
    貴重な感想、有難うございました。

    E-Mail pass
2017年05月15日 01時58分47秒
 作者レス
  • つとむュー　様

    カルナボールの方でしたか！　理系の方との絡みはなにかと、面倒ですな（笑）
    拙作に感想をいただき、誠にありがとうございます。

    摂氏と華氏については、私がいたラボでは口頭表現をするときにはdegreesだけで通じてしまっていました。私の英語力が残念なので、周囲が理解してくれていただけかもしれません（涙）
    プロトコルやノートに記載するときには摂氏と華氏は書き分けてましたね、そういえば。
    なんという鋭いご指摘！　つとむュー様おそるべし。

    １０シーベルトで即死は話しを盛りすぎました。反省。
    ここは１０シーベルトが致死量だ、などと書き換えたいと思います。
    あと、ヘリウムイオンビームで毎時８０００シーベルトの線量が出せるかどうかはリサーチしていません。
    私の頭の中では、一瞬で８０００シーベルトの人体被害を与えるビームを銃のように撃っているイメージでした。オックスならそれくらいやりそうだな、ということで。
    ただし実際のレポートを見ると、確かにつとむュー様の仰る通り蓄積線量（毎時）みたいですね。
    ストーリーとして面白いのは銃なので、ここは持ち帰って検討させていただきます。
    なんという鋭いご指摘ッ　ありがとうございます。

    あと３つめのご指摘は、ここですね。
    「If it is an egg to send to NASO, Junko should write that」
    ちょっと悩んだところではありました。
    ここはオックスが口を尖らせて言い訳をしているシーンなので、
    「NASOに送る卵なら、一個一個にそう書いておけよな」という無茶なことを言っているニュアンスを出したかったというのがあります。
    オックスは潤子の話をちゃんと聞いていないので、赤いシールがNASOのやつだとか、１枚のディッシュに１００個の卵が入っているとかは多分知らないと思うし、興味もないと思います。
    おそらくディッシュの中に（見えないけど）卵が入っているんだろう、くらいの認識で。
    で、最初は５枚のディッシュを盗んだからeggsという表現をするんですが、名前を書くなら１個１個全部に書けよ的な。
    本当は１枚のディッシュに１００個の卵が入っていて、１つ１つの卵の大きさは１ミリもないんだから、その卵１つ１つに名前を書いておくことはできないわけなんですが、オックスは茹で卵に自分の名前を書くようなイメージで言っている。
    そんな無頓着な感じとか、言い訳な感じを表現するには、an　egg　かなと思ったのですが……
    one by one　だと、オックスが１枚のディッシュに１００個入っていることくらい知っているような印象になってしまいそうだし。
    ここはちょっと、ネイティブの方の意見を聴いてみたいところです。というかオックスに聞いてみたいです（笑）

    つとむュー様の鋭いご指摘、大変糧になりました。
    心から感謝申し上げます。

    E-Mail pass
2017年05月15日 01時31分42秒
 作者レス
  • たてばん　様

    拙作への感想、ありがとうございます！
    また企画参加、お疲れ様でございます。

    たてばん様は４作？　も投稿されたのですね。すごい。
    すべて読ませていただきましたが、これを同じ方が書いているとは思えないほど、バラエティーのあるストーリーや文章、尊敬いたします。

    卵企画、ということで、テーブルの上に不思議な卵を置いてただ読者の方に見てもらうような作品を目指しました。
    ちょっと私の考えが浅はかでしたね。
    どんなストーリーにも、ことにライトノベルにおいては尚更、エンタメ性というのは大事ですよね。

    ご指摘いただいた通り、この作品はもう少し書きなおしてみたいと思います。
    ただミステリーというよりは、サスペンス・アクションにしてみたいなと。
    オックスは犯人ではなく、犯人は別にいることにして。潤子たちは卵を取り戻すために、犯人と戦うんですけど、実験室にある科学のアレやコレやを応用的に用いたり、物理学の法則を武器にして、結構本気のバトルアクションをする。オタクが本気を出したらスゴイぞ恐いんだぞと。
    なんかそういうものを書きたくなりました。

    一重に皆さまのご指摘があってこそ。
    このように多くの方からご指摘をいただける機会は貴重ですね。ありがとうございました。

    御作のエッグ・ワールド、好きです～。

    E-Mail pass
2017年05月15日 01時19分21秒
 作者レス
  • たかセカンド　様

    いやあ、御作に比べたら、私の文体なんて大人しいどころか……生娘淑女の領域ではないでしょうか。
    たかセカンド様のような勢いのある文体とか、ストーリーを考えられたらなあ、と思います。

    小さくまとまりすぎている、というご指摘、確かに承りました。
    私はいつも長編ばかり書いているせいか、短編のペース配分が苦手で、削られるものは全部削るくらいの意気込みで今回は書いてみました。本当は３３枚よりももっと短くしたかったくらいです。
    書きたいことを書こうとすれば６０枚じゃ足りず、短く収めればそれはそれでストーリーとして面白みのないものになってしまった。
    私の力不足ですね。

    プロットを作ったときから、もうこの作品は長編で書きたくなってしまって。
    自分の中でうまく折り合いをつけられなかったです。
    ご指摘いただいた通り、キャラの魅力を発揮できるストーリーを描けるよう、頑張ってみようと思います。

    あたたかい感想、ありがとうございました。
    企画参加お疲れ様でございます。

    E-Mail pass
2017年05月15日 01時09分34秒
 作者レス
  • ナマケモノ　様

    拙作に感想を下さりありがとうございます。
    おお！　クマムシにはまっていただけましたか。それは良かった（笑）
    KANSOUKUN（乾燥君）⇒こんな機械、実際にはないのです。思いつきで書いた、とてもセンスがあるとは思えないアイテムを気に入っていただけて、涙が出るほどうれしいです。
    NASOは、なんとなくNASAって書くのがはばかられて……。
    クマムシの卵は実際にNASAで実験されているみたいなので、それこそ本物っぽくなっちゃうかなと。
    かなり苦し紛れのnasoでした。

    潤子さんは多分このあと、要と付き合うことになると思います。
    私の勝手な予想ですけど、要は多分、押しが強いと思うので。

    あと、こんなクマムシグッズのURLありがとうございます！　こんなサイトあるんですね。知らなかったです。
    けど私はやっぱり、顕微鏡で見るクマムシの方がセクシーだと思います（笑）

    E-Mail pass
2017年05月15日 00時59分30秒
 作者レス
  • 筋肉バッカ　様

    感想ありがとうございます。
    エンタメ成分薄味でしたか～、残念。
    確かにご指摘いただいた通り、卵紛失ミステリーにしてみるのも良かったかもしれません。
    実はミステリーを書くの好きです。
    なんだか今回は枚数をオーバーするのをひたすら恐れて、上手くシンプルに短くまとめたつもりでしたが、軽く済ませようとした私のビビリや手抜きは読者の皆さまに鋭く見抜かれてしまうのですね。

    この作品は筋肉バッカ様にご指摘いただいた通り、エンタメ味を濃くするように書きなおしてみたいと思います。そして一人、ニンマリできればいいかな。

    筋肉バッカ様はたくさんの感想投稿で企画を盛り上げてくださっていて、すごいな～と思っておりました。
    拙作にも感想を送って下さり、嬉しい限りです。

    E-Mail pass
2017年05月15日 00時49分52秒
 作者レス
  • かもめ　様

    一番のり感想、とても嬉しかったです。ありがとうございます。
    仕事の覚えを懐く？　とは、はて。

    専門用語、ダメかな～と思ったんですけど、かもめ様のように受け取っていただける方もいるということが分かって、励みとなりました。
    英語をテキトーに差し込んだのは、以前掲示板で小説にメタ表現入れるのってどうなの？　って質問されている方がいて、私はそのとき、小説にメタ表現を入れてみるのも面白いかもしれないと書込みしたんですよね。
    で、「日本の方々にも分かるように日本語で話してくれるかな」、って潤子がオックスに言う台詞で、メタっぽくするため。そのためだけに英語を入れました（笑）

    あ、あと、残念ながらBLものではありません（笑）
    まさかそう読まれるとは……かなり驚きました！　私もBL、嫌いではないんですが、多分書けないかな。

    かもめ様も企画参加、お疲れ様でございました。
    御作の力強い文章、よかったです。

    E-Mail pass
2017年05月14日 23時30分23秒
 +20点
  • こんにちは、『愛し君の、愛しドゥジャルダン』拝見させていただきました。


    うん、好きです。
    良いですね、サイエンス好きにはたまりませんなｗ
    知識欲は読書欲とは別腹みたいで、私は結構満たされた感じがありました。
    英文も好きです！

    まあ、もちろんストーリーも良ければなお良かったので、枚数に余裕があるならもっと捻って書いて欲しかったのが本音ですね。
    ……ヨコヅナ出さないだけで緊迫感は出たのでは？

    では、こんなところで。
    執筆お疲れさまでした！

    E-Mail pass
2017年05月12日 22時31分45秒
 +20点
  • こんにちは、北斗と申します。御作『愛し君の、愛しドゥジャルダン』を拝読しました。

    とてもよみやすい科学コラム系小説だとおもいました。
    主人公のクマムシ愛がこれでもかと詰め込まれており、読んでてクマムシすげえと感嘆しました。
    そういえば、日本でもダイオウグソクムシのぬいぐるみがはやったことを思い出しました。なのでなんかこうカワイイと思える気持ちはちょっとわかります。
    また専門用語が使われているのにとてもわかりやすく、読んでいて自分も頭がよくなった気がしました。私は根っからの文系ですが、御作を拝見して理系の雰囲気を味わえたので、なんだかテンションが上がりました。自分の知らない世界は楽しいですね。

    気になった点は、小説としては起伏が弱いところです。クマムシの卵が盗まれたという事件は最初はわくわくしたのですが、すぐに犯人が見つかり、あっさり解決してしまったので拍子抜けしてしまいました。
    あと、下ネタが生々しいというか、ちょっと下品というか……。
    日本の大学では友達がいた理系の研究室にしょっちゅう遊びにいきましたが、こういう露骨な下ネタは飛び交ってなかった気がします。率直に言うと、ちょっと引きました……。それともアメリカ(?)だとこれが普通なんでしょうか。
    うーん、でもたとえ現実に即していたとしても、そういう描写はちょっと減らしたほうが無難かなと思った次第です。あくまで個人的にですが。

    色々申し上げてすみません。思ったままを書かせていただきました。
    それでは執筆お疲れさまでした。

    E-Mail pass
2017年05月10日 00時54分14秒
  • SFとのことですが。個人的にSFとは、サイエンスだけでなく、センスオブワンダーの「ワンダー」がなければならない、と思ってるんですが。

    クマムシのスペックという「サイエンス」があっても、そのスペックを紹介しているだけだな、と。スペックを越える発想という、ワンダーがこの作品においては何なのか。ヒューマンうんぬんという話もありましたが、それはどうなったのか。

    そうしたワンダーが見当たらない結果。ああ、これは「学研まんが」なのかもしれないと思い至りました。だからドラマとしても弱い。サイエンスがあった上で、どう人が動くのか、を描いてこそのドラマ。本作では単に、サイエンスの知識をなぞっているだけに見えました。

    だから文章も、情景がさっぱり分からない。クマムシがどんなだとか、なんたら線がどんなのかとか、小説としてちゃんと描写して欲しいところです。

    恐らく作者さんとしては、「このサイエンスがすごい！」という感動が先だったと思うのです。だから、知識をそのまま書いてしまった。知識が先立ち、小説としての面白さが欠けてしまったのではないでしょうか。だから今度は、どうすればサイエンスに、小説・ドラマとしてのワンダーを与えられるか。そこら辺りを課題にすれば、上達すると思います。

    E-Mail pass
2017年05月07日 18時43分21秒
 +10点
  • 赤城と申します。拙いですが、感想を残させて頂きたいと思います。
    冒頭の専門用語の羅列、無学のジャパニーズにはキツい英語のセリフ、で、まず物語への敷居のようなものを感じました。実験設備や実験方法の知識は聞きなれないものながら、しっかり調べられているように読めて一匹のオタとして読んでいてうれしく感じました。しかし、キャラ同士の掛け合いに魅力が感じられず、ストーリーもドゥジャルダンが盗まれた、盗んだのは同僚だった、その代わりにヨコヅナを送りましょう、と平坦に終わってしまった感があります。ストーリーに波を持たせたり、掛け合いを面白くしたり、実験に対する熱い想いをキャラに語らせたりすれば面白味が出たのでは・・・と私も偉そうに物は言えない立場ですが、愚考した次第です。執筆お疲れ様でした。

    E-Mail pass
2017年05月06日 04時55分08秒
 +10点
  • GW企画の執筆、お疲れ様でした。
    御作を拝読いたしましたので、感想を記したいと思います。

    ＞潤子は微生物学者として、ドゥジャルダンの卵が乾眠したときの「強さ」の秘密を調べている。

    クマムシの卵の特異性を、不思議な卵として紹介する内容でした。
    これは盲点でしたね。
    「不思議な卵があって、そこから何が生まれるか」という点に焦点を当てた作品が多い中、
    純粋に不思議な卵を取り上げた作品は少なかったんじゃないかと思います。
    この発想は、お見事だと思います。

    ただ、他の方からもコメントがあるように、
    クマムシの卵の紹介、という域をあまり越えていなかったような印象を受けました。


    ＞While changing the temperature from 80 degrees to minus 196 degrees,

    クマムシの卵はすごいですね、マイナス１９６度から８０度まで耐えられるとは！
    ただ、温度の単位について、degreesの後に、FahrenheitかCelsiusを付けて欲しかったです。
    アメリカ人は普段、華氏を使っているので、もしかしたら華氏なんじゃないかと思ってしまいました。


    ＞確かあれ、８０００シーベルトはあるんだ。人間なら１０シーベルトで即死だぜ？

    すごいですね、８０００シーベルトの線量にも耐えられるとは！
    ただ、照射実験のレポートをネットで見ると、毎時１０シーベルトくらいの強度で実験をされているようですね。
    あれって毎時８０００シーベルトの強度が出せるんでしょうか？（工学的や法律的な意味で興味があります）
    あと、１０シーベルトは人間にとって致死量だと思いますが、
    １９９９年のJCOの事故の例などを参考にすると、”即死”ではないと思います。


    ＞「If it is an egg to send to NASO, Junko should write that」

    細かい点で恐縮ですが、卵は５００個だから「eggs」ではないかと思います。
    （実際、前の会話では「eggs」になっていますし）
    卵の英語表記は、複数形で統一された方がわかりやすかったんじゃないかと思いました。

    いろいろ書いてしまいましたが、不思議な卵を不思議な卵として描くアイディアが新鮮な作品でした。
    今後のご活躍を期待しています。

    E-Mail pass
2017年05月05日 23時32分07秒
 0点
  • ・こんばんは、たてばんと申します。
    　拝読させていただいたので、拙いながら感想を落とします。

    ・スラスラと先を読ませ、なおかつスターウォーズを混ぜた文章力が素晴らしかったです。
    　しかし、ただそれだけでした。
    　私もクマムシに興味があり、乾眠状態の耐久性は知っていました。
    　このままでは、『クマムシってすげーんだぜ！』っていう小説で、特に面白みも無いと思います。クマムシのことを知りたいなら図鑑を見てる方が詳しく載ってますし。
    　卵が盗まれるわけですから、筋肉バッカさんの言う通りミステリーに仕立てた方が良かったと思います。

    ・読み違いや勘違いがあったらすみません。
    　では、失礼します。

    E-Mail pass
2017年05月04日 23時14分17秒
 +20点
  • こんばんは。
    「愛し君の、愛しドゥジャルダン」を読ませていただきましたので、感想を残させていただきます。

    ほぇー。クマムシすごいなぁ、と思って読んでいました。
    文章が非常に上手だと感じました。
    途中、馴染みの無い機械の名前が出てきて、少し引っ掛かるところもありましたが、それ以外は特に気になることなく最後までスラスラと読み進めることができました。

    登場人物たちも過度な説明はせずとも、行動の描写やセリフからでも十分に性格が分かりました。
    この辺りをさらりとできるのは、作者様の文章力のなせる技と思います。

    しかし、物語自体は少し大人しかったかな？　という印象を抱きました。
    研究室の存続を揺るがす事件ではありましたが、研究室内だけで解決してしまったのが少し小さくまとまってしまったのかな？　と思います。
    あっさりと犯人も見つかってしまったことですし、もちろん文字数の制限もあるのでしょうがその辺りが少し残念だったと思います。
    もっと、キャラクターの魅力が発揮できる展開があればもっと楽しめたと感じました。

    以上となります。
    読ませていただきありがとうございました。

    E-Mail pass
2017年05月04日 20時31分56秒
 +20点
  • 　こんばんわケモノと申します。素敵な題名に惹かれて本作を読みました。
    　ドゥジャルダンって素敵な名前だなぁと思ったら、トンデモナイ生物だったのです……。
    　具体的に例をあげるならこんな感じ。


    潤子さん視点
    http://item.rakuten.co.jp/keitaistrap/390-894594/

    現実
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%A9%E6%AD%A9%E5%8B%95%E7%89%A9


    　潤子さんが変態と言われる所以が分かる……。そして本作が進むにつれ明らかになっていくドゥジャルダンの愛らしさと魅力にメロメロになっていた自分がいました……。私はこの作品で潤子さんの変態を継承したみたいです。
    　ＫＡＮＳＯＵＫＩとかＮＡＳＯの単語もなぜかツボにはまって笑ってしまったり……。
    　これといって大掛かりな設定やストーリー展開はないのですが、丁寧なお話の展開と、潤子さんのドゥジャル愛がこれでもかと輝く作品でした。あぁ、でも潤子さんの最愛の生物は障害ドゥジャルなんだろうなぁ……。

    E-Mail pass
2017年05月02日 22時21分21秒
 +10点
  • こんにちわ、読ませていただきました。

    クマムシの卵スゴッ！ というお話でした。知識欲を刺激されるようなお話だったと思います。
    惜しむらくはエンタメ成分が薄めだったことです。クマムシの卵の凄さは十分伝わりましたが……。例えば、卵紛失事件をミステリー仕立てにしてみるとか、方法はいくつか思いつきそうです。

    以上です。
    執筆おつかれさまでした。

    E-Mail pass
2017年05月01日 17時29分10秒
 +20点
  • 　まず文章素晴らしいです。
    というか確信犯？
    失礼ながら、仕事の覚えを懐きました。少なくとももう一名、そんな方を見ましたが、敗北感ぬぐえません。まあ仕方ないか、オープン企画みたいなものだし……

    それにしても大胆に専門用語使って来ましたね。　英語もテキトーに使ったのはリズムを意図的に狂わせ、集中力没入させる狙いと感じました。
    　狙いは成功していると感じましたし、読むのあっという間でした、楽しかった。
    　ただ工学系を陥れるヒロインに若干言いたいことも、まあいいです。
    専門用語の羅列と、ヒロインの性格から見て、ＢＬモノとして読みました。無論勝手読みです。
    執筆お疲れ様でした。

    E-Mail pass
合計 11人 140点

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