花火大会でHANAJI大会 |
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「亜里沙は本当男の子駄目だよね」 「うるさいなあ、あたしだって直したいよ」 親友の裕子があたしにそう言う。あたしはため息をつきながら、長い茶髪を手でもてあそんだ。 くるくるくる。デジタルパーマで巻かれた巻き髪が、ふわふわと揺れる。 そんな夏のとある日。あたしは裕子にとある少女を紹介された。 どこにでもあるカラオケボックスで、裕子の友人だという彼女はにっこりとほほ笑み、あたしを見て名乗った。 「植野柚子です。近くの高校の同じく一年生。同じアニメ好きって事で、カラオケ仲間にでもなりたいなーって」 小柄でかわいい彼女は、長い黒髪を二つに結わえて笑った。 くりくりとしたアーモンド形の目が、あたしをじっと見つめている。 隣では、裕子がショートカットを触りながらもじもじしている。何? トイレにでも行きたいわけ? すごく落ち着きないんだけど。 「私も男の子苦手なの。筋肉とか、気持ち悪いよね」 「柚子さんも!? あたしもだよっ」 「そう、その話を聞いてね。仲良くなれそうって」 「なるほど、好きなアニメは?」 「××とか」 「あーあたし大好き! グッズ沢山持ってる!!」 ××とか、あたしが一番好きなアニメじゃん! 絶対彼女と気が合う! 興奮気味に彼女の手を握りしめると、彼女は少し頬を紅潮させた。 びっくりして彼女を見ると、なんだかもじもじして、彼女もトイレ行きたいのかな? あたしは首をかしげつつ、彼女と番号を交換した。 案の定二人で、同じ××のキャラソンを歌ったり、盛り上がって、裕子はホッとした表情をしていた。彼女とは好きなキャラも同じで、すごく話が合った。 彼女がトイレに立ったうちに、裕子がそっと耳打ちしてきた。 「大丈夫そうだね」 「うん、なかよくなれそう。あの制服、お嬢様学校の子でしょう? 頭いいんだ?」 「そうそう。尚且つお金持ちの令嬢」 「すごーい、あたしとはあんまり縁がない人種」 「あたしもネットで知り合ったんだけどね、いい子だよ」 「夏だから、来週末の花火とかも一緒に行きたいね」 「いいんじゃない? 多分誘えば一緒に行ける距離に住んでたはずだよ」 「わあい」 この辺の花火大会は大きくて、花火も豪華だし、出店も多い。 それに、何より浴衣が着たい。今年は奮発して、かわいいやつをお小遣いをためて買ったから、それを着ることを楽しみにしている。ピンクに水玉の、ポップな浴衣。それに合わせた赤い帯に、かわいいピンクのバラの髪飾り。合わせて一万ぐらいはしたから、着ないともったいなんだけど、裕子はそのシーズン県外に行っちゃうんだよね。 あたしは人見知りするから、誘う友達も他にいなくて困ってたの。 正直、今から友達作るのは、あたしには無理だ。 トイレから戻ってきた柚さんに、あたしは花火大会を提案することにした。 「ねぇ、柚子さん、浴衣持ってる?」 「もっているけれど……」 「花火大会に興味ないかな? 今度のやつ。行けたら一緒に行こうよ」 「うーん、予定は開いているわね。そうね、考えておくわ」 「なんか、ゲストで××の声優さんも来るんだって」 「なんですって!?」 それは、事実の情報だ。公式Twitterから流れてきたし。 あたしはそれもあって、今回の花火大会だけは意地でも行きたいのだ。 だけど、この辺は都会だから、ひとりでは場所にたどり着く前に人ごみで酔ってしまいそうで……。今からぐったりしてしまう。 「絶対行くわ! 意地でも行くわ!!」 「でしょう? あたしも行かなきゃ気がすまないし」 「浴衣は、黒地に牡丹模様のがあるから、それを着ていくわ。暑いけれど、頑張りましょう!」 「うんっ」 あたし達のやり取りを見て、にやける裕子。 「よかった、亜里沙に友達が増えて」 「ありがとう裕子。いい子を紹介してくれて」 「だってプロフィールだけでお似合いなんだもん」 「お似合いって」 思わずあたしは吹き出す。アハハ、と盛り上がるその場。 それじゃあまるで、柚子さんが男の子みたいじゃん? でもまあ、こんな見た目で性格なら、全く怖くないかもだけど。 だってどう見ても女の子だし、見るからに力がなさそうだし。 というか、こんなにかわいい子が男の子なわけがないっ。 身長だって平均身長のあたしより小さいし。 声だって甘ーいアニメ声。 「では、楽しみにしてるわ」 「あたしこそっ」 あたしはワクワクした気持ちで、柚子さんの手を取ってぶんぶん振り回した。 裕子は爆笑していたし、つられてあたし達も笑って、そのまま一緒に余った時間を歌って、楽しく解散していった。 フリータイムが終わるころには、もう夜になっていた。 その日は、楽しい夢を見てぐっすり眠った。 花火大会当日。 あたしは人込みを避けながら、古びた喫茶店の前で柚子さんを待った。 どこもかしこもきれいな浴衣を着た女の子と、甚平を着た男の子。カップルなんか、羨ましくなんかないしっ。あたしはぶんぶん首を横に振る。 男の子と一緒より、かわいい女の子と一緒がいいに決まってるじゃん? 一緒にかき氷食べて、おいしいねって交換し合ったりするの。男の子とだったら、気持ち悪くてできないじゃん? あたしがにやにやしながら立っていると、柚子さんが現れた。言ってた通りの、黒地に牡丹の浴衣で、金色のラメが豪華だった。全体的に、高そうな浴衣だなって思った蹴れ江戸、お嬢様だから当たり前か。いいなあ、きっと一万じゃすまないんだろうなあ。生地から選んで、仕立ててもらってるんじゃないかなあ。羨ましいよー。 「柚子さんっ」 「亜里沙さんっ」 柚子さん、道行く女の子の中で一番かわいいよ。輝いてるよ。超天使。 長い髪をお団子にして高い位置でまとめてあるけれど、それもまたかわいらしい。 耳元には、かき氷のイヤリングが揺れていて、涼しげだ。 あたしなんて、何もつけて来てないのに。かき氷はラメが入っていて、揺れるたびに光った。 「亜里沙さん可愛いっ、すごい似合ってる!」 幸せそうな顔で言う柚子さんに、あたしもつられる。 「そうかな? 柚子さんには負けるよ」 「そんな事ないっ、亜里沙さんは美少女だよ。自信をもって」 そんなこと、言われたことないけれど。全然凡人、普通の女の子だと思ってるし、多分その通りなんだと思う。かろうじて二重で、パーツも薄いから、メイクでどうにかなる顔立ちではあるけれど。あたしは手に持った籠バックを揺らしながら彼女の横に立った。 「暑いよねー」 「そんなことないわよ。だって浴衣は下着をつけないでしょう?」 「え?」 「え? 亜里沙さんつけているの?」 「……普通につけてるけど」 「あら? 今はそちらが主流なのかしら?」 「多分そうだと思う」 「まあ、私恥ずかしいわ。下着がないとなんだか不安だもの」 そりゃそうだろうなあ。風が吹くだけで、大変なことになりかねないし。 あたしは苦笑いしながら、花火大会の方角へ歩いて行った。 そんな時、酔っぱらった若い男の人たちが、こちらに歩いてきた。 うげって思いながら避けたけれど、彼らの目的はあたし達らしく、目の前にたちはだかってきた。眉間にしわを寄せたあたしたちは、それを無視して前に進もうとする。 けれども、彼らは体格がよく、あたし達など軽くつかんで動けなくしてしまえた。 「きゃああ」 叫ぶあたし。固まる柚子さん。 柚子さんは呆然としたままふたりを交互に見つめている。 「助けて、誰か」 あたしの声は、暗闇に飲まれていく。 花火前で浮足立った人たちには、あたし達など見えていない。 涙が頬を濡らしたとき、柚子さんが口を開いた。 「お兄さん、友達を離してさしあげて」 「え? お嬢ちゃん。君が相手をしてくれるのかい」 「ええ、私でよろしければ」 にっこり笑う柚子さんに、あたしは目が点になった。 「何言ってるの!? 柚子さん!」 「私なら、大丈夫だから。逃げて、亜里沙さん」 「でも」 「お願いっ」 「そう言われても、怖くて足が動かないよ……」 頬を伝う熱い涙に、震える手足。 あたしはもう、なすすべもなくその場にいるしかなかった。 「じゃあ、人気のない場所に行こうか」 男にそう言われ、あたし達は暗い場所へと連れていかれた。 「友達は逃がすはずでしょう!」 柚子さんは叫んだけれど、こんなことをするやつらが話を聞くわけがない。 あたしは諦めた顔で、おとなしく従った。 不機嫌に男をにらみつける柚子さんは、見た目は可憐なのに肝が据わっていると思った。 あたしより先に、泣き出してもおかしくないイメージなのに……。 気が付けば、花火大会の場所から遠のいた裏路地にいた。 そこには、男の仲間たちが待ち構えていた。そこに、あたし達は座らせられる。あたしは動けない。柚子さんは、ずっと彼らを見つめていた。その眼には、涙ひとつ見えていない。 「すべては私が受け止めるわ」 「別嬪なお嬢ちゃんは気が強いねえ。まあ、どうせなら綺麗な方としたいけど」 そう言って、男のうちの一人が柚子さんの浴衣に手をかける。 その時、男の顔が硬直して、柚子さんが覗かれた足元をそのまま蹴り上げた。 男の鼻から鼻血が流れ出す。唖然、とした、 「てんめぇえええ」 「護衛術は長けていてよ」 なるほど、彼女がお嬢様だから、そういう点でもエリートなのだ。 「やめろ、こいつは」 鼻血を出した男が何か言おうとしている。 それを無視して他の男が柚子さんに襲い掛かる。 けれど、すべてを華麗に避けて反撃していく柚子さんに、彼らは呆然とした表情で倒されていくのだった。口をパクパクしたり、泡を吹いてる男どもをみながら、柚子さんを見上げる。 荒い息を吐きながら、ため息をつく柚子さんと目が合った。 あたしを見て優しく微笑む柚子さん。差し伸べてくれた手を、あたしは受け入れた。 「大丈夫かしら?」 「大丈夫……」 まだ体は震えるけれど、男たちは立ち上がる気配がない。 柚子さんは涼しげな顔をして、あたしを抱き寄せる。その感触に違和感があったけれど、きっと暑いせいだろう。 「怖かったわね」 「柚子さん、強い」 「小さなころから誘拐しかけられてきたもの。これぐらい出来なきゃ、どうしようもないわ」 「なるほど……」 「それよりも、花火の音が聞こえるわ。花火が始まってるはずだから、走りましょう」 「あ、うん」 あたしは慌てて走り出す。 柚子さんは、足も速かったし、走り方もきれいだった。 浴衣を押さえて優雅に走るのだ。 花火大会の近くにたどり着くと、綺麗な花火が見えた。 ぱあん、ぱあんと音を立て、鮮やかな色を空に見せていく。 「うわああああ」 「綺麗ね、亜里沙さん」 「うんっ、すごく」 そう、言って見とれた時だった。柚子さんのほうを見ているときに、強い風が吹いた。 突然の事で、柚子さんも対応が出来ず浴衣がめくりあげり――あるはずのないものが見えた。 あたしの鼻から、あったかいものが流れていく。 「嘘でしょ……」 あたしの声に慌てて正気に返った柚子さんは慌てて浴衣を押さえた。 そして。 「ごめんなさいっ」 と叫んで、その場から逃げていった。 そう、植野柚子は、男の娘だったのだ。 頭が痛い。夢に何回も出てきた、男のアレ。 お父さん以外のは、はじめて見た。 頭がガンガンするし、もういい加減忘れたい。 けれど、自分で処理をするのは無理で、あたしは学校が終わり次第、放課後に同じクラスの裕子にこの事件を打ち明けた。誰もいない理科室で、こそこそと話していく。 ホルマリン漬けや人体模型などの、理科室の内装が、より不安感をあおってくる。 んだけど。 「やっぱりばれちゃったか」 「え?」 「あの子、家の事情で女装してお嬢様学校に通ってるの。将来女子高の経営を任されるんですって」 「そんな、よくある漫画みたいな」 「それがありえるのよ。中身も女の子みたいに育ってるけれど、普通に男言葉も使えるわよ」 「まじで……大和撫子って感じなのに」 「実際、男になっても上品な感じなのはかわらないけどね」 「そりゃ、そうだけど、男だよ!?」 「男だけど、柚子さんは柚子さんだよ」 「それも、そうだけど……」 「亜里沙は柚子さんのこと、嫌いになっちゃった? 自分を助けてくれた、優しい人だよ」 「そんなことは」 ない、けど。それでもまさかついてるなんて思わないじゃない・ 「柚子さん落ち込んでた。もう会えないのかなって」 「そんな……」 「なかなか友達に深入りできないから、ネットで唯一事情を知ってるうちに、友達を紹介してって言ったの。実際、気は合ったでしょ?」 「うん、すごく」 「それに、男だからって手を出してくるわけじゃないのよ。そういうやつもいるけど、少なくとも柚子さんは強引に襲い掛かったりしない」 「それも、理解はしてるんだけど……」 流れる鼻血。だって、立派なアレがついてるんだよ!? 「……まあ、無理にとは言わないけれど、できればまたふたりは仲良くしてほしい。うち的には、ふたりは仲良くなれるはずだから」 「…………」 「柚子さんちの住所、送っとくから。亜里沙の家から電車で三十分ぐらい。行けない距離じゃないはずよ」 「…………」 「きっと、泣いてると思う。柚子さんは」 「そう……」 鼻血を拭きながら、あたしは考える。 柚子さんは、柚子さん。男でも女でも、柚子さんでしかない。 かわいくって優しくって、強い、男の娘。 どくん。心臓が高鳴る。 あれからだ、柚子さんの事を考えると鼻血が出たり、心臓がバクバク言うのは。 (これって……) 少女漫画でよく見る、あれだよね? 自覚すると恥ずかしくて、顔が熱くなっていく。 気が付けば、あたしは柚子さんの家を目指していた。 息が荒い。のどが渇く。 電車から降りて、あたしはひたすら携帯のナビを見て走った。 すぐに、柚子さんの家はわかった。だって、すごく大きな洋風の豪邸だったから。 普通の学校よりも大きな、バラ園のある底のインターフォンを恐る恐る押す。 「どちら様でしょうか」 「あの、柚子さんはいますか」 「お名前は」 「亜里沙、と伝えれば伝わるはずです」 「亜里沙さんですね。お嬢様はお会いしたくないと申していますが……」 「お願いします! あたしは会いたいんです、会わせてくださいっ。開けてくれるまで、この場を動きません!!」 「それは困りましたね、では中へ」 自動で大きな門が開いた。メイドさんらしき人があたしを出迎える。 中に入ると、迷路のようだった。庭は広いし、部屋はいっぱいあるし……メイドさんがついてくるように促したのは、二階の大きなえんじ色の扉の前だった。重そうだな、と思っていたらメイドさんがボタンで自動で開けてくれた。 「ごきげんよう」 そこには目を赤くはらした柚子さんが、上品な白いワンピースでそこにいた。 あたしは思わず頭を下げる。居心地悪そうな柚子さんは、メイドにお茶などを出させて、呼ぶまで来ないように命じた。 ミルクティーとクッキーが運ばれてきて、あたしはそれが置かれたテーブルの前に腰を下ろす。柚子さんもあたしに習うように座った。 「柚子さん」 「来てくださったのね、先日はご無礼を」 「そ、そんな、柚子さん。むしろありがとう。あたしを助けてくれて」 「男として、当然の事よ」 「……そう、柚子さんは男の子だもんね」 「嫌になったでしょう?」 「正直、はじめは」 もう、無理だと思ってた。 あたしが、男の子を好きになれるとも思っていなかったし、トラウマになるもんだとばかり思っていたけれど……。 「ごめんなさいね、ショックなものを見せてしまって」 「いえ」 「お粗末なものを」 「ご立派でした」 いや、多分こんな会話がしたいわけじゃないんだ、あたしは。 気まずい空気の中、あたしは柚子さんをじっと見る。 柚子さんは身構えた様子であたしを見返した。 「あたし、これからも柚子さんと仲良くしたいです」 「どうして……男なんて気持ち悪いでしょう?」 「柚子さんは、特別だから――」 柚子さんがびっくりした顔をしている。 「あたし、柚子さんを好きになっちゃったんです」 「あら、まあ……」 「柚子さんは嫌かもですが、あたしは柚子さんといずれお付き合いしたいと思っています」 「……私は、当分はこんな姿で、口調よ?」 「かまいません、それがむしろ素敵です」 柚子さんの顔が真っ赤になる。まるで薔薇のように。 そしていったん間をおいて、柚子さんが口を開いた。 「私も、貴女が好きです、亜里沙さん。出会った時から、こんなに気が合う子は初めてだと思いました」 「なら」 「ですが、私の家は普通じゃありません……今後、苦労を掛けると思うわ」 「それも、きっとちょっとしたスパイスでしょう」 柚子さんのそばにいれるのなら、あたしは頑張れると思う。 たとえ女装をやめて、柚子さんが男の子になっていっても、あたしはきっと柚子さんの中身の綺麗なところに惹かれているから、大丈夫。 「わかったわ、亜里沙さん。お付き合いしましょう」 「本当に!?」 あたしはテンションを上げて柚子さんの腕を握る。 柚子さんはふんわり笑って頷いた。 「ですが、質問があるの」 「?」 あたしは首をかしげて質問を待った。 そして、言葉を失う事になる。 「どうして、亜里沙さんはあの時鼻血を出したのかしら?」 「暑かったから!」 「なるほど」 そんなの、理由を言えるわけがなく、あたしは困ったように笑ったのだった。 |
さきむら 2016年08月28日 18時08分51秒 公開 ■この作品の著作権は さきむら さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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